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中学生編
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「柚琉はちゃんと食べてるか?」
「うん。いっぱい食べてる。美味しいよ」
「夏羽はいつも通りだな」
「夏の食欲は落ちないもん。…でもコース料理はやだ。少ないもん」
え…僕あれで十分だったのに。
「…柚、にんじん避けないの」
「…かたいもん」
「まぁ確かにちょっと歯ごたえあるね。柚はこれも無理?」
「うにゅにゅ…」
野菜スティックも食べられないんだよね。
おうちでは僕が食べられないの知ってるし柔らかく煮たり茹でたりしてくれるんだけどな。
「あとで何か用意してもらえる?」
「分かった。…サンドイッチでいいか?」
サンドイッチ!!
「イチゴジャムっ!!」
「イチゴジャムとホイップクリームのやつだよね?」
「うん!!」
フルーツサンドも美味しいけど僕はやっぱり前世から食べてたものだな~。
「はっ。庶民臭いものを」
なんか悪口言われたっ!!
「サンドイッチ美味しいもんっ!!」
「Ωがαに話しかけるんじゃねぇよ!!生むしか脳のない出来損ないが!!」
その子がそう言った瞬間空気がピリッとし、一瞬で冷めた。
寒い…。
誰か冷房つけた…?
「…今なんて言った…」
「ひっ…お…Ωなんてαを生むしか脳のない出来損ないだろ…」
「…父さん」
「分かってる。お前らは藤沢から外す。きちんと理解してないやつなど藤沢にはいらん」
おじいちゃんなんでそんなこと言っちゃうの!?
「僕はサンドイッチが美味しいって言っただけなのに…」
「柚、ちょっとだけご飯食べるのやめてお部屋行ってて。大事なお話があるから」
「夏もここに残るから柚1人で…」
「夏も一緒に行くんだよ。柚1人だと心配だから」
あっ!!
翔兄さんいた!!
「翔兄さん」
たたたっと近づいていくと手で制された。
「柚、抱っこはまた後な」
「…うゅ」
ぎゅーしてもらえると思ったのに…。
僕は夏と手を繋いでとぼとぼと部屋を出ていった。
最近してなかった翔兄さんとのぎゅーが…。
「ふぇぇん…」
「柚、泣かないで。夏がぎゅーしてあげるから」
「…ん、ぎゅー…」
夏と抱き合うとなんだかぽかぽかした。
お日様の匂いがする…。
夏…いっぱいお外で遊んでるからな…。
「うん。いっぱい食べてる。美味しいよ」
「夏羽はいつも通りだな」
「夏の食欲は落ちないもん。…でもコース料理はやだ。少ないもん」
え…僕あれで十分だったのに。
「…柚、にんじん避けないの」
「…かたいもん」
「まぁ確かにちょっと歯ごたえあるね。柚はこれも無理?」
「うにゅにゅ…」
野菜スティックも食べられないんだよね。
おうちでは僕が食べられないの知ってるし柔らかく煮たり茹でたりしてくれるんだけどな。
「あとで何か用意してもらえる?」
「分かった。…サンドイッチでいいか?」
サンドイッチ!!
「イチゴジャムっ!!」
「イチゴジャムとホイップクリームのやつだよね?」
「うん!!」
フルーツサンドも美味しいけど僕はやっぱり前世から食べてたものだな~。
「はっ。庶民臭いものを」
なんか悪口言われたっ!!
「サンドイッチ美味しいもんっ!!」
「Ωがαに話しかけるんじゃねぇよ!!生むしか脳のない出来損ないが!!」
その子がそう言った瞬間空気がピリッとし、一瞬で冷めた。
寒い…。
誰か冷房つけた…?
「…今なんて言った…」
「ひっ…お…Ωなんてαを生むしか脳のない出来損ないだろ…」
「…父さん」
「分かってる。お前らは藤沢から外す。きちんと理解してないやつなど藤沢にはいらん」
おじいちゃんなんでそんなこと言っちゃうの!?
「僕はサンドイッチが美味しいって言っただけなのに…」
「柚、ちょっとだけご飯食べるのやめてお部屋行ってて。大事なお話があるから」
「夏もここに残るから柚1人で…」
「夏も一緒に行くんだよ。柚1人だと心配だから」
あっ!!
翔兄さんいた!!
「翔兄さん」
たたたっと近づいていくと手で制された。
「柚、抱っこはまた後な」
「…うゅ」
ぎゅーしてもらえると思ったのに…。
僕は夏と手を繋いでとぼとぼと部屋を出ていった。
最近してなかった翔兄さんとのぎゅーが…。
「ふぇぇん…」
「柚、泣かないで。夏がぎゅーしてあげるから」
「…ん、ぎゅー…」
夏と抱き合うとなんだかぽかぽかした。
お日様の匂いがする…。
夏…いっぱいお外で遊んでるからな…。
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