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幼児編
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柚琉視点
「…もう何回目?」
「えっと…さんかいっ!!」
「死にたがりなの?もう僕疲れてきたんだけど?」
「ごめんなさい」
でも今回は本当に知らないもん。
ヨーグルト食べてたら眠たくなっちゃって……あれ?
じゃあここ夢?
「…いひゃい」
「なんで急に頬をつねったの?夢じゃないからね?」
…じゃあ何?
「死にかけてるとこ。…睡眠薬で死にかけるってのも珍しいんだけどね」
「すいみんやく?」
「あれ?気づかなかったの?ヨーグルトのいちごジャムの中に入ってたんだよ」
「…うそぉ」
「で、昏睡状態になるギリギリのところで僕がこっちに呼んだんだよ。さすがに無意識の領域にまでは入れないからね~」
「…こんすいじょうたい。ずーっとねむるんだっけ。…それはやだな」
「でしょ?君のは病気というよりも周りが関係してるのと魂が壊れかけてるの2つの理由があるわけだけど……魂の方はもう無理。君の家族、愛多すぎ。めちゃくちゃ強化されてるから今回のは周りが君を消そうとして起こしたものだね」
…僕を…消す?
「やっぱαばっかり生まれてた藤沢家にΩを突っ込むのは無理があったか…。でも君の魂弱すぎてβにもなれないし…他の家だとまじで死ぬし」
「ぼく…ころされるの?」
「させないから大丈夫。最後の人生エンジョイしてよ」
「ふるい」
「……え。やだな~世代の壁を感じる~」
…神様って何歳なんだろ。
「ん?君の住んでた地球が生まれるずーっと前から存在してるよ」
…えっと…つまり…ものすごくおじいちゃん。
「まぁ正解」
見た目若者なのに。
あ!!
前に近所の人が教えてくれた『しょた』ってやつかな。
…あれ、でも僕のことを言っていたような…?
「…もう何回目?」
「えっと…さんかいっ!!」
「死にたがりなの?もう僕疲れてきたんだけど?」
「ごめんなさい」
でも今回は本当に知らないもん。
ヨーグルト食べてたら眠たくなっちゃって……あれ?
じゃあここ夢?
「…いひゃい」
「なんで急に頬をつねったの?夢じゃないからね?」
…じゃあ何?
「死にかけてるとこ。…睡眠薬で死にかけるってのも珍しいんだけどね」
「すいみんやく?」
「あれ?気づかなかったの?ヨーグルトのいちごジャムの中に入ってたんだよ」
「…うそぉ」
「で、昏睡状態になるギリギリのところで僕がこっちに呼んだんだよ。さすがに無意識の領域にまでは入れないからね~」
「…こんすいじょうたい。ずーっとねむるんだっけ。…それはやだな」
「でしょ?君のは病気というよりも周りが関係してるのと魂が壊れかけてるの2つの理由があるわけだけど……魂の方はもう無理。君の家族、愛多すぎ。めちゃくちゃ強化されてるから今回のは周りが君を消そうとして起こしたものだね」
…僕を…消す?
「やっぱαばっかり生まれてた藤沢家にΩを突っ込むのは無理があったか…。でも君の魂弱すぎてβにもなれないし…他の家だとまじで死ぬし」
「ぼく…ころされるの?」
「させないから大丈夫。最後の人生エンジョイしてよ」
「ふるい」
「……え。やだな~世代の壁を感じる~」
…神様って何歳なんだろ。
「ん?君の住んでた地球が生まれるずーっと前から存在してるよ」
…えっと…つまり…ものすごくおじいちゃん。
「まぁ正解」
見た目若者なのに。
あ!!
前に近所の人が教えてくれた『しょた』ってやつかな。
…あれ、でも僕のことを言っていたような…?
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