375 / 839
幼児編
262
しおりを挟む
柚琉視点
「…もう何回目?」
「えっと…さんかいっ!!」
「死にたがりなの?もう僕疲れてきたんだけど?」
「ごめんなさい」
でも今回は本当に知らないもん。
ヨーグルト食べてたら眠たくなっちゃって……あれ?
じゃあここ夢?
「…いひゃい」
「なんで急に頬をつねったの?夢じゃないからね?」
…じゃあ何?
「死にかけてるとこ。…睡眠薬で死にかけるってのも珍しいんだけどね」
「すいみんやく?」
「あれ?気づかなかったの?ヨーグルトのいちごジャムの中に入ってたんだよ」
「…うそぉ」
「で、昏睡状態になるギリギリのところで僕がこっちに呼んだんだよ。さすがに無意識の領域にまでは入れないからね~」
「…こんすいじょうたい。ずーっとねむるんだっけ。…それはやだな」
「でしょ?君のは病気というよりも周りが関係してるのと魂が壊れかけてるの2つの理由があるわけだけど……魂の方はもう無理。君の家族、愛多すぎ。めちゃくちゃ強化されてるから今回のは周りが君を消そうとして起こしたものだね」
…僕を…消す?
「やっぱαばっかり生まれてた藤沢家にΩを突っ込むのは無理があったか…。でも君の魂弱すぎてβにもなれないし…他の家だとまじで死ぬし」
「ぼく…ころされるの?」
「させないから大丈夫。最後の人生エンジョイしてよ」
「ふるい」
「……え。やだな~世代の壁を感じる~」
…神様って何歳なんだろ。
「ん?君の住んでた地球が生まれるずーっと前から存在してるよ」
…えっと…つまり…ものすごくおじいちゃん。
「まぁ正解」
見た目若者なのに。
あ!!
前に近所の人が教えてくれた『しょた』ってやつかな。
…あれ、でも僕のことを言っていたような…?
「…もう何回目?」
「えっと…さんかいっ!!」
「死にたがりなの?もう僕疲れてきたんだけど?」
「ごめんなさい」
でも今回は本当に知らないもん。
ヨーグルト食べてたら眠たくなっちゃって……あれ?
じゃあここ夢?
「…いひゃい」
「なんで急に頬をつねったの?夢じゃないからね?」
…じゃあ何?
「死にかけてるとこ。…睡眠薬で死にかけるってのも珍しいんだけどね」
「すいみんやく?」
「あれ?気づかなかったの?ヨーグルトのいちごジャムの中に入ってたんだよ」
「…うそぉ」
「で、昏睡状態になるギリギリのところで僕がこっちに呼んだんだよ。さすがに無意識の領域にまでは入れないからね~」
「…こんすいじょうたい。ずーっとねむるんだっけ。…それはやだな」
「でしょ?君のは病気というよりも周りが関係してるのと魂が壊れかけてるの2つの理由があるわけだけど……魂の方はもう無理。君の家族、愛多すぎ。めちゃくちゃ強化されてるから今回のは周りが君を消そうとして起こしたものだね」
…僕を…消す?
「やっぱαばっかり生まれてた藤沢家にΩを突っ込むのは無理があったか…。でも君の魂弱すぎてβにもなれないし…他の家だとまじで死ぬし」
「ぼく…ころされるの?」
「させないから大丈夫。最後の人生エンジョイしてよ」
「ふるい」
「……え。やだな~世代の壁を感じる~」
…神様って何歳なんだろ。
「ん?君の住んでた地球が生まれるずーっと前から存在してるよ」
…えっと…つまり…ものすごくおじいちゃん。
「まぁ正解」
見た目若者なのに。
あ!!
前に近所の人が教えてくれた『しょた』ってやつかな。
…あれ、でも僕のことを言っていたような…?
17
お気に入りに追加
2,157
あなたにおすすめの小説

とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~
無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。
自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。

主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。

モブらしいので目立たないよう逃げ続けます
餅粉
BL
ある日目覚めると見慣れた天井に違和感を覚えた。そしてどうやら僕ばモブという存存在らしい。多分僕には前世の記憶らしきものがあると思う。
まぁ、モブはモブらしく目立たないようにしよう。
モブというものはあまりわからないがでも目立っていい存在ではないということだけはわかる。そう、目立たぬよう……目立たぬよう………。
「アルウィン、君が好きだ」
「え、お断りします」
「……王子命令だ、私と付き合えアルウィン」
目立たぬように過ごすつもりが何故か第二王子に執着されています。
ざまぁ要素あるかも………しれませんね

笑わない風紀委員長
馬酔木ビシア
BL
風紀委員長の龍神は、容姿端麗で才色兼備だが周囲からは『笑わない風紀委員長』と呼ばれているほど表情の変化が少ない。
が、それは風紀委員として真面目に職務に当たらねばという強い使命感のもと表情含め笑うことが少ないだけであった。
そんなある日、時期外れの転校生がやってきて次々に人気者を手玉に取った事で学園内を混乱に陥れる。 仕事が多くなった龍神が学園内を奔走する内に 彼の表情に接する者が増え始め──
※作者は知識なし・文才なしの一般人ですのでご了承ください。何言っちゃってんのこいつ状態になる可能性大。
※この作品は私が単純にクールでちょっと可愛い男子が書きたかっただけの自己満作品ですので読む際はその点をご了承ください。
※文や誤字脱字へのご指摘はウエルカムです!アンチコメントと荒らしだけはやめて頂きたく……。
※オチ未定。いつかアンケートで決めようかな、なんて思っております。見切り発車ですすみません……。

異世界転生したのに弱いってどういうことだよ
めがてん
BL
俺――須藤美陽はその日、大きな悲しみの中に居た。
ある日突然、一番大切な親友兼恋人であった男を事故で亡くしたからだ。
恋人の葬式に参列した後、誰も居ない公園で悲しみに暮れていたその時――俺は突然眩い光に包まれた。
あまりに眩しいその光に思わず目を瞑り――次に目を開けたら。
「あうううーーー!!?(俺、赤ちゃんになってるーーー!!?)」
――何故か赤ちゃんになっていた。
突然赤ちゃんになってしまった俺は、どうやら魔法とかあるファンタジー世界に転生したらしいが……
この新しい体、滅茶苦茶病弱だし正直ファンタジー世界を楽しむどころじゃなかった。
突然異世界に転生してしまった俺(病弱)、これから一体どうなっちゃうんだよーーー!
***
作者の性癖を詰め込んだ作品です
病気表現とかあるので注意してください
BL要素は薄めです
書き溜めが尽きたので更新休止中です。

王様は知らない
イケのタコ
BL
他のサイトに載せていた、2018年の作品となります
性格悪な男子高生が俺様先輩に振り回される。
裏庭で昼ご飯を食べようとしていた弟切(主人公)は、ベンチで誰かが寝ているのを発見し、気まぐれで近づいてみると学校の有名人、王様に出会ってしまう。
その偶然の出会いが波乱を巻き起こす。

風紀“副”委員長はギリギリモブです
柚実
BL
名家の子息ばかりが集まる全寮制の男子校、鳳凰学園。
俺、佐倉伊織はその学園で風紀“副”委員長をしている。
そう、“副”だ。あくまでも“副”。
だから、ここが王道学園だろうがなんだろうが俺はモブでしかない────はずなのに!
BL王道学園に入ってしまった男子高校生がモブであろうとしているのに、主要キャラ達から逃げられない話。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる