普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です｡帰らせて｡

幼児編

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｢おじいちゃんっ!!あそびにきたよー!!｣
｢おぉ柚琉｡久しぶりだな｡こっちに来てすぐに創一のところに行きおって…｣
｢ごめんなさい…あのねあのね｡おしえてほしいことがあるの｣
｢なんだ？｣
僕はおじいちゃんと一緒にソファに座った｡
ネット通販やってみようと思うの｡
｢これ…ほしいの｣
僕はおじいちゃんにパソコンの画像を見せた｡
｢ネットでかおうと…おもってるんだけどね…｣
｢そんなのおじいちゃんがかってやるぞ？｣
｢え？いいの？｣
…高いよ？
パソコンって高いんだよ？
｢あぁ｡他に何か欲しいものあるか？｣
他……？
｢…あのね…おえかきするやつ｣
｢それと？｣
え？
まだいいの？
｢……あとは……なつといっしょにゲームしたい…｣
｢じゃあ2人プレイ用のゲームもいくつか買ってやろうな｣
｢ありがと!!おじいちゃん!!｣
………あれ？
…ネット通販用のあかうんと作ろうと思ってたのに…あれ？
｢あのね｡あかうんと？作りたいの｣
｢そういうことか｡おじいちゃんに貸してみなさい｣
｢はい｣
僕は自分のスマホをおじいちゃんに渡した｡
数分もするとおじいちゃんはスマホを返してくれた｡
｢登録できたぞ｣
｢ありがとっ!!｣
…これで色々買える｡
でも…お金ってどうすればいいの？
｢おじいちゃん｣
｢なんだ？｣
｢この…おかねってどうすればいいの？｣
｢前に柚が断ったカードがあっただろう？｣
｢うん｣
あのブラックカードね｡
｢あのカードの番号を登録しておいたから好きなだけ買っていいぞ｣
｢…え？｣
…カード断ったら物凄い方法で渡されたんだけど｡
え？
｢…おじいちゃん｣
｢ん？｣
｢なんえんまで…いいの？｣
｢さぁな｡柚が買ったらその分私が返すから心配するな｣
｢…いっぱい…かえるの？｣
｢だろうな｣
…げんどがく…だっけ？
…早くブラックカードのげんどがくを把握しなければ｡