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幼児編
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ソファに座ったら、体から力が抜けた。
気を抜いたら力も抜けた!?
「やっぱりな」
「何、可愛いことしてるのかしら?」
「母さん。柚が1人で座りたいって言うから座らせたら体の力が抜けてふにゃふにゃになったんだ」
「あら可愛い」
可愛くない!!
「ご飯は食べたの?」
「あぁ。さっきな」
「柚、お水飲む?母さんにもお世話させて欲しいわ」
「ぃら……ぃ」
うっ…喉ひきつった…痛い。
「柚?どこか痛いのか?」
「喉じゃないかしら。ほら、お水飲みましょう?」
母さんは僕の口元にコップを当てた。
ふわりと香るこの匂いは…僕の好きな果実水だ!!
僕は自分の手も添えて、お水を飲んだ。
「あんよの練習は?」
あんよ言うな。
「毎日してる」
「じゃあちゃんと歩けるのかしら?」
「まだよたよたするけどな。小さい頃の柚を見てるみたいでハラハラする」
「まぁ…。心配だけど少し見てみたいわね」
…僕は見世物じゃない。
「柚。あんよが上手、あんよが上手♪」
歩かないからね?
僕は歩かないから。
「柚、料理長がチョコレートボンボン作ってくれたって。食べる?」
食べる!!
僕はすぐに立ち上がってよろけながら直人兄さんの方まで行った。
前ならこの程度の距離走れたのに。
「あら…。…ねぇあなた?尻尾付きの服を作らない?今の柚に着せたら可愛いと思うわよ?」
「雫…小さい時も作って柚が不機嫌になったこと覚えてる?まぁ可愛かったけど」
…あのね、母さん。
尻尾は見た目的にはいいけど寝る時痛いんだからね。
もうお昼寝しないからいいんだけど…ソファ座る時痛そう。
気を抜いたら力も抜けた!?
「やっぱりな」
「何、可愛いことしてるのかしら?」
「母さん。柚が1人で座りたいって言うから座らせたら体の力が抜けてふにゃふにゃになったんだ」
「あら可愛い」
可愛くない!!
「ご飯は食べたの?」
「あぁ。さっきな」
「柚、お水飲む?母さんにもお世話させて欲しいわ」
「ぃら……ぃ」
うっ…喉ひきつった…痛い。
「柚?どこか痛いのか?」
「喉じゃないかしら。ほら、お水飲みましょう?」
母さんは僕の口元にコップを当てた。
ふわりと香るこの匂いは…僕の好きな果実水だ!!
僕は自分の手も添えて、お水を飲んだ。
「あんよの練習は?」
あんよ言うな。
「毎日してる」
「じゃあちゃんと歩けるのかしら?」
「まだよたよたするけどな。小さい頃の柚を見てるみたいでハラハラする」
「まぁ…。心配だけど少し見てみたいわね」
…僕は見世物じゃない。
「柚。あんよが上手、あんよが上手♪」
歩かないからね?
僕は歩かないから。
「柚、料理長がチョコレートボンボン作ってくれたって。食べる?」
食べる!!
僕はすぐに立ち上がってよろけながら直人兄さんの方まで行った。
前ならこの程度の距離走れたのに。
「あら…。…ねぇあなた?尻尾付きの服を作らない?今の柚に着せたら可愛いと思うわよ?」
「雫…小さい時も作って柚が不機嫌になったこと覚えてる?まぁ可愛かったけど」
…あのね、母さん。
尻尾は見た目的にはいいけど寝る時痛いんだからね。
もうお昼寝しないからいいんだけど…ソファ座る時痛そう。
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