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幼児編
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「んにゅ~」
「それは『にゅ』。『ん』はいらないよ」
「…はにゃ?」
『nyu』って…『にゅ』なの?
「柚…いつも言ってるのに書くとなるとダメなんだね。ローマ字はそこまで難しくないはずなんだけどなぁ」
「んにゅにゅ!!むずかちいの!!」
「呂律まだ回らないの?ちょっとは治ったみたいだけど…」
「…なおりゃないの」
「まぁ可愛いからいっか」
よくない!!
このままじゃいつまでも甘々になっちゃう!!
「やら!!」
「うん、その前にお勉強だね」
「…はにゅぅ…」
…ローマ字のお勉強やだ。
他のことしたい。
「しゅーがくやろ?ぼくしゅーがくやりたい!!」
「数学ね。柚は得意だからあんまりやる必要ないよ。応用問題がちょっと苦手なくらいで」
「おーよーもんだいやろ!!」
「今度ね」
流されてくれなかった!!
ガーン。
僕はまた鉛筆を握ることになった。
「…はにゅぅ…ろーまじむずかちい…」
「逃げてたらいつまで経っても得意にならないよ?」
「わかってりゅもん…」
…でも今は後回しにしたいの。
僕はぴょんっと椅子から飛び降りた。
「おやつ!!」
「…もう3時か。柚、さっきもお菓子食べたのにまだ食べれるの?お腹大丈夫?」
「だいじょーぶ…だとおもう!!」
「無理しなくていいからね」
今日のおやつなんだっけ?
「ムースだって」
「むーしゅ?」
「ケーキのことだよ。それなら軽めだから食べれるかな」
「ケーキ!!」
美味しいやつかな?
いちごかな?
いちごだったら嬉しいな。
僕、今はいちごが食べたい気分なの!!
「それは『にゅ』。『ん』はいらないよ」
「…はにゃ?」
『nyu』って…『にゅ』なの?
「柚…いつも言ってるのに書くとなるとダメなんだね。ローマ字はそこまで難しくないはずなんだけどなぁ」
「んにゅにゅ!!むずかちいの!!」
「呂律まだ回らないの?ちょっとは治ったみたいだけど…」
「…なおりゃないの」
「まぁ可愛いからいっか」
よくない!!
このままじゃいつまでも甘々になっちゃう!!
「やら!!」
「うん、その前にお勉強だね」
「…はにゅぅ…」
…ローマ字のお勉強やだ。
他のことしたい。
「しゅーがくやろ?ぼくしゅーがくやりたい!!」
「数学ね。柚は得意だからあんまりやる必要ないよ。応用問題がちょっと苦手なくらいで」
「おーよーもんだいやろ!!」
「今度ね」
流されてくれなかった!!
ガーン。
僕はまた鉛筆を握ることになった。
「…はにゅぅ…ろーまじむずかちい…」
「逃げてたらいつまで経っても得意にならないよ?」
「わかってりゅもん…」
…でも今は後回しにしたいの。
僕はぴょんっと椅子から飛び降りた。
「おやつ!!」
「…もう3時か。柚、さっきもお菓子食べたのにまだ食べれるの?お腹大丈夫?」
「だいじょーぶ…だとおもう!!」
「無理しなくていいからね」
今日のおやつなんだっけ?
「ムースだって」
「むーしゅ?」
「ケーキのことだよ。それなら軽めだから食べれるかな」
「ケーキ!!」
美味しいやつかな?
いちごかな?
いちごだったら嬉しいな。
僕、今はいちごが食べたい気分なの!!
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