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幼児編
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「「柚。夏。ただいま」」
「「かあさん!!とうさん!!」」
僕達は母さんと父さんに抱きついた。
「柚。1人でどこかへ行っちゃダメでしょう?」
「…ごめんなさい」
この人が母さん。
ただし…男だ。
どうやって生まれるのかわかんないけど僕はこの人から生まれた。
「まぁ見つかっただけよかった。夏、次からはちゃんと柚についてるんだぞ」
「わかった!!」
「なつはなつでやりたいことすればいいのに」
「ゆずのそばにいたいの」
夏はぎゅーっと僕を抱きしめた。
…なんで同じ人から生まれて同じものを食べて同じ時間に同じことしてるのにこんなに力に差があるんだろう…。
「なつ…いたい…くるしい」
「ごめん!!…ゆず、だいじょーぶ?」
「だいじょうぶ」
父さんは僕を抱き上げた。
「柚と夏ももう3歳か」
「早いものね」
「とうさん!!なつも!!」
「はいはい。…雫。柚を頼む」
「わかったわ」
「ぼくはおろしてほしいのに…」
父さんは僕を母さんに任せ、自分は夏を抱き上げた。
「かあさん。ぼくおもいでしょ?おろして?」
「まだ余裕よ」
…おろして。
恥ずかしいから。
見た目3歳でも中身は違うから。
「父さん、母さんやっと帰ってきたのか」
「おかえり。でも柚が外に行けるはずないのになんで屋敷の外へ?」
「万が一って場合もあるだろう?」
「…そうだね。柚は体力ないけど行動力凄いし」
…そんなやらかしたことあった?
「柚、夏。2人はもうお昼寝した?」
「うん」
「ゆずがおねつでそうになってた~」
「なつ。ひみつ!!」
「…熱?柚、体辛くない?寝てた方がいい?」
「だいじょうぶ。37.1どになってただけ」
「37度台まで上がったんじゃないか!!」
「柚はもう寝ましょう?起きたらご飯食べればいいわ」
「ねむくないしねないから!!」
そう簡単に熱なんて出ないって。
…いや興奮したら熱出てたか。
「「かあさん!!とうさん!!」」
僕達は母さんと父さんに抱きついた。
「柚。1人でどこかへ行っちゃダメでしょう?」
「…ごめんなさい」
この人が母さん。
ただし…男だ。
どうやって生まれるのかわかんないけど僕はこの人から生まれた。
「まぁ見つかっただけよかった。夏、次からはちゃんと柚についてるんだぞ」
「わかった!!」
「なつはなつでやりたいことすればいいのに」
「ゆずのそばにいたいの」
夏はぎゅーっと僕を抱きしめた。
…なんで同じ人から生まれて同じものを食べて同じ時間に同じことしてるのにこんなに力に差があるんだろう…。
「なつ…いたい…くるしい」
「ごめん!!…ゆず、だいじょーぶ?」
「だいじょうぶ」
父さんは僕を抱き上げた。
「柚と夏ももう3歳か」
「早いものね」
「とうさん!!なつも!!」
「はいはい。…雫。柚を頼む」
「わかったわ」
「ぼくはおろしてほしいのに…」
父さんは僕を母さんに任せ、自分は夏を抱き上げた。
「かあさん。ぼくおもいでしょ?おろして?」
「まだ余裕よ」
…おろして。
恥ずかしいから。
見た目3歳でも中身は違うから。
「父さん、母さんやっと帰ってきたのか」
「おかえり。でも柚が外に行けるはずないのになんで屋敷の外へ?」
「万が一って場合もあるだろう?」
「…そうだね。柚は体力ないけど行動力凄いし」
…そんなやらかしたことあった?
「柚、夏。2人はもうお昼寝した?」
「うん」
「ゆずがおねつでそうになってた~」
「なつ。ひみつ!!」
「…熱?柚、体辛くない?寝てた方がいい?」
「だいじょうぶ。37.1どになってただけ」
「37度台まで上がったんじゃないか!!」
「柚はもう寝ましょう?起きたらご飯食べればいいわ」
「ねむくないしねないから!!」
そう簡単に熱なんて出ないって。
…いや興奮したら熱出てたか。
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