310 / 345
寝不足 2
しおりを挟む
雫視点
「あさぁ!!」
「まだ夜よ」
「にゅ?でもままとぱぱおっきしてる」
「まだ寝てないだけだよ。ほら、横になって。絵本読んであげるからねんねしようね」
「あのね、ぼくはやおきなの。ほっとけーきたべるの」
「分かってるわ。でも早く寝ないと早起きも出来ないんじゃないかしら」
「ぴゃっ」
少し脅してみるとすぐに布団の中に戻った。
夏が言っていたのはこれね。
仕方ないし…私達も寝ることにしましょうか。
柊二に目配せをするとベッドボードのライトを消し、柚の隣に横になった。
「ふぇ、くらい…ぉばけ…」
「大丈夫よ」
「お化けくらいパパ達がえいえいって倒しちゃうから」
「安心してやすみなさい」
「うー…」
それでも怖い柚のために魔法で光の玉をいくつか浮かせておいた。
「これでいいかしら」
「うん!!ままあーと!!」
「それじゃねんねしましょうね」
祖母に教わったセイレーンの歌と温もりとで柚はすぐに夢の世界へと旅立った。
「何日もこんな状態が続くならスロース様呼ぼうか」
「そうね。柚が寝不足で倒れちゃう前に寝かしつけちゃった方がいいわ。いくら柚と言えど大罪の方の魔法は破れないでしょうし」
「…どうだろうね」
この子ならやりそうだけども。
…まぁ大丈夫だと信じましょう。
「あさぁ!!」
「まだ夜よ」
「にゅ?でもままとぱぱおっきしてる」
「まだ寝てないだけだよ。ほら、横になって。絵本読んであげるからねんねしようね」
「あのね、ぼくはやおきなの。ほっとけーきたべるの」
「分かってるわ。でも早く寝ないと早起きも出来ないんじゃないかしら」
「ぴゃっ」
少し脅してみるとすぐに布団の中に戻った。
夏が言っていたのはこれね。
仕方ないし…私達も寝ることにしましょうか。
柊二に目配せをするとベッドボードのライトを消し、柚の隣に横になった。
「ふぇ、くらい…ぉばけ…」
「大丈夫よ」
「お化けくらいパパ達がえいえいって倒しちゃうから」
「安心してやすみなさい」
「うー…」
それでも怖い柚のために魔法で光の玉をいくつか浮かせておいた。
「これでいいかしら」
「うん!!ままあーと!!」
「それじゃねんねしましょうね」
祖母に教わったセイレーンの歌と温もりとで柚はすぐに夢の世界へと旅立った。
「何日もこんな状態が続くならスロース様呼ぼうか」
「そうね。柚が寝不足で倒れちゃう前に寝かしつけちゃった方がいいわ。いくら柚と言えど大罪の方の魔法は破れないでしょうし」
「…どうだろうね」
この子ならやりそうだけども。
…まぁ大丈夫だと信じましょう。
0
お気に入りに追加
165
あなたにおすすめの小説
童貞が建設会社に就職したらメスにされちゃった
なる
BL
主人公の高梨優(男)は18歳で高校卒業後、小さな建設会社に就職した。しかし、そこはおじさんばかりの職場だった。
ストレスや性欲が溜まったおじさん達は、優にエッチな視線を浴びせ…
僕が玩具になった理由
Me-ya
BL
🈲R指定🈯
「俺のペットにしてやるよ」
眞司は僕を見下ろしながらそう言った。
🈲R指定🔞
※この作品はフィクションです。
実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨
ので、ここで新しく書き直します…。
(他の場所でも、1カ所書いていますが…)
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる