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おままごと 2
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直人視点
「あい。にぃにのごはん!」
「ん?ありがとう」
母さんにおままごとのキッチンとその他道具を揃えてもらってから…柚は部屋にこもっておままごとばかりしている。
メイド達に任せてもいいんだけど…柚だと何やらかすか分かんないからお目付け役として机と仕事持ち込んで柚の部屋で書類仕事は済ませてるんだ。
「…にんじんと玉ねぎと…え、チョコケーキ?」
「かれー!」
うん…子供の発想力って凄いね。
にぃににはただのゲテモノ料理にしか見えないよ。
「にぃにたべてっ」
「いただきます」
一緒に置かれていたおもちゃのスプーンで掬って口に入れるふりをして中身は転移魔法でおままごと道具の方へ戻す。
かなり難しいんだよ?
あーんってして口を閉じると同時に転移させないといけないから…。
まぁ柚が自分では食べようとしないから出来ることなんだけどね。
「ごちそうさまでした」
「えへへー」
柚はにこにこしながらお皿とスプーンを持ってキッチンの方へ戻っていった。
フリルのたっぷり着いたエプロンをしておしりをちょこっとフリフリしながら料理をしている。
可愛い。
「「直人様…」」
「ん?どうしたの?」
「「転移の魔道具ってありますでしょうか…」」
「ある事にはあるけど…どうしたの?」
「「柚琉様になんでメイドさん達は食べてくれないのと仰られてしまって…」」
あ…。
柚につけたメイド達は人間だったね…。
魔法使えないんだった…。
「わかった。小型の魔道具を作って渡すからどうにかそれまでは誤魔化して」
指輪ぐらいの大きさだったら違和感ないよね。
「「え、作る?」」
「うん。今ある魔道具は人を転移させることを目的としてるし魔道具作りなら父さんの魔法陣付ければすぐ終わるから」
転移させるものをおもちゃと限定しておくことも出来るからね。
「「ありがとうございますっ」」
「いいよ。こっちの配慮が足りなかったね。ごめんね」
となると…柚の遊び相手になる使用人全員だから…。
あの2人と…たまに来るのが3人くらい?
合計5個か…まぁなんとかなるかな。
「あい。にぃにのごはん!」
「ん?ありがとう」
母さんにおままごとのキッチンとその他道具を揃えてもらってから…柚は部屋にこもっておままごとばかりしている。
メイド達に任せてもいいんだけど…柚だと何やらかすか分かんないからお目付け役として机と仕事持ち込んで柚の部屋で書類仕事は済ませてるんだ。
「…にんじんと玉ねぎと…え、チョコケーキ?」
「かれー!」
うん…子供の発想力って凄いね。
にぃににはただのゲテモノ料理にしか見えないよ。
「にぃにたべてっ」
「いただきます」
一緒に置かれていたおもちゃのスプーンで掬って口に入れるふりをして中身は転移魔法でおままごと道具の方へ戻す。
かなり難しいんだよ?
あーんってして口を閉じると同時に転移させないといけないから…。
まぁ柚が自分では食べようとしないから出来ることなんだけどね。
「ごちそうさまでした」
「えへへー」
柚はにこにこしながらお皿とスプーンを持ってキッチンの方へ戻っていった。
フリルのたっぷり着いたエプロンをしておしりをちょこっとフリフリしながら料理をしている。
可愛い。
「「直人様…」」
「ん?どうしたの?」
「「転移の魔道具ってありますでしょうか…」」
「ある事にはあるけど…どうしたの?」
「「柚琉様になんでメイドさん達は食べてくれないのと仰られてしまって…」」
あ…。
柚につけたメイド達は人間だったね…。
魔法使えないんだった…。
「わかった。小型の魔道具を作って渡すからどうにかそれまでは誤魔化して」
指輪ぐらいの大きさだったら違和感ないよね。
「「え、作る?」」
「うん。今ある魔道具は人を転移させることを目的としてるし魔道具作りなら父さんの魔法陣付ければすぐ終わるから」
転移させるものをおもちゃと限定しておくことも出来るからね。
「「ありがとうございますっ」」
「いいよ。こっちの配慮が足りなかったね。ごめんね」
となると…柚の遊び相手になる使用人全員だから…。
あの2人と…たまに来るのが3人くらい?
合計5個か…まぁなんとかなるかな。
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