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直人視点
「にぃ…」
「ん、にぃにずっと隣にいるから大丈夫だよ」
さっきからずっと寝言でにぃって呼び続けてるんだよね。
…怖い夢でも見てるの?
夢玉は使ってるけど…。
今日はオレンジ色だったから楽しい夢のはずなんだけどな。
「…柚…お熱辛いね」
「…にゅぅ…」
抱いていると凄く暑い。
…柚の体温と風邪引きさん用の布団だからなぁ。
「直人様、こちらを」
「氷嚢?冷たくて飛び起きちゃったりしないかな」
「そこまでは…」
そこで思いついた。
自分の手を氷魔法で冷やし、柚の額に当てた。
吸血鬼は元々体温低い方だけど一応ね。
「ふにゅぅ…」
「…起き…はしないね。ごめんね。このままでいいよ」
「「かしこまりました」」
メイド2人は部屋の隅に控えた。
柚の体調のことはあの二人が1番知ってるからな…。
「…ひっく…にぃ…にぃ…」
「あ、ごめんね」
少し体を動かしたら柚と触れているところが無くなってしまい柚が泣き出してしまった。
…触れてなきゃダメなのね。
「にぃにはちゃんとここにいるから大丈夫だよ。ぎゅーってしてるからね」
もう離したりしないから。
にぃにが夢の中でも助けてあげるからね。
「にぃ…」
「ん、にぃにずっと隣にいるから大丈夫だよ」
さっきからずっと寝言でにぃって呼び続けてるんだよね。
…怖い夢でも見てるの?
夢玉は使ってるけど…。
今日はオレンジ色だったから楽しい夢のはずなんだけどな。
「…柚…お熱辛いね」
「…にゅぅ…」
抱いていると凄く暑い。
…柚の体温と風邪引きさん用の布団だからなぁ。
「直人様、こちらを」
「氷嚢?冷たくて飛び起きちゃったりしないかな」
「そこまでは…」
そこで思いついた。
自分の手を氷魔法で冷やし、柚の額に当てた。
吸血鬼は元々体温低い方だけど一応ね。
「ふにゅぅ…」
「…起き…はしないね。ごめんね。このままでいいよ」
「「かしこまりました」」
メイド2人は部屋の隅に控えた。
柚の体調のことはあの二人が1番知ってるからな…。
「…ひっく…にぃ…にぃ…」
「あ、ごめんね」
少し体を動かしたら柚と触れているところが無くなってしまい柚が泣き出してしまった。
…触れてなきゃダメなのね。
「にぃにはちゃんとここにいるから大丈夫だよ。ぎゅーってしてるからね」
もう離したりしないから。
にぃにが夢の中でも助けてあげるからね。
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