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たっち 1
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柚琉視点
「うー…!!」
おっきく作ったらボール届かなくなっちゃった。
「とど……」
あ、僕羽あるんだった。
背中の羽を精一杯動かしてボールをてっぺんに置いた。
「…柚…飛ぶのは反則でしょ…」
「ふぇ?」
「にぃにちゃんと柚が映らないようにしてたのに…もういいか」
「にゅ?」
にぃには突然振り向いて僕をお膝に乗せた。
コロコロコロコロ…
「あー!!ぼーる!!ぼーるどこ!?」
「今こちらですよ」
「ぼーるころころ…ころころ…」
「それ以上前に行ったら柚も落っこちちゃうよ。大人しく座って見ててね」
「はぁい」
にぃにのお膝からころころ転がるボールを眺めていた。
「ぼーる!!ぼーる!!」
「コロコロするの楽しいの分かったから。そろそろ休憩しようね」
「きゅけ?」
「お菓子食べようねってこと」
「おかち!!」
「柚がクッキー持ってきたんでしょ?忘れちゃったの?」
んとね、朝のおやつ?
わんちゃんのクッキー…そういえば食べてない…かも?
「ここに置いてあるよ。さっき持ってきてくれたフィナンシェもあるけどどうする?」
「ぜんぶ!!」
「だよね。お机ちっちゃいの用意したからそこで食べててね」
「うん!!」
僕のちっちゃなお机にジュースとおやつが乗っていた。
おやつ♪
おやつ♪
美味しいおやつ♪
「うー…!!」
おっきく作ったらボール届かなくなっちゃった。
「とど……」
あ、僕羽あるんだった。
背中の羽を精一杯動かしてボールをてっぺんに置いた。
「…柚…飛ぶのは反則でしょ…」
「ふぇ?」
「にぃにちゃんと柚が映らないようにしてたのに…もういいか」
「にゅ?」
にぃには突然振り向いて僕をお膝に乗せた。
コロコロコロコロ…
「あー!!ぼーる!!ぼーるどこ!?」
「今こちらですよ」
「ぼーるころころ…ころころ…」
「それ以上前に行ったら柚も落っこちちゃうよ。大人しく座って見ててね」
「はぁい」
にぃにのお膝からころころ転がるボールを眺めていた。
「ぼーる!!ぼーる!!」
「コロコロするの楽しいの分かったから。そろそろ休憩しようね」
「きゅけ?」
「お菓子食べようねってこと」
「おかち!!」
「柚がクッキー持ってきたんでしょ?忘れちゃったの?」
んとね、朝のおやつ?
わんちゃんのクッキー…そういえば食べてない…かも?
「ここに置いてあるよ。さっき持ってきてくれたフィナンシェもあるけどどうする?」
「ぜんぶ!!」
「だよね。お机ちっちゃいの用意したからそこで食べててね」
「うん!!」
僕のちっちゃなお机にジュースとおやつが乗っていた。
おやつ♪
おやつ♪
美味しいおやつ♪
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