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第5章 ウォータギャング
176:深海の華3
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その姿は巨大な海龍のようで体の所々が機械化されているそして、
モニターに映し出された驚愕のステータス……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
シ―デトロイト
レベル75
HP???
MP???
スキル: ミサイルブレス、総撃波、ニードルクラッシュ、
火、水、光、闇、風、樹耐性及び吸収
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「なんだよこれは!」
YUKITO
「うむ……」
アクア
「ほぼ全属性の耐性と吸収なんて」
アネゴ
「いけるとしたら無属性ね」
俺達の無属性攻撃は主に打撃系だが……
YUKITO
「とりあえず、それで攻撃するしかないけど」
俺達は船体を敵に近づけようとすると……
モンスター
「ぐおおお!」
モンスターの周りに針状のバリアが展開!
「やばい!ストーンシールド」
慌てて防御スキルを発動するが……
ズガン!
アクア
「きゃーーー」
YUKITO
「まずい、一旦回避を」
しかし追い討ちをかけてくる、
モンスターが尻尾を海面に叩きつけると巨大な津波が俺達を襲う!
アネゴ
「いけない!ガードコマンド!」
アネゴが防御系のスキルを発動するが衝撃は凄まじく吹っ飛ばされる!
YUKITO
「まずいわ!このままでは船体が持たない」
シ―デトロイトがトドメとばかり口を大きく開けてブレスを放とうとしている。
「くっそ!」
アクア
「なにか手は!」
アネゴ
「避けて!」
YUKITO
「アニキごめんなさい、最後まで役に立てなかった…」
ヒューーーン バン!
その時俺達の後方からミサイルの様なモノが敵の口を目がけて飛んできた。
同時にモニターに回線が開かれ……
YUTAKA
「あきらめんじゃねえぞ」
モニターにはYUTAKAさんの姿が!
「YUTAKAさん!どうしてココに!」
YUKITO
「アニキ!」
YUTAKA
「ダインが出て行くときに発信器と盗聴器を袖に付けておいたんだぞ」
俺は袖を確認すると確かにホクロみたいなものがくっついている。
アクア
「体は大丈夫なんですか?」
YUTAKA
「ああ、問題ない」
YUKITO
「アニキ……」
YUTAKA
「YUKITOお前には言いたいことがたくさんあるが、生きろ!お前にはやらないといけないことがあるんだぞ」
俺達の横をYUTAKAさんの船が俺達の船を追い越して行く……
YUTAKA
「ここからは俺の戦いだ、お前たちは下がってろ邪魔だ……あと通信もここまでだ集中しないといけないからな」
そういうと通信が切れた……
YUKITO
「アニキのスキルは無属性だから確かに攻撃は効くけど……」
確かにそこからのYUTAKAさんの攻撃は凄かった……
YUTAKAさんのバズーカのスキルが炸裂していく……
「すごいこれがYUTAKAさんの本気なのか」
アネゴ
「鬼気迫るものがあるわね」
YUKITO
「まさか……」
その時フレンドコールが……
ウィズ
「ダインさんすみません!そちらにYUTAKAさんがいませんか、目を離した隙に居なくなっていて」
「え?そうだったの今目の前で戦ってるけど」
ウィズ
「え?!瀕死の状態ですよ!」
「え?!」
アクア
「どうしたんですか?」
「YUTAKAさん全然大丈夫じゃない…さっきまで瀕死状態だったと」
モニターを見るとYUTAKAさんの船が赤いオーラを帯びている。
YUKITO
「いけない!あれはデッドオーラ!」
「どういうことですか!」
YUKITO
「あの技は自分がピンチな時ほど能力が上がるというスキルで……」
アネゴ
「!」
アクア
「早く止めないと!」
YUKITO
「ええ!」
俺達は船を近づけようとすると!
ドン!
YUTAKAさんの船からこちらに攻撃が!
「なぜ!」
アクア
「どうして!」
アネゴ
「来るなってことね……」
YUKITO
「アニキ!」
敵もYUTAKAにターゲットを絞り、攻撃を集中しYUTAKAさんの船がダメージを追っていく……
そしてオーラの色がどんどん濃くなっていく……
YUKITO
「アニキそれ以上は!……まさか!」
YUKITOさんの顔が青くなる……
「YUKITOさん一体……」
YUKITO
「アニキはもしかしたら…自分の命を使ってあいつを倒そうとしているのかもしれません…」
アクア
「!?」
アネゴ
「どういうこと?!」
YUKITO
「あの赤い色が全身を見えなくてなる位になった時に放てる技『Formare』」
「その技は…」
YUKITO
「自分の力を全て解き放ち…相手を…道連れに…」
「!?」
アクア
「YUTAKAさん止めて!」
~YUTAKAの船内~
YUTAKA
「はぁはぁ、もうそろそろ限界に近いかな…最後の一杯でも」
そういうと胸元からお酒の入った小瓶を取り出し飲み干す……
YUTAKA
「まあ、俺っちにしちゃあ良く出来た終わりかな……」
そういうと操縦桿を強く握る。
YUTAKA
「さあ、敵さんよ一緒に行こうか!」
YUTAKAさんの船は真っ赤な塊になった……
そして…敵のニードルのバリアをも破壊しながら……
己の船もボロボロになりながら……
敵へと突っ込んだ……
YUTAKA
「ふっ……楽しかったぜ」
ピカ!
敵の内側から赤い光が膨張して逝く……
YUKITO
「アニキーーーーーーーーーーーーーー!」
アクア
「YUTAKAさん!」
アネゴ
「そんな…」
「くそーーーー!」
やがて赤い光は敵を消し去り…
海の中へ落ちて行く……
それはまるで赤いバラのような…
綺麗な華だった……
モニターに映し出された驚愕のステータス……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
シ―デトロイト
レベル75
HP???
MP???
スキル: ミサイルブレス、総撃波、ニードルクラッシュ、
火、水、光、闇、風、樹耐性及び吸収
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「なんだよこれは!」
YUKITO
「うむ……」
アクア
「ほぼ全属性の耐性と吸収なんて」
アネゴ
「いけるとしたら無属性ね」
俺達の無属性攻撃は主に打撃系だが……
YUKITO
「とりあえず、それで攻撃するしかないけど」
俺達は船体を敵に近づけようとすると……
モンスター
「ぐおおお!」
モンスターの周りに針状のバリアが展開!
「やばい!ストーンシールド」
慌てて防御スキルを発動するが……
ズガン!
アクア
「きゃーーー」
YUKITO
「まずい、一旦回避を」
しかし追い討ちをかけてくる、
モンスターが尻尾を海面に叩きつけると巨大な津波が俺達を襲う!
アネゴ
「いけない!ガードコマンド!」
アネゴが防御系のスキルを発動するが衝撃は凄まじく吹っ飛ばされる!
YUKITO
「まずいわ!このままでは船体が持たない」
シ―デトロイトがトドメとばかり口を大きく開けてブレスを放とうとしている。
「くっそ!」
アクア
「なにか手は!」
アネゴ
「避けて!」
YUKITO
「アニキごめんなさい、最後まで役に立てなかった…」
ヒューーーン バン!
その時俺達の後方からミサイルの様なモノが敵の口を目がけて飛んできた。
同時にモニターに回線が開かれ……
YUTAKA
「あきらめんじゃねえぞ」
モニターにはYUTAKAさんの姿が!
「YUTAKAさん!どうしてココに!」
YUKITO
「アニキ!」
YUTAKA
「ダインが出て行くときに発信器と盗聴器を袖に付けておいたんだぞ」
俺は袖を確認すると確かにホクロみたいなものがくっついている。
アクア
「体は大丈夫なんですか?」
YUTAKA
「ああ、問題ない」
YUKITO
「アニキ……」
YUTAKA
「YUKITOお前には言いたいことがたくさんあるが、生きろ!お前にはやらないといけないことがあるんだぞ」
俺達の横をYUTAKAさんの船が俺達の船を追い越して行く……
YUTAKA
「ここからは俺の戦いだ、お前たちは下がってろ邪魔だ……あと通信もここまでだ集中しないといけないからな」
そういうと通信が切れた……
YUKITO
「アニキのスキルは無属性だから確かに攻撃は効くけど……」
確かにそこからのYUTAKAさんの攻撃は凄かった……
YUTAKAさんのバズーカのスキルが炸裂していく……
「すごいこれがYUTAKAさんの本気なのか」
アネゴ
「鬼気迫るものがあるわね」
YUKITO
「まさか……」
その時フレンドコールが……
ウィズ
「ダインさんすみません!そちらにYUTAKAさんがいませんか、目を離した隙に居なくなっていて」
「え?そうだったの今目の前で戦ってるけど」
ウィズ
「え?!瀕死の状態ですよ!」
「え?!」
アクア
「どうしたんですか?」
「YUTAKAさん全然大丈夫じゃない…さっきまで瀕死状態だったと」
モニターを見るとYUTAKAさんの船が赤いオーラを帯びている。
YUKITO
「いけない!あれはデッドオーラ!」
「どういうことですか!」
YUKITO
「あの技は自分がピンチな時ほど能力が上がるというスキルで……」
アネゴ
「!」
アクア
「早く止めないと!」
YUKITO
「ええ!」
俺達は船を近づけようとすると!
ドン!
YUTAKAさんの船からこちらに攻撃が!
「なぜ!」
アクア
「どうして!」
アネゴ
「来るなってことね……」
YUKITO
「アニキ!」
敵もYUTAKAにターゲットを絞り、攻撃を集中しYUTAKAさんの船がダメージを追っていく……
そしてオーラの色がどんどん濃くなっていく……
YUKITO
「アニキそれ以上は!……まさか!」
YUKITOさんの顔が青くなる……
「YUKITOさん一体……」
YUKITO
「アニキはもしかしたら…自分の命を使ってあいつを倒そうとしているのかもしれません…」
アクア
「!?」
アネゴ
「どういうこと?!」
YUKITO
「あの赤い色が全身を見えなくてなる位になった時に放てる技『Formare』」
「その技は…」
YUKITO
「自分の力を全て解き放ち…相手を…道連れに…」
「!?」
アクア
「YUTAKAさん止めて!」
~YUTAKAの船内~
YUTAKA
「はぁはぁ、もうそろそろ限界に近いかな…最後の一杯でも」
そういうと胸元からお酒の入った小瓶を取り出し飲み干す……
YUTAKA
「まあ、俺っちにしちゃあ良く出来た終わりかな……」
そういうと操縦桿を強く握る。
YUTAKA
「さあ、敵さんよ一緒に行こうか!」
YUTAKAさんの船は真っ赤な塊になった……
そして…敵のニードルのバリアをも破壊しながら……
己の船もボロボロになりながら……
敵へと突っ込んだ……
YUTAKA
「ふっ……楽しかったぜ」
ピカ!
敵の内側から赤い光が膨張して逝く……
YUKITO
「アニキーーーーーーーーーーーーーー!」
アクア
「YUTAKAさん!」
アネゴ
「そんな…」
「くそーーーー!」
やがて赤い光は敵を消し去り…
海の中へ落ちて行く……
それはまるで赤いバラのような…
綺麗な華だった……
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