562 / 597
本章1 ウォータリア編
291
しおりを挟む
どこまでも黒くブラックホールのような顔の無い顔から声だけが不気味に聞こえる、
GM
「不正プログラム及びデータ破損に伴う違法行為によりデータをデリートします」
……
GM
「エラー…再度トライ……エラー!?なんだこいつ」
今まで業務的な言葉からやけに人間地味た声に途中から変わった、
GM
「空間のプログラム固定にもエラー発生、なんだとどんなプログラムで動いてるんだ」
まるで誰かに話してるような一人でブツブツとしゃべっている、そして
GM
「そこの君 危ないから早速そこから彼女をどかしなさい」
急いでポルカをどかすように指示する
キル
「急に現れて命令するな」
そういって素早くポルカを強引に移動させる
ポルカ
「やめて、あそこに」
キル
「うっせえ!少しは冷静になれガキ」
ポルカ
「……まだ子供だもん、だから」
キル
「どうにかなることと、ならないことがあるんだ」
すると固定されていた岩がその拘束を解き放つように再び動き出し、今度は触手のような先を何本も増やしてこちらを狙おうと蠢き出す。
GM
「もう一度固定をしろ!……エラー無理です……我々のプログラムを超えているのか」
GMは何か慌てるように自問自答している。
ヨッジー
「おっさん!なんとかできないか」
GM
「おっさんではない!GMだ、今やってる最中だ」
ヨッジー
「そんな余裕はないぜ」
迫りくる触手に
GM
「こうなったら一斉ログアウトで」
キル
「あれを放置する気か」
GM
「現段階で対応策が無い以上……」
すると
スレイン
「あれは儂がなんとか抑える……そして完全に止めるにはあやつの関連する先ほどの一撃を2倍以上の威力で放てるか?」
そういってキルの方を見る
キル
「信用できないね、抑えるとみせかけてこちらを」
スレイン
「そんなことはせん!この世界を壊すことなどあの方も望んでない、そして儂個人として今を生きる者たちに迷惑をかけるわけにはいかん」
キル
「良いだろうと言いたいがこの傷とまだ慣れない技で200%以上は保証しかねるが」
「俺もいるぜ、それに赤き獣もまだココにいるようだ、二人分なら余裕で200%は超えるだろ」
ようやく治療が終えて立ち上がることができた
キル
「そんなフラフラで何ができる」
「お互い様だろ」
スレイン
「どうやら算段は立ったようじゃ、山の息吹!」
スレインから優しい風が吹き俺たちを包むとHP、MPともにほぼ全開まで回復する、
スレイン
「土の加護!」
続いて砂煙が体を覆いなにごとかとびっくりしたが、どこにも支障はなく寧ろステータスを確認したとこと各種バフがついている。
スレイン
「それで少しの足しにはなるじゃろ、良いか儂がいまからあいつに飛び込み中から抑える、そしたら儂ごとあやつを粉砕しろ」
ウィズ
「え!そんな」
スレイン
「儂は敵じゃ、そんな目で見ずとも好い……不本意な生き方に終止符をうち未来へと繋げるならば本望……いくぞ!」
GM
「不正プログラム及びデータ破損に伴う違法行為によりデータをデリートします」
……
GM
「エラー…再度トライ……エラー!?なんだこいつ」
今まで業務的な言葉からやけに人間地味た声に途中から変わった、
GM
「空間のプログラム固定にもエラー発生、なんだとどんなプログラムで動いてるんだ」
まるで誰かに話してるような一人でブツブツとしゃべっている、そして
GM
「そこの君 危ないから早速そこから彼女をどかしなさい」
急いでポルカをどかすように指示する
キル
「急に現れて命令するな」
そういって素早くポルカを強引に移動させる
ポルカ
「やめて、あそこに」
キル
「うっせえ!少しは冷静になれガキ」
ポルカ
「……まだ子供だもん、だから」
キル
「どうにかなることと、ならないことがあるんだ」
すると固定されていた岩がその拘束を解き放つように再び動き出し、今度は触手のような先を何本も増やしてこちらを狙おうと蠢き出す。
GM
「もう一度固定をしろ!……エラー無理です……我々のプログラムを超えているのか」
GMは何か慌てるように自問自答している。
ヨッジー
「おっさん!なんとかできないか」
GM
「おっさんではない!GMだ、今やってる最中だ」
ヨッジー
「そんな余裕はないぜ」
迫りくる触手に
GM
「こうなったら一斉ログアウトで」
キル
「あれを放置する気か」
GM
「現段階で対応策が無い以上……」
すると
スレイン
「あれは儂がなんとか抑える……そして完全に止めるにはあやつの関連する先ほどの一撃を2倍以上の威力で放てるか?」
そういってキルの方を見る
キル
「信用できないね、抑えるとみせかけてこちらを」
スレイン
「そんなことはせん!この世界を壊すことなどあの方も望んでない、そして儂個人として今を生きる者たちに迷惑をかけるわけにはいかん」
キル
「良いだろうと言いたいがこの傷とまだ慣れない技で200%以上は保証しかねるが」
「俺もいるぜ、それに赤き獣もまだココにいるようだ、二人分なら余裕で200%は超えるだろ」
ようやく治療が終えて立ち上がることができた
キル
「そんなフラフラで何ができる」
「お互い様だろ」
スレイン
「どうやら算段は立ったようじゃ、山の息吹!」
スレインから優しい風が吹き俺たちを包むとHP、MPともにほぼ全開まで回復する、
スレイン
「土の加護!」
続いて砂煙が体を覆いなにごとかとびっくりしたが、どこにも支障はなく寧ろステータスを確認したとこと各種バフがついている。
スレイン
「それで少しの足しにはなるじゃろ、良いか儂がいまからあいつに飛び込み中から抑える、そしたら儂ごとあやつを粉砕しろ」
ウィズ
「え!そんな」
スレイン
「儂は敵じゃ、そんな目で見ずとも好い……不本意な生き方に終止符をうち未来へと繋げるならば本望……いくぞ!」
0
お気に入りに追加
649
あなたにおすすめの小説
ーOnly Life Onlineーで生産職中心に遊んでたらトッププレイヤーの仲間入り
星月 ライド
ファンタジー
親友の勧めで遊び、マイペースに進めていたら何故かトッププレイヤーになっていた!?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注意事項
※主人公リアルチート
暴力・流血表現
VRMMO
一応ファンタジー
もふもふにご注意ください。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
追放したんでしょ?楽しく暮らしてるのでほっといて
だましだまし
ファンタジー
私たちの未来の王子妃を影なり日向なりと支える為に存在している。
敬愛する侯爵令嬢ディボラ様の為に切磋琢磨し、鼓舞し合い、己を磨いてきた。
決して追放に備えていた訳では無いのよ?
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
運極ちゃんの珍道中!〜APの意味がわからなかったのでとりあえず運に極振りしました〜
斑鳩 鳰
ファンタジー
今話題のVRMMOゲーム"Another World Online"通称AWO。リアルをとことん追求した設計に、壮大なグラフィック。多種多様なスキルで戦闘方法は無限大。
ひょんなことからAWOの第二陣としてプレイすることになった女子高生天草大空は、チュートリアルの段階で、AP振り分けの意味が分からず困ってしまう。
「この中じゃあ、運が一番大切だよね。」
とりあえず運に極振りした大空は、既に有名人になってしまった双子の弟や幼馴染の誘いを断り、ソロプレーヤーとしてほのぼのAWOの世界を回ることにした。
それからレベルが上がってもAPを運に振り続ける大空のもとに個性の強い仲間ができて...
どこか抜けている少女が道端で出会った仲間たちと旅をするほのぼの逆ハーコメディー
一次小説処女作です。ツッコミどころ満載のあまあま設定です。
作者はぐつぐつに煮たお豆腐よりもやわやわなメンタルなのでお手柔らかにお願いします。
〈完結〉妹に婚約者を獲られた私は実家に居ても何なので、帝都でドレスを作ります。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。
了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。
テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。
それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。
やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには?
100話まではヒロインのテンダー視点、幕間と101話以降は俯瞰視点となります。
200話で完結しました。
今回はあとがきは無しです。
生産職から始まる初めてのVRMMO
結城楓
ファンタジー
最近流行りのVRMMO、興味がないわけではないが自分から手を出そうと思ってはいなかったふう。
そんな時、新しく発売された《アイディアル・オンライン》。
そしてその発売日、なぜかゲームに必要なハードとソフトを2つ抱えた高校の友達、彩華が家にいた。
そんなふうが彩華と半ば強制的にやることになったふうにとっては初めてのVRMMO。
最初のプレイヤー設定では『モンスターと戦うのが怖い』という理由から生産職などの能力を選択したところから物語は始まる。
最初はやらざるを得ない状況だったフウが、いつしか面白いと思うようになり自ら率先してゲームをするようになる。
そんなフウが贈るのんびりほのぼのと周りを巻き込み成長していく生産職から始まる初めてのVRMMOの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる