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第2章 俺 覚醒!?
31:グランドクエストⅢ-11
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ロジィエ
「アクセルスタン!」
ミリル
「行け!ブレイクゴーレム」
ロジィエさんはハンマーで地面を殴りその反動で相手のとの間合いを詰めにかかる!
一方ミリルはブレイクゴーレムに指示を出し後は観戦状態だ。
ロジィエ
「どきなさい!」
ハンマーでゴーレムをなぎ払うがゴーレムは砂の塊 攻撃はすり抜けるようになってしまい半減している、更に悪いことに砂に触れた装備がまるで朽ちたようにボロボロになっている。
ロジィエ
「私の武器が…精霊が…」
ロジィエさんが困惑している。
ミリル
「ロジィエさっき言ったでしょ、私は武器破壊と精霊殺しのスキルを学び極めたと……どお?自分の武器が朽ちてく姿は?悔しかったら倒してみなさい」
ロジィエ
「っく!ミリルーーーー!」
ロジィエさんは明らかに激昂している
これは…まずいな思いっ切り挑発に乗ってしまっている。
アクア
「主!」
「わかってる!ウィズさん後方支援を、俺とアクアさんはロジィエさんのとこへ行く、ミルミルさん支援攻撃を」
ウィズ
「はい!」
ミルミル
「わかりました!」
俺とアクアさんはロジィエさんの支援に向かい走った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そこから少し離れた岩場にまるでこの現状を見回すかのように剣が浮いていた、
そしてその隣に洞窟で会ったドワーフの霊が……
???
「お前さんは行かんのかい?」
先生
「なんだ、お前さんも来てたのかスレイン」
スレイン
「まあ、世界は違えど同じドワーフの危機じゃからの」
ターニャ
「お主はあまり消されたことには恨みはないようじゃの」
スレイン
「ソレはそれ、コレはこれじゃ」
ターニャ
「なるほどの、だがこれは奴らの問題……今のとこ関わるつもりはない」
スレイン
「うむ、今のとこ儂もそのつもりじゃ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ウィズ
「カバーシールド!」
ウィズさんの防御増幅の支援魔法が発動!
ミルミル
「円飛斬」
ミルミルさんの支援攻撃を受けてなんとか俺とアクアさんはロジィエさんの所へたどり着いた。
「ロジィエさん!落ち着いてください!」
俺はすぐにロジィエさんに声を掛ける。
ロジィエ
「ダインさんこれは私たちの戦いです」
完全に頭に血が上ってるのかいつもの落ち着きが見られない……
アクア
「落ち着いて下さい」
アクアさんも止めに掛る。
ロジィエ
「私のせいで…人が死んだの…そしてその被害が……人も、妖精さんも武器も…私が責任を取らないといけないの!」
そんなやり取りをしていると……
ミリル
「そうよ…あなたが居なければ王都の人間は死ぬことはなかったのよ」
ミリルがトドメの言葉を言ってくる……
ロジィエ
「ミリルーーー!」
火に油を注ぐとはまさにこの事だろう、
ロジィエさんは涙を流しながら武器を持つ手に力を込める!
その時……
パシン!
ロジィエさんの頬を叩いた!
偽装装備を外した姫騎士の姿のアクアさんが……
アクア
「自惚れるのもいい加減にしなさい!」
ロジィエ
「……」
アクア
「私の国はスヴァルト国の陰謀を見抜けかったせいで多くの民、親、仲間を殺された…そして自分さえも見失いアンデッド身を落としました」
アクアさんの国もスヴァルト国に…
「私はあの事件の後に死んだ家族にもあったのよ!あなたが殺したって言われたのよ!私の武器によって…だから私はあの時からこの様なことは二度と起きないように!私を殺したの……でもまた……」
嗚咽交じりにロジィエさんが叫ぶ……
ミリル
「ふふふ」
ほくそ笑むミリル……
アクア
「あなたは黙りなさい!」
アクアさんの王族が故の威厳なのだろうかすごいプレッシャーがミリルを襲う!
アクア
「ロジィエさん私もものすごい嫌悪感、絶望感、そして憎悪に身を落とした…でも私を命と引き換えに救ってくれた人が言ったの、『破滅への一歩も皆を楽しませる一歩も最初は 一歩 あなたにはどちらの一歩も歩める』って、今あなたが復讐心で彼女を倒してもその先は破滅への道よ、あなたの歩むべきはそこじゃない」
ロジィエ
「……」
アクア
「すべて一人で背負いこんでも良いことはない、あなたには私たちがいる」
アクアさんがロジィエさんを抱きしめる。
そして俺も続く……
「それに、ミリルだって可哀そうな奴だ……あいつは踊らされてることにも気づいてない」
正直根拠はないが、多分ミリルは捨て駒だろう……
ミリル
「なんだと!」
「お前は利用されているんだよ!スヴァルト国に、まあ今なに言ってもわからんか…アクアさんロジィエさんと後方へ」
アクア
「でも 主一人じゃ」
アクアさんの威厳は消え不安そうな声で言ってくるが、ここが俺の見せ場だ!
「なに~ひとりじゃないさ」
そういうと俺は辺りを見回し……
「なあ皆!せっかくの新しい武器壊されて頭きてるよな!今日は楽しく素手殴り大会しないかい強敵相手に!これだけの人数だ全員1ダメでもあつまりゃ大ダメージだ」
その言葉に全員ではなかったが……
プレイヤー達
「いいね…悪くない」
「この怒りどうしようかとおもってたとこだったんだよね」
「アクア様いるとこに姫親衛隊あり!突撃じゃ!」
「魔法職は魔法でいいのよね?」
「拳で語る悪くない」
それまで静かだった会場が騒ぎ出す!
ミリル
「うるさい!茶番はここまでだ!いけブレイクゴーレム」
さあ行きますか!無謀なる素手殴り大会に!
「アクセルスタン!」
ミリル
「行け!ブレイクゴーレム」
ロジィエさんはハンマーで地面を殴りその反動で相手のとの間合いを詰めにかかる!
一方ミリルはブレイクゴーレムに指示を出し後は観戦状態だ。
ロジィエ
「どきなさい!」
ハンマーでゴーレムをなぎ払うがゴーレムは砂の塊 攻撃はすり抜けるようになってしまい半減している、更に悪いことに砂に触れた装備がまるで朽ちたようにボロボロになっている。
ロジィエ
「私の武器が…精霊が…」
ロジィエさんが困惑している。
ミリル
「ロジィエさっき言ったでしょ、私は武器破壊と精霊殺しのスキルを学び極めたと……どお?自分の武器が朽ちてく姿は?悔しかったら倒してみなさい」
ロジィエ
「っく!ミリルーーーー!」
ロジィエさんは明らかに激昂している
これは…まずいな思いっ切り挑発に乗ってしまっている。
アクア
「主!」
「わかってる!ウィズさん後方支援を、俺とアクアさんはロジィエさんのとこへ行く、ミルミルさん支援攻撃を」
ウィズ
「はい!」
ミルミル
「わかりました!」
俺とアクアさんはロジィエさんの支援に向かい走った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そこから少し離れた岩場にまるでこの現状を見回すかのように剣が浮いていた、
そしてその隣に洞窟で会ったドワーフの霊が……
???
「お前さんは行かんのかい?」
先生
「なんだ、お前さんも来てたのかスレイン」
スレイン
「まあ、世界は違えど同じドワーフの危機じゃからの」
ターニャ
「お主はあまり消されたことには恨みはないようじゃの」
スレイン
「ソレはそれ、コレはこれじゃ」
ターニャ
「なるほどの、だがこれは奴らの問題……今のとこ関わるつもりはない」
スレイン
「うむ、今のとこ儂もそのつもりじゃ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ウィズ
「カバーシールド!」
ウィズさんの防御増幅の支援魔法が発動!
ミルミル
「円飛斬」
ミルミルさんの支援攻撃を受けてなんとか俺とアクアさんはロジィエさんの所へたどり着いた。
「ロジィエさん!落ち着いてください!」
俺はすぐにロジィエさんに声を掛ける。
ロジィエ
「ダインさんこれは私たちの戦いです」
完全に頭に血が上ってるのかいつもの落ち着きが見られない……
アクア
「落ち着いて下さい」
アクアさんも止めに掛る。
ロジィエ
「私のせいで…人が死んだの…そしてその被害が……人も、妖精さんも武器も…私が責任を取らないといけないの!」
そんなやり取りをしていると……
ミリル
「そうよ…あなたが居なければ王都の人間は死ぬことはなかったのよ」
ミリルがトドメの言葉を言ってくる……
ロジィエ
「ミリルーーー!」
火に油を注ぐとはまさにこの事だろう、
ロジィエさんは涙を流しながら武器を持つ手に力を込める!
その時……
パシン!
ロジィエさんの頬を叩いた!
偽装装備を外した姫騎士の姿のアクアさんが……
アクア
「自惚れるのもいい加減にしなさい!」
ロジィエ
「……」
アクア
「私の国はスヴァルト国の陰謀を見抜けかったせいで多くの民、親、仲間を殺された…そして自分さえも見失いアンデッド身を落としました」
アクアさんの国もスヴァルト国に…
「私はあの事件の後に死んだ家族にもあったのよ!あなたが殺したって言われたのよ!私の武器によって…だから私はあの時からこの様なことは二度と起きないように!私を殺したの……でもまた……」
嗚咽交じりにロジィエさんが叫ぶ……
ミリル
「ふふふ」
ほくそ笑むミリル……
アクア
「あなたは黙りなさい!」
アクアさんの王族が故の威厳なのだろうかすごいプレッシャーがミリルを襲う!
アクア
「ロジィエさん私もものすごい嫌悪感、絶望感、そして憎悪に身を落とした…でも私を命と引き換えに救ってくれた人が言ったの、『破滅への一歩も皆を楽しませる一歩も最初は 一歩 あなたにはどちらの一歩も歩める』って、今あなたが復讐心で彼女を倒してもその先は破滅への道よ、あなたの歩むべきはそこじゃない」
ロジィエ
「……」
アクア
「すべて一人で背負いこんでも良いことはない、あなたには私たちがいる」
アクアさんがロジィエさんを抱きしめる。
そして俺も続く……
「それに、ミリルだって可哀そうな奴だ……あいつは踊らされてることにも気づいてない」
正直根拠はないが、多分ミリルは捨て駒だろう……
ミリル
「なんだと!」
「お前は利用されているんだよ!スヴァルト国に、まあ今なに言ってもわからんか…アクアさんロジィエさんと後方へ」
アクア
「でも 主一人じゃ」
アクアさんの威厳は消え不安そうな声で言ってくるが、ここが俺の見せ場だ!
「なに~ひとりじゃないさ」
そういうと俺は辺りを見回し……
「なあ皆!せっかくの新しい武器壊されて頭きてるよな!今日は楽しく素手殴り大会しないかい強敵相手に!これだけの人数だ全員1ダメでもあつまりゃ大ダメージだ」
その言葉に全員ではなかったが……
プレイヤー達
「いいね…悪くない」
「この怒りどうしようかとおもってたとこだったんだよね」
「アクア様いるとこに姫親衛隊あり!突撃じゃ!」
「魔法職は魔法でいいのよね?」
「拳で語る悪くない」
それまで静かだった会場が騒ぎ出す!
ミリル
「うるさい!茶番はここまでだ!いけブレイクゴーレム」
さあ行きますか!無謀なる素手殴り大会に!
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