528 / 597
本章1 ウォータリア編
終わりの始まり40
しおりを挟む
バルバロイ
「ふおおおおおお」
空で大の字になりそのまま光を喰らい続けてやがて風を失った凧のように地面へと落ちて行った。
慌ててバルバロイさんに駆け寄り声を掛ける。
「バルバロイさん、今回復のクスリを」
急いで薬を取り出そうとするとその手をバルバロイさんが力無い手で制す。
最初はまだ支配から抜けれてないので回復はまだ早いという意味だと思っていたが、
バルバロイ
「聞け」
俺がしゃべりかけようとすることを許さない気迫のこもった目と小さい声
バルバロイ
「お前に嘘をついたこと謝らないといけない」
「え?」
バルバロイ
「洗脳されていたというのは嘘だ、俺の怒りを止めて欲しかったこのまま怒りのままなにもかも破壊し続ける衝動を」
「意味が分からないよ」
バルバロイ
「いいか、俺が死んでも気にするな!俺が望んだことだ…それこそ敵のデータが消えたと思え」
「今回復を」
バルバロイ
「止めろ!……お前に不快な思いをさせるつもりはない、もうじきお前でなく別のものに俺は消される」
「え?」
バルバロイ
「お前の言う通り、作られたものであろうとその世界で足掻くことが出来れば自分の思う日々を送れる」
「だから、これから一緒に前見たい」
バルバロイ
「黙って聞け」
「……」
バルバロイ
「俺は最後に幸せを知りそして自分を止めることが出来たが、奴は違う」
「奴?」
バルバロイ
「いいか!ここで作られた命が足掻きそしてお前たちに反旗を翻すものが」
そこまでいうと突如バルバロイさんが目を見開き俺を全力で投げ飛ばした、
そして、投げる前に
バルバロイ
「お前の世界を護れ!脅威はすぐそこに」
次の瞬間不可侵のはずのフィールドを突き破り光の柱のようなものがバルバロイさんを貫いた。
「バルバロイさん!!!!!!」
光の中で消えゆくバルバロイさんが途切れながら
バルバロイ
「君に幸あらんことを、決して負に屈するな」
光がきえるとそこにはバルバロイさんの鎧のかけらが無数に残っている以外、
何もなくなっていたまるで存在すらしてなかったように綺麗に……
そして、時は遡り俺とバルバロイさんが戦う同時刻もう一つの戦いが始まっていた……
「ふおおおおおお」
空で大の字になりそのまま光を喰らい続けてやがて風を失った凧のように地面へと落ちて行った。
慌ててバルバロイさんに駆け寄り声を掛ける。
「バルバロイさん、今回復のクスリを」
急いで薬を取り出そうとするとその手をバルバロイさんが力無い手で制す。
最初はまだ支配から抜けれてないので回復はまだ早いという意味だと思っていたが、
バルバロイ
「聞け」
俺がしゃべりかけようとすることを許さない気迫のこもった目と小さい声
バルバロイ
「お前に嘘をついたこと謝らないといけない」
「え?」
バルバロイ
「洗脳されていたというのは嘘だ、俺の怒りを止めて欲しかったこのまま怒りのままなにもかも破壊し続ける衝動を」
「意味が分からないよ」
バルバロイ
「いいか、俺が死んでも気にするな!俺が望んだことだ…それこそ敵のデータが消えたと思え」
「今回復を」
バルバロイ
「止めろ!……お前に不快な思いをさせるつもりはない、もうじきお前でなく別のものに俺は消される」
「え?」
バルバロイ
「お前の言う通り、作られたものであろうとその世界で足掻くことが出来れば自分の思う日々を送れる」
「だから、これから一緒に前見たい」
バルバロイ
「黙って聞け」
「……」
バルバロイ
「俺は最後に幸せを知りそして自分を止めることが出来たが、奴は違う」
「奴?」
バルバロイ
「いいか!ここで作られた命が足掻きそしてお前たちに反旗を翻すものが」
そこまでいうと突如バルバロイさんが目を見開き俺を全力で投げ飛ばした、
そして、投げる前に
バルバロイ
「お前の世界を護れ!脅威はすぐそこに」
次の瞬間不可侵のはずのフィールドを突き破り光の柱のようなものがバルバロイさんを貫いた。
「バルバロイさん!!!!!!」
光の中で消えゆくバルバロイさんが途切れながら
バルバロイ
「君に幸あらんことを、決して負に屈するな」
光がきえるとそこにはバルバロイさんの鎧のかけらが無数に残っている以外、
何もなくなっていたまるで存在すらしてなかったように綺麗に……
そして、時は遡り俺とバルバロイさんが戦う同時刻もう一つの戦いが始まっていた……
0
お気に入りに追加
649
あなたにおすすめの小説
ーOnly Life Onlineーで生産職中心に遊んでたらトッププレイヤーの仲間入り
星月 ライド
ファンタジー
親友の勧めで遊び、マイペースに進めていたら何故かトッププレイヤーになっていた!?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注意事項
※主人公リアルチート
暴力・流血表現
VRMMO
一応ファンタジー
もふもふにご注意ください。
追放したんでしょ?楽しく暮らしてるのでほっといて
だましだまし
ファンタジー
私たちの未来の王子妃を影なり日向なりと支える為に存在している。
敬愛する侯爵令嬢ディボラ様の為に切磋琢磨し、鼓舞し合い、己を磨いてきた。
決して追放に備えていた訳では無いのよ?
運極ちゃんの珍道中!〜APの意味がわからなかったのでとりあえず運に極振りしました〜
斑鳩 鳰
ファンタジー
今話題のVRMMOゲーム"Another World Online"通称AWO。リアルをとことん追求した設計に、壮大なグラフィック。多種多様なスキルで戦闘方法は無限大。
ひょんなことからAWOの第二陣としてプレイすることになった女子高生天草大空は、チュートリアルの段階で、AP振り分けの意味が分からず困ってしまう。
「この中じゃあ、運が一番大切だよね。」
とりあえず運に極振りした大空は、既に有名人になってしまった双子の弟や幼馴染の誘いを断り、ソロプレーヤーとしてほのぼのAWOの世界を回ることにした。
それからレベルが上がってもAPを運に振り続ける大空のもとに個性の強い仲間ができて...
どこか抜けている少女が道端で出会った仲間たちと旅をするほのぼの逆ハーコメディー
一次小説処女作です。ツッコミどころ満載のあまあま設定です。
作者はぐつぐつに煮たお豆腐よりもやわやわなメンタルなのでお手柔らかにお願いします。
〈完結〉妹に婚約者を獲られた私は実家に居ても何なので、帝都でドレスを作ります。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。
了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。
テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。
それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。
やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには?
100話まではヒロインのテンダー視点、幕間と101話以降は俯瞰視点となります。
200話で完結しました。
今回はあとがきは無しです。
欲しいのならば、全部あげましょう
杜野秋人
ファンタジー
「お姉様!わたしに頂戴!」
今日も妹はわたくしの私物を強請って持ち去ります。
「この空色のドレス素敵!ねえわたしに頂戴!」
それは今月末のわたくしの誕生日パーティーのためにお祖父様が仕立てて下さったドレスなのだけど?
「いいじゃないか、妹のお願いくらい聞いてあげなさい」
とお父様。
「誕生日のドレスくらいなんですか。また仕立てればいいでしょう?」
とお義母様。
「ワガママを言って、『妹を虐めている』と噂になって困るのはお嬢様ですよ?」
と専属侍女。
この邸にはわたくしの味方などひとりもおりません。
挙げ句の果てに。
「お姉様!貴女の素敵な婚約者さまが欲しいの!頂戴!」
妹はそう言って、わたくしの婚約者までも奪いさりました。
そうですか。
欲しいのならば、あげましょう。
ですがもう、こちらも遠慮しませんよ?
◆例によって設定ほぼ無しなので固有名詞はほとんど出ません。
「欲しがる」妹に「あげる」だけの単純な話。
恋愛要素がないのでジャンルはファンタジーで。
一発ネタですが後悔はありません。
テンプレ詰め合わせですがよろしければ。
◆全4話+補足。この話は小説家になろうでも公開します。あちらは短編で一気読みできます。
カクヨムでも公開しました。
王子は婚約破棄をし、令嬢は自害したそうです。
七辻ゆゆ
ファンタジー
「アリシア・レッドライア! おまえとの婚約を破棄する!」
公爵令嬢アリシアは王子の言葉に微笑んだ。「殿下、美しい夢をありがとうございました」そして己の胸にナイフを突き立てた。
血に染まったパーティ会場は、王子にとって一生忘れられない景色となった。冤罪によって婚約者を自害させた愚王として生きていくことになる。
生産職から始まる初めてのVRMMO
結城楓
ファンタジー
最近流行りのVRMMO、興味がないわけではないが自分から手を出そうと思ってはいなかったふう。
そんな時、新しく発売された《アイディアル・オンライン》。
そしてその発売日、なぜかゲームに必要なハードとソフトを2つ抱えた高校の友達、彩華が家にいた。
そんなふうが彩華と半ば強制的にやることになったふうにとっては初めてのVRMMO。
最初のプレイヤー設定では『モンスターと戦うのが怖い』という理由から生産職などの能力を選択したところから物語は始まる。
最初はやらざるを得ない状況だったフウが、いつしか面白いと思うようになり自ら率先してゲームをするようになる。
そんなフウが贈るのんびりほのぼのと周りを巻き込み成長していく生産職から始まる初めてのVRMMOの物語。
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる