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本章1 ウォータリア編

籠の鳥33

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フレミィ
「この辺りで良いかしら?ダーニャちゃん お城を出してもらっても良いかしら?ずっと飛んでばかりいると疲れるでしょ」

 その言葉の先には城と融合し鎧を纏ったダーニャが居た。

ダーニャ
「なに?私に命令するの?」

フレミィ
「え?」

ダーニャ
「私は遊びたいの!お城で休むつもりはないわ!」

フレミィ
「でも、ほら兵士のみんなも疲れてるでしょ」

ダーニャ
「知らない!」

フレミィ
(このクソガキが!何で私が子守をしないといけないのよ、私は風のフレミィよ!自由きままに風の調べに合わせて生きる私が)

ダーニャ
「それより!このまま鬼ごっこしましょ!捕まえたらお城出してあげる」

フレミィ
(生意気な!誓約さえなければ……っく)

ダーニャ
「どうするの?やるのやらないの?」

フレミィ
「やりますよ」

ダーニャ
「何?その反抗的な態度は」

フレミィ
「お願いするときの態度が違うでしょ」

ダーニャ
(くそーーーー!親の顔見てみたい)



~洞窟~

「くっしょん」

あゆな
「どうしたの?パパ風邪?」

「いや、大丈夫」

あゆな
「さて、あなたの名前はどうしましょ?」

???
「ひえ、なんとでも及び下さい」

あゆな
「非常食でいいかしら?」

???
「ひえ~~~それはご勘弁を 呼ばれるたびにゾクゾクしますんで」

ウィズ
「女王様……」

ヨッジー
「Sだな」

あゆな
「じゃ、フードにしてあげる」

フード
「それも食べ物では」

あゆな
「じゃ、非常食がいい?」

フード
「私はフードであります!」

ゲンゾウ
「Sじゃな」

イワミー
「あの子…才能あるわね」

ダイマオ
「……」





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