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本章1 ウォータリア編

No18.ウォータリア18

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ウィズ
「アタックサポートⅡ」

妖精族NPC
「おう!お嬢ちゃんありがとよ、力が沸いて来たぜ」

ヨッジー
「パワースラッシュ!」

妖精族NPC
「すげーパワーだ、そのままドンドン切ってくれ」

ゲンゾウ
「儂はコレで、最新小道具『火炎車』ほれ!」

懐から出した荷馬車の様な木製玩具が大きくなり直線状に炎をあげて走ってく。

妖精族NPC
「おお!すごい威力じゃが木を燃えつくしてもらっては困るの~」

ゲンゾウ
「うむむ」

「アクアさんそっちの木も回収してね」

アクア
「はい!」

妖精族NPC
「うんうん、そういった地味ではあるがコツコツした作業も重要じゃ」

俺達は今クエストの登録をすませて開拓のクエを行っている、
内容自体はお手伝いだがその内容は幅広くサポート、肉体労働など多岐に渡っている。

ヨッジー
「ふ~思ったより好感度が上がってないな」

ゲンゾウ
「ふむ、儂なんぞさっきので下がっておる」

ポイントはクエスト専用ウィンドウで確認できる。

「さっきの木を焼いたのが失敗でしたかね、この木はどうやらアメーラの木みたいですから彼らからしたら大事な製品でしょうし」

ゲンゾウ
「ふむ」

ヨッジー
「それにしてもこんなHPの多い木じゃそんなにサクサク切れないし、強プレイヤーじゃないかぎり無理だぜ」

ウィズ
「まあ、その為にサポートだとか枝拾いなんかでもポイント上がるんでしょうけど」

先生
「何をしみったれたこを!いざとなったら儂がこの一面をさら地に」

「先生それはやめてください好感度どころじゃなくなりますから」

アネゴ
「まあ、どうしようもないことをクヨクヨ言っててもはじまらないわ、やれることからやってきましょう」

アクア
「ですね」

ヨッジー
「ダインお前のスピリットテラーで木こりとかの霊をつけてなんとかならないか?」

「う~ん、どうだろ」

俺がスキルをアクティブにすると……

???
「やめろ~~~~!この森を荒らすな!」

オフ!

ヨッジー
「どうしたダイン!?慌てて」

「なんか居た!デカい緑色のお婆さんの様な奴が!」

ヨッジー
「え?もしかしたら何かの見間違いかもしれないからもう一度見てみろよ」

「えええーー!」

渋々アクティブにすると……

???
「この罰当たりめ!バランスが……なんじゃ儂が見えるのかお前」

やば目があった!
すぐオフにしようとするが

???
「逃がすか!」

「うあああ!」

ヨッジー
「どうした!」

「体が動かない!」

アクア
「何か状態異常でも!?」

「!?呪いって出てる」

状態異常「呪い」:行動制限などの効果が解呪されるまで続く

アクア
「それでしたらプリズムエール!」

プリズムエール:状態異常回復魔法

「ふ~どうやら直った!!!また体が」

ゲンゾウ
「ふむ、どうやら先ほど言ってた緑の婆さんが関連してるやもしれん」

アネゴ
「元を絶たないとダメみたいね」

先生
「こうなったらソイツと話すしかないな」

「えええ!」



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