629 / 919
亡国古都アルカドア、黒き守護者の動乱編
変貌
しおりを挟む「ハハ……ホント、とんでもない規模だなぁ毎回……」
薄暗い砂漠の夜より更に暗い“骨食みの谷”の中ほど。
進行方向に見えるはずの出口を塞ぐ分厚く巨大な壁を見上げつつ、ブラックは今更ながらに自分達が持つ異常な力に苦笑する。
完全に虚を突かれた獣達は、谷底を行くブラックの姿を認識しているにも関わらず、その場から動けずに硬直しているようだ。
……さもありなん。突然巨大な壁が道を塞ぎ、谷の上に天井のようなものが轟音を立ててせり出してきたのだ。そんな面妖な光景を目の当たりにすれば、耐性のない者が呆気にとられてしまうのも無理はないだろう。
ブラックとて高位の曜術師である自覚はあるが、しかしそれでも――――
“曜気が乏しい大地”で、このような天変地異を起こす様には驚くばかりだった。
(そもそも、熊公が獣人のくせに曜術を操れるというのもおかしいのに、それでいて、ツカサ君に曜気を貰ったとはいえこの規模の術を操れるんだからな……。そこいらの曜術師より高度な腕を持つ獣人なんて、考えただけで笑えて来るよ)
獣人が持つ【特殊技能】で、曜術が使えるという相手。
だが、それは本来ありえない事だ。獣人族はモンスターの血脈を持つが故に、曜術を使う事は出来ない。だからこそ、その代わりにモンスターと同じ特技を持つのだ。
その常識が通用しないのは、神獣などと呼ばれる血が故か。
なんにせよ、デタラメがデタラメを生んだようなものだ。曜術でのこういった常識外の奇襲を経験したことがない獣人達にとっては、全てが脅威であり恐怖だろう。
――まあ、敵の人族もこんな状況は初めてだろうがそれはともかく。
逃げ場が徐々になくなり、闇が深くなる恐怖に彼らは混乱しているようだった。
そうでなければ、ブラックが易々と谷の中ほどまで来る事は出来なかっただろう。
これから起こるであろう、今の状況に輪をかけて無慈悲な行為を目の当たりにして、次に彼らは何を思うのか。それを考えるだけで、いっそ同情するかのような苦笑が口を歪めてしまう。敵地に堂々と乗り込んだというのに、まったく緊張感が無い。
だが、それを責めるものなど誰も居ないだろう。なにせ……――
(お……来たな……)
暗闇になり、徐々に目が慣れ始めて来た頃を見計らったかのように、天井の隙間から発光する球体がゆっくりと降りてくる。
アレは、ツカサが使う特殊な術……【ライト】という光球を発する術だ。
【フレイム】の炎とは違う、発光するモンスターにも似たその球体は、質量など無い幻影のように、天井をすり抜けて暗闇の谷に落ちて来る。
淡い光は地上に届かず、ブラックのみが気付くほど弱々しい光だったが――
「……――――ッ」
ブラックが、目を閉じた瞬間。
瞼を貫通するほどの強い光が、谷全体を照らした。
「ア゛ァ゛ア゛ァ゛アア!!」
「目がっ、目がぁあ……っ!」
混乱していた敵から悲鳴が上がる。
ゆっくりと目を開けると、そこには――――突如現れた強い光に目を焼かれ、顔を覆ってのたうつ敵の姿が有った。
崖にいくつもある出っ張りの陰に待機し、敵を密かに打つはずの獣人達は、最早姿を隠すことすらも忘れ、その場で悲鳴を上げている。
地上に潜んでいた人族や他の獣人も、昼間以上に明るく照らされてしまった谷底で明るさに慣れる事が出来ず混乱していた。
(……無知っていうか……素人の思い付きってのは残酷なもんだ。まあ、ツカサ君の場合は、時々妙に聡い考え方をするから……無意識に僕達が一番傷付かないような方法を思いついたのかも知れないけど。それにしても、凄まじい)
恐らく、ツカサとしては、こんな風に敵を弱体化させるつもりでこの案を思い付いたワケではないだろう。彼の事だから「明るければ敵を見つけるのも簡単になる」という程度の認識だっただろうが、実際それは中々に残酷な提案だった。
前提として、獣人は五感が鋭い。そして、傭兵や冒険者をしている人族は、一般人よりも夜目が利き暗闇に目を凝らす方法を知っている。
そんな彼らがもし、不可解な谷の変化に面して混乱し、必死に状況を把握しようと鋭い五感を駆使していたとしたら――――
谷底をも照らす強い光を浴びた瞬間に、目が焼ける。
……勿論「焼ける」は比喩だが、それでも、慣れた暗闇を見るため無意識に視覚へ意識を集中させていたのなら、唐突な光を浴びればどうなるかは明白だろう。
まさに、夜闇に慣れた者に絶大な効果を与えることになる。
巨大な壁と“鼠返し”を持つ天井で谷を封じ、赤い砂漠に居る仲間への連絡を遮断すると同時に彼らを混乱させ、状況を探るように意図的に仕向けてからの閃光弾は、味方ながらに恐ろしいとしか言えなかった。
(獲物を狩る為に夜闇も見える視覚を持つ獣人と、夜目が利く人族……無意識に、暗闇を探るのが常になっている奴らには、効果覿面すぎる。僕だって、ツカサ君が【ライト】を使えるなんて知らなきゃきっと目をやられてただろうな)
だが、ツカサはそんな事など考えてはいなかっただろう。
彼は異世界の一般人で、夜目も利かない。きっと、この状況を見て逆に慄いているはずだ。「あわわわわ……」なんて言っているかも知れない。
だからこそ苦笑が浮かぶのだと呆れた心地になりつつも、ブラックは己がすべき事を行うため、鞘から剣を抜いた。
(何にせよ……ツカサ君が作ってくれた状況だ。きっちり“おさえて”みせよう)
こんな作戦を純粋無垢な考えで思い付くが、それでも人を傷つけたくないと思う彼のためにも、敵を手早く気絶させなければ。
ほとんどの敵が動けない今なら、手加減する事も出来る。
ブラックはそう思い、手ごろな近場の敵を狙うべく走り出す。
【ラピッド】を掛け強化した脚力で軽く跳び、崖壁を蹴って一気に空中へ到達すると、自分を頭上から監視する役目だっただろう鹿の獣人を剣の腹で叩いて伸す。
顔を覆っていた相手はいとも簡単に気絶してしまい、歯ごたえが無いなと思ったが、それを言うのはヤボというものだ。ブラックは再び跳び、また崖のいくつかの出っ張りにいた獣人達を打った。
「……お……」
ブラックが行動し始めたのと同時に、背後から声が迫ってくる。
崖の壁を蹴って跳び、高い場所から声が聞こえたかと思ったら、次には下に降りて敵を倒している声。縦横無尽に駆ける様は、やはり獣だ。
あの男も、ツカサが作った隙を逃さないように丁寧に敵を潰しているのだろう。
(第二の試練ってヤツだからか。……ったく、面倒臭いったらない)
本来ならば気にも留めないしどうでもいい相手なのだが、今回の大きな目的は【王の権威を復活させてグリモアを渡して貰うこと】だ。
それゆえに、一応は相手を気にしなければいけなかった。
だが、この分なら放っておいても良いだろう。
そう思い、高い場所から谷底を見やると、そこには変化が生まれていた。
「お……人族の方が立ち直りが早いな。獣人より鈍感なのが良かったらしい」
人族はしぶといもので、耐性を早く獲得することができる。
獣人より語感が鈍いけれど、そのぶん適応度が高くなっているのだ。
だからこそ、黒い犬とやらも人族を組織に組み入れたのだろう。
「……さっさと潰しておくか」
そう思い、ブラックが下へと降りようと体の向きを変えた――刹那。
視界の端を黒い何かが通過したかと思った瞬間、ドンッという地を揺るがすような音が谷間に響き、再び人族達は硬直した。
さもありなん。何故なら、降って来た「何か」とは、新たな侵入者だったからだ。
「な、なんだお前……!」
さまざまな異常事態に混乱しながらも、人族達は武器を構えて警戒する。
だが、そんなものは侵入者……熊公にとっては威嚇にすらならなかった。
「お前達に名乗る名などない」
冷静にそう呟いたかと思うと、熊公は一瞬で自分を威嚇していた人族達に肉薄し、そのまま拳を腹に捻じ込む。四、五人は居たはずの人族達は、鎧を着ていようが体を鍛えていようが関係なくその場に崩れ落ちてしまった。
……いつもながら、獣人の腕力は容赦がない。
勢い余って殺していないだろうなと上から窺っていると、ブラックの疑わしげな視線に気が付いたのか、ふと顔を上げてこちらを見やった。
文句の一つでも言ってくるのだろうかとブラックは思っていたが、しかし返答は思ってもみない意外な物で。
「ここは、試練を受けたオレ達が全ておさめる! だから、こちらのことは気にせずに上へ向かってくれ!」
敵に素性を悟られないように、名前を外して叫ぶ。
つまり、熊公は「ツカサの所に行ってくれ」と言いたいのだ。
(……まあいいけど。敵を気絶させるなんて面倒臭いだけだし)
試練には必要な事だし、この任務もツカサが「ブラックなら間違いなくやってくれる」と絶対の信頼を寄せてくれたから行っているだけで、別に使命感などは無い。
ツカサの所へ行って良いと言うのなら、甘えさせて貰おう。
ブラックは躊躇なく剣を収めると、器用に崖の出っ張りを使って上へ登って行き、煌々と眩しく光る光球を避けて軽く飛んだ。
「我が足を空に縫い止め歩を進めよ……【ウィンド】――」
鼠返しを越え、左右からせり出した天井の僅かな隙間に到達する。
そこで【ウィンド】を発動し体を数秒浮かせたブラックは、そこから軽く飛び、楽々と天井を越えて外へ降り立った。
中から脱出するのは困難な天井だが、乗ると案外丈夫で頼もしい。
やはりツカサの【黒曜の使者】の力で曜気を貰い発動した術は、桁違いの丈夫さを持っているようだ。作戦も思いつきもデタラメなツカサだが、無限に曜気を生み出す事が出来る彼の能力こそが一番のデタラメなのかも知れない。
そう思うと急にツカサへの恋しさが増して、どこにいるのか探そうとした。
――――と。
「グオォン! グオッ、ォオオッ」」
「っ、ろ、ロクショウ君? どうしたの、そんなに焦ったみたいな声出して」
背中にぶつかるように飛んで来た獰猛な声に驚き振り返ると、そこには準飛竜の凛々しい姿でベソを掻くロクショウの姿と、そのすぐそばで倒れ込んでいるツカサの姿が有った。
「つっ、ツカサ君!?」
床と化した天井に突っ伏すツカサに慌てて駆け寄り、跪いて軽く背中を叩く。
だが反応は無い。
まさか、また気絶したのだろうか。そう思ったのだが、彼の小さな体に触れた瞬間に妙な違和感を覚えて、ブラックは顔を歪めた。
(これは……なんだ……?)
息はしている。浅いが、こん睡状態でも死んでいる訳でもないだろう。
だが、意識が無い。恋人である自分が呼びかけても反応を示さないという事は、気を失っているのに違いないのだろうが……触れると、変な感覚が返って来るのだ。
表現しがたい、違和感。
彼の体に触れると伝わってくる言いようのない感覚のせいで不安になり、ブラックはツカサの負担にならないように、ゆっくりとその体を抱き起した。
いつもの、柔らかくて軽いツカサの体。
だが首に力が入っていないせいか、頭が落ちて首筋が曝されてしまう。
曜気を与えた時の気絶と同じだと言えば同じだが――――それにしては、彼の体が熱を持って熱くなっているような気がして、無意識に不安が湧いた。
「ツカサ君。ねえ、ツカサ君……起きてよ、ねえってば」
出来るだけ優しく体をゆすり、覚醒を促す。だが、反応は帰って来ない。
それが妙に恐ろしく思えて、ブラックは言い知れぬ感情にゴクリと喉を鳴らすと躊躇なくツカサに口付けた。
「ん……っ」
何度か軽く口付け……キスを繰り返し、僅かに開いていた唇を舌でなぞる。
瑞々しく柔らかな弾力を持つツカサの唇を己の舌で濡らす感覚は、こんな状況だと言うのに欲望を揺さぶる。何度キスをしたのか覚えてないくらいキスをしたというのに、ツカサの純粋さを犯すような事をしているのだと思うと、股間が熱くなった。
だが、ブラックが興奮すれどもツカサは目覚めてくれない。
目が覚めれば、ツカサは「ロクの前で何してるんだ」と怒るだろう。顔を真っ赤にしてブラックを詰るツカサを、早く見たい。だから、早く目覚めて欲しかった。
けれども、ツカサは動いてくれない。
つい欲望に流されそうになるが、このままではいけないとブラックは堪えた。
(くそっ……このままじゃ埒が明かないな……。こうなったら、またツカサ君の体が変な事になるかもしれないけど、曜気を注ぎ込むしかないか……?)
最近は収まって来ていたらしい、セックスによって引き起こされる曜気の供給過多による、ツカサの体の異常。ブラックにとっては好ましい事でしかなかったが、ツカサが言うには凄く負担らしいので最近はそうならないように気を付けていたのだ。
けれど今は手段を選んではいられない。
この妙な不安を払拭するためにも、出来る事はやらなければ。
そう思い、ブラックは深く息を吸うと――――今度は、炎の曜気を送り込むように、ツカサの唇に再び己の唇を合わせた。
(目を覚まして、ツカサ君……)
自分でも笑えてくるくらい、泣きそうな心の声。
ツカサの様子がおかしいだけで、先程まで冷静だった心が掻き乱される。
最早ツカサが目を覚ますこと以外は何も考えられなくなり、ブラックは必死にキスで曜気を与え続けた。すると。
「っ…………ぅ……」
「……っ! つ、ツカサくんっ、ツカサ君!?」
反応が有った。
ひくりと動いた相手の顔を見る為に口を離すと、やっとヒトらしい身じろぎをして、彼は体をゆっくりと動かす。先程まで感じられなかった生気をやっと感じて、ブラックは思わずホッと胸を撫で下ろしてしまった。
「ぅ……あ……うぅ……?」
覚醒に時間が掛かっているのか、ツカサは目を閉じたまま眩しそうに眉根を歪め、息を吸う。小さな体を抱いたままその様子を至近距離で眺めていると、ツカサは微かに呼吸を繰り返しながら、瞼を震わせた。
ゆっくりと、その目が開く。
やっと起きて自分を見てくれるのかと頬を緩めたブラックだったが。
「…………え?」
「……ぅ……あぇ……ぶら……っく……?」
間抜けな声を漏らして自分の名を呼ぶ、幼さを残した愛しい声。
その瞳が自分を映すのが嬉しい。いつも、嬉しいものだと思っていた。だが。
「ツカサ君……その、目の色…………」
「……め……?」
夢現で蕩けた目をゆっくりまばたきさせる、可愛い恋人。
だが、その濃い琥珀色をしていたはずの瞳は――――
夕日色に、染まっていた。
(なん、だ……これは……)
――背筋に、怖気が走る。
恐ろしい物を見たわけではない。ツカサが恐ろしいわけでもない。けれど、その瞳の不可解な色を見た瞬間、体が硬直した。
「今のツカサでは在り得ない色」を示したことに、思考が停止したのだ。
「う……うぅ……? ブラッ、ク……なに……」
瞼をぎゅっと閉じて、また開く。
だがその瞳は夕日の色から戻ってくれない。
ツカサ本人も気づいていないだろうその変化は、彼が無意識に何かに侵食されているかのような危機感を覚えて、ブラックは息を飲まずにはいられなかった。
しかし、そんなブラックの反応とは裏腹に、ツカサはいつものように覚醒するための緩いまばたきを繰り返しながら背筋を伸ばして目を擦る。
気を失っていたのではなく、まるで眠っていたとでもいうような動き。
いつもの気絶とは違う、明らかにおかしい仕草に瞠目し黙りこむブラックだったが、そんなこちらの緊張など知らずにツカサはあくびをするかのように息を吸うと、まだ意識がハッキリしていないのか、ふにゃりとブラックに笑いかけて来た。
「あ……」
「おはよ、ブラック……」
完全に寝ぼけている、いつものツカサ。
いつの間にか、その瞳はいつもの愛しい琥珀色に戻っていて。
ツカサの様子も、寝ぼけただけの違和感に変わっていた。
「ツカサ君……体、大丈夫……?」
絞り出すような声に、ツカサは目を瞬かせて不思議そうにしていたが、覚醒したてで意地を張る余裕も無いのか、こくりと素直に頷く。
「うん、平気。……ブラック、どした……?」
元気がないと見取ってか、ツカサは心配するかのように無精髭の頬を手で包む。
寝ぼけていても、髭が痛痒いと思っていても、それでもツカサはブラックのことを常に思ってくれている。それを目の当たりにして、少しだけ緊張が緩んだ。
「大丈夫……大丈夫だよ、ツカサ君……」
「んぐ」
相手の胸に顔を擦りつけるように抱き締めると、ツカサはブラックの頭を抱え込み、子供をあやすように撫でて来る。
寝ぼけているほうが、ツカサは素直だ。意地を張って中々行動に移せないことを、想う心のままに示してくれる。
それだけ、ブラックの事を大切に思ってくれているのだ。
例え、どんな状態であっても。
「無事でよかった……」
「それは、アンタの方だろ?」
なんだかおかしかったのか、ツカサは笑うような声を漏らす。
ブラックの方が敵と対峙して大変だったはずだ、と言いたいのだろう。
だが、そんなことなど取るに足らない。
ツカサに何か不穏な影が掛かること以上に、恐ろしい事など無いのだ。
「ツカサ君……」
「んん……わかった、わかったから……もう甘えん坊だなぁアンタは」
大変だったのはツカサの方だと言うのに、彼はなにも覚えていない。
それが何故か苦しくて、ブラックはしばらく何も言い出せなかった。
→
※遅れましたがだいぶ時間を取り戻せました…(;´Д`)
お盆休みに入るので、もっと感覚取り戻していきたいですね…!
頑張ります!!
0
お気に入りに追加
1,005
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる