異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

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北アルテス街道、怪奇色欲大混乱編

19.お人好しはバカをみる

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 翌日。何も考えない。とにかく翌日ったら翌日。

 ようやく媚薬が抜け切ったらしい俺は、今日も今日とてあまり後遺症のない朝を迎えて不機嫌マックスだったが、もう色々と諦めた。
 ブラックがツヤツヤした満面の笑みを浮かべてるのも、俺もそれなりにスッキリしてるのもいい。媚薬が齎した効果なんだ、それはもう甘受しよう。実際この状態は苦痛ではない訳だし。
 だけど俺にはそれ以外にも不機嫌にならざるを得ない事が有って、だから朝から不機嫌なのだ。

 その理由は、ここ最近の俺のだらしない態度。
 昨日までの事で散々思い知ってしまった、俺の体の変化についてだ。

 誠に残念だが、認めよう。
 俺は、ブラックとのえっちは自慰よりも気持ちいいと思っている。
 正直な話、今の俺では、迫られて押し倒されても拒否出来そうになかった。

 ……まあ当然だよな。棒を擦ってるだけじゃなくて、ケツ使われてんだもんな。気持ちいいわな。何回もヤられてりゃ、誰だっていつかは気持ちよくならぁな。
 だから俺が変態なんじゃない。これはあれだ。サガなんだ。
 気持ちいい事には弱いという男のサガで俺は落ちちまったんだ。

「だから俺は真性じゃない、真性じゃないぞ真性じゃ……」
「ツカサ君何をブツブツ言ってるんだい。食堂についたよー」

 ああもう男女性愛フリーダムな世界の住人は気楽でいいなあもう。
 俺もその常識を受け入れちゃったら良いんだろうけど、残念ながら俺は異世界の人間だ。元々居た世界でも同性を好きだった人なら全く問題はないが、俺は異性が好きだし、それはブラックと恋人になっても変わらない。

 そう。俺はあくまでも、女の子が好きな普通の男だ。愛に性別の壁がない世界に飛ばされたって、俺が俺であることには変わりないんだ。

 だから、全てを受け入れて馴染んでしまったら……もう、戻れない気がする。
 そう思うから、「俺は日本男児だ」という己の認識だけは捨てたくなかった。
 ……それが余計に俺を意固地にしているんだろうが、こればかりは仕方ない。

「おはよう、トルク」
「ああ、ツカサさん、ブラックさん、おはようございます」

 こんなに爽やかなイケメンでも、やっぱり男でも女でもイケる人なわけで。異性専門は両性満遍まんべんなく愛する人よりも少ない。俺の「普通」がここでは逆転する。
 この世界に来た時は、まさかこんな事で悩むなんて思わなかったなあ……。
 ああ、数か月前の俺に手紙を送りたい。
 お前は変態中年に執着されるぞ、気を付けろと。

「さ、ツカサ君どうぞ」
「……ありがと」

 椅子を引いて俺を先に座らせるブラックに、暗澹あんたんたる気持ちになる。
 恋人らしくしろ、我慢しろと言ったのは俺だが、いざこうして「女」扱いされるとなんか凄く情けない。ブラックは元々行儀作法を知ってる人間だし、だからこそ「恋人」として俺を丁寧に扱おうと思ってくれてるのだろう。

 だけど……その行為で俺自身が「ブラックの女役」として自覚させられるのは、かなりの苦行だった。まさか自分にブーメランがぶっ刺さるとは。
 ……いや、考えたら負けだ。今は朝食を食べよう。

 もう短時間の内に色々あり過ぎて処理しきれない。
 俺は運ばれてきた塩と菜っ葉のスープに口を付けつつ、深々と息を吐いた。

「ところで……昨日はお二人の夕方から姿が見えませんでしたが……どこか散歩にでも行ってたんですか?」
「ああ、村長さんに明後日の祭りに参加しないかって言われてね」

 パンをスープに浸して食べながら言うブラックに、トルクは首を傾げた。

「お祭り……ですか?」
「え……トルクさん、お祭りがあること知らなかったんですか?」

 てっきり、話さないだけで祭りの事は知っていると思ってたのに。
 驚き返してしまった俺達に、トルクは更に困惑したように頬を掻いた。

「えっと……恥ずかしながら初めて聞きました……祭りって言うのは……」
「収穫祭らしいですよ。本当はもっと先の日に行うらしいけど、俺達の為に日程を早めたとかなんとかで……」
「はー……私は納品の期限が有るので、今日出立しようかと思ってたんですが……そうか、いつもそうだから、私は知らなかったんですね。皆さん私が残念に思わないようにと……」

 なるほど、そういう考え方も有ったか。
 俺はてっきり、何かやましい事が有ってトルクには教えなかったとか、そう言うアレかと……駄目だな、心が汚れている。この隣の中年に侵食されている。
 パンを食べて落ち着こう。おいしい。

「あ、じゃあ……傭兵さん達が時々村に滞在してたのもそれが理由だったのか」
「傭兵って…………君の護衛として付いてきた?」

 ブラックの言葉に、トルクは頷く。

「ええ。といっても人数が多い時とかそんな感じなんですけど……時々、私達から離れて『もう少し滞在する』なんて言う人が居たもので……。あの時はよっぽど村が気に入ったんだなと思ってましたが……ツカサさん達みたいに引き留められてたんですかねえ。いいなあ……私も参加したいです」

 そう言いながら肩を落とすトルク。そりゃ今までハブられてたって解ったなら、落ち込むよな。しかも相手は気心知れた村人達なんだし。
 それにしても、俺達を引き留めるくらいなんだから、トルクも引き留めても良さそうなもんだけどなあ。先代の商人もそうだったから誘わなかったんだろうか。
 にしても、解せんなあ……。

「まさか、そう思っていて下さったなんて……!」
「うわっ!?」

 妙な違和感に顔をしかめる俺だったが、唐突に背後から声が聞こえて思わずびくっと肩を震わせてしまった。
 誰だと思って振り返った場所には、村長が立っていたのだ。

「トルクさんも参加して頂けるのでしたらその方がいい。是非明日まで滞在して行って下され!」
「そ、村長さんいつのまに」
「おお、驚かせてしまって申し訳ない……しかし、そう言う話でしたらトルクさんも是非! お急ぎでしたら我が家のディオメデをお貸しいたしますので……!」

 現れるなり熱烈にトルクを誘う村長に、俺はどういう事だとブラックを見たが、相手は解らんと肩をすくめるばかりだ。
 そんな俺達を余所よそに、二人は勝手に話を進めていく。
 どうやらトルクも出発を伸ばすことにしたらしい。

「あぁ、そうそう。ツカサさん、ブラックさん、明日の礼装をご用意しておりますので、丈が合うか後で合わせてみて下さいませんか」
「あ、はい……」

 礼装。そういや明日の祭りでは礼装に着替えるって言ってたな。
 しかしどういう服なんだろう。
 変な服じゃ無ければいいがと思いながら俺はスープをすすった。








 ブレア村の礼装というのは、なんとびっくり病人服だった。
 ……というのは言い過ぎだが、病院で良く見かける甚平じんべえっぽいボタンのない服と言おうか。綺麗な刺繍ししゅうはしてあるし、無地でもないのでまさにとは言えないのだが、しかしデザインは甚平とかなり似ていて礼服と言う感じがしない。

 とにかく想像とは全く違う服だったため驚いてしまったが、女装よりかはマシだし、服の合わせを留めているのは紐なので着脱は楽だ。
 変な服じゃなくて良かったと思いながらも、俺はその日はゆっくり休んで当日に備えた。もうさすがにこれ以上えっちできません。死ぬぞ。

 と言う訳で不満げなブラックを遠ざけて夜を明かし、お祭りの当日となった。

 祭り、と言えば俺的には屋台が出たり賑やかだったりなまさに「お祭り騒ぎ」を想像していたのだが、村の収穫祭と言うのはそう言うのとはちょっと違うらしい。

 広場に集まってみんなで踊ったりご馳走を食べるのは勿論だが、収穫祭では、宴の合間にこの村の守り神であるオタケ様への感謝の言葉を言ったり、全員で収穫物への感謝を込めた奉納舞らしき民族調の踊りを行う。

 正直そこ以外は歓迎会とあまり変わらないのだが、何故か今回は薬の事は誰一人として口にしなかった。あのお姉さんも、俺に薬を盛ったことなんて忘れたように笑顔でお酌をしてくる。
 その姿を見ると、アレは本当に「優しさゆえ」の行動なんだなと思えてちょっと背筋が寒くなったが、まあ、優しさって人それぞれだしな。

 っつーか暗に美女に誘われてたって解った今、怒るに怒れませんけどね!
 良く考えたら俺ってば据え膳を逃して逆に食われたわけですし、その間お姉さん達はきっと俺を待っていてくれてたんだろうし、それを考えたら俺の方が彼女達に怒られるかもしれないですけどね!
 くそう、返す返すも脱童貞のチャンスを逃したのが悔しい。

 隣で酒を飲んでいるブラックに感付かれないようにギリギリと歯軋はぎしりしていると、もう片方で祭りを楽しんでいたトルクが唐突に肩にもたれかかって来た。

「うおおっ、と、トルクさん!?」
「うぃ~~っ、いいきもちれすぇ~~~~」
「よ、酔ってはる……」

 あのう隣でオッサンが殺気出してるんで、正気に戻って下さい。
 掻かなくてもいい冷や汗を掻きながらトルクを寝かせると、ビカビカと装飾品で着飾った村長が慌てて俺達の所へやって来た。

「ああっ、トルクさんまた酔いつぶれてしまわれて……! 申し訳ない、村の者達はすぐ人に酒を勧めたがるので……これでは歓迎会の時と一緒ですな」

 頭をぽりぽり掻く間にも、首飾りやら腕輪やらがじゃらじゃらなって物凄い。
 成金か、成金なのか。

 訝しげな顔で村長を見上げている俺に構わず、相手は村人を呼ぶと、酔い潰れていびきをかいているトルクをさっさと館へ連れて行ってしまった。

「大丈夫かな……」
「まあ酔うのも早いけど冷めるのも早い人ですので……それより、祭りは楽しんで頂けてますかな」
「あ、はい。なんか街の祭りとかとは全然違ってて……なあブラック」

 肯定して貰おうと横を向くと、中年はぶすくれた顔で顎だけ動かして頷く。

「まあ、楽しませて貰ってます」
「それは良かった。楽しんで頂けているかと心配でしたが、嬉しゅうございます。ああ、それと……そろそろ参拝の準備が整いますので、こちらへおいでください」

 え、みんなで歩いて行くとかじゃないのか?
 顔を見合わせた俺達を立たせ、村長はどうぞどうぞと主賓席から追い出す。
 どこへ行くのかと前方を見たら、広場の端になにやら大きな物体が見えた。

「あれって……おみこし……?」

 正確に言うとお神輿ではないのだろうが、しかしその形態は良く似ていた。
 「井」の形に組んだ丸太の真ん中にしっかりと板が張ってあって、なんだか柔らかそうなクッションが敷き詰められている。その上、乗る物を雨風から守るためにピラミッド型の屋根が綺麗に作られていた。
 簡単な造りだが、それは明らかになにかの乗り物だ。
 まさか、これに俺達が乗るのか。

 どうすべきかと立ち止まっていると、いつの間にか集まっていた村の屈強な男衆が口々にうながしてきた。

「さ、お乗りください」
「お乗りくださいって……俺達も歩いて行くから大丈夫ですよ?」
「いえ、貴方がたを歩かせるわけには参りません」
「そうですよ、あんたがたはトルクさんの命の恩人なんですから」
「さあさあ、我々の事など気にせずに」

 とかなんとか言われながら、俺とブラックは無理矢理乗せられてしまった。
 いやちょっと、俺達ワッショイされるほど偉くもなんでもないんですけど!
 慌てて降りようとするが、すかさず男衆が神輿を担ぎあげて俺達の退路を断ってしまう。それを合図に、村長が先頭に立って大きく声を張り上げた。

「さあ行くぞ、みなのしゅう!」

 その声に、男衆がわぁっと声を上げる。
 あまりの声量に思わずすくんでしまった俺に構わず、神輿は動き始めた。
 大きくゆらゆらと揺れて、神輿は広場から離れ始める。その振動は今までに感じた事のないもので、俺は反射的に屋根を支える柱の一つにしがみ付いた。

「うっ、うわっ、ちょっとこれ怖いっ」
「人力ってなんでこう不安定なのかねえ」

 既に諦めたらしいブラックは体を寝せて眠たそうな目をしているが、俺にはそんなリラックスした態度は取れません。っつーか高い! 怖い!

「ツカサ君、不安定で怖いなら、僕の腕の中に入って来てもいいんだよ」
「スケベ根性丸出しで誘ってくるオッサンの腕は死んでも嫌です」
「ふぇえ……ツカサ君の口がどんどん悪くなっていくよぅ……」
「だーっ、お前が調子に乗るからだろうがっ!!」

 萌えキャラみたいな口調で言うな、鬱陶しい!!
 二日間ブラックのお望みどおりにズコバコやったからと言って、俺は甘くはならないぞ。って言うかこいつに甘い対応したら絶対に体が持たん。
 流されるまえに、何としてもマウントを取っておかねば……。

 改めてブラックの思い通りにならないようにと気合を入れつつ、俺は防護の意味も込めて、敷き詰められているクッションの一個を取り盾代わりにした。
 あまり役に立たないかも知れないが、この衆人環視の中で変な事をしようとしたらこのいい香りのクッションを顔に押し付けてやる。
 いい香りだって、嗅ぎ過ぎれば気分が悪くなるんだ、この人力の揺れと相まって存分に酔うが良い。

 それにしても、広場からだと聖域の森まで遠いな。
 村長の館の裏からだったらすぐに行けたのに。

 この揺れの中でじっとしていたら、何だか頭がぼんやりしてきた。今日も昨日も騒がしかったし、やっぱ疲れてんのかなあ俺……。
 ここではゆっくり骨を休めるっていう気持ちでいたのになあ……。

「ふぁ……」

 思わずあくびが出て、俺は手で隠しながらでっかい口を開けた。
 すると、ブラックも同じく眠かったようで、あくびが移ったかのようにだらしなく口を開けると、眼をしょぼしょぼさせながら俺に間抜けな声を放った。

「ねえ、ツカサ君……なんか、眠くなってきたんだけど」
「うん……確かに、なんか…………眠くなってきたな……」

 なんだろう、ブラックも疲れたのかな。
 まあ昨日今日とハッスルしまくったもんな。
 酒もバカスカ飲んでたし、いくら異常な体力を持ってても、連日の疲れと酒には勝てない物なのか。しかしおかしいな。今朝のコイツはめっちゃ元気だったのに。

 首を傾げる俺の前で、ブラックは横たえていた体をゆっくり起こしたが……ふと思いついたように、額に手を当てた。
 だけど俺は、それをちゃんと見ているほどもう頭が回って無くて。

「……これ、まさか……」
「はぇ……?」

 深刻そうな声を漏らすブラックの姿が、ぼんやりしてくる。
 そんな俺を見て、ブラックが何やら焦ったような声を出していたが、もう遅い。

 異常な眠気を抑えきれず、俺はついに目を閉じてしまった。









 
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