1,162 / 1,264
廃荘ティブル、幸福と地獄の境界線編
俺とお前の友達の定義が違い過ぎる2*
しおりを挟む「ツカサ君、舐めて」
ブラックは嬉しそうな声でとんでもない事を言い、恐ろしいほどデカいイチモツを近付けて来る。あったまっているせいか何かいつもと違う感じがして、無意識に顎を引いてしまうが、そんな俺の様子を楽しそうに笑いながら、ブラックは俺の口や鼻の下に先端を小さく擦りつけた。
「んっ、ぅ゛……んん゛……!」
「は~。ツカサ君の唇は柔らかくて最高だなぁ~……。でも、僕はツカサ君のナカに出したいんだよなぁ。ねえ、僕達はツカサ君の精液を飲んでるんだから、ツカサ君も僕の精液飲んでくれたって良いんじゃないかな? ねえねえ」
「うぐ……っ」
口にぐいぐいと赤黒いモノを押し付けられ、そのにおいに喉が締まる。
逃れようとすると後頭部を掴まれて無理矢理に対面させられた。
こ、この、ダメおやじ……っ!
そもそも、お前が俺のを飲んでんのは、早く回復するためって自分から言い出したからだろうが! それが何で俺がお前のを飲むって話になるんだよ!
ちくしょう、調子に乗ってやがる、絶対コイツ調子に乗ってる!
だけど、一言何かを言えばそれが最後、絶対に口内に目の前のどでかいブツを捻じ込まれる事は明白だ。それに、頭の中では威勢のいい言葉が出て来るのに……今の俺は、クロウにナカを探られていて、少しの指の動きでも反応してしまう。
なにか伝えようとしても、クロウが俺の動きを制限するように中で指を動かして、俺は上手く言葉を吐きだせなくなってしまっていた。
「ほら、ツカサ君お口開けて」
「う、ぅ……ううう゛う……!」
「ブラック、ツカサは納得してないようだぞ」
「んも~、しょうがないなぁ……。そんな風にガンコになってたら、いつまで経っても終わらないよ? それとも、ツカサ君は僕を煽りたくてそうやって拒否し続けてるのかな~?」
「んん゛ッ!? そ、そんなワケ……ッ」
ないだろうが、と、言おうとした瞬間。
目の前にあった凶器が、桶を張り上げようとした俺の口に入って来た。
「おごぉっ!?」
「ツカサ君、噛んじゃ駄目だよ」
無様な声を上げた俺に構わず、ブラックはデカブツをぐいぐいと押しこんでくる。
噛まないで、なんて言っていたが、悔しい事に舌の奥まで差し込まれたソレは、俺には歯を立てる事すら出来ない。大きすぎて、顎すら動かなかった。
なのに、ブラックは荒い息を漏らしながら俺の口の中へどんどんデカブツを入れて来る。口の中いっぱいに苦じょっぱい風味と独特のにおいが広がって、思わずえづきそうになったが、それでブラックが止まるはずもない。
「あぁ~……ツカサ君っ、い、良いよぉっツカサ君の口の中本当最高ッ……!」
「ん゛う゛う゛ッ、っぐっぅ、んぶっ、ッ、ン゛う゛ぅう゛っ……!」
喉奥まで突き込まれて、体がガクガクと震える。
だけど、ブラックは俺が苦しいと表情で訴えても許してはくれず、頭を掴んだまま俺の口の中で思う存分出し入れを繰り返した。
苦しい。鼻が詰まって、涎が垂れ流しになる。
だけどそれ以上に、口の中がブラックのおちんちんでいっぱいなんだと思うと、体の中が異常にゾクゾクしてきて下半身が変に痺れて来て。
何度もやってるはずなのに、今自分がやっている行為が途轍もなくいやらしい事なのだと思うと、我慢しようと思っても下半身に熱が溜まって来てしまう。そのうえ、背後から太い指で中を探られてしまっては、堪える事なんて到底無理だった。
「はぁあっ、あっ、あぁあ、ツカサ君の喉、気持ち良いっ、小っちゃくて先端に吸い付くみたいで、こっちはこっちで最高……ッ!」
「んん゛ーっ!! ん゛っう゛、う゛ぅう゛っ、ぐっ、ごぇっう゛、ぇ゛う゛っ、う゛ぅ゛う゛……!」
喉にまで入ってくるような太いおちんちんに、嗚咽が絡まる。
それだけでも苦しいのに、背後からは荒い息に乗って何かが、いや、指がもう一つ押し入って来て、俺の中を押し広げたり中を余すところなく擦って来て、我慢しようと頑張っていた俺の頭をめちゃくちゃにしていく。
苦しい、辛い、息が出来ない。
熱くて体の中がじんじんして、下半身が疼いて堪らなくなる。
上も下も深く突っ込まれると、もうそれだけで体が痙攣して、同時に一突きされるたびに、俺のおちんちんが大きくなっていくのが分かってしまって。
なんでこんな事で。そう思うのに、悔しいのに……もう、限界だった。
「む……ブラック、ツカサのおちんちんがもう限界みたいだぞ」
背後で何か声が聞こえた。
なんて、言ったの。
「あー。しょうがないなあ……じゃあまあ、食っていいぞ」
「いいのか」
「もう今日何回かセックスしたから、ツカサ君の精液薄くなってるけどな」
ああ、そうだ。俺、今日……なんかい、したんだっけ。
ブラックと森で恥ずかしい事をして、そこにクロウがやって来て、それで……俺はまたもや風呂場でこんな事されてて。
もう、頭がぼんやりして何も考えられなくなってくる。
「ツカサ、抜くぞ」
「んん゛ん゛ッ!?」
急に中から引き抜かれる感覚が有って、体が大きく波打つ。
だが、そのせいで喉もナカも締まり、俺は反射的に口の中のブラックのモノを、舌で強くなぞってしまい。
「んん゛ッ……!! うあっ、つっ、ツカサ君出すよぉ……っ!」
「~~~~~――――ッ!?」
ブラックの腰が目の前で震えた瞬間、ごぽ、と口の中の音が耳の奥にまで響いて何かが流れ込んでくる。熱くて粘ついていて呑み込めない、凄まじい味の何か。
思わずえづいたのに、奥まで入ったブラックのおちんちんが、吐き出す事を許してくれない。それどころか、急に下半身を持ち上げられて、俺は肩を震わせる。
だが、休む暇も与えてくれず……今まで放っておかれていた熱の中心を――唐突に生暖かくぬるぬるした物が包み込んできて、俺は今度こそ体を波打たせて声にもならない濁音の悲鳴を上げた。
「ん゛う゛う゛ぅうううッ!!」
お尻を弄られ続けて敏感になり過ぎていた下半身に、急な刺激を受けて思わず足が攣る。その刺激と共に、張り詰めていたはずのおちんちんは震えた。
……けど、俺のおちんちんからは、もう、力なく少しのものしか出て来なくて、寧ろ痛みが来るみたいで気持ち良いのに痛くて……。
「あはっ……はぁ……」
射精が終わったのか、ブラックが俺の口からようやくおちんちんを引き抜く。
それに合わせて俺も口の中に残る息を妨げた液体を零そうとしたが、すぐに顎をぐっと抑えられて……強引に、飲む込まされてしまった。
「ん゛ぶっ、ぅ゛……ッ、ん゛ぐうう……ッ」
喉にまとわりついて、いがいがする。苦しい。吐き出したい。
そう思うのに、ブラックは顎を上に持ち上げ喉を反らせて、無理矢理自分の精液を飲みこませようとして来る。そうなると、俺にはどうしようもなくて。
結局……苦労して、呑み込むしかなかった。
「はっ、はぁっ、は……げほっ、げほっごほっ……はっ……はぁ……っ」
「ツカサ君可愛い……っ」
抱き締められる間も、股間の間でぺちゃぺちゃと音がする。
軽く何度か吸われて声を上げてしまうが、もうその声も掠れた濁声みたいで、高く上がる事も無かった。……だって、もう、おちんちんを触られるのが辛くて、吸われると痛みすらあって、泣くしかなかったんだ。
もう、無理。無理だって。頼むからもう吸い付くのやめてくれよぉ……っ。
「や……っ、も……や、ら……」
「ああ、ツカサ君もう精液でなくなっちゃった? 薬が切れたのかな……まあ、毎日あれだけやってたら仕方ないか……」
「ンッ……!? ブラック、お前ツカサに薬を使ってたのか!?」
俺のお腹の下から声が聞こえてくる。
でも俺は今ブラックに抱き締められてるから、動けない。というか、息をするので精一杯で、どうしようもなかった。
そんな俺を知ってか知らずか、ブラックはクロウに呑気に答える。
「ああ、でも危ない薬じゃないぞ。ちゃんとした精力増強剤だ。ツカサ君の精液をちょっと増やすために飲ませたんだよ」
「なんだ、そうか……。しかし、そう何度も飲ませていたらツカサも体が持たないのではないか? 薬が切れたらこのザマだぞ。数滴しか飲めなかったではないか」
なんかごちゃごちゃ言ってる。
凄く突っ込まなければいけないような気がするんだけど、もう力が出ない。
今はただ、ブラックのオッサン丸出しな裸の胸に抱かれているしかなった。
「うーん……まあ、そりゃそうなんだが……」
「というか、何度も出させるより、溜めて喰らった方が美味いと思うぞ。それに、今日のツカサはもう限界のようだ」
「……うーむ……まあ、腕は治ったし……後はなんとかなるか……」
なんだかよく判らない。でも、もう終わったのだろうか。
仲良くなったんだかなってないんだか判らないけど……二人が普通に話せるようになったなら……まあ、いいか……。
…………良くないかも知れないけど、俺はもう考える気力が残っていなかった。
ああもう、早くベッドで寝たいよお……。
→
※というわけでクロウのターンとセクハラも続きます(´・ω・`)
セックス出来てないけどブラックは射精出来たので満足です
11
お気に入りに追加
3,649
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
完結・虐げられオメガ側妃なので敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン溺愛王が甘やかしてくれました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる