異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

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廃荘ティブル、幸福と地獄の境界線編

  俺とお前の友達の定義が違い過ぎる2*

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「ツカサ君、舐めて」

 ブラックは嬉しそうな声でとんでもない事を言い、恐ろしいほどデカいイチモツを近付けて来る。あったまっているせいか何かいつもと違う感じがして、無意識にあごを引いてしまうが、そんな俺の様子を楽しそうに笑いながら、ブラックは俺の口や鼻の下に先端を小さく擦りつけた。

「んっ、ぅ゛……んん゛……!」
「は~。ツカサ君の唇は柔らかくて最高だなぁ~……。でも、僕はツカサ君のナカに出したいんだよなぁ。ねえ、僕達はツカサ君の精液を飲んでるんだから、ツカサ君も僕の精液飲んでくれたって良いんじゃないかな? ねえねえ」
「うぐ……っ」

 口にぐいぐいと赤黒いモノを押し付けられ、そののどが締まる。
 逃れようとすると後頭部をつかまれて無理矢理に対面させられた。
 こ、この、ダメおやじ……っ!

 そもそも、お前が俺のを飲んでんのは、早く回復するためって自分から言い出したからだろうが! それが何で俺がお前のを飲むって話になるんだよ!
 ちくしょう、調子に乗ってやがる、絶対コイツ調子に乗ってる!

 だけど、一言何かを言えばそれが最後、絶対に口内に目の前のどでかいブツをじ込まれる事は明白だ。それに、頭の中では威勢のいい言葉が出て来るのに……今の俺は、クロウにナカを探られていて、少しの指の動きでも反応してしまう。
 なにか伝えようとしても、クロウが俺の動きを制限するように中で指を動かして、俺は上手く言葉を吐きだせなくなってしまっていた。

「ほら、ツカサ君お口開けて」
「う、ぅ……ううう゛う……!」
「ブラック、ツカサは納得してないようだぞ」
「んも~、しょうがないなぁ……。そんな風にガンコになってたら、いつまで経っても終わらないよ? それとも、ツカサ君は僕をあおりたくてそうやって拒否し続けてるのかな~?」
「んん゛ッ!? そ、そんなワケ……ッ」

 ないだろうが、と、言おうとした瞬間。
 目の前にあった凶器が、桶を張り上げようとした俺の口に入って来た。

「おごぉっ!?」
「ツカサ君、噛んじゃ駄目だよ」

 無様な声を上げた俺に構わず、ブラックはデカブツをぐいぐいと押しこんでくる。
 噛まないで、なんて言っていたが、くやしい事に舌の奥まで差し込まれたソレは、俺には歯を立てる事すら出来ない。大きすぎて、あごすら動かなかった。

 なのに、ブラックは荒い息を漏らしながら俺の口の中へどんどんデカブツを入れて来る。口の中いっぱいに苦じょっぱい風味と独特のにおいが広がって、思わずそうになったが、それでブラックが止まるはずもない。

「あぁ~……ツカサ君っ、い、良いよぉっツカサ君の口の中本当最高ッ……!」
「ん゛う゛う゛ッ、っぐっぅ、んぶっ、ッ、ン゛う゛ぅう゛っ……!」

 喉奥のどおくまで突き込まれて、体がガクガクと震える。
 だけど、ブラックは俺が苦しいと表情で訴えても許してはくれず、頭を掴んだまま俺の口の中で思う存分出し入れを繰り返した。

 苦しい。鼻が詰まって、よだれが垂れ流しになる。
 だけどそれ以上に、口の中がブラックのおちんちんでいっぱいなんだと思うと、体の中が異常にゾクゾクしてきて下半身が変に痺れて来て。
 何度もやってるはずなのに、今自分がやっている行為が途轍とてつもなくいやらしい事なのだと思うと、我慢しようと思っても下半身に熱が溜まって来てしまう。そのうえ、背後から太い指で中を探られてしまっては、こらえる事なんて到底無理だった。

「はぁあっ、あっ、あぁあ、ツカサ君の喉、気持ち良いっ、小っちゃくて先端に吸い付くみたいで、こっちはこっちで最高……ッ!」
「んん゛ーっ!! ん゛っう゛、う゛ぅう゛っ、ぐっ、ごぇっう゛、ぇ゛う゛っ、う゛ぅ゛う゛……!」

 喉にまで入ってくるような太いおちんちんに、嗚咽おえつが絡まる。
 それだけでも苦しいのに、背後からは荒い息に乗って何かが、いや、指がもう一つ押し入って来て、俺の中を押し広げたり中を余すところなく擦って来て、我慢しようと頑張っていた俺の頭をめちゃくちゃにしていく。

 苦しい、辛い、息が出来ない。
 熱くて体の中がじんじんして、下半身がうずいて堪らなくなる。
 上も下も深く突っ込まれると、もうそれだけで体が痙攣けいれんして、同時に一突きされるたびに、俺のおちんちんが大きくなっていくのが分かってしまって。

 なんでこんな事で。そう思うのに、くやしいのに……もう、限界だった。

「む……ブラック、ツカサのおちんちんがもう限界みたいだぞ」

 背後で何か声が聞こえた。
 なんて、言ったの。

「あー。しょうがないなあ……じゃあまあ、食っていいぞ」
「いいのか」
「もう今日何回かセックスしたから、ツカサ君の精液薄くなってるけどな」

 ああ、そうだ。俺、今日……なんかい、したんだっけ。
 ブラックと森で恥ずかしい事をして、そこにクロウがやって来て、それで……俺はまたもや風呂場でこんな事されてて。
 もう、頭がぼんやりして何も考えられなくなってくる。

「ツカサ、抜くぞ」
「んん゛ん゛ッ!?」

 急に中から引き抜かれる感覚が有って、体が大きく波打つ。
 だが、そのせいで喉もナカも締まり、俺は反射的に口の中のブラックのモノを、舌で強くなぞってしまい。

「んん゛ッ……!! うあっ、つっ、ツカサ君出すよぉ……っ!」
「~~~~~――――ッ!?」

 ブラックの腰が目の前で震えた瞬間、ごぽ、と口の中の音が耳の奥にまで響いて何かが流れ込んでくる。熱くて粘ついていて呑み込めない、凄まじい味の何か。
 思わずえづいたのに、奥まで入ったブラックのおちんちんが、吐き出す事を許してくれない。それどころか、急に下半身を持ち上げられて、俺は肩を震わせる。

 だが、休む暇も与えてくれず……今まで放っておかれていた熱の中心を――唐突に生暖かくぬるぬるした物が包み込んできて、俺は今度こそ体を波打たせて声にもならない濁音の悲鳴を上げた。

「ん゛う゛う゛ぅうううッ!!」

 お尻を弄られ続けて敏感になり過ぎていた下半身に、急な刺激を受けて思わず足が攣る。その刺激と共に、張り詰めていたはずのおちんちんは震えた。
 ……けど、俺のおちんちんからは、もう、力なく少しのものしか出て来なくて、寧ろ痛みが来るみたいで気持ち良いのに痛くて……。

「あはっ……はぁ……」

 射精が終わったのか、ブラックが俺の口からようやくおちんちんを引き抜く。
 それに合わせて俺も口の中に残る息を妨げた液体を零そうとしたが、すぐに顎をぐっと抑えられて……強引に、飲む込まされてしまった。

「ん゛ぶっ、ぅ゛……ッ、ん゛ぐうう……ッ」

 喉にまとわりついて、いがいがする。苦しい。吐き出したい。
 そう思うのに、ブラックは顎を上に持ち上げ喉を反らせて、無理矢理自分の精液を飲みこませようとして来る。そうなると、俺にはどうしようもなくて。
 結局……苦労して、呑み込むしかなかった。

「はっ、はぁっ、は……げほっ、げほっごほっ……はっ……はぁ……っ」
「ツカサ君可愛い……っ」

 抱き締められる間も、股間の間でぺちゃぺちゃと音がする。
 軽く何度か吸われて声を上げてしまうが、もうその声も掠れた濁声みたいで、高く上がる事も無かった。……だって、もう、おちんちんを触られるのが辛くて、吸われると痛みすらあって、泣くしかなかったんだ。

 もう、無理。無理だって。頼むからもう吸い付くのやめてくれよぉ……っ。

「や……っ、も……や、ら……」
「ああ、ツカサ君もう精液でなくなっちゃった? 薬が切れたのかな……まあ、毎日あれだけやってたら仕方ないか……」
「ンッ……!? ブラック、お前ツカサに薬を使ってたのか!?」

 俺のお腹の下から声が聞こえてくる。
 でも俺は今ブラックに抱き締められてるから、動けない。というか、息をするので精一杯で、どうしようもなかった。
 そんな俺を知ってか知らずか、ブラックはクロウに呑気に答える。

「ああ、でも危ない薬じゃないぞ。ちゃんとした精力増強剤だ。ツカサ君の精液をちょっと増やすために飲ませたんだよ」
「なんだ、そうか……。しかし、そう何度も飲ませていたらツカサも体が持たないのではないか? 薬が切れたらこのザマだぞ。数滴しか飲めなかったではないか」

 なんかごちゃごちゃ言ってる。
 凄く突っ込まなければいけないような気がするんだけど、もう力が出ない。
 今はただ、ブラックのオッサン丸出しな裸の胸に抱かれているしかなった。

「うーん……まあ、そりゃそうなんだが……」
「というか、何度も出させるより、溜めて喰らった方が美味いと思うぞ。それに、今日のツカサはもう限界のようだ」
「……うーむ……まあ、腕は治ったし……後はなんとかなるか……」

 なんだかよく判らない。でも、もう終わったのだろうか。
 仲良くなったんだかなってないんだか判らないけど……二人が普通に話せるようになったなら……まあ、いいか……。

 …………良くないかも知れないけど、俺はもう考える気力が残っていなかった。
 ああもう、早くベッドで寝たいよお……。













※というわけでクロウのターンとセクハラも続きます(´・ω・`)
 セックス出来てないけどブラックは射精出来たので満足です
 
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