異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

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空中都市ディルム、繋ぐ手は闇の行先編

24.解らないのではなく気付けないだけ※

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「ざ、ざくろっ」
「ビィィ……」

 オッサンの抱き着き攻撃にはさすがの柘榴ざくろも参ってしまったのか、うめくような鳴き声を発すると、光を散らして俺の腕の中から逃げるように消えてしまった。
 おそらく帰ったんだと思うが、しかし柘榴は風邪を引いてるかも知れないんだぞ。それなのに強制召還だなんて可哀想過ぎるだろう。
 こらブラック、お前は血も涙も無いのか!

「ブラックのばかっ、ザクロ帰っちゃったじゃないか!」
「え? ああ、どうせ自分の元いた場所にかえったんでしょ。そんなことより話したい事が有るんだよぉ。ほらほら、早く部屋にいこ~」
「そんな事ってお前……っ」

 俺の大事な柘榴ちゃんを「そんな事」とはなんだ。いくらブラックでも、そんな風に俺の友達を軽く見る奴は許さないんだからな!
 マジで一発殴ってやろうかと思ったが、そんな事を考えている間に抱え上げられてサッサと部屋に連れ込まれてしまった。

「あれ……あれぇえ……」

 変だな、今さっきまで俺は玄関ホールにいたはずなのに、どうして言葉を継ごうと息を吸った間にブラックの部屋へと連れ込まれてしまっているのだろうか。

「ああっ、ツカサ君下着穿いちゃったの!? んもぉ~、せっかく際どくてエッチな服を選んで持って行くように頼んだのに……でもその姿で出歩いてたんならまあ良いか。ツカサ君、恥ずかしいトコを誰かに見られたりしなかった?」

 なにかとんでもない戯言たわごとを言いながらブラックは俺をベッドへと勢いよく降ろし、事もあろうに俺の服のすそを思いっきりめくりやがった。
 そんな事をすると、俺の似合わないビキニパンツが見えてしまう訳で……ッ。

「うわああ見るなばかああ!」
「今日の罵倒は“バカ”が多いねえ。うーん、誰に貰ったのかは知らないけど、これちょっとキツキツじゃない?」

 そう言いながら、ブラックはパンツの膨らんだ部分を指で軽くつついてくる。

「ぅあ……!」
「んふふ……ツカサ君、ただでさえ子供おちんちんなのに、こんなにキツキツの下着なんて着けちゃうと、もっとおちんちんが小さくなっちゃうよ?」
「うぇっ?! う、嘘っ」

 そんなことあるワケ無い。あるワケない……はず……。
 だ、だって、そんなの俺の世界のエロ漫画でも言ってなかったし、周囲の大人とかだって冗談でもそんなコト言わなかったのに。嘘だ。そんなことない。

 でも、ブラックはベッドに乗り上げてズリズリと俺の方へと這い寄って来ながら、薄気味悪い微笑みでにやりと笑って見せる。

「ウソじゃないよ? ツカサ君みたいな育ちざかりの年頃は、おちんちんだって大人に成長するだろう? それなのにこんな締め付けるような下着を穿いていたら、大人にならなくていいんだ~っておちんちんが判断しちゃって、何時まで経っても僕みたいになれなくなっちゃうよ」
「う……う、ぅ……」

 嘘、だよな。ブラックがこんな悪人みたいな顔して言うんだから、本当である確率は低いはずだ。コイツ、スケベの為なら平気で嘘つくんだもん。絶対そうだよ。
 ……でも万が一それが本当だったらどうしよう……。ブラックは物知りだし、なによりここは異世界だ。もしかしたら、本当に成長しなくなっちゃうのかも……。

「ほらぁ。ツカサ君も僕のペニスみたいなのに成長したいんだよねぇ? ツカサ君は、オトコノコだもんねぇ……!」

 迷う俺の前に膝立ちになって、ブラックが股間をくつろげる。

「ひっ、ぅ、うあ」

 ぼろんと幻聴が聞こえてしまうほどの赤黒い規格外の凶器が目の前に現れて、俺は思わず呻いてしまったが、相手はニヤニヤと笑ったままその勃起した凶器を俺のほおにぺちぺちと擦り付けて来た。
 うう、やだ、雄臭い、あつい、なんかねばねばする……。

「や、だ……やめろってば……!!」

 こ……恋人だからって、こんなの許さないんだからな。
 つーか話はどうしたんだよ、話は!

「ぶ、ブラック、話するって……!」
「ん~、そう思ったんだけどさ……ツカサ君の可愛く膨らんだおちんちんを見たら、もうたまんなくなっちゃった……。今日は指で広げるのもまだだったし……ゆっくり優しくするから、一回セックスしちゃお……?」
「せっ、いっ、う、うわ待てっ待てってばブラック、こら! やめろ!」

 足の間に体をねじ込んで来ようとするが、そうはいかない。
 後退して必死にブラックのデカい図体を牽制するが、しかし。

「うっ」

 背中がガツンとベッドヘッドにぶつかって、ついに退路を断たれてしまった。
 そんな俺を見て、ブツを丸出しで揺らしながら、ブラックは近付いて来る。ベッドには無駄に天蓋なんかが付いているせいか、こっちに近付いて来るブラックの顔に陰が掛かっていて、物凄く不気味だ。というか、悪人面だ。
 ヤバい。この表情をしている時のブラックは完全にスケベな事しか考えてない。

 昨日ガツガツやられて治るのにしばらくかかったってのに、今日もやられたら明日の朝ちゃんと起きられるか判らない。明日は約束が有るってのに……。

「っ、あ、そ、そうだ。俺バリーウッドさんに【六つの神の書】を……」
「それ、後で良いよ……ツカサ君、セックスしよ……? ねえこれ見て……ツカサ君が煽ったから、もうこんな風にガチガチになっちゃったんだよ……?」

 そう言いながら、ブラックは俺の顔の真正面にずいっとブツを押しだしてくる。
 付き付けられた先端からは早々と先走りが膨らんでいて、今にも垂らしそうで怖い。それに、滑らかな曲線を描く先端とは裏腹に竿は血管が浮くほど膨張していて、まだ素面しらふな俺には、その生々しさが怖くも有り恥ずかしくもなってたまらなかった。

 俺のせいでそんな風になったなんて、そう言われても困るよ。
 やっぱりそうやって興奮されるのには慣れない。今日はエメロードさんを見たから、余計にそんな気持ちが湧いて恥ずかしくて堪らなかった。
 だ、だって、やっぱりこの国では男女での恋愛しかないって聞いたから、それで俺も久しぶりにそういう常識に戻っちまったっていうか、やっぱ自分が興奮されるのって変なんだって思うと、その……。

「なに、また恥ずかしくなっちゃったの? ツカサ君たら本当ウブだよねえ……でもさぁ、もうそろそろ……上の口も下の口も、僕のペニスを加えるのが大好きだって言ってるのを自覚して貰わないと、僕も寂しいんだけどなあ」
「ん゛っ、んんん!? な、なに言ってんの!?」

 なにそのエロ漫画みたいな台詞!!
 ちょっと待って、俺はそんな事一言も……っ、う、うわっちょっと待って足持って広げないで、やだやだやだ腰を浮かせるなあ!

「ツカサ君が『自分は愛する恋人であるブラックのペニスが大好きです』って素直に言ってくれるまで、じっくり犯して自覚させてあげないとねえ」
「待てっ、ま、頼むから待てってば! まだなにもしてないだろ!?」

 この体勢は明らかに挿入するための体勢だ。ヤバい。ヤバすぎる。
 前戯もしてないしまたもや理性を保ったままでヤられちまうなんて、どう考えても尻が痛くなるし絶対に頭がおかしくなる奴だ。そんな事されたら明日の予定に響く。
 ヤバい、ヤバいぞ。どうにかしてブラックをなだめないと……。

「大丈夫大丈夫。昨日セックスしたばっかりだし、まだツカサ君のお尻も柔らかいはずだから、きっとすんなり入るよ! ほうらツカサ君、下着をつけてたらおちんちん成長しないよ?」
「そ、そんなのウソだ、絶対嘘だ!」

 さすがに人体はそこまで不思議には出来ていないはずだ。
 コルセットやら何やらならまだ脂肪は燃焼するもんだしって納得できるけど、海綿体は流石に燃焼もしないし脂肪が付く事だってないはずだ。
 だから嘘に決まっている。これはブラックがえっちしたいだけの嘘なんだ。
 そうは思うんだけど。

「恋人の僕の事、そんなに信じられない……?」

 至近距離で目をうるませて泣きそうな顔をしてくる情けないオッサンを見ていると、その、どういう訳だか口籠ってしまう俺がいるわけで。
 嘘だと思ってるけど、でも、ぶっちゃけ異世界だしブラックは俺より頭が良いし、もしかしたら本当なのかも知れないし……。そう思うと、なんだか無碍むげにも出来なくなってきてしまって、俺は恐る恐る相手と目を合わせた。

「…………ほんとに……?」
「ほんと」

 そう言って、ブラックは俺にキスをして来た。

「んっ、ぅ」

 唇をんで、何度も何度も角度を変えてちゅっちゅと口付けて来る。
 別に顔を押し付けられているわけじゃないのに、触れられると力が抜けてしまい、気付けば俺はブラックの腕に支えられながらベッドに横たわってしまっていた。

 片足は未だに掴まれているし、こんなの覆い被さられてるのも同じなのに。
 それなのに、俺って奴は目の前にブラックの嬉しそうな顔が有ると……どうしてか、必要以上にドキドキしてしまって……。

「だからさ、さっさと脱いじゃおうよ、そのついでに僕と恋人セックスしよ?」

 そう言いながら、ブラックは太腿ふとももを手で揉んでくる。

「うあっ、やだっや、やっぱこんなの」
「だーめ。ツカサ君、僕と恋人セックスしよって言った時、挿れて欲しいって顔したでしょ。ツカサ君も僕と愛し合いたいんだよね……? ねえ、だからさ……セックスしようよ……。一回だけだからさ……」
「う、ううう……」

 目の前にブラックの顔が有る。
 何度もほっぺに吸い付かれて、口にもキスされて、頬ずりされて。
 ちくちくした無精髭と赤く捻じ曲がった柔らかい毛の感触も相まって、顔中を愛撫されているみたいで、体が勝手に熱くなってくる。

 さっきは頬にブツをぺちぺち当てられたってのに、なんでドキドキしてんだよ俺。
 恋人だからって、こんなの簡単過ぎだ。逆に恥ずかしすぎるって。

「ツカサ君……」
「ぅ、あ……」

 裾を大きくまくり上げられて、パンツをずり降ろされる。
 今さっきまで抵抗してたはずなのに、菫色すみれいろの瞳でじっと見詰められて笑われると、どうにも体が上手く反応しない。心臓がどきどきして、逃げ出したくなって、なのに、俺はブラックの手が望むままに足を開いてしまっていて。

 なんでだ。どうしてこうなるんだろう。
 昨日も同じような事をやったはずなのに。

「二人きりでセックス、やっぱりツカサ君も好きなんだね……嬉しいよ……」
「あ……」

 …………ああ、そうか。
 俺、久しぶりにベッドの上で真面目な感じのえっちをしようとしてるから、こんな風にドキドキしてしまってるんだ。
 だって、最近こんな風にえっちしてなかったから。だから、俺……。

「ツカサ君……ほら、お尻の穴、僕が触れるだけでいやらしく動いてるよ……」
「っ……ん、んん……」

 指が、すぼまりに触れる。
 本当はお尻に力が入ってるのに、ブラックが指の腹でソコを撫でると勝手にソコが反応してしまう。濡らしてもいないんだから無理だと言おうとするのに、指がナカに入るように食い込むと、窄まりは簡単に緩んでしまって。

「うあぁ、あっ、ああああ……!!」
「ほら……ツカサ君のココ、まだ凄く潤んでるよ……? 昨日何回も僕がナカに出したから、ココも女みたいに濡れるようになっちゃったのかも」
「そっ……な、わけ……っ」
「そんな訳あるよ。ほら、指が二本も入りそうなくらい柔らかくなってる……これって、もう挿れてって言ってるようなもんだよね? ツカサ君のお尻、こんなにいやらしくなっちゃったんだよ……ふふっ……」

 ナカを広げるように動くものの太さが増す。思わず震えながら叫んでしまったが、これは太くなったんじゃない。ブラックの指が増えたんだ。
 だけど、それを確認する暇も無く前立腺を執拗に撫でられて、俺は足を広げた無様な格好で、腰を浮かしながらびくびくと体を波打たせて声を出してしまう。恥ずかしいと思っているはずなのに、ソコだけ弄られて興奮するはずがないと思っていたのに、ブラックにナカを掻き回されるとそれだけで俺の分身は浅ましく勃ち上がってしまっていた。それどころか、お腹が熱くて、もう我慢出来なくなりそうで……。

「あはっ……はぁっ、は……つ、ツカサ君……も、もういいよね……挿れるよ……」
「っ、やっ……あっあぅう……」

 指をゆっくりと引き抜かれて、再び腰を持ち上げられる。
 大きく開かれた股の間に腰を進めて来て、ブラックは少し性急にいきり立った物を窄まりに押し付けた。

「っあ……」
「ツカサ君、好き……好きだよ……っ」
「っ、あ゛……あぁあ゛ああ……!」

 ぐっと広げられる感覚が有って、想像以上に大きな衝撃が中に入ってくる。
 苦しい。だけど、ナカを隙間なく埋めてくれるようなその感覚は、昨日味わった体の奥を痺れさせるほどの甘い感覚を思い起こさせて、体が震えてしまう。

 ブラックのが、入ってる。
 こんなの何度もやってるコトなのに、どうしてか今はその事がとても恥ずかしくて、凄く満たされるような感じがして、自分でも訳が分からなくて……。

「はぁあっ、ぁ……あぁあ……二日目のツカサ君のナカ……蕩けてて熱くてもう最高だよ……っ! 久しぶりのキツい締まりも最高だけど、このペニスを優しく包むような感じも、すっごくたまらないなぁ……」
「んっ、ぅっ、ぅあぁっあっあぁああ!」

 聞きたくも無い事を事細かに教えられて、ぬちゅぬちゅとわざとらしく音を出しながらナカをこすり上げられる。たったそれだけの事なのに、声すら抑えられない。

 それどころか、昨日の今日だって言うのに、俺の体はブラックを拒むどころか簡単に受け入れてしまって、いつもみたいなうめくような声じゃない、甲高い喘ぐ声ばかり漏らしてしまって……。

「ツカサ君……気持ち良い……ッ? はぁっはっ……ははっ、突き上げる度にナカがきゅうって締め付けて来るの、僕もたまらなく気持ち良いよ……!」
「ひっぃ、ぃあぁっあぁああっ、やっあっあっあぁあっ、らぇっ、奥らぇえ……!」

 太くて大きなブラックのものが奥まで突き上げると、お腹の奥が熱くて、きゅうってなって、おちんちんが触られても居ないのに気持ち良くて仕方ない。

 まだ、溺れてもいないのに。
 お尻を弄られただけなのに、俺はこんなに喘いでいるなんて。
 恥ずかしくて、情けなくて、だけど、ブラックに抱き締められながら強引に奥まで突き上げられると、恥ずかしさよりもブラックの事しか考えられなくなってしまう。

 熱い。お腹が満たされてる。苦しい、辛い、だけど気持ち良くて、とろけそうで。
 よだれで濡れた唇で口を塞がれると、息が出来なくてぼうっとなって。

「きもひ、ぃっ、ぅ、あっあぁあ゛あっ……やぁっ、あっぶら、っく、ぶらっくぅう……!」
「ツカサ君……ツカサ君、ツカサく……ッ、ぅ゛……!」
「あ゛……――――!!」

 奥まで来て、ぎちぎちに広がった所に、たくさんのなにかがぶちまけられる。
 だけどそれは嫌なものじゃなくて、俺の耳のすぐそばで何度も荒い息と低い呻き声を繰り返す人……俺の、恋人に……抱き締められていると、満たされた感じがして、むしろ嬉しくなってしまう自分がいる。

 どうして嬉しくなるんだろう。
 考えるけど、疲れ果てた俺はあんまり頭が働かなくて。

「ツカサ君……」

 少しかすれた声で嬉しそうに俺の名を呼ぶブラックが、再び口を塞いでくる。
 そんな声にすら胸がぎゅっとしてしまうのは、えっちした後だからなんだろうか。
 考えようとしたけど……やっぱり、今はよく分からなかった。









「あのさ……話をするってはなしじゃなかったっけ……」
「んふふふふ……そうだったっけ~」

 隣で素っ裸になっているブラックは、同じく素っ裸で寝転がって向き合っている俺に対して薄ら笑いを浮かべている。
 それだけにとどまらず抱き寄せようと手を伸ばしてくるが、俺はその手をペシペシとはねのけながら相手を睨んだ。ぐうう、表情筋まで何故か痛い。

「そうだったっけじゃなくて、真面目にやれよ……話ってなんだったんだ」

 聞いて欲しい事が……って言っていたんだから、それなりに重要な事だろう。
 そういう事は早く話してくれないと困るんだが。
 眉間にしわを寄せて怒っているという顔を見せるが、しかしブラックは嬉しそうに頬を緩めて、だらしない顔でエヘエヘと笑う。

「いや~実はさぁ、ちょっとツカサ君に相談が有って……もしかして、バッグの中に黒籠石こくろうせき欠片かけらとかがないか確認して欲しいんだけど……」
「黒籠石?」
「うん。そんで、もし使わないなら僕にゆずってほしいんだ」

 黒籠石の欠片か……ちゃんと調べてないから解らないけど、もしかしたら残ってるかも知れないな。俺は特に使い道がないし、望むなら別に譲っても良いが、そんなの一体何に使うんだろう。

「黒籠石なんて何に使うんだ?」
「えへへ……それは出来上がってからのお楽しみ!」

 お楽しみという事は、俺にも見せてくれるんだろうか。
 黒籠石で何を作るのかは解らないけど、見せてくれるんなら楽しみだな。
 ブラックはモノづくりも上手いし、曜気や曜術を利用した魔導具である“曜具”ってのも作れるんだから、きっと面白いものに違いない。

 ここに滞在している間は動けない時も多くてヒマだから、きっと金の曜術師の鍛錬でもしようとしてるんだろう。うーん、ブラックって意外とそういうの真面目にやるんだよな。そういう所は人として好きだ。うん、人として。

「そう言えばツカサ君も僕に話したい事があったんだよね。どんな話?」

 あ、そうだった。
 俺がバリーウッドさんに【六つの神の書】を読む許可を貰ったことや、ラセットに連れて行って貰ったキュウマの石碑の事も話さなくっちゃな。

 クロウにも一緒に聞いて欲しかったのだが、一日中こもると言っていたから仕方がない。クロウには彼が全快してから改めて話そう。











※また遅れてしもうた…熱さで中々作業が進まんで申し訳ない…
 家には扇風機しかないので許してくだされ……
 あとブラックの言ってる事はうそです。そんなわけあるか。
 
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