異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

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空中都市ディルム、繋ぐ手は闇の行先編

12.年長者の話は色々難しい

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「貴方がたのお話は、シアンに大体のところを聞いております」
「と言いますと……えっと……俺の事は……」
「ええ、存じておりますとも。ツカサ様は、黒曜の使者……とのことでしたね。ああでもご安心下さい。我ら枢候院すうこういんは貴方の事を滅そうとは思っておりませんので」
「は、はい……」

 お茶がすぐに届いて、俺達の前に置かれる。
 エーリカさんが持って来てくれたけど、彼女はまた外へと出て行ってしまった。
 どうやらこの部屋は用事がある人しか居てはならないようだ。
 まあ……バリーウッドさん自体が“真祖”っていう貴重な存在だしな……。

「む。なんだこの茶は。甘いな」
「蜜珠の樹の根を乾かし煎じたものです。我々はこの茶が好きなのですよ」

 クロウが上手そうに飲んでいたので俺も口を付けてみると、確かに紅茶のような物にガムシロップを混ぜたような感じの味がした。
 これは……カラメル……にちょっと近いかな?
 これはこれで俺も結構好きかも。エルフっていいもん飲んでるなあ。

「それで、儂に聞きたい事が有るとのことでしたが……何を知りたいのですかな」

 俺達の物より二倍くらいでかいカップで茶をすすりながら、バリーウッドさんは椅子に腰を下ろす。本当に俺達の事を警戒してないみたいだ。
 それに、なんだか他の人に感じた見下し感を感じないような……いや、そんな事を考えている場合では無い。とにかく今は事情を話して、何か知っていることが無いか教えて貰わないと。

 ――というワケで、俺はシアンさんに掛かっている嫌疑のことや、エメロードさんに無理難題を吹っかけられた事を出来るだけ細かく話した。
 質問になっていないただのいきさつの説明だったが、バリーウッドさんは根気よく俺達の話を聞いて、うんうんと頷いてくれていた。

「……なるほど。つまり、貴方達は陛下の御心が解らずに困惑している、という事ですな。それで、何をすべきかもつかめないと」
「大体そんな感じです」

 長々と経緯を話してしまったが、結局はそこに辿たどり着く。
 お互い話し疲れてしまって、一旦お茶を飲み休憩をはさむ。すると、バリーウッドさんはひげを擦りながら天井を見上げた。

「…………儂が知る事は多くはないが……そうですな……一つ自信を持って言える事が有るとすれば、それは“その約束は果たせる”という事ですかな」
「約束って……その、犯人探しの?」

 問いかけると、バリーウッドさんは頷いた。

「女王陛下は今でこそあのように慈悲深く、我々にはおよびもつかない物事をお考えになられるようになったが……以前は、そのようなおそれ多い方ではなかったのだ」
「と、いいますと……」
「これは妹であるシアンとも関係が有るが……以前の陛下はその見目麗しい姿に相応ふさわしい、まるで今初めて花開いた百合のごとく、純真無垢をな方であった。……しかしシアンが王宮に上がってからは……中々上手くいきませんでな」

 どこか悲しげに溜息を吐く相手に、ブラックは茶を啜りながら片眉を顰めた。

「ん? シアンはあの女より後に枢候院に来たのか?」
「ええ。彼女は王族の血筋の一つであるオブ=セル=ウァンティアの娘ですが、次女という事で嫁に出されておりまして。戻って来た時は百年ほど経っておりましたな」

 ヒェッ……想像もつかない時間の単位すぎる……。
 というか、バリーウッドさんは「あの女」呼ばわりについては何も言わないのか……。いや、エメロードさんにとって、ブラックは特別だからってことかな。
 こんな言い方されても構わないだなんて、やっぱりエメロードさんは強いよなあ。俺が女の子だったらショック受けてるぞ多分。女子ってあんま乱暴な言い方はしない……んだよな? たしか。

「既婚のメスで子供もいるのに、高官として王宮に上がったのか?」
「人族のしきたりとは少々異なりますな。母子ははご……人族で言う所のメスでも、能力が高い者であれば王宮は様々な地位へと召し上げます。シアンは……少々思う所がありましてな。それで、国を支えたいと枢候院に志願して来たのです。その後のシアンの働きは見事なものでした……今では誰もがシアンの統治を望むほどに」

 うんうん、やっぱりそうだよな。シアンさんはみんなのお婆ちゃんなんだ。
 優しくて俺みたいなののワガママでも受け入れてくれる人だし、それに若い姿の時は物凄い美女なんだから、そら付いて行きたくなる奴なんてごまんといるだろう。
 だけど……その事を話したバリーウッドさんの顔は、どこか浮かない感じだった。
 何か、良くない事でもあったのだろうか。
 思わず問いかけるような表情になってしまった俺達に、相手は首を振った。

「……しかしそれが……その事が、徐々に陛下の御心をむしばんで行ったのです」
「…………嫉妬、か」

 クロウの静かで端的な言葉に、バリーウッドさんは深く頷く。
 その表情は、沈痛な面持ちとしか言いようのない物だった。

「シアンの“なにが”陛下の御心を傷付けたのかは解りません。ですが、遅れて王宮に入ったシアンが頭角を現し、儂が最高位を譲った時にはもう……陛下の御心は儂らが測れぬ所まで離れてしまっておったのです」
「妹が急激に力を付けたのがそんなに嫌だったのか?」
「どうですかな……。枢候院はこの【ディルム】を統率する役割を持っておりますが、最終的な決定権は女王陛下にありますし、我々はそれを侵す気など在りませぬ。もし妹が分不相応に……と思っていたとしても、最高権力に坐し民にも愛される陛下がそのようなことだけでシアンを追いこむかと言われると……儂には疑問ですな」

 ということは、もっと何か理由があるって事なんだろうか。
 思わず三人同時に腕を組んで唸ってしまうと、バリーウッドさんは「ホッホッ」と陽気に笑いながら髭を扱いた。

「まあ、詳しくはシアンの息子にでも聞けば良いでしょう。今は……恐らく街の方で共同井戸の補修をやっているのではないですかな。彼ならば詳しい事を知っているでしょう。もし会いたいのでであれば、儂が話を付けますぞ」
「えっ……し、シアンさんの息子……!?」
「はい、アイスローズと言いましてな。今は街で細工師をしとるのですよ。王族の血とは言えど、選ばれしもの以外は他の神族と変わらぬ扱いですからのう」

 シアンさんの息子……そう言えばシアンさんには子供がいるって話だったっけ……でも実際に会うとなるとやけに緊張して来るな。
 アイスローズと言う人と話せばシアンさんとエメロードさんの確執の真相が解ると言うけど、家族に知られているとしたら、そうと解るぐらいエメロードさんはシアンさんを嫌ってたって事だよな。その事を息子に問うって言うのは、なんというか……デバガメっぽい感じだし、良い感じには思われなさそうだ……。

 でも、知る事が出来るなら知りたい。
 それがエメロードさんに近付く手段になるかも知れないんだから。
 ……けど、それを考えるとシアンさんの事が心配だな……。

「あの……今シアンさんは……」
「ご心配めさるな。部屋に軟禁状態ではありますが、職務はきちんと全うしておるし、体調が悪くなったと言う事はありませんよ。今は会えんでしょうが、いずれは……どうにかなるでしょう」

 そう言いながら、バリーウッドさんはちらりと外を見やる。
 なにやら思わせぶりな仕草だが、何を意味しているのかよく解らない。ブラック達もどういう意味なのか解らなかったようで、いぶかしげにバリーウッドさんを見ていた。

「ホッホ……まあ、それはそれとして……ツカサさん、貴方は黒曜の使者でしたな」
「あ、は、はい」
「ということは【六つの神の書】について、何か思う所があるのではないですかな」
「ええ……あの……神族の人から、読んだ方が良いって言われはしたんですけど……アレって、神族の偉い人以外が見ちゃ駄目なんですよね……?」

 シアンさんやエメロードさんは見た事が有るみたいだったけど、シアンさんは世界協定で「多くの神族は黒曜の使者を知らない」と言っていた。
 だとすると、その神の書とやらは一般人には見られない者のはずだ。
 ヘタしたら国宝とかそういうレベル……いや神宝って奴かも知れない。そんな物を本来敵対しなければいけない俺が閲覧させて頂くってのは、どう考えても難しい。

 敵に見せたら何をされるか判らないって思って隠すのが普通だろう。
 だけど、バリーウッドさんは「ああそのことか」とばかりに朗らかに笑った。

「ホッホッホ、まあ確かにあの書板はこのディルムの神宝ですが、所詮は記録。既に多数のコピーをとっておりますがゆえ、見せられない、というほど大事な物でもないのですよ。それに、見せたからと言って……ツカサ様と我々、双方に不利益をこうむると言うような物でもありませんのでの……」

 言いながら、バリーウッドさんは目を細めて笑う。
 どう考えても何か含みが有る笑みだったが、それを問い質してもこのお爺ちゃんはのらりくらりと言い逃れるだけだろう。俺達にはこれ以上追及する事も出来ない。
 思わずぐっと口籠った俺に、相手はまたほがらかな笑みを見せた。

「まあ、そちらも儂らが手配しておきましょう。なに心配は無用ですぞ。貴方がたは、ただ待っていればいい。人族には手厳しい土地ですが……我々枢候院は、貴方を――黒曜の使者を、あなどり見下す事は決してありませんのでな」

 それは……どっちの意味だろう。

 やっぱり腹のなかでは俺の事を危険だと思っているから侮らないのか、それとも、本当に俺達を好意的に見ているから見下す事はしないと居ているのか。

「……チッ。シアンの師匠なだけあって、性格が最悪だな」

 失礼な事を言うブラックに思わず目を剥いてしまったが、バリーウッドさんは薄ら微笑ほほえんだまま、満足そうに白髭をしごいていた。

「そう言って頂けるとは、シアンも成長したのですなあ。いや、師として誇らしい」

 …………バリーウッドさんって、結構皮肉屋なのかな……。

 好々爺な風体だと、皮肉だか本気で言ってるのか解らない……。
 うう、初対面の人と話すのって何でこんな判らないことだらけなんだろう……願わくば、シアンさんの息子のアイスローズさんって人は話しやすい人だといいな……。












 
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