異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

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ラゴメラ村、愛しき証と尊き日々編

34.小さな事を見逃すな

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 暖炉の火が赤々と燃えるリビングで、オッサンの怒鳴るような声がこだまする。

「ヤダ。絶対ヤダ。ツカサ君をクソ眼鏡に任せるなんてぜぇええったい嫌だ!!」
「ぶ、ブラック……」

 ……ああもう、リビングに移動してからずっとこの調子だ。

 あれから落ち着いたは良いものの、全ての事情を説明されたブラックはがんとして「アドニスが俺と触れ合うこと」に頷こうとはしなかった。それどころか、アドニスに敵意をむき出しにして、俺を触らせまいと抱き着いて唸っている。もうこうなってしまっては俺にはお手上げだった。

「やれやれ、精神年齢が低いというのは厄介ですねえ」
「ブラック、執着も行き過ぎると滑稽だぞ」
「うるせええええ」

 アドニスとクロウの辛辣な言葉もブラックには馬耳東風だ。
 ……正直、そこまで俺を渡したくなって思ってくれるのは、悪い気はしないし……それに……ブラックが嫌がる事をするのは、気がひけるところも有るんだけど……。
 でも、これ以上先延ばしには出来ないだろう。
 俺だって、もう悩むのは嫌だし解る事が有るなら知っておきたい。

 ブラックだってその事はきっと解ってるはずだ。

「……ブラック、このままじゃ駄目だって、お前も解ってるだろ?」
「うう゛ぅ……」

 唸りながら顔を顰めるブラックを振り返って、俺はその顔を両手で包み込む。
 とにかく冷静になって貰って、ちゃんと納得して貰わねば。

「ほら、そんな顔しない」
「でもぉ……」
「何も判らないまんまでグダグダしてるより、分かる事はハッキリさせておいた方が危険も少ないだろ。これ以上みんなに迷惑かけたくないし……その……あ、アンタの体に変な事が起きたりしたら、ヤだし……だから……」

 なんだか変な事を言っているような気もして来たが、ブラックは俺の言葉に段々と顔を緩めて、じっと俺を見つめて来た。
 何故か、何かを期待したようなキラキラした目で。

「つかさくん……」
「もう丸め込まれましたよ」
「ツカサにかかれば本当に簡単だな」
「だーっもーっ、そこ茶化さないの!!」

 またブラックが怒るだろうがっ。折角落ち着こうとしてるのに煽るんじゃない!
 ブラックもブラックだが、神経を逆撫でするようなアドニスとクロウも大人げないぞ。なんでこの大人どもは俺より子供じみた事をするんだ。とにかく話を戻さねば。
 俺はゴホンと一つ咳をすると、改めて両頬を掴んだブラックをみやった。

「とにかく……その……最後まではしないらしいし…………このままヤダヤダって言ってるままじゃ、何も解決しないだろ? 今の俺達には、新しい情報を掴む事すら出来ないんだから」
「ぅむ……」
「協力しよ? ね、ブラック」

 正直、俺もコックリングつけたままで居るのしんどいんで早く終わらせたいし。
 そんな下衆な事を思いながらもブラックをじっと見やると――――

「…………数回で終わるよな? 今後一切ツカサ君には触れないな?」

 俺の手を掴んで優しく外しながら、アドニスを睨むブラック。
 そんな態度に相手は呆れたような顔をしたが、肩を竦めて溜息を吐いた。

「信用有りませんねえ。約束した以上は検査目的以外では触れませんよ。水麗候すいれいこうに、グリモア同士が争ってもロクな事が無いとも言われていますしね。波風を立てる気はありません」
「……………………」
「ブラック……」
「解った……。だけど、計測する時は僕も付き添うからな」
「お好きにどうぞ」

 アドニスが許容した事でやっとブラックは折れたのか、俺をぎゅっと抱きしめた。
 ……計測する時は尽きそうって……それって、視姦プレイと同じなのでは……い、いや、そこを突っついてはいけない。余計な事を言ったら話がややこしくなる。
 とにかく、それで譲歩したというのなら俺も受け入れよう。

 すげえ嫌な予感がして来たけど。してきたけど!!

「ところで、その計測とやらはオレも参加するんだな?」

 ブラックが納得するまで律儀に口を閉ざしていたクロウが、アドニスに訊く。
 その問いに、アドニスはもちろんだと言わんばかりに頷いた。

「貴方とツカサ君の交尾時のデータも当然採ります。本当は誰かもう一人、一般人の男か女と接触した時のデータも採りたいんですが……」
「むっ、ムリムリムリ、それは無理!」

 ブラックとクロウ以外の奴とか、絶対無理!!
 このオッサン二人にはもう色々されてるから体が慣れちゃってるけど、他の奴とか絶対無理だってば。信頼できる奴だって思ってるアドニスやラスターでも抵抗感あるし、それに……他の男から触られた時は、気持ち良いどころか凄く不快で怖いぐらいだったのに……。
 あんなの、何度もしたくない。

「あっ、でも女の人でもいいのか……。それなら俺もまんざらでは……」
「つーかーさーくぅ~ん……?」
「何でも無いですはい」

 ヤダブラック顔が怖い。こっち向かないで。
 無精髭だらけの顔をぐいぐい押して方向転換させようとするが、俺の両手の力よりブラックの首の筋肉の方が強いのか、相手は少しも顔を背けてはくれない。頼むから瞳孔開くのやめて。

「せっかくこんな辺鄙へんぴな村に来たって言うのに、他の奴に触れさせるなんて……」
「……わ、解ってるってば……」

 ……そ、そうだよな。
 俺だってブラックがアナベルさんに手を差し伸べただけでショックを受けてたんだから、それ以上の事をやるなんて、考えられない事だ。

 この前はモヤモヤが溜まってたせいか、あんな風にみっともなくショックを受けて、俺らしくもない悲嘆に暮れてたけど……今は冷静なんだ。
 ちゃんと、周囲の状況も解ってる。
 ブラックが、俺の事を大事に思ってくれてるのは、今日の事で再確認したんだ。
 だから、同じような事をしちゃいけない。

 自分がショックを受けた事と同じ事を、やらないようにしなくちゃ……。
 …………でも、そう考えると余計になんかこの状況が異常に思えて来るな……。

「あの、ブラック……平気……? なんか、ごめんな……」

 俺の“黒曜の使者”の力を解明するためとはいえ、クロウだけじゃなくアドニスともえっちな事をしなきゃ行けなくなったんだ。
 実験目的とはいえ、今更ながらにブラックに申し訳なくなってくる。
 そりゃあブラックだって昔はちょっと遊んでたけど、今はそうでも無くてこういうの嫌いみたいだし……。

 だから、大丈夫かなと思ったんだけど……俺の顔を見たブラックは、嬉しそうに頬を緩めて、少し離れていた俺の体を再び抱き寄せて来た。

「あっ……」
「えへへ……ツカサ君の一番は、恋人は僕だもんね。ツカサ君がそうやって心配してくれるのも、僕がツカサ君の一番だから……だよね?」

 機嫌が良さそうにそう言いながら、チラリとどこかをみて、再びにんまりと笑った顔を俺に向ける。
 そんなことを人前で言われるのは恥ずかしかったが、でも恋人なのは事実だし……その……肯定しない理由も、ない、わけで……。

「…………ん……」

 小さく声を漏らして頷いたけど、やっぱり、恥ずかしい。
 体がカッと熱くなってまた顔が熱でじんじんと痛み出した俺に、ブラックは「んんん~」と奇妙な声を漏らしながら、強引に頭を掴んで俺の頬にキスの雨を降らせた。
 イテッ、イデデデ! だ、だから無精髭がじょりじょりするんだって!

「だあぁっ、もう、やめえって!」

 離せと無理矢理顔を背けてアドニスとクロウを見ると――
 二人が物凄く不機嫌そうな顔をしているのをモロに目撃してしまい、俺は再度申し訳なくなってしまった。な、なんか……ごめん……。



   ◆



 ――翌日。
 俺は今日も早朝から起き、軽く家事を済ませるとペコリア達と藍鉄あいてつを今日も外へと出す為に召喚珠しょうかんじゅを持って外に出た。

「ありゃ……今日は曇りか……雨でも降りそうだな……」

 朝霧で視界がさえぎられた状態でも、空が暗いか明るいかくらいは解る。
 今日の霧はいつもよりも色が暗いから、きっと陽が差していないに違いない。
 しかし、雨が降るとなるとちょっと困るな。ペコリア達が遊べなくなっちまう。

 洗濯は昨日の内にやっておいたので、一日くらいは何とかなるが……連日雨ならちょっと面倒だ。部屋で干して【ウォーム・ブリーズ】を使わねばならないかも。
 ……でも、それだと温風っていうより“乾燥”の方が良いような……。

 これから色々とやるし、体調を整える為に出来るだけ曜術は使わない方が良いかなと思ってたんだけど、アドニスに相談した方が良いかも知れない。
 その……まだちょっと、股間のリングも気になるし……なんか、朝から付けた右耳の質素な輪っか型の金のイヤリングも変な感じだし……。

「……俺にイヤリングって……似合わないよなあ、やっぱ……」

 オラオラ系とかヤンキーならバッチリ似合うと思うんだけど、俺がコレを装備しても格好良さは上がらない。
 こんな姿を門番の人に見せるのが何となく恥ずかしくて、俺は出来るだけ門の方には近付かないようにしながら、召喚珠でペコリア達を呼んだ。

「クゥ~!」
「ヒヒーン!」

 すぐにポンと出て来たペコリア二匹と藍鉄は、俺に「おはよう」と言わんばかりに、可愛い顔を摺り寄せてくる。俺もそれに応えて三匹を優しく撫でながら、とりあえずペコリアの綿のような体毛をもしゃもしゃして枯葉などを取ってやり、藍鉄の体も藁でしっかり綺麗にした。

 藍鉄の場合は、ラッタディアの“赤のお姉さま”にしっかりとお世話をして貰ってるとは思うんだが、これは俺と藍鉄の毎日のコミュニケーションだからな。
 ペコリアだけでなく藍鉄もしっかりたっぷり愛情込めてお世話をするのだ。

「よしっ、じゃあ俺は笛の練習をしてくるから、後はよろしくな」

 一匹だけペコリアを抱いて二匹にそう言うと、ペコリアと藍鉄は「合点承知!」と言わんばかりに元気よくいなないた。いやあもう本当に仲の良い動物と意思疎通が出来るって最高ですね。
 二匹に改めて抱き着いてから、俺はペコリアと共に森の方へと向かった。

 家の裏手に当たる、森に近い死角の場所。
 そこにはもう俺達と仲良しになった小さな蜂君が待っていて、俺が手を上げて挨拶あいさつをすると、蜂君も目の下をほんのり桃色にして「ビィッ!」と手を上げてくれた。

「今日もよろしくな!」
「ビビ~!」

 俺の言葉に蜂くんは頷いて、森の木々を分けて手を奥へと向ける。
 どうぞって言ってるみたいだ。

 ありがたく蜂くんに続き、俺達は歩きなれた道をずんずんと進んでいく。
 最初に来た時は長い道程みちのりだと思ったが、この【蜂龍ほうりゅうの森】は実際にはそこまで広いわけではなく、道程を覚えてしまえば軽い散歩と同じような距離だと解った。
 この感じからすると、森はシルヴァ地区の半分くらいを占めてるんだろうな。

 考えながら歩いていると、まるで花園のような大樹の広場に辿り着き、俺はそこでペコリアを降ろす。今日のペコリアは初めて森に来た子だったが、他のペコリア達にこの森の事を聞いていたのか、蜂達に驚くこと無く元気に遊び始めた。
 はぁあ……可愛い蜂と戯れるモコモコうさぎちゃんとか天国の光景かぁあ……。

「……ハッ、いかんいかん。俺は笛の練習に来たんだ……!」

 朝食の量も四人分に増えたし、時間は圧迫されているのだ。
 悦に入ってないでテキパキと動かねばと、俺は大樹のうろへと入った。

『今日も元気そうだな、ツカサ』

 その巨大な洞の中に横たわっているのは、ここ数日で仲良くなった蜂龍さんだ。
 昨日は色々と有ったけど、蜂龍さんが俺の心を読み取ってそう言うのだから、俺の気持ちはやっと晴れたに違いない。そう思うと一層気が軽くなって、俺は最近の日課になっている、蜂龍さんへの金の曜気を注入する作業を行った。

 最初に出会った時、凄く気持ちよさそうだったからな。
 こういうのは続けて行けば効果が出るもんなんだ。この世界の森羅万象は、体の中に曜気が満ち溢れている事が活力に繋がるらしいので、もしかしたら蜂龍さんも今より元気になるかも知れない。そしたら、蜂くんたちも喜ぶからな。

 お爺ちゃんお婆ちゃんには出来るだけ長生きして欲しいので、俺で役に立つのなら喜んで低周波治療器みたいな役もやりましょうぞ。
 と言う訳で今日も蜂龍さんに「はぁああ……」と気持ち良い溜息を吐かせて、その後はピポピポと下手なりに上達して来た縦笛の練習をしていると――蜂龍さんが問いかけて来た。

『ところでツカサ。お主、昨日は伴侶と仲直りでもしたのか?』
「ピボッ。ブッ、ぶへっ、な、なんスか!? 突然……!」
『い、いや、すまん……。何だかお主の気分がいつも以上に明るいし、それにお主の周りに何やらよこしまな気の残り香が纏わりついているのが見えたのでな……てっきり、伴侶と仲直りでもして、まぐわったのかと』
「う゛、うぐ……」

 ま、まぐわっては……ない、けど…………同衾どうきんっていうか……。
 いやでもそれは毎日してるし、そんな事今日初めて言われたし……。

 だ、だったら、蜂龍さんからしても俺達は仲直りした的な事に見えるんだな?
 よ……よし、確実じゃないか。もう俺が心配する事などないんだ。第三者の目から見ても俺とブラックが互いを向いている事が解ったなら、アホな事を考えて悩む必要なんてない。

 こ、恋人だもんな。ブラックはいつも俺を抱いて眠るんだもんな!
 下衆の勘繰りをする必要なんてもうないんだ!

『それにしても……凄まじい執着よな……。ただの人族が、よもやこれほどまでに怖気おぞけの立つ気を残り香としようとは…………』
「そ……そんなにですか……?」

 安堵はしたものの、そう言われるとちょっと気になってしまい、問い返す。
 すると、蜂龍さんは三対の目をパチパチと明滅させて、困ったように眉間らしきところにぎゅっと皺を寄せた。

『まるで、我がかつて垣間見た“黒曜の使者”のようだったぞ』
「え…………」
『我にはよく解らぬが……人族と言う物は、執着を愛とするものも存在するのだな。人すべてがお主のように愛に溢れた物と思うておったがゆえ、少々驚いたぞ』

 …………ま、まあ……ブラックって色々と規格外の男だしな……。

 そうは言えど、蜂龍さんの言葉がちょっと引っかかってしまい、俺は腕を組んで唸った。執着……そう言われてみれば、俺も執着してるのかな……。
 でも、そんなの相手を好きだったら自然とやっちゃうものだろうし、愛が有るなら多少は相手を自分の所に引き寄せたいって思うのも当然……だよな……。

 だけど……なんで、その事にちょっと引っ掛かりを覚えたんだろうか。

『どうした、ツカサ』
「あ、いえ、なんでもないです。さっ、笛の続きやりましょう!」

 よく解らないけど、まあ、ブラックはああいう奴だしな。
 そう思って、俺はひとまず笛の練習に集中する事にした。










 
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