異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

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ラゴメラ村、愛しき証と尊き日々編

29.楽しいあそび1

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※変態プレイするといつも長くなってしまう。申し訳ない……。
 というわけで分割します…次回は直球でご注意ください(;・∀・)





 
 
 ま、待て待て待て、両手を縛られたままじゃ“あてっこ”も何もないだろう。

 これは非常にヤバくないか。つーかヤバいぞ。目隠しされて拘束ってどう考えてもロクな事にならん奴じゃないかコレ。経験上百パー泣く羽目になるって絶対。
 な……なんとかして早くやめさせないと。

「ま、待て! これじゃ触って当てる事も出来ないだろ!?」

 椅子に座らせてくれるのはありがたいけど、絶対に「このまま遊ぶだけ」なんて事はないだろう。ブラックがやらし……優しい口調で何かを言う時は、十中八九変な事をする時だからな。
 いやまあ、これで何も無ければ別にいいんだけど、間近に聞こえる息が「ハァハァ」と荒くて普通に遊ばせてくれる気配が無いのがなあ……。

 どうしたものかと思っていると、ブラックが俺の背後にどっかと座って来た。

「さあツカサ君、何を触ってるか当ててみよー!」
「いや、でも……俺手ぇ縛られてんだけど……」

 手で触れないんじゃゲームは成立しないんじゃないのか。
 成立しないんじゃ出来ないよなと少し希望を持った俺だったが、ブラックにはそんな当たり前の理論は通用しなかった。

「じゃあ、手じゃなくて他の所を使おうか」

 楽しげに言いつつブラックは俺のシャツをぎゅっと掴み……何をするかと思ったら、いきなり服をたくし上げやがった。

「うえぇ!?」

 少し肌寒い空気が素肌に触れて、思わずビクつく。
 だがブラックは俺の背後で笑うばかりで、俺を解放してくれる気配はない。

「んも~、ツカサ君たら色気が無い声だなあ。……ま、いっか。今からある物を肌にひっつけるから、それを当ててみてね」
「は、肌って……」
「変な物じゃないから大丈夫」

 弾んだ声でブラックは言うが、どう考えても嫌な予感しかしない。
 そういえばぎしぎしと床板を踏んで移動する音が聞こえるが、クロウが問題のモノを取りに行ってるんだろうか。

 クロウが取りに行ってるなら……い、一応は変な物じゃないのかな?
 だったら安心かも。いっくらスケベなオッサン達だからと言って、とんでもない物を押し付けたりはしないだろう。こうなったらさっさと正解して終わらせるぞ。
 どうせ一回は付き合わないと二人とも納得しないだろうし。

 そんな事を思っていると、クロウが戻ってきた。

「やっと来たか」

 ブラックの言葉に、クロウはフムと鼻を鳴らして目の前で屈むような布ずれの音を出した。目隠しされてても案外解るもんだなと感心する俺に、クロウはなにやらガサゴソと探りながら俺に話しかける。

「ツカサ、肌に優しい物を選んできたぞ」
「あ、ありがとう……?」

 肌に優しいチョイスっていうのが謎だが、クロウなりの優しさなのだろうか。
 しかしブラックはと言うと。

「えっ……お前それツカサ君に触れさせるの?」

 俺の肩越しに、明らかにドンビキしたような声をだす。
 えっ。ちょっと待て、なにその声。なにそれ!

「なんだ、これなら大丈夫だろう?」
「お前も結構エグいな」
「エグい!? なにっ、なに持って来たの!?」

 ブラックがドンビキする道具ってどう考えても変な奴だよねえ!?
 ちょっ、無理無理そういうの駄目だって、もう目隠し取っ……ああそうだった両手は背後で拘束されてるんだったぁああ!

「ツカサの肌を傷付けないのだから問題あるまい?」
「そりゃそうだけど……まっ、いっか! さーツカサ君第一問行こうね~」
「あああああ人でなしぃいいいい」

 そこはもうちょっと粘って「じゃあやめよう」とか結論を出せよ!
 ぐおおお畜生だからこいつらはもうぅううう。

 だけどなげいても仕方ない、やる事になっちまったんだからやるしかないのだ。
 ブラックに両肩をがっしり掴まれてちゃ逃げようもないし、第一逃げて何になる。服を首ん所までまくり上げられたらもうどうしようもないんだ。
 こうなったら、もう素早く正解するしかない。

 冷静に、驚かずに、クールに回答するんだ。
 そしたらブラックとクロウも詰まらなくて飽きるに違いない。
 よしっ、これで行こう。

「さ、さあこい」
「ツカサ君やる気になった? いや~嬉しいなあ」
「では第一問行くぞ」

 俺がやる気になったらブラック達も盛り上がってきたようで、何だか嬉しそうな声を出しながら近付いてきた。

 ……クロウの息遣いが聞こえて来る。
 目隠しのせいか妙に耳が良くなったみたいで、息遣いを聞くのが辛い。なるべく声を出さないようにと口をつぐんだが、裸にされた上半身とうなじに感じる微かな吐息がくすぐったくてたまらない。

 どうにか我慢しようとするんだけど、いつ始まるのかと思うとよく解らなくて余計に緊張してしまい、俺はもういつ触れられるのかと気が気ではなかった。
 そんな風に、クロウの第一投を待っていると――いきなり、右の乳首に冷たい物が押し付けられた。

「ひぁあ!?」
「ツカサ……何か解るか……?」

 クロウは荒い息遣いでそう言いながら、冷たいものを乳首にグリグリと押しつけて来る。先端は平べったくて、ふたつのゆるい角が時々乳首にちくりと引っかかる。
 なんだろう。結構大きい物のような気がするんだけど……。
 最初は驚いたけど、でも、俺の体温に少しずつぬるくなっているようで、段々と最初の異物感は薄れてきた。

 び、びっくりしたけど……なんとか冷静に答えられるかも。
 うん、そうだ。冷たいのがいけなかったんだ! これなら驚かないぞ!

「ツカサ君、何か解るかな?」
「え、えっと……あれだろ、なんか四角いやつ……」
「おお、意外と分かるものだな。もっと触れればより分かるか?」

 俺の好回答に気を良くしたのか、クロウはちょっと嬉しそうな声で謎の四角い物を動かし、その角の所で俺の体の真ん中の線や、乳首の所をなぞって来る。
 い、いくら解ったからって、角だけじゃか解らないんだけど……。

「く、クロウ、カドばっかりじゃわかんない……っ」
「何故だ? これはツカサが好きな物だろう。解らないのか?」

 そう言いながら、クロウは丸みを帯びた角を執拗に俺の乳首の先に押し付けて、上下にこすって来る。二つの角がある所は何だか布地のようにざりざりしていて、その感触が乳首を刺激して体が動いてしまって。

「ぃっ、や……こするの、やだっ、も、いいっ、いいから……っ!」
「ツカサ君、答えないと解放出来ないよー?」
「だ、だってっ、カドじゃ解んないんだもん……! ぅ、もっ、やだ、降参っ、降参するからこするのやめて……っ!」

 股間が熱くなってきて、きゅうっとお腹の奥が変な事になってくる。
 乳首を変な物で擦られてるだけなのに、いつも以上に敏感になってしまっているのか、俺の体は過剰反応を起こしてしまっていた。
 このままだと変な事になってしまう。

 それだけは嫌だと必死にゲームの放棄を叫ぶが、ブラックは俺を離すどころか背中にぴったりと張り付いて来て、耳に生温い息を吹きかけて来た。

「ん~、ツカサ君どうしたのかな~? 腰から下がもじもじしてるけど……」
「な……なんでも、ない……っ」

 だから、早くゲームを終わらせてほしい。
 プライドもへったくれもなく素直に懇願したのだが、ブラックは俺の耳にぞわぞわする低い声を直接流し込んできた。

「そう? じゃあ……第二問行ってみようか……」
「えっ!?」
「言っただろう? 答えないと解放できないよって……」

 楽しそうなブラックの声が、俺の耳をさいなむ。
 こんなことになるなら提案しなきゃよかった。そう思うけど、もう遅い。

「ブラック、答えられなかったのだから罰を与えよう」
「ああ、そうだな。じゃあ罰は……これでいいか」

 俺の意思は丸無視か!!
 降参って言ったのに、なんで放してくれないんだよー!!

「もう良いってばっ、お、終わり、これ終わり……っ」

 だから外してくれと頼むけど、勝手に話を進めるオッサンどもは聞きゃしねえ。
 ごそごそと腕を動かす音を出すと、再び俺に近付いてきた。

「ツカサ君……さっきはよくも僕をおちょくってくれたね……」
「っ、ひ……」

 近い。
 熱い息と濡れた何かが、声とともに耳に入ってくる。
 思わず身を捩ったが、今度は両方の乳首になにか柔らかい物が触れたのを感じて、俺は大仰に体を跳ねさせてしまった。

「やだっ、なっ、なにこれっ!?」
「触ったら分かるよ……」

 ブラックの声に導かれるように、その小さくて柔らかい何かは、俺の乳首をもどかしいくらい柔らかく触って来る。
 ふわふわした毛先で、肌を粟立てるような感触で、耐えなきゃって思うのに、羽で触るように乳首を弄られると、どうしても腰が動いて足でじんじんする所をぎゅっと締め付けてしまって。

 敏感な先端を小刻みに撫でられると、それだけでもう堪らなくて、俺は痛いくらいに眉間に皺を寄せながら首を振る事しか出来なかった。

「やっ、だ……や……! これっ、お願っ……頼む、から……も、やだぁ……っ!」
「イヤ? それにしてはもう乳首が勃って来てるけどなぁ」
「ツカサは本当に敏感だな……ズボンも緩く膨らんでて可愛いぞ」
「違う……っ、ちがうっ、から……!!」

 違わないけど、本当は体が熱くて、じんじんして仕方ないけど、でも、認めたら俺が変態みたいじゃないか。そんなの嫌だ。
 目隠しされて、乳首を弄られた。それだけでこんな事になるなんて。

 ブラック達がそういう目的で俺を弄んでいるとしても、素直に頷きたくなかった。
 だって、思惑通りに感じちゃったなんて、俺が簡単な奴みたいじゃないか。
 こ、こんなことで興奮してる訳がない。こんなのすぐに収まる。
 アンタらが何もしなけりゃ収まるんだからな!!

「ホラホラツカサ君、ちょっと触っただけなのに、もう可愛い乳首がぴょっこり勃っちゃったよぉ? ツカサ君ったら、こんな遊びでもすぐに興奮しちゃうんだねえ……ふふっ……」
「ち、がうっ、違うってば!! あんたらが敏感な所ばっかりするから……っ! お、俺は興奮してない! これは生理現象なんだっ!」

 ああそうだ、これは体の条件反射に違いない。
 そりゃ過敏になってたら乳首くらい勃つわ。寒い日なんて問答無用でスタンダップすんだぞ、過敏になってたならそりゃ乳首も勃起ぐらいするわ。
 だから、俺の股間だって膀胱ぼうこうが過敏になっているだけで、こんなのはすぐに便所に行けば収まることなんだ。興奮してない。こんな遊びでするわけない!

 だから離せと目隠しされたままでブラックに振り返るが――――
 ブラックは、そんな俺の顎を掴むと、ねっとりとキスをした。

「ふぅん? じゃあ……ちょっと趣向を変えて、お遊びの道具で本当に興奮しないか試してみようか?」
「え……」

 ど、どういうことだ。
 何をするつもりだ?

 思わず絶句した俺にもう一度キスをすると、ブラックは俺の目隠しを解いた。
 目の前に現れた紫色の綺麗な瞳に、眩しさを感じて目を細める。
 そんな俺の頬を撫でると、ブラックは意地悪な猫のようにニィッと笑った。

「さんざん僕をおちょくってくれたこの毛糸玉で、今から楽しい遊びをしようね」

 そう言いながら、ブラックは俺の目の前に毛糸玉を見せつける。

「え…………」

 ――毛糸玉で遊ぶって……どうやって?

 思わず眉根を寄せた俺をブラックは軽々と抱え上げ、仰向けの格好になるようにテーブルへと降ろした。










 
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