異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

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首都ディーロスフィア、黒曜の虜囚編

  手に入れたかったもの

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 自室だけは、安全な場所だと思い込む。

 それがどれほど愚かな事かを今やっと思い知ったような気がする。
 周囲の環境が自分にとって安全である物でなければ、己の領地であっても常に危険は付き纏う。それは一族を取り巻く環境で嫌と言う程知っていたのに、何故、自分はその事を失念していたのだろうか。

 もしその事に気付けていたなら――――
 こんな危ない場所に、ツカサを一人で置いておくことなどしなかったのに。

「ツカサ……!!」

 食事を用意したと言いに来て、私室に入った途端に見た光景は、ギアルギンがベッドの前に立っていて、ツカサが――明らかに失神したような様子でベッドに仰向けに倒れている光景だった。

「ギアルギン、お前ツカサに何をしたんだ!!」

 相手を押しのけて慌てて駆け寄り、ツカサの状態を確認する。
 外傷は無く、衣服が乱れた様子も無い。本当にただ失神しているだけらしい。
 その事にはホッとしたレッドだったが、しかしギアルギンがツカサに何かをした事は間違いない。気を緩める訳にはいかないと思い、背後でただ突っ立っている相手を振り返って睨んだ。

 しかし、ギアルギンは何も恐れてはおらず、むしろ楽しむように口を歪めている。
 そうして、思ってもみない事を口にして来た。

「おめでとうございますレッド様。これで、ツカサは御しやすくなりましたよ」
「…………は……?」
「名を呼び、支配してごらんなさい。それが答えです」

 ギアルギンの言葉に、思わず体が硬直する。
 だが……相手の言い出した事を拒否する訳にもいかない。

 レッドは歯を噛み締めると、ツカサの額に手を当てて文言を呟いた。

「我が名はレッド・ヴァーミリオン、嫉妬の悪心を宿す支配者なり……――」

 “魔導書グリモア”に所有者として認められた時に、頭の中に入って来た【真名】。その名を呟き、己の炎の曜気をツカサへと流し込む。すると。

「…………――――」

 ツカサの目がうっすらと開く。
 その瞳は……落ちる夕日を流し込んだような、真紅に染まっていた。

「ツカサ……」

 あの時と、同じ。
 レッドが無意識にツカサを支配してしまった時と、ギアルギンに強制されてツカサがどの程度自分を受け入れているのか試した時と同じ。

 ……いや、あの時以上に完璧な……紅の瞳だった。

「おお、素晴らしい……」

 背後でギアルギンが声を漏らす。しかし、ゆっくりと起き上がったツカサはギアルギンの声に反応する事も無く、ただレッドを見つめてにっこりと微笑んだ。
 無邪気で愛らしい、幼さを残す笑みでは無く……穏やかで美しい微笑で。

「レッド、さま」
「…………呼び捨てにしてくれ」
「レッド」

 声は、ツカサそのものだ。
 表情の自然さも、無意識に触れた頬の柔らかさも、その温かな吐息も――全てが、今まで自分と一緒に居たツカサそのものだった。
 だが、今のツカサは、違う。

 もう不意に笑ったりもせず、レッドの命令以外では表情を動かさない。
 レッドの為の、奴隷に成り下がっていた。

「念願が叶いましたねえレッド様! ツカサはもう貴方を拒む事は無い」
「……だまれ……」
「これでもう、あの男の影に怯える事は無い。もう、比べられなくてもいいのです」
「黙れと言っているだろうが!!」

 無意識に、強い声が出る。
 今湧き上がった衝動で思わず背後の恩人を剣で切り捨てたくなって、炎が身の内を焦がして噴出するような感覚を覚える。
 思い出したくもないものを想像させられた事で、レッドはその殺意と怒りをギアルギンにぶつけそうになっていた。

 しかし、相手はそんなレッドの激情を見て怯える事も無く、ただ笑っていた。
 レッドの激昂など、まるで自分には関係ない事であるかのように。

「まあ、落ち着いて下さいよ。ほら、ツカサを見て下さい」
「…………」
「貴方の手を、ツカサはずっと待っているんですよ」

 ギアルギンが言うままに、再び顔をツカサへ向ける。
 すると相手はベッドに腰掛けたままじっと自分を見て、優しく微笑んでいた。

 レッドが貸し与えた大きな服を着て、まるでそれが嬉しいとでもいうように……

「……っ」

 心臓が、どくりと嫌な動きをする。
 だがその感覚を悟る前に、ギアルギンが耳元に顔を寄せて囁いて来た。

「支配出来たなら、もうツカサの体はレッド様の自由です」
「…………」
「そのシャツを開いて柔らかな肌に触れたらいい。貴方の虜である彼は嫌がりませんよ。それどころか、嬉しがる。なにせ、グリモアは彼の主人だ。ひとたび触れれば彼はそれだけで快楽に身を焦がす」
「ぅ……っ」
「どれほど酷くしようが、傷を付けようが、この体は貴方の為に拓かれれば際限なく元の美しい肌に戻る。黒曜の使者とは、そういう存在。レッド様を受け入れるために存在する、貴方の運命の花嫁なのです」

 目の前のツカサは、レッドを見てただ嬉しそうに微笑んでいる。
 それどころか、自分の見つめる視線に何かを感じたのか、ゆっくりとシャツの釦を外し始めたのだ。

「や……やめろ、ツカサ」

 弱い声は、なんの抑止にもならない。
 それどころかツカサは少し頬を赤らめながらシャツを開くと、レッドを誘うかのようにその滑らかで柔らかそうな肌を見せつけて来たのだ。

「すべて、貴方の望みです。レッド様の虜になったツカサは、敏感に貴方の望む事を感じ取って叶えようとする。これは、貴方が望んだことなのです」
「ち、違う」
「違う? 何を言ってるんですか。ツカサを犯したい、にしたい、そう私に訴えて来たのは貴方でしょう?」

 聞いてはいけない。この、ギアルギンの言葉を。
 解っているのに、頭が茹だり、扇情的な姿で自分を誘うツカサを見ていると、今まで抑え込んでいた欲望が嫌と言う程湧いてくる。

 レッドの力を象徴する紅の瞳を持ったツカサは、本当に「自分のもの」という証明を見せつけて来るようで、恋い焦がれていた存在がその事を受け入れたのだと思うと、どうしても興奮が収まらなかった。

 ずっと。あの街で出会い、自分を“認めてくれた”時からずっと、好きだった。
 レッドとは相容あいいれない存在であっても、ただ嫌悪するのではなく、理解して話そうとしたり、感謝したり、自分の事を認めるかのように礼すらも言ってくれた。

 誰からも“本当には”認められていない、こんな自分を……――――

「抱いて、良いんですよ? 彼はもう……あのブラック・ブックスのものでは無い。レッド様、貴方だけのものです」

 ギアルギンのその言葉に、レッドの中で何かが音を立てて千切れた。

「あの、男の……ッ」

 ベッドに座っているツカサ。
 彼は、元々、あの男のもの。どれほど憎んだか知れない、愚かで罪深いあの男の虜だった存在。自分が欲しかったもの全てを奪って行った、あの男の……!

「う、るさい、煩い、煩い煩い煩いあの男の話はするなあア゛アアアア!!」

 感情が、爆発する。

 レッドが恋い焦がれた少年の肩を、自分の目の前で抱いてみせたあの男。
 名前も口にしたくない下賤の輩に彼が穢されていた、心を支配されていたと思うとどうしようもなく殺意が湧いて、身の内を炎が暴れ狂うようで、もう何も考える事が出来なかった。どれほど訓練を受けていようが、あの男への憎しみは、いや……嫉妬は、制御しようが無かった。

「ッ、ぐ……!!」

 ツカサを乱暴に押し倒し、シャツを一気に寛げる。
 肌着すら着けていなかったツカサの素肌はあられもなく曝け出され、幼さの色濃く残る滑らかな胸には、淡い色をした慎ましい突起が二つ眠っている。

 そのあまりにも汚れのない色に、体の中の炎が奇妙に揺らめく。
 レッドを見上げるツカサの顔は微笑んだままで、何もかもを受け入れていた。

 ……いいのか。自分が触れても、構わないのか。

 それを問いかけるように見やると、ツカサは全てを心得ているかのように、真紅の瞳を細めてゆっくりと頷いた。
 許容、してくれている。
 この自分の浅ましい欲望すらも、ツカサは受け入れてくれるのだ。

(ツカサ……ッ!)

 愛しい。だが、この表情をあの男が見ていたかと思うと、体が焼ける。
 掌で触った肌は柔らかく、人を受け入れる妻たる素質のある者は、これほどまでに触れずにはいられない体を持っているのかと鼓動が高鳴る。

 触れた小さい胸の突起はまだ目覚めてはいないものの、今までに触れた何よりも柔く、いつまでも触っていたいような感触だった。

 これを、あの男が。
 憎き相手が、何度も……!

 そう思って、レッドはツカサの顔を見て――――

「あ…………」

 強烈な虚無感に、襲われた。

 …………違う。
 ツカサの表情が、違う。あの男に向けていた顔と、自分に見せてくれていた顔と、まるで違う。自分が望んでいた物とは……まったく、違うのだ。

「レッド」

 誘う声は、ツカサの物だ。その微笑みも、この体も、ツカサに間違いない。
 だが、彼は、あの男と一緒に居た時の……

 自分を救ってくれた笑顔では――――笑いかけて、くれなかった。

「っ……う……うぁ、あああ」
「レッド様?」
「ち、がう……違う……俺は、こう、したかったんじゃ、ない……。こんなのは、違う、ツカサ、違うんだ……――――!!」

 叫んだ瞬間に、体が呪縛から解き放たれたかの如く跳ね上がる。
 まるで人形のようにその光景を見ていたツカサに居た堪れなくなり、レッドは遂にその場から逃げ出した。もうこれ以上、己の情けなさを自覚したくなかったのだ。

 こんな事をしてツカサを手に入れようとした……自分の、愚かさを。

「…………チッ……」

 部屋を出て行く途中、何かを聞いたような気がしたが――しかし、己の業に縛られ余裕も無かったレッドには、その事を気にする冷静さなど欠片も存在しなかった。












 
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