異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

文字の大きさ
上 下
660 / 1,264
ファンラウンド領、変人豪腕繁盛記編

  すてきな観光地をつくろう!―湖浄化作戦2―*

しおりを挟む
 
※すんませんセクハラ長くて何を頼んだかまでいかなかった(;^ω^)
 あと、今回は女性(モンスター)にちょっとイタズラされるツカサって感じ
 なので、嫌な人はスルーしてやってください。すみません(;・∀・)








 
 
「ほー、トランクルの再興か」

 目の前で豊満なおっぱいがはちきれんばかりに主張している。
 男勝りながらも落ち着いた大人の女性の声も素晴らしいが、やはり俺はその褐色にいろどられし魔王級の爆乳が気になってしまう訳で。
 服をめりこませんばかりの母性の象徴が目に入ってしまう訳で。

 しかし今はお願いに来ているのだし、おっぱいばかり見つめるのは失礼だ。
 おっぱいに気を取られている場合ではないのである。

 だが、考えて見て欲しい。青春真っ盛りな十七歳が、見てくれと言わんばかりのおっぱいを見逃す余裕があると思うだろうか? 俺は無い。
 つーかアンナさんが見なさいと言わんばかりに谷間を見せつけてるのが悪い、俺は悪くない! おっぱいが全てわるいのだ!!

「あの、ツカサ君話聞いてる?」
「ふひゃ!? き、聞いてます聞いてます! あの、それでどうですか、協力して下さいませんかアンナしゃん!」

 ブラックに言われ慌てて正気に戻った俺は、情けない声で目の前のアンナさんに再度勧誘をかけてみる。
 そう、俺達は今、湖のほとりの森の中――いつものアンナさんとの待ち合わせ場所に来ていた。今回はちょうど一週間に一度のロクとの逢瀬だったので、俺とブラックとクロウの三人で森に来ている。

 流石に魔族の重鎮・炎竜公がこの森に居る……なんてことを、彼女の了承なしにラスターに報告する訳にはいかなかったので、今日はラスターとは別行動だ。

 俺達の行動をラスターはいぶかしんでいたみたいだったけど、リオルの助けと「森で木の実を取って来て加工できないか調べる」と言ったら、渋々了承してくれた。
 ……まあ、なんかバレてそうな気はするんだけど……突っ込んでこないって事は、それなりにこっちを信用してくれているんだろう。

 という訳で、ロク&アンナさんと再会した俺達は、ある「お誘い」をしている所なんだが……。それにしても、相変わらずロクにお姫様抱っこをされたままで勧誘って、本当に俺は何がしたいんだか判らんな。
 でもロクが「抱っこする抱っこする」って竜人系漆黒リザードマンの姿でだだをこねるから、俺もついつい甘くなって抱っこされちゃってる訳で……いや、いい。もういいんだこの話は。とにかく今は勧誘なのだ。

 そんなこんなでロクの太い首に手をまわしつつ、アンナさんの返事を待っていると……相手は、あごに手を当ててうーむとうなった。

「まあ、確かに……いつでも入れる風呂と寝床は魅力的だが……しかし、ふらっとやってきた“そんなこと”を出来る奴が、勝手に風呂に入って行くなんて……村人の側からしたら、気持ち悪いんじゃないか?」
「魔族だとバレるかどうかは気にしないのかい」

 ブラックの問いに、アンナさんはハッと鼻で笑って両掌を軽く天に向けた。

「私を誰だと思ってるんだ。腐っても七曜星の一人だぞ? 人間如きに気取られるようなヘマなどするもんかね。私の術を見破れるとしたら……お前達のような人族だけだろうさ。……ま、それはそれとして……私に異論はないが……しかし、すんなり了承するというのも、勿体ないな」
「と、言いますと……」
「グァッ?」

 ロクと顔を見合わせてからアンナさんを見ると、相手は何故だか俺を見て、ニヤニヤと笑っている。その笑顔がどうも俺の隣にいるオッサン達を彷彿とさせて、ちょっとゾワッと鳥肌がたってしまった。

 び、美女に笑われて鳥肌が立つなんて……どうしたんだ俺……。
 いや、違うぞ。これはアレだ。美女の微笑みじゃないんだ。
 この笑顔はどっちかっていうと……。

「そうさね……。だったらちょっと……私のに力を貸して貰おうか」
「な、なぐさ……め……?」

 美女を慰めるって、言葉で聞いたらとても魅力的なんだけども……どう考えても嫌な予感しかしない。ブラックとクロウも同じ事を思っていたのか、一歩踏み出してアンナさんに抗議しだした。

「慰めって……! 何をする気だ!」
「いやらしい意味だったら、いくら炎竜公と言えども許さんぞ」

 お怒りモードの二人だが、アンナさんは余裕の笑みを見せて肩をすくめる。

「何も取って食おうってんじゃない。ちょっといいトコロを記憶に刻むだけさね。……あんたらにとっても、いいオカズになると思うが?」
「お、オカズ……?」
「ウム……?」

 おいこらお前ら、態度変えんじゃねーよ!
 オカズって聞いた途端に何ちょっと口が笑ってんだこらあああ!!

「グォン?」
「ろ、ロクは見ちゃ駄目だよ、っていうか話聞いちゃ駄目だからな」

 怪しい話になって来たので、俺は急いでロクの角みたいに固い耳を手で覆う。
 しかし、その間にもオッサンどもとアンナさんは話しを進めてしまっていて。

「普段は見られんぞ? なにせ竜だからな」
「ム……た、確かに見てみたくはあるが……」
「つ、ツカサが……ハァ、ハァ……」

 クロウ、なんでそんな異様に興奮してるの。なに話してたの。
 っていうか何許容する方向に動いてんのさ!!

「よーし話は決まった。あとはツカサが頷くかどうかだな」
「んん!?」
「グァガ。ガゥア?」

 話が決まっちゃったの!?
 な、なんだ、何を頼まれるんだ。

 ごくりとつばを飲み込んで、ブラック達を両脇に従えたアンナさんをみやると……彼女は、にっこりと美しい顔で微笑み――とんでもないことを言い放った。

「ツカサ、竜化した私に、ちょっと舐められてくれないか?」
「………………え?」
「いやー、前にフロッグ達の舌に弄ばれてる姿を見てからと言うもの、お前に妙に性欲が湧いちゃってなあ。しかも美味そうだし、出来れば嫁に欲しいもんだが……お前には恋人がいるだろう? だから、寂しい独り身の私に免じてオカズでも恵んでくれないかなと」

 …………そ、そう言えば俺……クラッパーフロッグ達に体を舐め回されたあと、アンナさんに「嫁に欲しいな」って言われたり、してたんだよな……。
 最初は冗談かと思ってたんだが、そう言えばこの世界は男同士で結婚出来るし、女が男をめとれるとんでもない世界だ。長い舌に巻かれた俺の情けない姿に興奮していたアンナさんなら、本気でそう言っていたとしてもおかしくない。

 ブラックは「女も“抱く側”として興奮するのが普通」と言っていたから、アンナさんの発言はなんらおかしくないんだけど……あの、ほんと、おねしょたとかじゃなくて、ガチでこう言う事言われると俺も混乱してしまう訳でして……。

 男に色々言われるのは少し慣れて来たけど、女性からも「抱く対象」として見られるなんて……。変な感じ過ぎてマジで色々感情が追いつかないよぉお。

 でも、ここで頷いとかないと、アンナさんの機嫌を損ねちゃうかもしれないし、そ、それに、美女のオカズになるっていうなら……おいしい……のかも……?
 しかしこれ、本当にブラック達は了承したんだろうか。

「……お前らは……いいの……?」

 おずおずとオッサン二人に問うと、途端に力強く頷きやがった。
 ……てめこらチクショウ、なんでモンスターからのセクハラは許すの。
 なんでそこだけ寛容なの!?
 ああもう恥ずかしがってる俺がバカみてーじゃねーかぁ!!

「どうするツカサ」
「わ……わかりました……。舐める以外に……変な事しないなら……。でも、ロクには絶対に見せないで下さいね……?」

 そう言うと、アンナさんは目を見開いて荒い息を鼻から噴き出した。

「ムグッ……そ、そう言う所がヤバいんだよなあ、お前は……」
「え?」
「ああ、解った解った。教育上悪いからな……というか、見せたら私が攻撃されかねん。ロクショウには、先に修行小屋に戻っていて貰う」

 そう言うと、アンナさんはロクが発する声と同じ声をガァガァと発して、ロクに何かを伝えた。すると、ロクは「キュゥ……」と名残惜しそうに鳴いたが、俺の顔に一度思いっきり頬を擦りつけてから、手を振ってどこぞへ帰って行った。
 ああ、ロク……。

「ほらほら、早くやらないと日が暮れるよ」
「うぅ、解りました……。それで、何をすればいいんですか?」

 悲しみから立ち直れずに不貞腐れる俺に、アンナさんは上機嫌な声で答えた。

「じゃあまずは脱いで貰おうか」
「は!?」
「安心しろ、ここにも結界を張って、他人には見えなくするから。ああ、脱いだらコレを付けるように。普通の下着だと竜のままじゃ舐めにくいからな」

 そう言いつつ、アンナさんがどこからか取り出したのは……なんか、その……ふんどしみたいに股間の辺りにだけ布がついてる、紐みたいな下着で。
 ……女子が付けていたら間違いなく嬉しいが、俺が穿いてもしょうもない。

 だが今更嫌ですとも言えず、俺は樹の陰で服を脱ぎ、覗こうとして来る中年達を牽制しながら布面積の少ない下着を穿いて、アンナさんの前に再び姿を見せた。
 うう、靴も脱げって言われたから、草がさわさわしてくすぐったい。
 つーかなんで湖の畔でこんな変態なカッコしてるんだ俺は……。

「ふむぅう……! こ、これは……たまらんな……!!」
「解りますか炎竜公さま」
「まったくですな炎竜公さま」
「お前らいつのまにか子分化してんじゃねーよ!! なにが全くですなだ!」

 たまれなくて思わず声を荒げるが、俺の顔がユデダコになってるせいか、三人は申し訳なさそうにするどころか、頬を紅潮させてこっちを凝視して来て。
 上から下まで舐めるように見られるのが耐え切れず、思わず股間や胸を隠すが、それすらブラック達には喜ばしいようで、三人とも大いにニヤついていた。

「つ、ツカサ君……そういうえっちな下着もいいね……っ」
「グゥウ……で、出来れば靴が欲しかった……靴が有るとまた違う……」
「ああ、お前は着衣残し派か。それもいいねえ」

 何なんだ靴だの服だの着衣残しだのって!!
 いや意味は解るけど、それって俺に向けて言う言葉じゃないからね!?
 なんでアンナさんじゃなくて俺がこんな格好して恥ずかしがってなきゃならないんだよ、普通逆でしょ!? これ普通はヒロインのお仕事だよねえ!?

「ど、どうでも良いから早くして下さいよ!!」

 もう耐え切れなくて強い声でそう言うと、アンナさんはニヤリと笑って頷いた。

「そうだね、こっちが急かしたんだから、待たせるのは礼儀に反する。じゃあ、とっととオカズを貰おうか」

 そう言うと、アンナさんは一二歩いちにほ踏み出して、いきなり自分の服の胸元を鷲掴みにした。思わず身構えた俺の目の前で、アンナさんはその服を剥ぎ取った――と、思ったと同時、光に包まれて――――その姿を、一気に変質させてしまった。

「あ……」

 今さっきまで、視界の先には美女がいたはずなのに……俺の目の前には、視界がさえぎられるほどの巨体が鎮座している。
 赤く鮮やかな鱗と、蛇特有の蛇腹になった首。その首が支えているのは……兜のように美しい曲線で形作られた、竜の顔だ。
 そう、竜。
 牡牛の角を持つ猛々しい赤炎の竜が、今、俺の目の前に安閑と伏せていた。

「ふふ、私の胸が見られずにがっかりしたか?」

 赤い竜の口は開いていないのに、声が聞こえる。
 いつの間にか俺の背後に移動して来ていたブラック達を振り返ると、二人も声が聞こえていたのかコクコクと頷いた。やっぱり聞こえてるんだ。
 でも、なんでだろう……テレパシーなのかな。

「あの、どうやって喋ってるんです?」
「簡単な事、直接頭の中に声を送っておるのよ。私の竜の声は、ここでは大きすぎるからな。……それよりも、ツカサ。そこに座ってくれ」
「えっ……あ、はい……」

 素直に草の上に座るが、そうすると目の前の巨体が一層大きく見えて、ちょっと物怖じしてしまう。……だって、竜バージョンのアンナさんの口なんて、ブラックの身長より大きいし……俺なんて一口で食べられちゃいそうなんだもんよ。
 ああほら、口を開いたらそこらの木よりも太い牙が見えるし、舌だって赤々としてまるで学校の体育館でよく使う体操用のマットくらい厚くてデカ……。

「……ん? 舌……?」

 あれ……舌でてるね。アンナさんの舌でてますね。
 なに、マジでオカズってそう言う意味? ガチで味見系なの?
 ま、待って待って! 聞いてない! そういうの聞いてないって!

「ままま待ってアンナさん食べないで!」
「食べ……いや、まあ、ある意味そうだが……咀嚼はしないから安心しろ」
「やだあああそしゃくとかいわないでええええ」

 あの牙で磨り潰されるのはいやあああああ!!
 思わず逃げようと立ち上がろうとするが、その前にアンナさんの前足が俺の肩腕を掴んで地面に押し付けた。俺の体なんてすっぽりと入ってしまう程の大きさの足なのに、拘束はされているがちっとも痛くはない。
 こんなに大きな体なのに、なんてパワーコントロール……。

「こら、そうやって気を散らすから、こうしてモンスターに襲われるのだぞ」
「え?」

 どういういみ、と、アンナさんの顔の方を向くと。
 目の前に、でっかくてぬめぬめと光る舌が見えて――――
 俺は、その巨大な舌に、股間から頬まで一気に舐め上げられた。

「ひえええ!?」
「む……や、やはり美味いな……というか、可愛い……」
「な、なにっ、アンナさっ、やっ、待って、待って!?」

 一回舐められただけで体がじんじんして、唾液だえきまみれになってる。
 何が起こったのかまだ把握出来なくて、思わずアンナさんに「待って」と言ってしまうが、相手は何に興奮しているのか、俺の体を何度もその分厚くて大きな舌で舐め上げ熱い息を吹きかけて来た。

 「オカズ」というのがどっちの意味なのか未だに解らず、俺は涙目で必死に状況を理解しようとするが、アンナさんの舌が体全体を舐め上げるたびにびくんと反応してしまって、耐える事しか出来なくて。

「ひぁっ、や……あ、あんなさ……っ」
「なんだ? ふ、ふふ……ここがコリコリしてきたぞ。私の舌で気持ちよくなってきたのか、ツカサ……」

 そう言って、わざと股間の部分だけ強めに舌を押し当てて来るアンナさんに、俺は思いきり腰を動かして首を振る。

 あ、相手は竜の姿と言えども女の人で、ブラック達も見てるのに、こんな……。

 でも俺の堪え性のない愚息は、悲しいかな柔らかくも適度に固い竜のざらついた舌に擦り上げられて反応してしまってるワケで。ブラックとクロウも、よだれまみれで悶えてる俺の姿を見て鼻血をだしてるわけで……。

 もうなにこれ。なんなの!
 竜(女性)にペロペロされて喘いでる俺と、興奮してるオッサンってなんの構図なのこれは! こんな状況に喜ぶのなんて変態じゃないかあああ!!

「だめっ、あ、あんなさっ、ふあっや、やぁあっ! だ、ぇ、だめぇ……!」
「ん? ここか? ここがいいのか……!?」

 おおよそ女性とは思えない言葉を発しながら、アンナさんが興奮した声音で俺の股間を重点的に舌先で責め立てて来る。
 大きな舌を太腿に挟んで、涎でべたべたになって、熱くてぬめる物に執拗にソコをぐりぐりと責め立てられてしまえば、もう。

「ひあぁっ、あ、いっひゃうっ、だぇ、ソコ、舌でぐりぐりしたら……っ!」
「いいぞ、イッて……!」
「だ、ぇっ、ひぁっ、あ、やっ、だめっ、だ、んっ、んぅううぅう……ッ!!」

 舌をぎゅうっと挟んだ足が、痙攣けいれんする。
 生暖かくぬめる大きな柱を股間に挟んだままの状態で、俺は……あっけなく、イッてしまった……。

「ふ、ふふ、いいオカズだ……。これで数十年は自慰でも我慢出来るな」

 う、ううう……女性なのにそんな事言わないで下さい……。

 っていうか、やっぱりオカズって……やらしい方のオカズだったんですね……。
 この記憶を今後ずっとオナペットにされるとか、軽く死にたい……。











 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

義理姉がかわいそうと言われましても、私には関係の無い事です

渡辺 佐倉
恋愛
マーガレットは政略で伯爵家に嫁いだ。 愛の無い結婚であったがお互いに尊重し合って結婚生活をおくっていければいいと思っていたが、伯爵である夫はことあるごとに、離婚して実家である伯爵家に帰ってきているマーガレットにとっての義姉達を優先ばかりする。 そんな生活に耐えかねたマーガレットは… 結末は見方によって色々系だと思います。 なろうにも同じものを掲載しています。

悪役令嬢になりたくない(そもそも違う)勘違い令嬢は王太子から逃げる事にしました~なぜか逆に囲い込まれました~

咲桜りおな
恋愛
 四大公爵家の一つレナード公爵家の令嬢エミリア・レナードは日本人だった前世の記憶持ち。 記憶が戻ったのは五歳の時で、 翌日には王太子の誕生日祝いのお茶会開催が控えており その場は王太子の婚約者や側近を見定める事が目的な集まりである事(暗黙の了解であり周知の事実)、 自分が公爵家の令嬢である事、 王子やその周りの未来の重要人物らしき人達が皆イケメン揃いである事、 何故か縦ロールの髪型を好んでいる自分の姿、 そして転生モノではよくあるなんちゃってヨーロッパ風な世界である事などを考えると…… どうやら自分は悪役令嬢として転生してしまった様な気がする。  これはマズイ!と慌てて今まで読んで来た転生モノよろしく 悪役令嬢にならない様にまずは王太子との婚約を逃れる為に対策を取って 翌日のお茶会へと挑むけれど、よりにもよってとある失態をやらかした上に 避けなければいけなかった王太子の婚約者にも決定してしまった。  そうなれば今度は婚約破棄を目指す為に悪戦苦闘を繰り広げるエミリアだが 腹黒王太子がそれを許す訳がなかった。 そしてそんな勘違い妹を心配性のお兄ちゃんも見守っていて……。  悪役令嬢になりたくないと奮闘するエミリアと 最初から逃す気のない腹黒王太子の恋のラブコメです☆ 世界設定は少し緩めなので気にしない人推奨。

BL短編

水無月
BL
『笹葉と氷河』 ・どこか歪で何かが欠けたふたりのお話です。一話目の出会いは陰鬱としていますが、あとはイチャイチャしているだけです。笹葉はエリートで豪邸住まいの変態で、氷河は口悪い美人です。氷河が受け。 胸糞が苦手なら、二話から読んでも大丈夫です。 『輝夜たち』 ・シェアハウスで暮らしている三人が、会社にいる嫌な人と戦うお話。ざまぁを目指しましたが……、初めてなので大目に見てください。 『ケモ耳学園ネコ科クラス』 ・敏感な体質のせいで毛づくろいでも変な気分になってしまうツェイ。今度の実技テストは毛づくろい。それを乗り切るために部活仲間のミョンに助けを求めるが、幼馴染でカースト上位のドロテが割って入ってきて…… 猫団子三匹がぺろぺろし合うお話です。 『夏は終わりだ短編集』 ・ここに完結済みの番外編を投稿していきます。 ・スペシャルはコラボ回のようなもので、書いてて楽しかったです私が。とても。 ・挿絵は自作です。 『その他』 ・書ききれなくなってきたので、その他で纏めておきます。 ※不定期更新です。

婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた

cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。 お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。 婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。 過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。 ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。 婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。 明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。 「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。 そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。 茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。 幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。 「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?! ★↑例の如く恐ろしく省略してます。 ★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。 ★コメントの返信は遅いです。 ★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。 ※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。 ※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません

趣味を極めて自由に生きろ! ただし、神々は愛し子に異世界改革をお望みです

紫南
ファンタジー
魔法が衰退し、魔導具の補助なしに扱うことが出来なくなった世界。 公爵家の第二子として生まれたフィルズは、幼い頃から断片的に前世の記憶を夢で見ていた。 そのため、精神的にも早熟で、正妻とフィルズの母である第二夫人との折り合いの悪さに辟易する毎日。 ストレス解消のため、趣味だったパズル、プラモなどなど、細かい工作がしたいと、密かな不満が募っていく。 そこで、変身セットで身分を隠して活動開始。 自立心が高く、早々に冒険者の身分を手に入れ、コソコソと独自の魔導具を開発して、日々の暮らしに便利さを追加していく。 そんな中、この世界の神々から使命を与えられてーーー? 口は悪いが、見た目は母親似の美少女!? ハイスペックな少年が世界を変えていく! 異世界改革ファンタジー! 息抜きに始めた作品です。 みなさんも息抜きにどうぞ◎ 肩肘張らずに気楽に楽しんでほしい作品です!

4番目の許婚候補

富樫 聖夜
恋愛
愛美は家出をした従姉妹の舞の代わりに結婚することになるかも、と突然告げられた。どうも昔からの約束で従姉妹の中から誰かが嫁に行かないといけないらしい。順番からいえば4番目の許婚候補なので、よもや自分に回ってくることはないと安堵した愛美だったが、偶然にも就職先は例の許婚がいる会社。所属部署も同じになってしまい、何だかいろいろバレないようにヒヤヒヤする日々を送るハメになる。おまけに関わらないように距離を置いて接していたのに例の許婚――佐伯彰人――がどういうわけか愛美に大接近。4番目の許婚候補だってバレた!? それとも――? ラブコメです。――――アルファポリス様より書籍化されました。本編削除済みです。

スキルが生えてくる世界に転生したっぽい話

明和里苳
ファンタジー
物心ついた時から、自分だけが見えたウインドウ。 どうやらスキルが生える世界に生まれてきたようです。 生えるなら、生やすしかないじゃない。 クラウス、行きます。 ◆ 他サイトにも掲載しています。

縦ロールをやめたら愛されました。

えんどう
恋愛
 縦ロールは令嬢の命!!と頑なにその髪型を守ってきた公爵令嬢のシャルロット。 「お前を愛することはない。これは政略結婚だ、余計なものを求めてくれるな」 ──そう言っていた婚約者が結婚して縦ロールをやめた途端に急に甘ったるい視線を向けて愛を囁くようになったのは何故? これは私の友人がゴスロリやめて清楚系に走った途端にモテ始めた話に基づくような基づかないような。 追記:3.21 忙しさに落ち着きが見えそうなのでゆっくり更新再開します。需要があるかわかりませんが1人でも続きを待ってくれる人がいらっしゃるかもしれないので…。

処理中です...