異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

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ファンラウンド領、変人豪腕繁盛記編

  快楽の蓄積2※

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 ――――数十分後。
 予想通りと言うかなんというか、自体は更に悪化していた。

 他人が邪魔してこない場所にいると言う事がブラックを再び調子付かせたのか、俺が一生懸命机に向かってメモを取っている間、ずっとコイツは俺をひざに座らせて体を弄繰いじくり回していた。

 それがまあ、頭を触ったり抱き着いたりと言う物ならまだ良かったんだが、この中年と来たら俺が真面目にやってるってのに、ことごとく邪魔してきやがる。
 さっきもうなじに吸い付いて来たし、わざとらしく俺の萎えきれない股間を避けて、太腿ふとももを執拗に撫でて来るし、い……今だって……。

「ねえ、ツカサ君……僕が駄熊を連れてった時、結構な時間離れちゃったけど……あのクソ金髪とは、何もしてなかったよね……?」
「っ、ぁ……う、うぅ……。な、んも……ない、ってば……っ」
「……ふーん? 指を当てただけですぐに乳首が勃っちゃうエッチなツカサ君が、他の男に何もされないなんて思えないんだけどなあ……」

 なじるくせに、楽しそうに背後から俺の両方の乳首の周囲を、指で何度もなぞるブラック。俺がこんな情けない事になっている事と、男に何かされる事は全く関係が無いだろうに、ブラックは俺を嬉々として虐めて来る。

 俺が耐え切れずに歯を食いしばると、嬉しそうに何度も何度も乳輪の周りを円をえがくようにして指を動かしてきて。
 なまじブラックの膝の上に乗せられちゃってるもんだから逃げる事も出来ず、俺はただただそのセクハラに耐える事しか出来なかった。

「ベストが無かったら危なかったねえ。こぉんなに“いやらしいイタズラされるのが大好きです”って主張してる乳首を他の男に見られでもしたら……セックスして良い尻軽なんだって思われて……すぐにドロドロに犯されちゃうよ?」

 シャツとズボンという薄着になっていたせいで、数分前からずっと焦らされ続けていた俺のつつましい乳首は、シャツをほんの少しだけ押し上げてしまっている。
 自分の体だし、情けない事になってるって言うのは解ってたけど、でも、改めて人に指摘されると恥ずかしくてたまらない。

 反射的に体を固くしたが、ブラックは急にそのシャツを押し上げる二つの頂点を親指でぐっと押し込んできた。

「っあぁあ!」

 今まで散々焦らされて、熱くなった場所も座ってからは全然触ってくれなかったのに、急に敏感な所を触るなんて。そんなの、我慢できるはずがない。
 思わず甲高い声を上げて背筋を伸ばしてしまった俺のうなじに、ブラックは熱い息を吹きかけてかぶりついた。

「んん……っ、はぁ……はぁ……ツカサ君……乳首を触って欲しかったんだ……? ふ、ふふ……指で押しただけでも、凄く固くなってるのがわかるよ……」
「や、ぁっ、うあぁっ、だめっ、お、押すのだめぇ……っ!」
「ん……押すのは嫌……? じゃあ、こっちの方がいいかな……?」

 ねっとりした声でそう言い、ブラックは俺の耳の付け根を舐めながら今度は俺の勃ちあがった乳首を指で軽く弾いてきた。

「ふぁっ!? あっ、やっ、やぁあっ! やっ、それっ、ぃ、あっ、やぁあ……っ!」

 固くしこった乳首をぴんぴんと上下に弾かれる度に、体が緊張する。
 下半身に凄く力が入って、下腹部の奥がきゅうっとなって、俺の分身がズボンを汚しそうなほどにどくどく言って興奮してしまっていて。
 下着を汚したくなかったから両足を締めて必死に抑えようとするけど、もうそれじゃどうにもならなくなってしまっていた。

 だって、胸に触られるのなんて久しぶりで、こうなるって忘れてて。
 最近触られる回数が少なかったから、胸を弄られる快楽も薄れ始めてたんだ。
 なのに、昨日からブラックに少しずつイタズラされて、一番触って欲しい場所を興奮させられたまま弄られて、忘れかけていた感覚を引き摺り出されて……。

「ツカサ君の乳首も、可愛いおちんちんと一緒でさきっぽが弱いんだよね……。ふ、ふはは、し、知ってるよ、僕……。乱暴に摘ままれるのも好きだけど、こうやってぐりぐりされるのも好きだよね……? ツカサ君……」

 そんな事、知らない。
 首を振って意思表示をするけど、でも、立ち上がった乳首を羽で触るかのように指の腹で優しくこね回されると、体中が熱くなって熱が集まっている所がじくじくとうずいてしまう。

 ……胸を触られてるだけなのに、こんなに急所が反応するのはおかしい。
 おかしいのに、乳首のさきっぽをすりすりされると、もう堪らなくて。勃ちあがってしまった物を太腿で慰めたくて、無意識にもじもじと足を動かしてしまっていた。

「ふふっ、ふ、ははは……つ、ツカサ君……そんなに太腿でおちんちんをいじめてたら、ズボンにまでシミがついちゃうかもよ……? 下着にえっちなシミが付いただけでも、ツカサ君は恥ずかしいんじゃなかったかな……」
「う、んぁっ、ぁあ……うあぁあ……。や、だ、やだぁあ……!」

 だんだんと頭がバカになって行ってるのは解るのに、理性が働いてくれない。
 優しく焦らされるのが辛くて仕方なくて、もういっそ強く摘まんで蹂躙してくれれば一気に達してしまえるのにと思わずにはいられなくなる。
 そんな女みたいなイきかた嫌なのに、このまま焦らされる方がずっと辛いからと思ってしまって、俺はもう自分の考えすら制御できなくなっていた。

 そんな俺に、ブラックは笑いながら耳元で息を吹きかけて来て。

「じゃあ……もう……ズボンと下着、脱いじゃおっか……」
「ふぁ、あ……」
「いっそシャツも脱いじゃう? そしたら……直接ツカサ君の乳首を触って、虐めてあげられるよ……」

 言いながら、柔らかく俺の乳首を摘まむブラック。
 些細ささいな刺激だったのに、もう小一時間ほどずっと焦らされていた俺は、その程度の愛撫にすら激しく反応してしまって。
 もう、気持ち良くなれるなら何でも良いと思い始めてしまっていた。

「はっ、ぁっ、うあぁっ、や、ぁっ、も……やらぁ……!」
「もう我慢できない? 思いっきりおちんちんと乳首、いじめてほしい……?」

 ブラックの口から吐き出される恥ずかしい単語に反応しながら、必死に頷いた。
 頭を振るたびに涙が零れて、鼻をすする。自分でも泣いているのは理解出来るのに、恥ずかしいなんて微塵みじんも思えなかった。
 だってもう、限界だったから。

「……ふ、ははっ、はっ、は……はは……! な、なら……脱がせて、あげるね」

 ブラックの手が、俺のシャツを体から抜き取る。
 熱くなった体に空気が触れると少し気持ちが良くて息を吐くが、ブラックは俺の事に構わずズボンに手を掛けて、下着ごとズボンを一気に引き抜いた。

「っ、ぁ……」
「ふ、ふふ……ツカサ君だけ裸になっちゃったね……」

 うっとりした声でうそぶきながら、ブラックは俺のまっ平らな胸からヘソの下まで、大きな掌でゆっくりと撫で下ろしてくる。
 まるで肌の質感を確かめるようなその動きがもどかしくて、俺は小さくうめいた。

「うぁ……や、ぁ……」

 高い、むずがる子供みたいな声。
 自分が出しているなんて思えない甘えた声に、心の中のどこかが酷く痛む。
 だけど、体の中でじくじくと疼く熱の方が痛みより辛くて、俺はブラックにその苦しさを訴えるように、背中を背後の胸に押し付けて身じろいだ。

「あはっ……いいね……ココに鏡でもあれば最高だったな……」
「や……」
「ああ、今のは冗談、冗談だから悲しい顔しないで……。ほら、それよりツカサ君、体の汗が凄いね……ふ、ふはは、ほら、ぼ、僕の足の上の太腿なんか……汗でじっとりと張り付いて来て、ズボン越しでもツカサ君の太腿の柔らかさが解っちゃうよ……? こんなに熱が有ったら、普段隠れてる所が心配だね……そうだ、ほら、こうして開いて冷ましてあげるよ……!」
「ふぇ……!? やっ、あっ、うあぁ!?」

 ブラックの足が、開いて行く。
 それと同時に上に乗っていた俺の足もつられてどんどん開いて行き、全裸のまま大股開きにされてしまった。
 そのうえ、落ちるのが怖くて背後のブラックの胸に背中を押しつけていたから、その……ブラックの、お、おちんちんが……お尻に……。

「んっ、う……」
「どうしたの、ツカサ君。……ああ、もしかして……コレが気になっちゃった?」

 そう言いながら、ブラックは俺の腰を押さえつけてズボンの中で膨れ上がったソレを俺の尻の谷間に強引に割り込ませてきた。

「うあぁあ!! やっ、だめっ、お、押しつけちゃだめぇっ!」
「んもー、ツカサ君たら嘘つきなんだから。“ダメ”じゃなくて“もっと”でしょ? 恥ずかしいところを曝して、お尻を突いたらこんなに腰を動かしてさ……」
「ふぁ……!? う、うそ、ちが……っ」
「違くない。今だって挿れて欲しくて、お尻の穴で僕のペニスをぐりぐり刺激してるじゃないか……。ほんと、ツカサ君は下のお口だけは素直だよねぇ」

 そんなこと、してない。
 するはずがない。

 ……そう思って自分の体を見るけど……体は、勝手に動いてしまっていた。
 ブラックの股間に尻を押し付けて、一生懸命谷間に押し込んでいる。
 俺の手も、おちんちんを自分で触ろうとして、ぎこちなく動いていた。

「あ、あぁ……あああぁ……っ」
「わかるよ……気持ちよくなりたいよね……。でも、まだ夜じゃないよ……? 僕が約束したのは、温泉郷に居る間はイタズラし放題で、夜は必ずセックスするって事だけ……ツカサ君の了承が無いのに、勝手におちんちんは挿れられないなあ」
「そ、んなぁ……っ」

 思わず情けない声が漏れてしまう。
 だけど情けない事よりも思い通りにならないのがもどかしくて、さっきから触れられずに放置されている事が苦しくて、俺は嗚咽おえつを漏らしてブラックに懇願した。

「や、だ……やだぁ……っ」

 こんなになってるのに、放置するなんて酷い。
 さんざん俺にイタズラして、恥ずかしい言葉を浴びせかけて来て、こんな格好にしたのに、これで終わりだなんて。そんなの、生殺しじゃないか。
 俺、えっちしたくないとか言ってないのに。
 夜は問答無用で押し倒して来るくせに、なんでこんな時だけ……。

「嫌……? 何が嫌なのかな? ちゃんと言ってくれないと解らないなぁ。言ってくれれば、可愛いツカサ君の頼みだし……僕もすぐに叶えちゃうんだけどなぁ」

 そう言いながら、ブラックはまた乳首の周りを指で撫でたり、今度はおちんちんにギリギリ触れない場所に優しく触れて来る。

「は、ぁ……あ……ゃ……やぁあ……」
「ほら……言ってご覧……? ツカサ君が可愛くお願いしてくれたら、すぐ叶えちゃうよ……ツカサ君がしてほしい事……」

 か、かわいく……?
 おれ、が、かわいくお願いしたら……きもちよくしてくれるの……?

「恥ずかしい事、してほしいんだよね? だったら……ツカサ君も、恥ずかしくてえっちな言葉で、僕を誘ってみて……?」

 低くて渋い、お腹をじんじんさせるような声。
 ブラックの太い指で触られているお腹がじくじくして、触れられているだけでおちんちんから恥ずかしい汁が出て来てしまう。
 恥ずかしくてえっちな言葉。
 それを言えば、おちんちんも、ちくびも、触ってくれるんだろうか。

 お尻の間に挟んだブラックのおちんちんも、くれるのかな……。
 はずかしい、えっちな言葉で……誘えば…………。

「…………お、おれの……」
「……ん?」

 喉が、震える。おしりにくわえ込んだ固い物が少し動くと途端に体がびくんとして、声が出なくなりそうになったけど……俺は、必死の思いでブラックに振り向きながら、自分が覚えている中で一番恥ずかしい言葉を……伝えた。

「おれの……お、おちんちん、大好きなおしりに……ぶらっくの……おっきくて、り、りっぱなおちんちん……い、れて……くださぃ……」

 腰を浮かせて、自分の手で片方の尻肉を掴んだつもりだけど、対して広げられてない。ホントはもっと下品で恥ずかしい言葉が有ったけど、いざ自分が言うとなるとどうしても言えなくて、俺は涙を零しながら必死で精一杯ブラックを誘った。

 でも、こんなんじゃ、ブラックは興奮してくれないかもしれない。
 こんなのいつもと変わらないよ。やっぱり、俺には無理だ。
 えっちな漫画みたいに出来ない……――

「……ふ、ふふ……ははっ、あははははっ! そう……ツカサ君のおしりは、おちんちんが大好きなんだ……は、ははっ、やっと……認めたんだ……?」
「ふ、ぇ」
「良いよ……ははっ、はははは……! 言って……言えよ……もっと、僕のペニスで犯されるのが大好きだって……!!」
「――――っ!?」

 ガタ、と大きな音を立てて椅子が弾き飛ばされる。
 何が起こったのかと思う暇も無く俺はテーブルに体を押し付けられて、腰を高く上げさせられた。何が起こったのかは解らない。だけど、今からされる事はもう解っていて。それが、待ち望んでいた事だと思うと、体が喜んでしまっていた。

「時間も経ってないし……いきなり挿れても、構わないよね……!」

 いきなり肉を広げられて、今まで散々焦らしてきた穴に、熱くてぬめる物が押し当てられる。途端……覚悟する暇も無く、それが侵入してきた。

「――――ッ!! っ、あ゛っ、あぁあっあぁあ゛あ゛あ……!」

 衝撃に思わず叫ぶけど、今まで散々慣らされてきた体はすんなりブラックの大きいおちんちんを受け入れて、俺はナカが埋まるような感覚に体を反らした。

「はぁっ、あ……ぁあ……ッ。い、いい感じで蕩けてるよ……! っ、く……や、っぱり……ツカサ君は、毎日……犯してあげたほうが良いのかな……ッ」
「ひぐっ、ぅ、あ、あぁあっ、あ、ひっ、ぁ、あぁあ……っ!」

 自分でも、ブラックのものを締め付けているのが解る。
 ナカでブラックのおちんちんが動く度に体がビリビリするような感覚が有って、俺は耐え切れず、そのまま達してしまった。

「ははっ……はっ……い、いいね……またおちんちんに触らずにメスみたいにイッちゃったんだ……? でも、僕はまだイッてないんだけどね……!」
「い゛っ、あ、うあぁあ! やっ、あ、らぇっ、ひっ、ぃっ、いっへうっ、い、いぁっ、い、ぐっ、らぇええ……っ!」

 イったばっかりなのに、ブラックは容赦なく俺を責め立てて来る。
 俺が誘ったんだからと言わんばかりに好き勝手に突き上げてくる相手に、俺はただ悲鳴のような喘ぎ声をあげるしかできなかった。

 だって、もう、頭が真っ白で訳が解らなくて。
 乳首を弄られるより、おちんちんを扱かれるより、もっとずっと気持ち良くて、もう……――――

「ツカサ君、ツカサく……っ、う……くっ…………っ!」

 ブラックが、苦しそうな声を出す。
 その声と同時にナカで締め付けていたモノが膨らみ、何かを吐き出すのを感じて――――俺の意識は、そこで途切れた。













 
※おくれてすみません…(;´Д`)
 
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