異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

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ファンラウンド領、変人豪腕繁盛記編

  好きだからこそ我慢できなくて2※

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「じゃあ、始めようか。……今から、僕と熊公が指一本でツカサ君の色んな所を触って行くから……ツカサ君は絶対に『イかせて』って言っちゃいけないよ」
「うぇ……っ?!」

 依然としてテーブルに縛り付けられたまま、不安定な状態で後ろをさらされている。そんな俺に対して、ブラックはとんでもない命令を放ってきた。
 思わず驚いてしまったが、しかし相手は俺の驚きなど気にもせず続ける。

「ツカサ君が本気で反省して、もう他の奴に色目を使わないって決心してたら……これくらいの快楽なんて我慢出来るよね?」

 が、我慢出来るよねって、俺最初から色目とか使ってないんですけど!?
 それに、他人に色目を使うのと、この状態で触られるのを我慢するのがどう関係あるんだよっ! 待って待って、意味わかんない、今日イチで意味わかんない超級飛躍理論なんだけど!!

「ツカサ……始めるぞ……」
「えっ、ぁ……」

 俺の目の前でテーブルを抑えていたクロウの片手が離れる。
 どこへ行くかも判らず息を呑んでいると……背筋に一本の指が触れた。

「ッ……!?」

 背筋のへこんだ部分を、指の腹がつうっとなぞって下へと降りて行く。
 普段ならくすぐったいだけの行為であるはずなのに、変態的な格好のせいで過敏になってしまっている体はそれを刺激だと思ってしまって。

「あ、ゃ……」

 思わず小さな声が出るが、クロウの指は止まらずに滑って行く。
 だけど、もう少しでお尻に辿たどり着くかと思った所で、指が停まってしまった。

「っ……」
「そのまま下に降りると思ったのか? ツカサはいやらしい子だな」
「はっ……?! い、いや、そんなこと……っ」
「そんな事あるでしょ。まったく、ツカサ君たら意地っ張りなんだから。ほら」

 クロウに反論している間に、今度はブラックが無理矢理開かれた尻の谷間に指を這わせて来る。その感覚に驚いて体を震わせるが、ブラックは俺の態度なんて気にせず、またすぼまった所に指を……

「ぅあっ……!?」

 指が、ソコを撫でると思ったのに、外された。
 わざと横へ避けて、ついっと指を滑らせたのだ。
 思わず半疑問形の情けない声を出してしまった俺に、ブラックは笑った。

「期待してたんだ? やらしいなぁ、ツカサ君」
「いっ、ちがっ、違うって!」
「違う? おかしいなぁ、僕がお尻の谷間に指をやったら、ツカサ君の恥ずかしい所が物欲しそうにぱくぱく動いてたんだけどなぁ……?」
「いやだっ、ちが……っ」
「それに、わざと外したら悔しそうにぎゅうぅって締まって……こんなに『ナカを責め立てて欲しい』って懇願してくるおしゃべりな性器、見た事ないな。ツカサ君って、本っ当には嘘がつけない正直な淫乱なんだね」
「ちが、う、違うぅ……だ、って、そんなこと、されたら、誰だって……っ」

 恥ずかしい格好で縛られてるなら、誰だって下半身に力が入るだろう。
 指で触れられたら締まるし、ひ、開いたのだって、緊張をほぐすために違いない。俺が淫乱なんじゃない、絶対にそんなの違う。
 ブラック達は俺をえっちが大好きな淫乱なんだって錯覚させようとして来るけど、俺はそんな事なんて思ってない。違う、違うんだ。

 なのに、こんな、恥ずかしいことばっかり……!

「何を悔しがっている。ツカサは淫乱でいいんだぞ……? お前がオスの子種汁をあふれるほど浴びせかけられて悦んでいる様を想像するのは、何よりもいやらしくて性欲をそそる。オレやブラックは、むしろお前を快楽に堕として狂わせたいとすら思っているんだからな……」
「っ……ぅうぅ……」

 怖い事を言いながら、クロウがまた俺の背中を撫でて来る。
 だけどその太い一本の指は途中から背筋の道を逸れて、左右に分かれた尻肉の方へと近付いていった。

「いやっ、あっ」
「ツカサ君、熊公の指にばっかり意識寄せないでよ。ほら、こっちも」

 不機嫌な声のブラックにそう言われて、下から尻肉をぴんと弾かれる。
 それだけで、もう、体がびくりと跳ねてしまって。

「はぅうっ……!」
「ふふ……もどかしい……? でも、これだけじゃ許さないからね。もっと恥ずかしがって、泣いて、ペニスをねだるくらいとろけて貰わないと」
「っ!? なっ、お、お前ら、言わなければ許すって、言って……」
「だから、そうならないように反省して我慢するんでしょ? ……まったくもう、口ごたえだけは一人前なんだから……ホラ、こうされてもまだそんな事言える?」

 そう言うと、ブラックは指をすぼまりの下の部分に当て、そこから――俺の、会陰の部分をちろちろとくすぐりながら上下にさする。
 そんな所をそんな風に刺激されたことがなくて、俺は思いきり叫んでしまった。

「うあぁあっ!? や、いやっ、そこだめっくすぐらないで……ッ!」

 くすぐったいような、触られていない部分までうずくような、言い知れない感覚。
 今まで何度か触れられた事はあったけど、でも、こんな風にされる事なんてなかった。それに戸惑いたいのに、それすらブラックは許してくれなくて。

 やめてくれと叫んだけど、無駄で。ブラックは俺の反応を愉しむように、指一本でさらに俺を翻弄していった。

「あはははっ、凄く反応してるねえ! さすたびに、お尻もおちんちんもビクビクしっぱなしだよツカサ君! これじゃあすぐ耐え切れなくなっちゃいそうだねえ」
「ツカサ……こっちはどうだ……?」

 興奮してきたのか、二人の声に荒い息が混ざってくる。
 無様な格好ながらも奇妙で微細びさいな感覚に必死に耐えているのに、クロウはそんな俺の努力をあざ笑うかのように――太い指で、曝された後孔を軽く押し込んだ。

「んん゛ん……!! んっ、ぃっ、ぁっ、クロ、ぅ、なん、で……っ!」
「こんな時でもないと、大っぴらにツカサの肉穴も触れられないからな……。一本の指でだけでも、お前の穴の感触を堪能したい……」
「ぃやっ、もっ、へ、変な事いうなぁ!!」

 必死に声を絞り出して抗議するけど、さっきからブラックに会陰を弄られ続け、そのうえ耐えようと締めた窄まりを指を挿入せんばかりに強くぐりぐりと弄られてしまい、引き絞ったような高い声を漏らしてしまう。

 叱られた犬みたいな甲高く弱々しい自分の声が嫌になるが、どうすることも出来なくて。ただ耐えようと自分の手を拘束してる紐を握るけど、先程から自分で体を揺すってしまって、もう手首は赤くなってしまっていた。

「ひぁっ、やっ……や、だ……そこばっか、っく……ぃ、ゃ……いやらぁあ……っ」

 お腹の奥が熱くなって、足の付け根がひくひくする。
 ブラックの指が擽る場所がじんと痺れて、触っても居ないのに俺のモノの付け根からじんわりと言い知れない感覚が這い寄ってくる。
 それだけでも辛いのに、クロウが執拗に後ろを指で撫でまわしてきて、硬い爪を閉じた中心に気まぐれにじ込んできて。

「っ、ぃう゛……ら、ぇ……も、やめ、ぇ……っ、ゆる、しぇ……っ」

 辛い。頭がぼうっとしてくる。
 だめなのに、我慢しなきゃいけないのに、下半身に熱が溜まって行って、お尻を弄られる度にぞわぞわして、蕩けて、何も考えられなくなってくる。
 このまま流されたら、間違いなく我慢できなくなってしまう。

 何を言い出すか解らないくらい虐められたら、きっとこれ以上酷い事になる。
 そんなの、耐えられない。
 だから思わず「許して」と口走ってしまったのだが、ブラックはそんな俺の言葉も気にせずに、つうっと俺の会陰を緩急を付けてなぞって来た。

「っあぁ……!」
「ふ、ふふっ、ツカサ君のここ、固くなってきてるよ……こんな事だけでもう感じちゃったのかな……? これだけ会陰が固くなってたら、もう完全におちんちんが勃ちあがっちゃってるかもね……」
「ぃ、や……なぃ……たって、ない、からぁあ……っ」

 苦しい。反応しちゃいけない部分が反応しそうになる。
 触られてないのに、一番分かりやすい部分がブラックの言うとおりにムズムズして、どうしようもなく恥ずかしくてのどが震えてしまう。
 だけど、ブラックは許してくれない。会陰をゆっくり撫であげながら、うっとりした口調の優しい声で、とんでもない事を言い出した。

「ねえ、ツカサ君知ってる……? ココばっかり刺激してるとね、女の性器みたいに敏感な性感帯に育っちゃって、射精せずに強烈な快楽を味わえるようになるんだよ……ふっ、ふははっ、ツカサ君、ますます女の子になっちゃうね……!」
「ひっ……!? そん、ぁ……っ」

 嘘……そんな事、ある訳ない。
 だって、そこには何もないじゃないか。そりゃ急所の間だし、触られたら反応してしまうのは仕方のない事かも知れないけど……でも、そんな場所を弄られ続けて女みたいに感じるようになるって……なに、それ……どういうこと……?!

 ま、まさかブラックが撫でてる部分が変形しちゃうとか、女の子みたいな割れ目が出来るとかそう言う事……!?
 いっ、いやだ、なにそれ怖い!!

「やだっ、や、だめ、そ、そこどうなるの!? お、女みたいな形になるの……!?」

 そんなの嫌だと鼻水をすすりながら情けなく声を上げると……ブラックとクロウの動きが、ぴたりと停まった。
 え……ぇ……なるの……? やっぱり変な事になるのか!?

「ツカサ君……もしかして、本当に女の陰部が出来上がると思ってる……?」
「…………」
「え……ち、違うの……? ぃあ、らって、っぅく……わ、われめ、くらいは……できるのかなって……」

 だってそんな感じの事言ってたじゃないか。
 違うのか。大体、今真面目に色々考えられる訳ないじゃないか、ずっと、ずっと下半身がむずむずして、熱くて、お尻をずっと表面だけいじられて、そんな事されてまともに考えられる訳ないのに、アンタらのせいなのに。

「っ……ぅ、ちょ、ちょっとツカサ君……顔見せて……」
「あぇ……?」

 二人の指が離れて、俺の顔の真正面に二つの陰が現れる。
 ぼうっと見ていると、顎を掬われて無理矢理顔を上げさせられた。

「ぅぐ……っ」

 苦しい。この体勢で首だけ反らせるなんて、なんて無茶な事させるんだ。
 荒い息を漏らして必死に歯を食いしばりながら、涙で霞んだ二人の顔を見上げると――歪んだ視界の先で、二人は大きく動揺したように体を震わせていた。

「あ……あぁ……ず、ずるいよツカサ君……っ。そんなトロトロの顔して……」
「気持ち良過ぎて頭が混乱してるのか……無知になるツカサも可愛いな……」
「セックスの知識はたくさんあるのに、僕達以外とした事が無いから実際のところは無知なんだよね……ふ、ふふっ、なのに……こんなに喘いで……」

 なに言ってんの……?

「ああ、もうたまらないや……これだけとろけてるなら、もう追い詰めたっていいか」
「ブラック、ツカサの肉穴にオレの指を入れたい」
「……仕方ないな。その代わりしっかりほぐせよ。どうせツカサ君は耐えられないんだし、どうせならすぐ挿れられる方が良いからな」

 なに、耐えられないって、なにが……?

 …………えっと、もし、かして……イカせてって奴……――――
 っ、う……そ、そうだ。反省したって言うなら我慢してみろって言われて……。ちょっと待ってよ、じゃあ今の約束って、もう俺の努力とか無駄にしようとしてるってこと!? おい、お前らなに自分のチンコ優先してんだよおいいいい!

「お、まえらっ、卑怯……っ!!」
「あぁ、ちょっと正気に戻っちゃったか」
「構わん。ツカサが肉欲に勝てるわけがない」

 チクショウ、舌が回らないっ。
 ああっ、お前ら元の位置に戻るな、おいっ、話を聞けえ!

「なんだ肉欲に勝てないって! お前ら、人が下手にでてりゃ……っ」

 良い気になりやがって、と悪態をつこうとしたと、同時。

「下手に出るなら最後まで反省してよね……ッと」

 ブラックはそう言って……会陰を軽く、しかし素早くこすこすと撫でさすった。
 今まで触られまくって敏感になっていたそこを強く刺激されると、もう。

「ぃ、いや、やらっ、やぁああっ! や、ひぐっ、やめぇっ、そこっも、やらっ、やだぁあ!!」
「はっ、ははははっ! ほらほらもう降参だ! ツカサ君のおちんちんも、ココを刺激したらまた勃起して来たよ?! ほんとに淫乱だなあツカサ君の体は!」
「ツカサ、まだ意識を飛ばして貰っては困るぞ。ほら……っ」
「んあ゛ぁあぁあ!?」

 ひっ、お、おしり、入って来る……っ!
 クロウの指、が、無理矢理は、はいって……ッ。

「ツカサ……ッ、ハァ……は……やっぱり柔らかくて良く締まる良い肉穴だ……。泣き所を責めたら、どんな反応をする……?」
「ま、ぇ、ひああぁっや゛っ、ぃあっ、あっうあぁあぁあ!!」

 クロウの指が、一番触れて欲しくない場所をぎゅうっと押してくる。と、同時、ブラックがタイミングを見計らったかのように外側から指をぐっと押し込んできて、俺は喉が痛くなるほど叫んだ。
 だけど、ブラックとクロウは許してくれない。
 俺が叫んだ事で弱点を見つけたと言わんばかりに、ナカと外から執拗に、頭が溶けるような刺激を強く送り込んできた。

「ひぐっ、い゛っ、ぃううっ、ひっ、ん゛ぅ、うぁあ゛っあ゛、ひ、やら、や、ぁ、あ゛ああ!」
「あーあ、先走りだだ漏れして完勃ちしちゃって……ツカサ君たら本当メス奴隷の才能あるよね……ふ、ふふっ、はははっ、こ、こんなに……指をきゅうきゅう締め付けて、男をねだるなんて……!」
「あぁ……指を一本入れただけで、こんなに楽しませてくれるとは……。汚れなど知らぬ顔をして、淫らでオスを惑わす名器を持っている……普段のツカサの事を考えると、余計に興奮するな……ッ」

 指一本だけで、こんなに気持ちよくなるなんて、知らない。
 ナカに入ってるクロウの指がぐりぐりしてきて、外にあるブラックの指が、俺の知らない感覚をぐいぐいとお腹の中に押し込んできて。

 辛い、いやだ、こわい、おちんちんが爆発しそうで、おしりが気持ちよくて溶けてしまいそうで、もう、わけがわからない。
 怖い、やだ、おんなになりたくない。
 気持ちいい、いっちゃう、ダメなのに、イったら、もう、だめなのに……!

「ひぐっ、ぃ゛、いぐっ、もっ、あぁっ、あぁあ゛あ! ひっぢゃう、ひ、ぃっ――――!」

 息が、引っ込む。
 こんなの初めてで、止められない。こんな白くてちかちかして、息が止まるようなイきかた、しらなくて、どうしようもなくて、俺は――――

「――――ッ……!! はぁっ、はっ、はぁ、は……はぁっ、ゲホッ、は……」
「あーあ。イッちゃったか……」
「ちょうど尻穴もほぐれた所だったんだがな……」

 いき、苦しい……う、上手く、息が出来ない……っ。

 咳き込みながら、必死に意識を取り戻して呼吸を整えようとする。
 だけど、ブラック達は俺が正気を取り戻すのを待ってはくれなくて。

「折角のツカサの精液がもったいない……ブラック、エプロンを舐めて良いか」
「だめに決まってんだろ、後で使うんだから。そんなに喰いたいなら、テーブルの下でツカサ君のおちんちんの前に顔を突き出してろよ」
「おお、その手が有ったな」

 ……ん。んん……?
 何か変な話が進んでる……?

「さて、ツカサ君……ちょっと約束が違っちゃったね。……まあでも、一応『イキたい』と言わなかった訳だし……今日は許してあげるよ。その代わり……たっぷり可愛がってあげるね……」
「ひ、ぅ……!」

 背後からカチャカチャと音がしたと思ったら、少し開いていた俺のお尻の穴に、何か熱くて大きなものがひたりと押し当てられた。
 俺が良く知ってる、俺のナカに入って来れる……唯一の、もの。

「もう二度と、あのクソ野郎に優しくしちゃだめだよ……?」

 ねばつくような、耳を犯すような、低くて腹の中を擽ってくる声。


 俺の返答を聞く前に、ブラックは勢いよく俺を貫いた。


















 
※アブノーマルプレイ…なんですかね…これ…どんどん変態になっていく…
 あ、挿入はあとでたっぷりやります(´^ω^`)
 あと今回は愚息の出番がなかったけどこれも次死ぬほどやる予定
 がんばれツカサ。
 
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