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白砂村ベイシェール、白珠の浜と謎の影編
まるで呪いのような 2※
しおりを挟むヤバい、ここじゃ逃げられないし、なにより一人になれないじゃないか。
どうにかしてこの変な感覚を抑えたくても、目の前にブラックがいる今の状況では股間を抑える事も出来ない。だけど、なんとかこの熱を治めなくちゃと思って、俺は前屈みになりながら必死に耐えた。
しかし、俺がそうやって抵抗すればするほど、体に張り付いた謎の感覚は調子に乗って行く。股間をズボン越しに覆われてゆっくりと揉みこまれ、シャツの上からまた平らな胸を執拗に触られた。
「っ、ぃ、やだ……」
息を吐くような微かな小声で抵抗するが、当然効果など無い。
払いのけようと思っても、俺の体には何も触れてはいないのだから。
そう、ただ感覚が伝わって来るだけで、俺にはどうする事も出来ないのだ。この見えざる手を掴もうとしても、己の体に手が触れるだけでどうしようもなかった。
……まるで、体中の神経で「他人の手」の感触を再現させられているみたいだ。
だけど、この手はブラックのモノともクロウのモノとも違う。見えなくたって分かる、これは絶対に別の奴の手だ。その事が余計に俺に焦りと嫌悪感を抱かせて、俺は自分のシャツの胸元をぎゅっと握った。
すこしでも手の感覚を感じたくないが故の行動だったが、胸を触っていた手は、そんな抵抗をあざ笑うかのように乳首の部分を指で擦り始めた。
「っ、ひ……っ」
こ、これが誰かにやられてるんなら「気持ち悪い、やめろ」って言えるのに。
くそっ、どうしてこんな事になっちゃったんだ……。
悔やんでも、原因も解らなければ今後どうなるかも判らない症状なんて、俺には対処のしようがない。だけど、俺が強引に興奮させられる事には、何らかの理由があるはずだ。もし本当にこれが淫魔の仕業なら、ブラックに助けを求めるのも危険だし……ああもう、どうすりゃいいのか解んないよ!
目の前に助けてくれる奴の背中が見えるのに、手を伸ばせない。
でも、これしきの事で怖がったり反応してたりするのも、男としては情けない事なのかもしれないし……。
ううう、こうなったら、クロウとリオルに合流するまで我慢するしかない。
クロウに触れて貰っても……駄目だろうから、またリオルに頼むしかないか。
まさか、イケメンに憎しみを抱く俺が、イケメンに抱き着いて欲しいと思うようになろうとはな……ハハハ……死にたい……。
「ぅ……っく…………」
そんな事を言っている間にも、見えざる手は俺に対しての攻撃を強めていく。
一歩進むたびに、股間を覆っている手がすりすりと前後に動いて無理矢理に俺を興奮させようとした。それに抗うように歯を食いしばっていると。
「ひぁっ!?」
「え? なに? 色っぽい声出してどうしたのツカサ君」
「ひっ……い、いや……ちょ、ちょっと……蜘蛛が、ね……?」
「クモ? イエグモかな? ツカサ君たら可愛いなあ、も~」
いいから早く前向いて下さい、はやく、早く!
さっさと一階に行こうと泣きそうな顔で訴えると、ブラックは俺の態度に何か引っかかる物を感じたようだが、しかし気のせいだと思ってくれたのかまた前を向いて歩きだした。
良かった。そう思わざるを得ない。
だって、俺が……俺が、声をだしたのは……ズボン越しに股間を揉んでいた手が、とうとうズボンの中……いや、下着の中に入って来ようとして、それに驚いた声だったのだから。
「っ、~~~~~ッ……!」
流石にそこまで触れられたくない。なんとか見えざる手を追い払おうと下腹部の辺りを必死に手で払うのだが、しかし相手は感覚だけの存在で捕えられない。
潜り込んだ手に素肌の下腹部を触れられていても、俺には拒めないのだ。
逃げたくても、追い払いたくても、何もできない。
それが怖くて、悔しくて、涙で視界が歪んでくる。これがもし自分の中で起きている変化だとしたら、それこそ叫びたくなるくらいだった。
だけど、手はそんな俺を更に傷つけるように、ズボンの中にゆっくりと入り込むと――挑発するかのように、唐突にその形をズボンの中で具現化させたのだ。
「ひっ……!!」
ズボン越しに解る手の形は、明らかに自分の手ではない。勿論、ブラック達とも全く違う手だった。しかも、それはどうみても、男の手で……。
「やっ、やだ、やだ……!」
急に目に見える形で現れた異変に青ざめて、俺は涙で見え辛い視界ながらも必死でその手を捕まえようとする。
だけど、元々は感覚でしか存在しなかった物だからか、俺が何度手で捕まえても、見えざる手はするりと抜けだして、俺を嘲笑うかのようにどんどん触れて欲しくない場所へと近付いてしまって。
遂に、縮こまっている根元へと到達してしまった。
……股間を抑えるが、もうどうしようもない。
俺の手の中で、見えざる男の手は直に俺のモノを握り込んできた。
「――――ッ!! っ、ぅ、~~~~~……!!」
叫び声を堪えて、びくりと震えるだけにとどめる。
どうしても、こんな事になってるのをブラックに気付かれたくなかった。
なのに、ブラックは背後の俺にどんどん言葉をかけて来て。
「ところでさぁツカサ君、あの約束の事なんだけど」
口を開こうとすると、見計らったかのように股間の手が陰嚢をくすぐりながら、敏感な亀頭の先っぽを弄り始める。
それと同時に、左胸の乳首を勃たせようとしてか、きゅむきゅむと指の腹同士で擦りあげ始めた。
「その……えへへ、実はさ、その着て欲しい衣装がいっぱいあって迷ってるんだけど、ツカサ君すごくえっちな服と、かっちりした服をビリビリに破かれるのどっちがいいかな~と思って」
ばか何言ってんだお前! いい加減にしないと殴る……あっ、まって、やだ、擦っちゃ駄目、そんな事したら声が出ちゃう……!!
「っ、ぅ……く……!!」
いやだ、嫌だ、嫌だ、息が勝手に上がってしまう。
違うのに。こんなの、怖いのに。本当は嫌なのに、男の生理が絡む場所を強引に弄ばれると、どうしても快楽に弱い体は反応してしまって。
耐えているつもりなのに、もう、股間は大変な事になっていた。
「僕的には布面積の少ないえっちな服の方が良いんだけどさ~。でも、熊公に服をビリビリに破かれて、恥ずかしくて泣いちゃうツカサ君も見たいなぁって思って」
馬鹿、変態、へんたい!!
こんな場所でなんてこと言ってんだお前! ばか、もうバカ!!
そう叫びたいのに、もう、口を開いたら喘ぎ声が出そうで、返事をする事すら俺には出来なくなっていた。
鈴口を指でぴたぴたとタッピングされる。その度に腰が反応してしまう。
竿を擦られれば簡単に足が震えて、勃起した乳首をぐりぐりと押し潰されると、もどかしい感覚に体が揺れて涙が零れた。もう、耐えられない。
明らかに指の滑りが増して来た事に絶望して、俺は痛いくらいに眉を顰めながら自分の変化に首を振った。
だめ、だめだ。こんなんじゃ、もう隠せてないじゃないか。
俺は一階に行くまで耐えなきゃ行けないのに、何ともない顔をして、リオルにこっそりと治して貰わなきゃ行けないのに。
なのに、こんなに息が荒くなってるなんて、もう、隠せないじゃないか。
少しでも変だと思われたら、振り返られてしまう。
ブラックに気付かれてしまう。
ユデダコみたいな顔になって、泣きながら歯を喰いしばる情けない俺の姿を、しっかりと見られてしまう。
がくがくと震える足を内股にしてようやく立って、涙を零しながら前を見て、それでも声は出せなくて、ブラックの後ろを必死に歩き続ける。
足場が悪い事も、いつ落ちるか解らない事も知っているのに、急所を執拗に責められ続けて俺はもう限界だった。
嫌なのに、逃げたいのに、体は勝手に熱くなっていく。
目の前にブラックが、恋人がいて、それなのに俺はブラックの手じゃない何かにいたずらされて喜んでるなんて、どうしても認めたくなかった。
だけど、でも、こんなのもう。
知らない誰かの手に、侵されて悦ぶくらいなら…………――――
「ぶらっ、く……」
喉から絞り出して、掠れて消えそうな声でやっと名前を呼ぶ。
なのに、ブラックは聞き逃す事も出ずに振り向いて……俺の異常事態をすぐに悟ったのか、慌てて俺に近付いてきた。
「つ、ツカサ君どうしたの!? なんでそんなに……っ」
「っ……う、うぅ……」
理性的な言葉に、思わずまた涙が零れる。
だけどそれではブラックに話しが伝わらないと己を奮い立たせ、俺は何度も言葉を痞えながらも、必死の思いでブラックに今の状況と推測を伝えた。
「……なるほど……淫魔の仕業かも知れない、か。……ツカサ君ちょっと来て」
「っ、ぁ……」
手を引かれて、一番最初に入った書斎へと連れ込まれる。
そのまま鍵を掛けられて何をするかと思ったら、ブラックは俺のズボンにぐっと手をかけて来た。いつもなら抵抗したけど、今の状態じゃもう何もできない。
ズボンを下着ごと一気にずり降ろされると、俺の堪え性の無い分身が勢いよくぶるんと飛びだして、ブラックに完勃ちした姿を見せつけてしまった。
「あ……あぁあ……」
「ほーう? こりゃ見事にガチガチになってるねえ……。ツカサ君、その見えない手にどんなことされたの? 今もされてる?」
「っ、ぃ……今は……されて、ない……」
不思議な事に、ブラックに話すとあの手の感触も膨らみも消えてしまっていた。
だけど、体の中に燻る熱だけは消えずに残ってしまっている。
ブラックに間近で股間を見つめられているせいか、余計にその熱は酷い事になってしまっていて……俺のモノは、浅ましく先走りを垂らしていた。
「今は違うんだ。へぇ……気付かれると逃げるのかな……? 僕も、淫魔のことは詳しく知らないからさ……で、何されたの? 言ってみてよ」
「そ、そんな……!」
「言わないと、鎮めてあげないよ。ここから出してもあげない」
「……!」
そんな。じゃあさっき鍵をかけたのは、俺を逃がさないため?
さっきまで散々弄ばれてたのに、それなのにブラックは俺の事をまた……。
「あのね、ツカサ君。僕も怒ってない訳じゃないんだよ? 淫魔だかなんだか知らないけど、人の恋人に勝手に触れてる奴が居たって聞かされて、良い気はしないよね……? 僕、もっと早く教えて欲しかったんだけどな」
「だ、だってそれは、その……自分のせいだったら……恥ずかしかったし……」
「淫乱だと思われたくなかったから、僕に言わなかったの?」
不機嫌そうに言うブラックに、俺は何も言えずに口を噤む。
だけど、ブラックは俺を苛むように、ガチガチになった俺のモノを根元から先端まで人差し指で撫で上げた。
「ひっ、ぃあっ、や、やぁ、あ……!」
「指一つでこんな高くて甘い声をだす男の子が、淫乱じゃないなんて……そんな訳ないって、ツカサ君も解ってるだろうに」
「う、ぅう……や、やだ、やだぁ……」
指でぴたぴたと先端の裏筋を弄られて、そんな事で泣き声が出てしまう自分が情けない。なにより、それだけで腰がわずかに揺らめいて、思いきり扱いてほしいと訴えてしまう自分の体が嫌だった。
これじゃ、淫乱だと認めているのも同じじゃないか。
なんで、なんで俺……っ。
「いくら変な術に掛かってたからって言っても、こんなにニチャニチャになるほど先走りの汁を漏らして興奮するなんて、普通の男の子じゃ無理だろうなぁ」
「う……っ、ひっ、く……ひぐっ、やら、いわな、で……っ」
「それに……ツカサ君は、もうこっちだけじゃ物足りないんだろう?」
「あっ……!」
腰を掴まれて、強引に体を反転させられる。
勢いに負けて近くの壁に手をつくと、ブラックは好都合だと言わんばかりに尻を突き出させて、背後で屈んだようだった。
「ひっ、ぅ……やっ……やだ……!」
「ほら、ツカサ君の可愛いお尻の穴も、僕に見られてヒクヒクしてるじゃないか……見られただけで、おちんちんから汁を垂らして喜んでるのは、淫乱じゃないの?」
「言わな、で……や、だ……も……やだ……ごめ、なさ……っ、ひぐ……ごめん、なさい……するから……!」
尻肉を限界まで押し広げられて、息を吹きかけられれば嫌でも反応するだろう。だけど、俺にはもう反論する余裕すら無くて、必死に許しを請おうとした。
もう、いっぱいいっぱいで、意地を張る事すら出来なかったから。
「はっ……ははは……あ、謝って貰ってもなぁ……! ……ツカサ君は……僕に、許してほしいの……?」
背後から聞こえる声と、笑うたびに吹きかけられる生温くて少し強い息に、俺はびくびくと体を震わせながら必死で頷く。
しおらしい俺の態度に気を良くしたのか、ブラックは両方の指で窄まりを押すようにぐりぐりと弄りながら、俺に言わせたい言葉を強請る。
「じゃあ、言ってみてよ……ツカサ君が今どんないやらしい状態で、僕にどうして欲しいのかをさ……。そうしたら……ここに、ご褒美をあげるよ……?」
そんな事を言いながら、ブラックは俺の先走りの汁をたっぷりと手に取り、その液体を窄まりに塗り付けて人差し指を入れようと少しだけ押し込んでくる。
それだけで体中に甘い快感が走って、俺は壁に爪を立てぎゅっと目をつぶった。
自分の浅ましい姿を、もう見たくなかったから。
「も、もう、俺……だめ……ブラック、に、挿れて欲しくて……体が、熱くて……お、おちんちんも……っ、もう、ガチガチになって……だ、から……ブラックの、ふといおちんちん……挿れて、くださぃ……っ」
目をぎゅっと閉じているはずなのに、涙があふれて止まらない。
恥ずかしくて、こんな場所で何をしているんだろうって言う思いや悔しさが身の内を焼いて、出来れば逃げ出したかった。
尻を割り開かれて女みたいな懇願をして、犯される事を待っているだなんて。
それを……誰かも判らない存在に焚きつけられたのだと思うと、余計に悔しくてたまらなかった。
だけどもう、快楽に慣らされた体では思う通りに行かなくて。
「ふっ、ははっ、はははは……! いいね……ツカサ君いいよ、どんどん僕好みのおねだり出来るようになってきたね……!」
悪人みたいな大仰な笑い声を漏らしながら、背後の恋人が動く。
俺にはもう、何も見えない。
だけど、俺の尻を掴む手も、慣らしもせずに入って来ようとする何かも、全てが俺の知っている感触で。しっかりと形が存在する、俺が受け入れた物だった。
「っ、く……」
それだけなのに、どうして……こんなにも、体が熱に溺れるのか。
「い、挿れるよ……ツカサ君……ッ!」
荒い息を漏らしながら、熱い剛直がゆっくりと窄まりに当てられて、強い力で俺の中に無理矢理入り込んでくる。
痛くて、苦しくて、だけどその太さや熱さは、訳の分からない熱に苛まれていた体を一気に快楽で埋めてくれるような……そんな、感覚がして。
――こんな、場所なのに。
悲しい事が起こった場所なのに、ブラックに抱かれて貫かれて喘いでいる。
こんな事してちゃいけないと解ってるのに…………不安や怖さを消し去る程のその激しい快楽に、俺は溺れずにはいられなかった。
――――何かが起こるかも知れないから、えっちはしない。
そう決めた事すら忘れて。
→
※次別視点です
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