とべない天狗とひなの旅
人間嫌いで悪行の限りを尽してきた天狗、フェノエレーゼ。
主君サルタヒコの怒りを買い、翼を封じられ人里に落とされてしまう。
「心から人間に寄り添い助けろ。これ以上悪さをすると天狗に戻れなくなるぞ」
とべなくなったフェノエレーゼの事情を知って、人里の童女ヒナが、旅についてきた。
人間嫌いの偏屈天狗と、天真爛漫な幼女。
翼を取り戻すため善行を積む旅、はじまりはじまり。
絵・文 ちはやれいめい
https://mypage.syosetu.com/487329/
フェノエレーゼデザイン トトさん
https://mypage.syosetu.com/432625/
主君サルタヒコの怒りを買い、翼を封じられ人里に落とされてしまう。
「心から人間に寄り添い助けろ。これ以上悪さをすると天狗に戻れなくなるぞ」
とべなくなったフェノエレーゼの事情を知って、人里の童女ヒナが、旅についてきた。
人間嫌いの偏屈天狗と、天真爛漫な幼女。
翼を取り戻すため善行を積む旅、はじまりはじまり。
絵・文 ちはやれいめい
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【完結(最終話)まで拝読】
最後の終わり方が、今回のエピソードってどんなものなんだろうとすごく想像をかきたてられます!
きっとこれだけではなく、これからもたくさんの妖怪たちと出会っていろんなトラブルに巻き込まれて……三人で協力したり心配したりしながら楽しく乗り越えていくんだろうな(*'ω'*)
章ごとに色んな妖怪がでてきて、知っているものだったらすごく嬉しいし、知らないものだったらちょっと調べたりして読み進めていました。たくさんの妖怪との出会いがとっても楽しくて、それもこの作品の魅力の一つだと思いました。
この作品、妖怪好きに特におすすめしたいです(*'ω'*)
読書配信へのご応募ありがとうございました!
みつなつさん、最後まで読んでいただきありがとうございました!
平安時代を描くのは手探りな部分が多かったですが、いろんな文献を取り寄せて、平安の文化やあやかしのことを調べていくのはとても楽しかったです。
平安時代とあやかし好きな人に届けたい、あとほのぼのしたヒューマンドラマが好きです。
いったん締めくくっていますが、この先も三人でどこまでも旅をしていくのです。
【13-9まで拝読】
三人はもうすでに家族のような関係になれていると思います(*'ω'*)
妖怪のフェノエレーゼさん、半妖のナギさん、人間のヒナちゃん、この三人が「家族」になる……とっても素敵な結末だと思います!
みつなつさん、ありがとうございます!
天狗と半鬼と人だけど、家族。
心がお互いを家族だと思えたらもう家族なのです!ฅ'ω'ฅ
【13-8まで拝読】
もうダメかと思いました……崖から落ちた時には、最悪の事態を想像して胸が痛くなりました><;
フェノエレーゼさんが間に合って良かった!ホント良かった!(*'ω'*)
みつなつさん、ありがとうございます。
二人のピンチに間に合いました。一件落着!
【13-4まで拝読】
とうとうフェノエレーゼさんの呪が解けた!!!おめでとーーーーー!!(* ゚Д゚)
復讐のためではなく、誰かに恨みをぶつけるためでもなく、ヒナちゃんを救うために翼が欲しいと思ったその気持ちがまさに「愛」!!
みつなつさん、ありがとうございます!
誰かのために何かをしたいと思えるその心。無償の愛。
フェノエレーゼはようやく誰かを本当に大切にする気持ちを持つことができました。
呪いから解き放たれました。
【13-3まで拝読】
あぁ~……フェノエレーゼさんと師匠はかなり気まずいままになってしまっている!!(; ゚Д゚)
ヒナちゃんのためとはいえ、フェノエレーゼさん一人で師匠に調薬のお願いにいけるのでしょうか!?
みつなつさん、ありがとうございます!
師匠以外に頼れる相手がいないなら、因縁の敵でも頼るしかないのです。
【12-9まで拝読】
晴明さんの言う通り、フェノエレーゼさんの中にはきっともうちゃんと「答え」があって、あとはフェノエレーゼさん自身がそれを認識(自覚?)するだけなんだと思います!(*'ω'*)
みつなつさん、ありがとうございます。
心はもう動いている。あとは自覚するだけ。なのです。
【12-6まで拝読】
このお爺さん……ずばり!晴明さんに違いないっ!!(* ゚Д゚)
すごくテンション上がってしまいましたー!
みつなつさん、ありがとうございます!
ええ、ええ。もう本人でしかありえないです。
【12-3まで拝読】
えぇっ!?晴明塚の石を勝手に盗って商売として売っている!?!?
これは嫌な気分になる……すごくモヤモヤします(;´・ω・)
みつなつさん、ありがとうございます!
ご利益がある清明塚の石です。
って……まともな神経なら盗んで売らないですよね。(*´・ω・)´-ω-)ウン
【11-8まで拝読】
最初の頃は呪を解くためには善行をする……というかなりフンワリな感じで、具体的なことがなかなか分からなかったけれど、ここですごくはっきりと何が必要なのかが分かった気がします。
人間も半妖も妖怪も関係なく、大切に想う気持ち、護りたいと思う気持ち、フェノエレーゼさんが愛というものを知るのもそう遠くない気がします。
みつなつさん、ありがとうございます。
自分の命すら大切にしてこなかったフェノエレーゼだからこそ、サルタヒコは大切なものを見つけるための呪いをかけたんだと思います。
みつなつさん、ありがとうございます。
一年一緒にいて、フェノエレーゼはついに、どういう言い回しをすればヒナが納得するかを覚えました。
素直な子だから頼りにされてるなら役目を全うするのですε=ε=٩(๑・∀・)۶
みつなつさん、ありがとうございます!
若い男だけが狙われる事件。解決するにはやはり、フェノエレーゼたち自身が囮になるのが手っ取り早い。
みつなつさん、ありがとうございます。
キヌとはもう会えない、ヒナはいつかそのことを知る日が来る……。
すべて終わったその先、ヒナはどうするでしょう。
みつなつさん、ありがとうございます
心を覗かれるのはとても恐ろしいこと。妖怪であるオモイはそれを利用して人を食う……。
甘さも含めてナギなんですよね。
みつなつさん、ありがとうございます。
女の子にしかできない仕事。だからヒナはがんばります!o(・д´・+)9”
【10-1まで拝読】
三回目の読書配信へのご応募ありがとうございます!
今回はタナバタのお話ということで、どんなエピソードなのかとても楽しみです(*'ω'*)
みつなつさん、ありがとうございます。
本作の棚機というと、現代の笹の葉に短冊を吊るすようになるずっと前の風習の棚機なのです。
みつなつさん
ありがとうございます。政信は勘違いと愛と妄想が暴走するタイプです。仕事は真面目にこなすけれどなんか残念な人です。
ナギは最初の頃の敵対心はもうないので、よきサポート役になってくれています。
みつなつさん、ありがとうございます。
ナギは物腰の柔らかい人なので、フェノエレーゼの不器用なところをフォローできているのです。良きパートナーだと思います(*´―`*)
みつなつさん、ありがとうございますヽ(=´▽`=)ノ
年齢的には頑固ジジイよりも上ですわ。人と接するようになったのはヒナが旅についてきてからなので、対人関係一年生です。
みつなつさん
ありがとうございます。
夜道怪、怪異に見せかけた人間でした。いつの時代も楽に金を稼ぎたい人間はいるもので……捕まった子を早く助けないとです。
みつなつさん、ありがとうございますヽ(=´▽`=)ノ
兄弟子や他の陰陽師の場合、最優先するのが人でありあやかしは駆除する対象……といったところでしょうか。あやかしの気持ちも配慮するナギの姿勢は、そんな陰陽師から見ると異質なのです。
みつなつさん、ありがとうございます。復讐は復讐を生む。連鎖する。ここでフェノエレーゼか師匠が断ち切らないと子孫の代まで続きます。でも、どちらも譲れないのです。
みつなつさん、ありがとうございます。土浦の里、師匠とフェノエレーゼそれぞれに因縁が深い場所でした。
みつなつさん、ありがとうございます。温泉回でドキドキなのはナギだけで、フェノエレーゼは意に介さない模様です。(羞恥心なんて存在しない)
みつなつさん、ありがとうございます。
ナギならあやかしに寄り添う心根の人なので、式になっても幸せだと思います。( ・ิω・ิ)✨
【7-6まで拝読】
ナギさんとはあまり相性良くなさそうな政信さんだけど、ヒナちゃんに優しい声かけをしているのを見たり、ナギさんのことをちょっと認めるような部分もあって、もしかしたらそんなに嫌なヤツではないのかも……と思い始めています(*'ω'*)
みつなつさん、ありがとうございます。
政信は価値観が違うだけなので、言い方さえ直せばモテそうな気がします。
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