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朝は苦手
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朝が来た。
いつも身体がダルい。
動かない。
起きる気がしない。
なのでボクはベッドから起きない。
「ボクくん朝だよぉーー!ご飯食べないのー?」
1階から階段を伝って母親がボクに声をかける。
ボクは返事もする気力が無かった。
しばらくすると、母親は聞こえていないと思ったのか階段を登ってボクの部屋に入ってきた。
何か言われた気がする。
ご飯冷めちゃうわ、学校は行かないの、朝起きられないのはゲームのやり過ぎじゃないか、とか。
けど頭に入ってこない。
何も反応する気力が湧いてこない。
あまりにもボクが何も反応しないので諦めたのか、母親は1階へと帰っていく。
母親の少しよそよそしい高めの声がする。
学校にボクが休むという電話をかけているのだろう。
ボクは安堵してゲームを始めた。
これで今日も学校に行かなくてもいい。
お腹が空いたら1階へと降りて、ご飯も一応食べに行くけど、ほぼ喋らない。
そして2階のボクの部屋に戻り、1日中ゲームをする。
それがボクの日常の全てだった。
ボクは高校1年生。
学校には行っていない。
世間一般で言う、いわゆる「不登校」というものにカテゴライズされるのだろう。
いつも身体がダルい。
動かない。
起きる気がしない。
なのでボクはベッドから起きない。
「ボクくん朝だよぉーー!ご飯食べないのー?」
1階から階段を伝って母親がボクに声をかける。
ボクは返事もする気力が無かった。
しばらくすると、母親は聞こえていないと思ったのか階段を登ってボクの部屋に入ってきた。
何か言われた気がする。
ご飯冷めちゃうわ、学校は行かないの、朝起きられないのはゲームのやり過ぎじゃないか、とか。
けど頭に入ってこない。
何も反応する気力が湧いてこない。
あまりにもボクが何も反応しないので諦めたのか、母親は1階へと帰っていく。
母親の少しよそよそしい高めの声がする。
学校にボクが休むという電話をかけているのだろう。
ボクは安堵してゲームを始めた。
これで今日も学校に行かなくてもいい。
お腹が空いたら1階へと降りて、ご飯も一応食べに行くけど、ほぼ喋らない。
そして2階のボクの部屋に戻り、1日中ゲームをする。
それがボクの日常の全てだった。
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