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囚われの親子編
第17話 第六席(三)
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◇ ◇ ◇
本日の学園は午前までに全てのカリキュラムが終了する。遠方に帰省する生徒の事情を考慮しての配慮だ。
いつもより早い時間に放課後になり、生徒は各々行動していた。
帰省する者、帰省の支度をしている者、自習している者、友達と談笑している者など様々だ。
そんな中、ジルヴェスターは急用があるとレティに呼び出され、学園長室へ赴いていた。
学園長室まで辿り着くと、扉をノックして返答を待つ。
室内から入室を促す声が返ってきたので扉を開けて入室する。
室内を見渡すと、応接用のソファに対面で腰掛けている二人の人物がいた。
一人は当然レティであり、もう一人は金髪の男性だ。
レティの顔ははっきりと確認できる。対して金髪の男性はソファの位置的に背後を向く形になっており、ジルヴェスターの方へ振り向いている。
「――やあ、ジル。久しぶり」
金髪の男性は、右手を顔の位置まで上げて親しい関係だとわかる簡素な挨拶をする。
「久しぶりだな。ミハエル」
ジルヴェスターは目線を合わせるだけの簡素すぎる態度で、金髪の男性――ミハエルに挨拶を返す。
「まあ、まずはジル君も座って」
二人のやり取りを見守っていたレティが、自分の座っているソファの空いている右側のスペースに腰掛けるように促す。
促されたジルヴェスターは遠慮することなくレティの隣に腰掛ける。
「少し待ってて」
そう言ってレティは席を立つ。
「いい茶葉が手に入ったの。今日は紅茶でもいいかしら?」
「ああ。任せる」
レティは簡易的なキッチンでジルヴェスターの分の紅茶を用意する。
「ジル、背伸びたかい?」
ミハエルがジルヴェスターの頭頂部から足先まで視線を流すと、以前会った時との違和感に気がついた。
「さあな。自分ではわからん」
「それもそうか。以前会った時は私と目線が変わらなかったけど、今はもう抜かれていそうだ」
二人は以前会った時はほとんど身長に差がなかった。
だが、今はジルヴェスター方が高くなっていた。
その事実にミハエルは肩を竦める。
「お前は少し老けたか?」
「――え」
ジルヴェスターの言葉に男性は言葉が詰まる。
「ほ、本当かい? 最近忙しかったから少し疲れているだけだよ……」
「安心しろ。冗談だ」
「冗談か……」
冗談だとわかり、ミハエルは小さく安堵する。
「そもそも私よりレティ先輩の方が先に老けると思――」
「何か言ったかしら?」
ミハエルは浅慮にも余計なことを口走ってしまい、ジルヴェスターの分の紅茶を手に持って戻ってきたレティの怒気を孕んだ声を浴びせられた。
レティが無表情でジルヴェスターの隣に腰掛けるのを、ミハエルは冷や汗を流しながら見ていることしかできなかった。
彼にとっては物凄く長い時間に感じ、小さく目線が彷徨っている。言い訳でも考えているのかもしれない。
「それで私がなんて?」
「――い、いや、先輩は今日もお美しいなと……失言でした! 申し訳ございません!!」
最初は機嫌を窺うように美辞麗句を並べ立てようとしたが、途中でレティの無感情の視線に耐えられなくなり、ソファの上で正座するという器用なことをして深々と謝罪する。ちゃんと靴を脱いでいるのは几帳面だ。
「どうやらお仕置きが必要なようね?」
「どうかご慈悲を!」
レティの言葉にミハエルはただただ戦々恐々とするしかなかった。
必死に慈悲を請う彼の姿を国民が目撃したら驚愕のあまり卒倒することだろう。
そんな様相を呈する中、ジルヴェスターは紅茶を堪能し我関せずを貫いていた。
「そうね……。今度、我が校で講演でもしてもらいましょうか。もちろん無償でね」
「それくらいならお安い御用です! お任せください!!」
「そう。なら先程のことは水に流しましょう」
「ありがとうございます!!」
レティの提案にミハエルは逡巡することなく即答する。
どんなお仕置きが待っていても彼には受け入れる道しか残されていなかった。
「どのみち卒業生として後輩を教え導くのに否はないですから」
「そうね。我が校の卒業生には生徒の育成に積極的に尽力してもらえると助かるわ」
ミハエルはランチェスター学園の卒業生だ。
卒業生として後輩を指導することに否はなかった。むしろどんどん優秀な魔法師が育ってくれると彼個人としても国としても大助かりであり、教育機関としても面目躍如であった。
「ミハエルが協力的なら他の卒業生も断ることはできないだろうな」
「そうね」
黙って我関せずを貫いていたジルヴェスターの言葉にレティが頷く。
ミハエル本人の人望と肩書による影響力は絶大だ。ミハエルが無償で協力しているのに自分が断るわけにはいかないと思う卒業生は数多くいると思われる。
「始めからそれが狙いですか……」
レティの策略に嵌められたことにミハエルは溜息を吐く。
「まあ、学園の為なら構いませんが」
嵌められたことだとしても、ミハエルには断る理由がなかった。――そもそも断れない状況に持ち込まれてしまったので文句など到底口にはできないのだが。
本日の学園は午前までに全てのカリキュラムが終了する。遠方に帰省する生徒の事情を考慮しての配慮だ。
いつもより早い時間に放課後になり、生徒は各々行動していた。
帰省する者、帰省の支度をしている者、自習している者、友達と談笑している者など様々だ。
そんな中、ジルヴェスターは急用があるとレティに呼び出され、学園長室へ赴いていた。
学園長室まで辿り着くと、扉をノックして返答を待つ。
室内から入室を促す声が返ってきたので扉を開けて入室する。
室内を見渡すと、応接用のソファに対面で腰掛けている二人の人物がいた。
一人は当然レティであり、もう一人は金髪の男性だ。
レティの顔ははっきりと確認できる。対して金髪の男性はソファの位置的に背後を向く形になっており、ジルヴェスターの方へ振り向いている。
「――やあ、ジル。久しぶり」
金髪の男性は、右手を顔の位置まで上げて親しい関係だとわかる簡素な挨拶をする。
「久しぶりだな。ミハエル」
ジルヴェスターは目線を合わせるだけの簡素すぎる態度で、金髪の男性――ミハエルに挨拶を返す。
「まあ、まずはジル君も座って」
二人のやり取りを見守っていたレティが、自分の座っているソファの空いている右側のスペースに腰掛けるように促す。
促されたジルヴェスターは遠慮することなくレティの隣に腰掛ける。
「少し待ってて」
そう言ってレティは席を立つ。
「いい茶葉が手に入ったの。今日は紅茶でもいいかしら?」
「ああ。任せる」
レティは簡易的なキッチンでジルヴェスターの分の紅茶を用意する。
「ジル、背伸びたかい?」
ミハエルがジルヴェスターの頭頂部から足先まで視線を流すと、以前会った時との違和感に気がついた。
「さあな。自分ではわからん」
「それもそうか。以前会った時は私と目線が変わらなかったけど、今はもう抜かれていそうだ」
二人は以前会った時はほとんど身長に差がなかった。
だが、今はジルヴェスター方が高くなっていた。
その事実にミハエルは肩を竦める。
「お前は少し老けたか?」
「――え」
ジルヴェスターの言葉に男性は言葉が詰まる。
「ほ、本当かい? 最近忙しかったから少し疲れているだけだよ……」
「安心しろ。冗談だ」
「冗談か……」
冗談だとわかり、ミハエルは小さく安堵する。
「そもそも私よりレティ先輩の方が先に老けると思――」
「何か言ったかしら?」
ミハエルは浅慮にも余計なことを口走ってしまい、ジルヴェスターの分の紅茶を手に持って戻ってきたレティの怒気を孕んだ声を浴びせられた。
レティが無表情でジルヴェスターの隣に腰掛けるのを、ミハエルは冷や汗を流しながら見ていることしかできなかった。
彼にとっては物凄く長い時間に感じ、小さく目線が彷徨っている。言い訳でも考えているのかもしれない。
「それで私がなんて?」
「――い、いや、先輩は今日もお美しいなと……失言でした! 申し訳ございません!!」
最初は機嫌を窺うように美辞麗句を並べ立てようとしたが、途中でレティの無感情の視線に耐えられなくなり、ソファの上で正座するという器用なことをして深々と謝罪する。ちゃんと靴を脱いでいるのは几帳面だ。
「どうやらお仕置きが必要なようね?」
「どうかご慈悲を!」
レティの言葉にミハエルはただただ戦々恐々とするしかなかった。
必死に慈悲を請う彼の姿を国民が目撃したら驚愕のあまり卒倒することだろう。
そんな様相を呈する中、ジルヴェスターは紅茶を堪能し我関せずを貫いていた。
「そうね……。今度、我が校で講演でもしてもらいましょうか。もちろん無償でね」
「それくらいならお安い御用です! お任せください!!」
「そう。なら先程のことは水に流しましょう」
「ありがとうございます!!」
レティの提案にミハエルは逡巡することなく即答する。
どんなお仕置きが待っていても彼には受け入れる道しか残されていなかった。
「どのみち卒業生として後輩を教え導くのに否はないですから」
「そうね。我が校の卒業生には生徒の育成に積極的に尽力してもらえると助かるわ」
ミハエルはランチェスター学園の卒業生だ。
卒業生として後輩を指導することに否はなかった。むしろどんどん優秀な魔法師が育ってくれると彼個人としても国としても大助かりであり、教育機関としても面目躍如であった。
「ミハエルが協力的なら他の卒業生も断ることはできないだろうな」
「そうね」
黙って我関せずを貫いていたジルヴェスターの言葉にレティが頷く。
ミハエル本人の人望と肩書による影響力は絶大だ。ミハエルが無償で協力しているのに自分が断るわけにはいかないと思う卒業生は数多くいると思われる。
「始めからそれが狙いですか……」
レティの策略に嵌められたことにミハエルは溜息を吐く。
「まあ、学園の為なら構いませんが」
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