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17話 双子の弟
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翌日、仕事が休みの寿美子はテソンを見送って家でのんびり過ごしていた。
お昼になり、昼食を買いに近くのコンビニに出かけた。
マンションに戻り、玄関を開けると…男性の靴がある。
(え…テソン?)
リビングには誰も居ないので、テソンの部屋のドアを開けるとテソン?が居た。
「テソン!え?どうしたの?」
いつものテソンとは雰囲気が違う。
「…え?テソン?」
「アンタ誰?」
(え⁈テソンどうしちゃったの⁈)
「もしかして、テソンの女とか?」
「ちょっ、ちょっと待って下さい!あなた…テソンじゃないんですか?え?でも…顔も声もテソン…だし…」
「俺?テソンの双子の弟だけど?」
「双子~⁈」
「知らなかった?ま、公表してないしな」
(テソン、双子の兄弟がいたんだ…顔も声もテソンそのものなんだけど、雰囲気が全く違う…っていうか、テソンの服着ちゃってるし…)
「あの、初めまして。私、テソンとお付き合いしてます、寿美子です」
「俺はセナ。アンタ日本人か…」
「はっ、はい」
「へぇ~、テソンの奴…いつの間に。で?一緒に住んでんの?」
「は、はい」
「アイツ、仕事?」
「そうです!テソンに用事があるんですよね?電話しましょうか?」
「しなくていいから。今から付き合えよ」
「え?」
「飯だよ!冷蔵庫の中、何も入ってねーし」
そう言うと寿美子を連れて外へ出た。
(コンビニでお弁当買ったのになぁ…しかしセナさんって強引な人だ…)
車を走らせ、高級レストランに到着した。
「適当に頼むから」
セナは次々に注文し始めた。
「あの…今日はテソンに用事があって来られたんですよね?」
「別に…久しぶりにこっちに帰って来たから」
「どこか行ってたんですか?」
「アメリカ。家に居るのが嫌で、アメリカで遊んでた」
「そっ、そうなんですか…」
「うちの親はアンタの存在知ってんの?」
「…はい」
「反対されてるだろ。特にババアから」
「はい…」
(家族と仲悪いのかな…)
「あのババア、イカれてっからな」
「…あの…さっきからババア、ババアって…自分の親でしょ?それに私はアンタじゃなくて寿美子と言います」
セナは初めて微笑んだ。
「アンタ面白いね。あ、アンタじゃなく寿美子!」
寿美子は一瞬ドキッとした。笑った顔がテソンそのものだった。
(私、呼び捨てにされてるし…)
その頃、テソンが事務所で仕事をしていると、慌ててマネージャーが入ってきた。
「テソンさん!大変です!」
「どうした?」
「これ見て下さい‼︎」
1冊の雑誌をテソンに見せる。
「こ、これは…」
そこには、テソンとユナがキスしている写真が掲載されていた。
「今日の朝、記事が出たみたいです。出どころは分からないし、止めても無駄でした」
(婚約者とホテル帰りにキス…って何だよ‼︎)
「でも、一体誰が…マスコミも動き出しますよ!どうします?」
「マネージャー、ちょっと実家に行って来る」
テソンは急いで実家に向かった。
「母さん‼︎」
「あら、テソン。今日はどうしたの?」
「母さんだろ!」
「…記事のことね」
「何で、あんなことするんだよ!」
「あなたがあの女と別れないからよ」
「だから!別れないって言ってるだろ!」
「テソン…私はあなたのことを思って…」
「話にならない!俺にだって考えがあるから!」
家を出て、車に乗ろうとすると父親が帰って来た。
「来てたのか」
「父さん…」
「聞いたよ。母さんが…すまない」
「母さん、どうかしてるよ」
「そうだな。だけど、子供はお前だけのようなもんだからな。セナは勝手に出て行って、親を見捨てたようなもんだから。母さんはきっとお前にかけてるんだろう…」
「だからって」
「お前からも縁を切られたら、母さんどうなるか…しばらくは母さんが何もしないように私が見張っておくから、変なことだけは考えるな」
「父さん…」
「もう行きなさい」
「うん…」
テソンはマネージャーが待つ、事務所へ戻った。
セナと寿美子は店を出て、駐車場に歩いていると、隣の店に並べてあった雑誌に視線を向けた。
表紙には『テソン、ホテル前で熱いキス』と書かれてある。
セナが雑誌を手に取り、ページをめくった。
「こっ、これ…えっ⁈」
「相手、お前じゃないじゃん」
(テソンのお母さんがやったんだ…)
「ロックホテルの娘か。テソンの奴なかなかやるじゃん」
「テソンは騙されたんです!」
「騙されたって…キスしてるし」
「もう帰りましょう‼︎見たくないです!」
車に乗りマンションに着くと、エントランスにはマスコミだらけだった。
テソンと同じ顔をしたセナは、間違われるのを避け裏口から入った。
家に入ると、セナはソファーに座りくつろいでいる。
(テソン…早く帰って来ないかな…)
その頃、テソンの事務所では
「このままだと世間に誤解されたままだし、会見でも開いてスミのことを公表したい。…でも今そうすると、マスコミがスミのところに押しかけるはずだし…どうすればいいんだ…」
「それに、恋人がいるのに財閥の娘と…ってなるのはテソンさんのイメージが悪くなります」
「俺のことは別にいいんだ。ただ、俺の本命がロックホテルの娘になってるから…」
「もう少し考えてみましょう。今はマスコミが動き回ってるので、落ち着くまでは…」
「ごめん。俺の不注意のせいで…マネージャーにも申し訳ないと思ってる」
「大丈夫ですよ。それより早く、寿美子さんのところに帰ってあげて下さい」
「うん、ありがとう。帰るよ」
マンションに着くと、マスコミがテソンに気付き近づいてきたので、急いで裏口から自宅へ入った。
(結構な人数がいたな…スミのこと知られたら、スミに迷惑がかかる…対策を考えないとな…)
色んなことを考えながらテソンは玄関のドアを開け、リビングに入った。
「テソン!おかえり!」
(記事のこと説明しないとな…)
「ただいま。スミ…あの…」
ソファーに座ってる男に気付く。
「うわっ!えっ⁇セナ⁈」
「久しぶり」
「どうしてここに⁈いつ帰国したんだ⁈」
「んー?今日だけど」
「今日って…何でここに居るんだよ!しかも俺の服、勝手に着てるし!」
「前にこの部屋の合鍵作っただろ」
「だからって。今日、スミ仕事休みだったよね?もしかしてずっと2人でいたの⁈」
「ああ、ずっと2人でいたけど?」
「テソン!変な誤解しないでね。テソンの弟さんって聞いたから」
「ごめん、スミ。ビックリしたよね?双子の弟がいるなんて話してなかったよね」
「お前ら、本当に付き合ってるんだな~」
「そうだけど!」
「なのに、他の女とキスなんかしちゃって」
「…何でそれを…」
「記事…見たの」
「…そっか…」
「どうせ、あのババアの仕業だろ?」
「ああ、今日話して来た。スミ、書かれていること全部デタラメだから」
「うん、わかってる」
「相手、ロックホテルの娘だろ。一生苦労しなくていいじゃん。しかも美人だったし。本当に結婚すればいいのに」
「だったらお前がしろよ」
「俺はスミコみたいな普通の女がいいし、そういう女は無理」
「スミコって💢おい!呼び捨てにするな。離れろよ」
「テソン、いいのよ…」
「セナ、俺すごく疲れてるんだ。もう帰ってくれ」
「帰るってどこに?明日ホテルに行くよ。さっきビール飲んだから、運転できねぇし」
「じゃ、俺がホテルまで送るよ」
「もういいよ。面倒臭い。シャワー浴びて来るわ」
セナはシャワーを浴びに行った。
「あいつ…。スミ嫌だろ?」
「んー、今日だけ泊めてあげれば?部屋余ってるし、久しぶりに会ったんでしょう」
「そうだけど…」
「それよりまさか、テソンが双子だったなんてびっくりしたよ!」
「ごめんね。話してなかったもんね。あいつ好き勝手してるから、実家から見放されててさ」
「そうなんだ…だけど本当に顔はテソンそっくりだけど、性格は真逆だね…そういえば、あんな記事出てテソンは大丈夫?マスコミもたくさんいたけど」
「うん。心配しなくていいから」
そして、テソンと寿美子は寝室に行った。
「俺のことで、最近ずっとゴタゴタしてごめんね」
「ううん。私はテソンを信じてるから」
「スミ…おいで」
テソンは寿美子を抱きしめる。
ガチャッ。ドアが開いた。え⁈
2人は慌てて離れた。
「あー、お邪魔だった?」
「なんだよ!勝手に開けるなよ!」
「ちょっと寒くてさー、毛布ない?」
テソンは毛布を取り出し、セナに投げつけた。
「サンキュー」
「びっくりしたぁ…」
「あいつがいること忘れてた…寝よっか」
2人はおとなしく眠りについた。
お昼になり、昼食を買いに近くのコンビニに出かけた。
マンションに戻り、玄関を開けると…男性の靴がある。
(え…テソン?)
リビングには誰も居ないので、テソンの部屋のドアを開けるとテソン?が居た。
「テソン!え?どうしたの?」
いつものテソンとは雰囲気が違う。
「…え?テソン?」
「アンタ誰?」
(え⁈テソンどうしちゃったの⁈)
「もしかして、テソンの女とか?」
「ちょっ、ちょっと待って下さい!あなた…テソンじゃないんですか?え?でも…顔も声もテソン…だし…」
「俺?テソンの双子の弟だけど?」
「双子~⁈」
「知らなかった?ま、公表してないしな」
(テソン、双子の兄弟がいたんだ…顔も声もテソンそのものなんだけど、雰囲気が全く違う…っていうか、テソンの服着ちゃってるし…)
「あの、初めまして。私、テソンとお付き合いしてます、寿美子です」
「俺はセナ。アンタ日本人か…」
「はっ、はい」
「へぇ~、テソンの奴…いつの間に。で?一緒に住んでんの?」
「は、はい」
「アイツ、仕事?」
「そうです!テソンに用事があるんですよね?電話しましょうか?」
「しなくていいから。今から付き合えよ」
「え?」
「飯だよ!冷蔵庫の中、何も入ってねーし」
そう言うと寿美子を連れて外へ出た。
(コンビニでお弁当買ったのになぁ…しかしセナさんって強引な人だ…)
車を走らせ、高級レストランに到着した。
「適当に頼むから」
セナは次々に注文し始めた。
「あの…今日はテソンに用事があって来られたんですよね?」
「別に…久しぶりにこっちに帰って来たから」
「どこか行ってたんですか?」
「アメリカ。家に居るのが嫌で、アメリカで遊んでた」
「そっ、そうなんですか…」
「うちの親はアンタの存在知ってんの?」
「…はい」
「反対されてるだろ。特にババアから」
「はい…」
(家族と仲悪いのかな…)
「あのババア、イカれてっからな」
「…あの…さっきからババア、ババアって…自分の親でしょ?それに私はアンタじゃなくて寿美子と言います」
セナは初めて微笑んだ。
「アンタ面白いね。あ、アンタじゃなく寿美子!」
寿美子は一瞬ドキッとした。笑った顔がテソンそのものだった。
(私、呼び捨てにされてるし…)
その頃、テソンが事務所で仕事をしていると、慌ててマネージャーが入ってきた。
「テソンさん!大変です!」
「どうした?」
「これ見て下さい‼︎」
1冊の雑誌をテソンに見せる。
「こ、これは…」
そこには、テソンとユナがキスしている写真が掲載されていた。
「今日の朝、記事が出たみたいです。出どころは分からないし、止めても無駄でした」
(婚約者とホテル帰りにキス…って何だよ‼︎)
「でも、一体誰が…マスコミも動き出しますよ!どうします?」
「マネージャー、ちょっと実家に行って来る」
テソンは急いで実家に向かった。
「母さん‼︎」
「あら、テソン。今日はどうしたの?」
「母さんだろ!」
「…記事のことね」
「何で、あんなことするんだよ!」
「あなたがあの女と別れないからよ」
「だから!別れないって言ってるだろ!」
「テソン…私はあなたのことを思って…」
「話にならない!俺にだって考えがあるから!」
家を出て、車に乗ろうとすると父親が帰って来た。
「来てたのか」
「父さん…」
「聞いたよ。母さんが…すまない」
「母さん、どうかしてるよ」
「そうだな。だけど、子供はお前だけのようなもんだからな。セナは勝手に出て行って、親を見捨てたようなもんだから。母さんはきっとお前にかけてるんだろう…」
「だからって」
「お前からも縁を切られたら、母さんどうなるか…しばらくは母さんが何もしないように私が見張っておくから、変なことだけは考えるな」
「父さん…」
「もう行きなさい」
「うん…」
テソンはマネージャーが待つ、事務所へ戻った。
セナと寿美子は店を出て、駐車場に歩いていると、隣の店に並べてあった雑誌に視線を向けた。
表紙には『テソン、ホテル前で熱いキス』と書かれてある。
セナが雑誌を手に取り、ページをめくった。
「こっ、これ…えっ⁈」
「相手、お前じゃないじゃん」
(テソンのお母さんがやったんだ…)
「ロックホテルの娘か。テソンの奴なかなかやるじゃん」
「テソンは騙されたんです!」
「騙されたって…キスしてるし」
「もう帰りましょう‼︎見たくないです!」
車に乗りマンションに着くと、エントランスにはマスコミだらけだった。
テソンと同じ顔をしたセナは、間違われるのを避け裏口から入った。
家に入ると、セナはソファーに座りくつろいでいる。
(テソン…早く帰って来ないかな…)
その頃、テソンの事務所では
「このままだと世間に誤解されたままだし、会見でも開いてスミのことを公表したい。…でも今そうすると、マスコミがスミのところに押しかけるはずだし…どうすればいいんだ…」
「それに、恋人がいるのに財閥の娘と…ってなるのはテソンさんのイメージが悪くなります」
「俺のことは別にいいんだ。ただ、俺の本命がロックホテルの娘になってるから…」
「もう少し考えてみましょう。今はマスコミが動き回ってるので、落ち着くまでは…」
「ごめん。俺の不注意のせいで…マネージャーにも申し訳ないと思ってる」
「大丈夫ですよ。それより早く、寿美子さんのところに帰ってあげて下さい」
「うん、ありがとう。帰るよ」
マンションに着くと、マスコミがテソンに気付き近づいてきたので、急いで裏口から自宅へ入った。
(結構な人数がいたな…スミのこと知られたら、スミに迷惑がかかる…対策を考えないとな…)
色んなことを考えながらテソンは玄関のドアを開け、リビングに入った。
「テソン!おかえり!」
(記事のこと説明しないとな…)
「ただいま。スミ…あの…」
ソファーに座ってる男に気付く。
「うわっ!えっ⁇セナ⁈」
「久しぶり」
「どうしてここに⁈いつ帰国したんだ⁈」
「んー?今日だけど」
「今日って…何でここに居るんだよ!しかも俺の服、勝手に着てるし!」
「前にこの部屋の合鍵作っただろ」
「だからって。今日、スミ仕事休みだったよね?もしかしてずっと2人でいたの⁈」
「ああ、ずっと2人でいたけど?」
「テソン!変な誤解しないでね。テソンの弟さんって聞いたから」
「ごめん、スミ。ビックリしたよね?双子の弟がいるなんて話してなかったよね」
「お前ら、本当に付き合ってるんだな~」
「そうだけど!」
「なのに、他の女とキスなんかしちゃって」
「…何でそれを…」
「記事…見たの」
「…そっか…」
「どうせ、あのババアの仕業だろ?」
「ああ、今日話して来た。スミ、書かれていること全部デタラメだから」
「うん、わかってる」
「相手、ロックホテルの娘だろ。一生苦労しなくていいじゃん。しかも美人だったし。本当に結婚すればいいのに」
「だったらお前がしろよ」
「俺はスミコみたいな普通の女がいいし、そういう女は無理」
「スミコって💢おい!呼び捨てにするな。離れろよ」
「テソン、いいのよ…」
「セナ、俺すごく疲れてるんだ。もう帰ってくれ」
「帰るってどこに?明日ホテルに行くよ。さっきビール飲んだから、運転できねぇし」
「じゃ、俺がホテルまで送るよ」
「もういいよ。面倒臭い。シャワー浴びて来るわ」
セナはシャワーを浴びに行った。
「あいつ…。スミ嫌だろ?」
「んー、今日だけ泊めてあげれば?部屋余ってるし、久しぶりに会ったんでしょう」
「そうだけど…」
「それよりまさか、テソンが双子だったなんてびっくりしたよ!」
「ごめんね。話してなかったもんね。あいつ好き勝手してるから、実家から見放されててさ」
「そうなんだ…だけど本当に顔はテソンそっくりだけど、性格は真逆だね…そういえば、あんな記事出てテソンは大丈夫?マスコミもたくさんいたけど」
「うん。心配しなくていいから」
そして、テソンと寿美子は寝室に行った。
「俺のことで、最近ずっとゴタゴタしてごめんね」
「ううん。私はテソンを信じてるから」
「スミ…おいで」
テソンは寿美子を抱きしめる。
ガチャッ。ドアが開いた。え⁈
2人は慌てて離れた。
「あー、お邪魔だった?」
「なんだよ!勝手に開けるなよ!」
「ちょっと寒くてさー、毛布ない?」
テソンは毛布を取り出し、セナに投げつけた。
「サンキュー」
「びっくりしたぁ…」
「あいつがいること忘れてた…寝よっか」
2人はおとなしく眠りについた。
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