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19.シルヴィアの様子と後悔(ロベルト視点)
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「最近、シルヴィアが変なのだよ」
「はい?」
僕は愚兄の宮へと赴き、執務中のルカにそう言った。
ルカが顔を上げて、僕を探るように見つめたので、「シルヴィアの様子が変なのだよ」ともう一度伝えた。
「……変とは?」
「お前、何したんだよ。シルヴィアちゃんにとうとう愛想でも尽かされたのか?」
「うるさいよ。愚か者は喋らないでくれるかい?」
僕がルカの問いに答えようとした瞬間、ルカの隣で何やら勉強をしていた兄上が、興味津々で話に入ってきた。
鬱陶しい。
というか……今日は女ではないのだね。それに言葉遣いが改められていないのだけど……義姉上は何をしているんだい?
それとも男の時は、今まで通りのつもりなのかな……。
「最近、ちょっと……イライラが抑えられなくてね……。それをシルヴィアに当たってしまった。甘えていたのだと思う。厳密には……その後からシルヴィアが変なのだよ」
湯浴みをしようとしたのか……、部屋に併設されている湯殿の前で倒れていたのを発見し、体を魔法で清めてからベッドに寝かせたまでは良かったんだけど……その後からシルヴィアが喋らなくなった。
常にボーッとして、明後日の方向を見ているという変な感じだ。僕が「ヴィア? 大丈夫かい?」と肩に手を置くと、ビクッとあからさまに震える。
僕に怯えているようにも見える……。
基本的にはヴィアは、ロレンツァの側にいる。ロレンツァを抱っこしていたり、乳母が世話をしているのをボーッと眺めていたりしている。
それ以外は……何もしていない。
食事もちゃんと摂ってくれない。目の前に置かれた食事をボーッと眺めているだけだ。
「やはり、あの日やり過ぎたのだろうか……」
「そうですね。殿下は救いようのない愚か者です」
僕がルカに全てを細かく話し、相談すると……とても冷ややかな目と声でそう言われた。
愚兄は「お前……それは最低だよ」と唖然としている。
「僕だって、やり過ぎた自覚はあるよ。でも、イライラしていて……どれ程ヴィアが泣き叫んでいても聞いてやれなかった……反省しているよ」
ヴィアが倒れているのを見た時、ショックだった。触れると体が冷たくて……一瞬死んでいるのかさえ思って、目の前が真っ暗になった。
己のした愚かさに後悔している。
「僕はヴィアを傷つけてしまったんだ」
「そうですね。私は言った筈です。心を壊してしまえば、何の意味もありませんよ、と……。シルヴィア様の心と体の状態を、常に冷静に見極めなさいと」
「……すまない」
すると、ルカは溜息を吐いて立ち上がった。
とても冷たい目を向けるルカに、「どうすれば、ヴィアは許してくれるだろうか? どうすれば、元に戻ってくれると思う?」と聞くと、ルカは僕の頬を叩いた。
「ルカ……君……」
「…………殿下」
「どうすれば良いとか聞きに来る前に、さっさと土下座して謝って来いよ。そもそも、聞く相手が間違ってるんだよ。此処で何を言っても、シルヴィアちゃんに届かないだろ。それじゃあ、何の意味もないと思うけど?」
「…………」
…………悔しいけど、愚兄の言うことは間違えていない。
「ルカ」
「ジュリオの言う通りですよ。以前にも言いましたが、大抵捨てられるのはMのほうではなく、Sのほうですからね。その点を忘れないように。さっさと縋り付いてきなさい」
◆
その後、ルカから追い出されるように宮へと帰ると……、ヴィアは眠っているロレンツァをボーッと見つめていた。
異常だ。
この2日……ヴィアはとても変だ。
本当に……心を壊してしまったのだろうか?
「ヴィア?」
「…………」
「ヴィア」
僕が抱き締めると、体をビクつかせるヴィアに心が痛くなった。
ヴィア、すまない。
僕は、本当に愚かな事をしたようだ。
「ヴィア……君を傷つけて本当にすまない。どうしたら、許してくれる?」
「…………」
ヴィアがゆっくりと僕の方に顔を向けた。何故だが、とても不思議そうな顔をしている。
「僕……兄上に外交を担えと言われて、苛立っていたんだ。君やロレンツァを国の外に出したくない。かと言って、君たちを置いて他所の国などに行きたくない。ワガママで、君に八つ当たりをして……本当にすまなかった」
それに……君から何の話も聞いていないのに、君が勝手に王宮に来た事にも、苛立ってしまった。
僕は魔力で君を縛っているから、君の行動の全てを把握している。だからこそ、君が此処から王宮に向かったのも、義姉上とお茶をしていたのも知っていた。
いつもなら、そんな事であそこまで苛立つ事はない。多少のお仕置きはしただろうけど……。
でも、丁度……兄上から受け入れ難い話をされて……それと相まって、己を抑えられなかった。
許して貰えない……だろうね。
ヴィアの側に僕はいない方が良いのかもしれない。
傷つけた張本人の僕が側にいない方が、ヴィアはロレンツァと心を癒しながら、穏やかに過ごせるのかもしれない。
「僕は暫く宮を出るよ。兄上の言う通りに、外交に携わろうかと思う……。僕がいない方が君だって良いだろう?」
返事は貰えないかな?
僕が「本当にすまなかった。愛しているよ」と頬に口付けをすると、突然ヴィアの体が震え出した。
「ヴィア、泣いているのかい?」
ボロボロと涙を流す、ヴィアに戸惑い、僕は何度も「すまない」と謝った。
兄上の言う通り……膝をついてヴィアの手の甲に額を擦り付けるように、許しを乞うと……ヴィアは泣きながら、僕に抱きついた。
え? ヴィア?
「ヴィア?」
「わ、わたくし……わたくし、悲しかったのです……。勝手な行動を取った、わたくしが悪かったのかもしれません……。でも、ロブだってあんなに怒って……全然優しくないのです。あんな……ロブは嫌……」
堰を切ったように溢れ出すヴィアの涙と言葉に、僕は何度も「そうだね。すまなかった」と頷いた。泣いているヴィアを抱き締めると、ヴィアもギュッと抱きついてくれた。
「ヴィア、すまない。本当にすまない」
「も、もう……あんな事は絶対にしないと、約束して下さい」
「ああ、しない。絶対にしないよ」
ヴィアが本気で泣いて嫌がる事はしない。
今回は本当にやり過ぎた。
泣いて怖いと言っているのに強行するなんて……。
「それに……置いて行かれるのは嫌です。貴方の妃として同行させて下さいませ。チェチーリア様だって、陛下に同行しているではありませんか」
「それは……そうだけど、国を出るという事は危険が伴うのだよ」
「ですが、ロブの結界や守護の魔法陣があるので、大丈夫です。それに、ロブがいて下さいますし……」
まあ、そうかもしれないけど……。
はぁ、まいったな……。
僕が悩んでイライラしていた事を、ヴィアはいとも容易く、「ついて行く」と言って解決してくれるのだから。
「ロブは貿易が得意なのでしょう? ならば、頑張って下さい。わたくし、出来る限りのサポートをしますから」
「そうだね……でもロレンツァは連れて行けないよ。まだ赤子のロレンツァの環境は変えない方が良い」
「そうなのですけれど……。ロブは何を悩んでいるのですか? 転移の魔法があるのですよ。それを使えば、隣の部屋に行くような気安さで移動が出来るのに……」
「…………」
…………。
僕とした事がイライラし過ぎて忘れていた。
確かにその魔法を使えば距離などないも同然だ。
「魔法を使えば、ロレンツァにだって毎日会いに帰って来られますよね?」
「……そうだね。まあ……外交を担うからと言って、そこまで頻繁に国を離れるような事はないよ。殆どが、王宮で済むからね……。あとは、港湾や主要都市まで足を運ぶ程度かな……」
嗚呼、僕は本当に愚か者のようだ。
ちゃんと考えれば……苛立つ必要なんてなかった。ヴィアを傷つける必要なんてなかったのに……。
その後、ヴィアから何も話さなくなった理由を聞いて、僕は何度もヴィアに謝った。
何を言っても、何をしても、僕をイラつかせ怒らせるくらいなら、全てを諦めて、物のように過ごそうと考えさせるなんて……僕は最低だ。
「ヴィア、本当にすまない。どうすれば、許してくれる? 何でもするよ」
「もう怒っていません。あのように怒って話を聞いて下さらなく……ならないのなら、それで良いのです」
「ヴィア……」
ヴィアは優しい。
僕はヴィアの優しさに救われているのだなと、本当に思うよ。
後日、ルカに事後報告に行くと……愚兄が「態度や言葉だけでは全然足りるかよ。ドレスなり宝石なり贈ってやれよ。物でも謝罪を示せよ。あと、息抜きにデートにも連れて行ってやれ。女の機嫌を損ねると高くつくんだよ。その日は下手に出て、ちゃんとエスコートしろよ」と言ってきたので、僕はヴィアにドレスと宝石を数点贈った。
ヴィアは、「こんなに高価なもの貰えません!」と言っていたけど、僕が「僕の謝罪の形を拒否しないで欲しい」と乞うと、観念したのか受け取ってくれた……。
佳き日に、何処かに出掛けようかなと思う。
愚兄は、さすが元遊び人なだけあって……女性を喜ばせるのが上手いようだ。
ヴィアに愚兄のアドバイス通りに「後日、贈ったアクセサリーをつけて、そのドレスを着て……、デートに行こう」と誘うと、とても喜んでくれた。
◆後書き◇
どうだったでしょうか?
ロブ、ちゃんと反省して仲直り出来ました(*´∇`*)
「はい?」
僕は愚兄の宮へと赴き、執務中のルカにそう言った。
ルカが顔を上げて、僕を探るように見つめたので、「シルヴィアの様子が変なのだよ」ともう一度伝えた。
「……変とは?」
「お前、何したんだよ。シルヴィアちゃんにとうとう愛想でも尽かされたのか?」
「うるさいよ。愚か者は喋らないでくれるかい?」
僕がルカの問いに答えようとした瞬間、ルカの隣で何やら勉強をしていた兄上が、興味津々で話に入ってきた。
鬱陶しい。
というか……今日は女ではないのだね。それに言葉遣いが改められていないのだけど……義姉上は何をしているんだい?
それとも男の時は、今まで通りのつもりなのかな……。
「最近、ちょっと……イライラが抑えられなくてね……。それをシルヴィアに当たってしまった。甘えていたのだと思う。厳密には……その後からシルヴィアが変なのだよ」
湯浴みをしようとしたのか……、部屋に併設されている湯殿の前で倒れていたのを発見し、体を魔法で清めてからベッドに寝かせたまでは良かったんだけど……その後からシルヴィアが喋らなくなった。
常にボーッとして、明後日の方向を見ているという変な感じだ。僕が「ヴィア? 大丈夫かい?」と肩に手を置くと、ビクッとあからさまに震える。
僕に怯えているようにも見える……。
基本的にはヴィアは、ロレンツァの側にいる。ロレンツァを抱っこしていたり、乳母が世話をしているのをボーッと眺めていたりしている。
それ以外は……何もしていない。
食事もちゃんと摂ってくれない。目の前に置かれた食事をボーッと眺めているだけだ。
「やはり、あの日やり過ぎたのだろうか……」
「そうですね。殿下は救いようのない愚か者です」
僕がルカに全てを細かく話し、相談すると……とても冷ややかな目と声でそう言われた。
愚兄は「お前……それは最低だよ」と唖然としている。
「僕だって、やり過ぎた自覚はあるよ。でも、イライラしていて……どれ程ヴィアが泣き叫んでいても聞いてやれなかった……反省しているよ」
ヴィアが倒れているのを見た時、ショックだった。触れると体が冷たくて……一瞬死んでいるのかさえ思って、目の前が真っ暗になった。
己のした愚かさに後悔している。
「僕はヴィアを傷つけてしまったんだ」
「そうですね。私は言った筈です。心を壊してしまえば、何の意味もありませんよ、と……。シルヴィア様の心と体の状態を、常に冷静に見極めなさいと」
「……すまない」
すると、ルカは溜息を吐いて立ち上がった。
とても冷たい目を向けるルカに、「どうすれば、ヴィアは許してくれるだろうか? どうすれば、元に戻ってくれると思う?」と聞くと、ルカは僕の頬を叩いた。
「ルカ……君……」
「…………殿下」
「どうすれば良いとか聞きに来る前に、さっさと土下座して謝って来いよ。そもそも、聞く相手が間違ってるんだよ。此処で何を言っても、シルヴィアちゃんに届かないだろ。それじゃあ、何の意味もないと思うけど?」
「…………」
…………悔しいけど、愚兄の言うことは間違えていない。
「ルカ」
「ジュリオの言う通りですよ。以前にも言いましたが、大抵捨てられるのはMのほうではなく、Sのほうですからね。その点を忘れないように。さっさと縋り付いてきなさい」
◆
その後、ルカから追い出されるように宮へと帰ると……、ヴィアは眠っているロレンツァをボーッと見つめていた。
異常だ。
この2日……ヴィアはとても変だ。
本当に……心を壊してしまったのだろうか?
「ヴィア?」
「…………」
「ヴィア」
僕が抱き締めると、体をビクつかせるヴィアに心が痛くなった。
ヴィア、すまない。
僕は、本当に愚かな事をしたようだ。
「ヴィア……君を傷つけて本当にすまない。どうしたら、許してくれる?」
「…………」
ヴィアがゆっくりと僕の方に顔を向けた。何故だが、とても不思議そうな顔をしている。
「僕……兄上に外交を担えと言われて、苛立っていたんだ。君やロレンツァを国の外に出したくない。かと言って、君たちを置いて他所の国などに行きたくない。ワガママで、君に八つ当たりをして……本当にすまなかった」
それに……君から何の話も聞いていないのに、君が勝手に王宮に来た事にも、苛立ってしまった。
僕は魔力で君を縛っているから、君の行動の全てを把握している。だからこそ、君が此処から王宮に向かったのも、義姉上とお茶をしていたのも知っていた。
いつもなら、そんな事であそこまで苛立つ事はない。多少のお仕置きはしただろうけど……。
でも、丁度……兄上から受け入れ難い話をされて……それと相まって、己を抑えられなかった。
許して貰えない……だろうね。
ヴィアの側に僕はいない方が良いのかもしれない。
傷つけた張本人の僕が側にいない方が、ヴィアはロレンツァと心を癒しながら、穏やかに過ごせるのかもしれない。
「僕は暫く宮を出るよ。兄上の言う通りに、外交に携わろうかと思う……。僕がいない方が君だって良いだろう?」
返事は貰えないかな?
僕が「本当にすまなかった。愛しているよ」と頬に口付けをすると、突然ヴィアの体が震え出した。
「ヴィア、泣いているのかい?」
ボロボロと涙を流す、ヴィアに戸惑い、僕は何度も「すまない」と謝った。
兄上の言う通り……膝をついてヴィアの手の甲に額を擦り付けるように、許しを乞うと……ヴィアは泣きながら、僕に抱きついた。
え? ヴィア?
「ヴィア?」
「わ、わたくし……わたくし、悲しかったのです……。勝手な行動を取った、わたくしが悪かったのかもしれません……。でも、ロブだってあんなに怒って……全然優しくないのです。あんな……ロブは嫌……」
堰を切ったように溢れ出すヴィアの涙と言葉に、僕は何度も「そうだね。すまなかった」と頷いた。泣いているヴィアを抱き締めると、ヴィアもギュッと抱きついてくれた。
「ヴィア、すまない。本当にすまない」
「も、もう……あんな事は絶対にしないと、約束して下さい」
「ああ、しない。絶対にしないよ」
ヴィアが本気で泣いて嫌がる事はしない。
今回は本当にやり過ぎた。
泣いて怖いと言っているのに強行するなんて……。
「それに……置いて行かれるのは嫌です。貴方の妃として同行させて下さいませ。チェチーリア様だって、陛下に同行しているではありませんか」
「それは……そうだけど、国を出るという事は危険が伴うのだよ」
「ですが、ロブの結界や守護の魔法陣があるので、大丈夫です。それに、ロブがいて下さいますし……」
まあ、そうかもしれないけど……。
はぁ、まいったな……。
僕が悩んでイライラしていた事を、ヴィアはいとも容易く、「ついて行く」と言って解決してくれるのだから。
「ロブは貿易が得意なのでしょう? ならば、頑張って下さい。わたくし、出来る限りのサポートをしますから」
「そうだね……でもロレンツァは連れて行けないよ。まだ赤子のロレンツァの環境は変えない方が良い」
「そうなのですけれど……。ロブは何を悩んでいるのですか? 転移の魔法があるのですよ。それを使えば、隣の部屋に行くような気安さで移動が出来るのに……」
「…………」
…………。
僕とした事がイライラし過ぎて忘れていた。
確かにその魔法を使えば距離などないも同然だ。
「魔法を使えば、ロレンツァにだって毎日会いに帰って来られますよね?」
「……そうだね。まあ……外交を担うからと言って、そこまで頻繁に国を離れるような事はないよ。殆どが、王宮で済むからね……。あとは、港湾や主要都市まで足を運ぶ程度かな……」
嗚呼、僕は本当に愚か者のようだ。
ちゃんと考えれば……苛立つ必要なんてなかった。ヴィアを傷つける必要なんてなかったのに……。
その後、ヴィアから何も話さなくなった理由を聞いて、僕は何度もヴィアに謝った。
何を言っても、何をしても、僕をイラつかせ怒らせるくらいなら、全てを諦めて、物のように過ごそうと考えさせるなんて……僕は最低だ。
「ヴィア、本当にすまない。どうすれば、許してくれる? 何でもするよ」
「もう怒っていません。あのように怒って話を聞いて下さらなく……ならないのなら、それで良いのです」
「ヴィア……」
ヴィアは優しい。
僕はヴィアの優しさに救われているのだなと、本当に思うよ。
後日、ルカに事後報告に行くと……愚兄が「態度や言葉だけでは全然足りるかよ。ドレスなり宝石なり贈ってやれよ。物でも謝罪を示せよ。あと、息抜きにデートにも連れて行ってやれ。女の機嫌を損ねると高くつくんだよ。その日は下手に出て、ちゃんとエスコートしろよ」と言ってきたので、僕はヴィアにドレスと宝石を数点贈った。
ヴィアは、「こんなに高価なもの貰えません!」と言っていたけど、僕が「僕の謝罪の形を拒否しないで欲しい」と乞うと、観念したのか受け取ってくれた……。
佳き日に、何処かに出掛けようかなと思う。
愚兄は、さすが元遊び人なだけあって……女性を喜ばせるのが上手いようだ。
ヴィアに愚兄のアドバイス通りに「後日、贈ったアクセサリーをつけて、そのドレスを着て……、デートに行こう」と誘うと、とても喜んでくれた。
◆後書き◇
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ロブ、ちゃんと反省して仲直り出来ました(*´∇`*)
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