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第三章 聖獣の主
51.逆鱗に触れた夜
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「ま、待ってください! ふざけているのですか?」
「ふざけてなどいません。私はいつだって真剣です」
私は迫ってくるマッティア様にベッドの上で、必死に抵抗していました。
これも、今日の診察で侍医のオズヴァルド先生が様子を見ながらなら大丈夫などと言ったからです。
先生によると懐妊の初期と後期の交わりは許可出来ないらしいのですが、安定期に入る中期であればしても良いそうです。
ただ性交時、お腹のハリや何らかの異変を感じた場合は即刻中止し、先生を呼ばなくてはならないらしいのですけれど……。
「私はこの数ヶ月、ずっと我慢していたのですよ。少しくらい許してくれても良いのではないですか……?」
「少しですまないでしょう! それに何らかの異変が起きたらどうするのですか?」
途中で先生に来て頂くなど、そんなの恥ずかしいです。誰かに、そういう行為をしているなどと知られるのも恥ずかしいのに、途中で来て頂くなど、絶対に嫌です。
「大丈夫です。いつも以上に優しくするので……」
「嫌です。怖いので、産まれるまでは絶対に嫌です」
本当は産まれてからも嫌ですけれど……。
そんな事を言ってしまうと、マッティア様の我慢がきかなくなりそうです。
今は何とか、産まれるまで何もしないという約束をして頂かないと……。
それにしても、ずっとこの調子です。かれこれ30分も続く攻防に、わたくしも疲れてきました。
「ベアトリーチェ、大丈夫です。ゆっくり……ゆっくりとするので……」
「大丈夫ではないです……、それにお顔が近いのです。少し離れて下さい」
顔を近づけ迫ってくるマッティア様に、私は必死な思いで顔を押さえていました。すると、マッティア様がその押さえているわたくしの手を突然舐めたのです。
わたくしはその行為にゾワッとしたと同時に、とても驚きました。
「や、やめて下さい!」
「いやです」
そう言って、わたくしの手のひらに口付けを落とし、ゆっくりと指に舌を這わしました。
突然舐められた時は気持ち悪かったのに、ねっとりと舐められれば、不思議な感覚が体を包みます。
「……っ、マッティア様……、やめ、てっ」
「ベアトリーチェは指も好きだったのですね」
「ちっ、違いますっ! んぅ……」
マッティア様を跳ね除けなければならないのに、わたくしは不覚にも拒否する事が出来ず、顔を真っ赤にし、片方の手を己の口元にやりながら、必死で耐える事しか出来ませんでした。
早くやめさせなければ……、これ以上はダメなのです……。
マッティア様はわたくしの反応を楽しむように、わたくしの事を見つめながら指、手のひら、手の甲、手首にねっとりと舌を這わしました。
ゆっくりと舌が腕の方に向かう頃には、わたくしは息が上がり、片方の手で口を押さえる事しか出来ませんでした。
うぅ、体に力が入らない気がします……。
すると、マッティア様はわたくしを押し倒し、覆い被さりながら丁寧に腕に舌を這わし、ゆっくりと体の方に向かう舌に、わたくしは戸惑いながらも抵抗する事が出来ませんでした。
「ふっ……んぅ……や、やめ……っ!」
「大丈夫、優しくします」
「んっ……ずるいです……」
「ずるい?」
マッティア様の舌が止まり、わたくしの顔を不思議そうに見つめました。
「いつもいつも、わたくしばかり翻弄され、マッティア様の好きなようにされるのはずるいです!」
わたくしの言葉にマッティア様は唖然としています。分かっています……、変な事を言っていることくらい……。
すると、マッティア様が肩を震わせながら笑い出しました。わたくしがムッとすると、すみませんと笑いながら仰っています。
まったく悪いと思っていないみたいですけれど……。
「では、今日はベアトリーチェがしてみますか?」
「私が……?」
「ええ、ベアトリーチェが私を気持ちよくして下さい」
どうぞと言わんばかりにマッティア様は寝転がり、わたくしをお腹の上に座らせました。首を傾げながら呆然としているわたくしに、マッティア様が楽しそうに囁きました。
「舐めるなり、触るなり、お好きにどうぞ」
その瞬間、わたくしは体中が沸騰したかのように熱くなり、勢いよく首を振りました。
「む、無理です! そんな恥ずかしい事は出来ません!」
「それは残念ですね」
まったく残念と思っていなさそうに、愉快げに笑うマッティア様をわたくしは精一杯睨みました。
すると、突然バンっと扉が開き、わたくしはびっくりして飛び上がってしまいました。
「きゃあっ!」
『マッティアにベアトリーチェ! 今日は我も一緒に眠るぞ』
そう言って入ってくるペガゾ様に、マッティア様は溜息を吐き、追い出しました。
『何故だ? マッティア!』
「夜に入室する事は禁じる。貴方は別のところで眠りなさい」
『何故だ? 昨夜はベアトリーチェが一緒に眠ってくれたぞ』
その言葉にマッティア様がわたくしを見ました。咎めるような目に、わたくしは慌てて目を逸らしてしまいました。そして、わたくしは昨夜の事を話しました。
別に悪い事は何一つしていません。目を逸らす理由もないのですけれど……、ついマッティア様の目が恐ろしくて……。
「昨夜はマッティア様もお忙しかったので知らないと思いますが、天馬のお姿で一緒に眠るとフワフワとして、とても手触りが良く気持ちよく眠れるのです」
『そうだ! 一緒に眠ると気持ち良いのだ』
そう言うわたくし達にマッティア様は冷たく、駄目だと仰いました。心なしかその声に怒気が含まれているような気がします。
「夜の入室は許さぬし、ベアトリーチェと眠る事は断じて許すことは出来ぬ」
『何故だ!? マッティア!』
マッティア様の目がとても怖いのです。ペガゾ様も何かを感じたのか、今日はベルタと眠ると言って去っていかれました。
怒っているマッティア様のところに、置いていかないで欲しいのですけれど……。
手を伸ばしても、ペガゾ様は気に留めず、ささっと逃げてしまわれました。
「ベアトリーチェ」
「はい!」
怒気を含んだ声で名を呼ばれ、わたくしは緊張し、背筋を正しながら返事を致しました。
「貴方は何を考えているのですか? ペガゾも男ですよ」
「で、でも、ペガゾ様は聖獣です。それに天馬ですよ?」
「人型になれるではないですか。夜、私がいない時に男を寝所に招き入れるとは、どういうつもりですか?」
「なっ!?」
わたくしはその言葉にカッとなりました。まるで、わたくしが不義を働いたみたいに言われて、わたくしはとても許せませんでした。
「全ての方が、マッティア様みたいに不埒な事を考えているとでも思っているのですか? 何も悪い事はしていません! それなのに何故そんなにも怒っているのですか?」
「当たり前です。貴方に何かすれば、私は聖獣だとて容赦はしません」
カッとなって枕を投げても、いとも簡単に受け止め、ベッドへと来るマッティア様が恐ろしく感じ、わたくしは冷や汗がつたい、じりじりと後ろへと下がり、ベッドからおりようと致しました。
ですが、それは叶う事なく、わたくしは腕を引っ張られ、マッティア様に組み敷かれてしまいました。
わたくしに覆い被さり見下ろすマッティア様に、先程までの甘い雰囲気はなく、ただただ無表情で感情が読めず、とても恐ろしいのです。
「何故、そんなにも怒っているのですか? 嫉妬はみっともないですよ、マッティア様」
「みっともなくて結構です。ベアトリーチェ、貴方にはそろそろ己が私のものだという事を、分からせなければならない様ですね」
そう言う声も、わたくしを見下ろす目も、わたくしに触れるその手すら冷たく感じ、わたくしは逃げたいけれど逃げる事が出来ない恐ろしさにギュッと目を瞑りました。
「ふざけてなどいません。私はいつだって真剣です」
私は迫ってくるマッティア様にベッドの上で、必死に抵抗していました。
これも、今日の診察で侍医のオズヴァルド先生が様子を見ながらなら大丈夫などと言ったからです。
先生によると懐妊の初期と後期の交わりは許可出来ないらしいのですが、安定期に入る中期であればしても良いそうです。
ただ性交時、お腹のハリや何らかの異変を感じた場合は即刻中止し、先生を呼ばなくてはならないらしいのですけれど……。
「私はこの数ヶ月、ずっと我慢していたのですよ。少しくらい許してくれても良いのではないですか……?」
「少しですまないでしょう! それに何らかの異変が起きたらどうするのですか?」
途中で先生に来て頂くなど、そんなの恥ずかしいです。誰かに、そういう行為をしているなどと知られるのも恥ずかしいのに、途中で来て頂くなど、絶対に嫌です。
「大丈夫です。いつも以上に優しくするので……」
「嫌です。怖いので、産まれるまでは絶対に嫌です」
本当は産まれてからも嫌ですけれど……。
そんな事を言ってしまうと、マッティア様の我慢がきかなくなりそうです。
今は何とか、産まれるまで何もしないという約束をして頂かないと……。
それにしても、ずっとこの調子です。かれこれ30分も続く攻防に、わたくしも疲れてきました。
「ベアトリーチェ、大丈夫です。ゆっくり……ゆっくりとするので……」
「大丈夫ではないです……、それにお顔が近いのです。少し離れて下さい」
顔を近づけ迫ってくるマッティア様に、私は必死な思いで顔を押さえていました。すると、マッティア様がその押さえているわたくしの手を突然舐めたのです。
わたくしはその行為にゾワッとしたと同時に、とても驚きました。
「や、やめて下さい!」
「いやです」
そう言って、わたくしの手のひらに口付けを落とし、ゆっくりと指に舌を這わしました。
突然舐められた時は気持ち悪かったのに、ねっとりと舐められれば、不思議な感覚が体を包みます。
「……っ、マッティア様……、やめ、てっ」
「ベアトリーチェは指も好きだったのですね」
「ちっ、違いますっ! んぅ……」
マッティア様を跳ね除けなければならないのに、わたくしは不覚にも拒否する事が出来ず、顔を真っ赤にし、片方の手を己の口元にやりながら、必死で耐える事しか出来ませんでした。
早くやめさせなければ……、これ以上はダメなのです……。
マッティア様はわたくしの反応を楽しむように、わたくしの事を見つめながら指、手のひら、手の甲、手首にねっとりと舌を這わしました。
ゆっくりと舌が腕の方に向かう頃には、わたくしは息が上がり、片方の手で口を押さえる事しか出来ませんでした。
うぅ、体に力が入らない気がします……。
すると、マッティア様はわたくしを押し倒し、覆い被さりながら丁寧に腕に舌を這わし、ゆっくりと体の方に向かう舌に、わたくしは戸惑いながらも抵抗する事が出来ませんでした。
「ふっ……んぅ……や、やめ……っ!」
「大丈夫、優しくします」
「んっ……ずるいです……」
「ずるい?」
マッティア様の舌が止まり、わたくしの顔を不思議そうに見つめました。
「いつもいつも、わたくしばかり翻弄され、マッティア様の好きなようにされるのはずるいです!」
わたくしの言葉にマッティア様は唖然としています。分かっています……、変な事を言っていることくらい……。
すると、マッティア様が肩を震わせながら笑い出しました。わたくしがムッとすると、すみませんと笑いながら仰っています。
まったく悪いと思っていないみたいですけれど……。
「では、今日はベアトリーチェがしてみますか?」
「私が……?」
「ええ、ベアトリーチェが私を気持ちよくして下さい」
どうぞと言わんばかりにマッティア様は寝転がり、わたくしをお腹の上に座らせました。首を傾げながら呆然としているわたくしに、マッティア様が楽しそうに囁きました。
「舐めるなり、触るなり、お好きにどうぞ」
その瞬間、わたくしは体中が沸騰したかのように熱くなり、勢いよく首を振りました。
「む、無理です! そんな恥ずかしい事は出来ません!」
「それは残念ですね」
まったく残念と思っていなさそうに、愉快げに笑うマッティア様をわたくしは精一杯睨みました。
すると、突然バンっと扉が開き、わたくしはびっくりして飛び上がってしまいました。
「きゃあっ!」
『マッティアにベアトリーチェ! 今日は我も一緒に眠るぞ』
そう言って入ってくるペガゾ様に、マッティア様は溜息を吐き、追い出しました。
『何故だ? マッティア!』
「夜に入室する事は禁じる。貴方は別のところで眠りなさい」
『何故だ? 昨夜はベアトリーチェが一緒に眠ってくれたぞ』
その言葉にマッティア様がわたくしを見ました。咎めるような目に、わたくしは慌てて目を逸らしてしまいました。そして、わたくしは昨夜の事を話しました。
別に悪い事は何一つしていません。目を逸らす理由もないのですけれど……、ついマッティア様の目が恐ろしくて……。
「昨夜はマッティア様もお忙しかったので知らないと思いますが、天馬のお姿で一緒に眠るとフワフワとして、とても手触りが良く気持ちよく眠れるのです」
『そうだ! 一緒に眠ると気持ち良いのだ』
そう言うわたくし達にマッティア様は冷たく、駄目だと仰いました。心なしかその声に怒気が含まれているような気がします。
「夜の入室は許さぬし、ベアトリーチェと眠る事は断じて許すことは出来ぬ」
『何故だ!? マッティア!』
マッティア様の目がとても怖いのです。ペガゾ様も何かを感じたのか、今日はベルタと眠ると言って去っていかれました。
怒っているマッティア様のところに、置いていかないで欲しいのですけれど……。
手を伸ばしても、ペガゾ様は気に留めず、ささっと逃げてしまわれました。
「ベアトリーチェ」
「はい!」
怒気を含んだ声で名を呼ばれ、わたくしは緊張し、背筋を正しながら返事を致しました。
「貴方は何を考えているのですか? ペガゾも男ですよ」
「で、でも、ペガゾ様は聖獣です。それに天馬ですよ?」
「人型になれるではないですか。夜、私がいない時に男を寝所に招き入れるとは、どういうつもりですか?」
「なっ!?」
わたくしはその言葉にカッとなりました。まるで、わたくしが不義を働いたみたいに言われて、わたくしはとても許せませんでした。
「全ての方が、マッティア様みたいに不埒な事を考えているとでも思っているのですか? 何も悪い事はしていません! それなのに何故そんなにも怒っているのですか?」
「当たり前です。貴方に何かすれば、私は聖獣だとて容赦はしません」
カッとなって枕を投げても、いとも簡単に受け止め、ベッドへと来るマッティア様が恐ろしく感じ、わたくしは冷や汗がつたい、じりじりと後ろへと下がり、ベッドからおりようと致しました。
ですが、それは叶う事なく、わたくしは腕を引っ張られ、マッティア様に組み敷かれてしまいました。
わたくしに覆い被さり見下ろすマッティア様に、先程までの甘い雰囲気はなく、ただただ無表情で感情が読めず、とても恐ろしいのです。
「何故、そんなにも怒っているのですか? 嫉妬はみっともないですよ、マッティア様」
「みっともなくて結構です。ベアトリーチェ、貴方にはそろそろ己が私のものだという事を、分からせなければならない様ですね」
そう言う声も、わたくしを見下ろす目も、わたくしに触れるその手すら冷たく感じ、わたくしは逃げたいけれど逃げる事が出来ない恐ろしさにギュッと目を瞑りました。
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