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第一部
1.魔女とルイーザ
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ゆらりゆらりと、闇の中で意識が揺れる。
私は今何を見ているのだろうか?
………………。
どうやら、この体の持ち主であるルイーザ・ディ・ファビアーニが生まれた時、ある予言が下ったようだ。
ルイーザ・ディ・ファビアーニは、初代皇帝と共にいた魔女と同等の力を使う事が出来ると。
帝国の国境沿いの小さな村で生まれたルイーザは、その予言により、皇族によって探し出され、生みの親を殺され、公爵令嬢と皇太子の婚約者としての地位を与えられ、 "外" を教えずに後宮の奥でひっそりと育てられた。
ルイーザは赤ん坊の頃から、そういう境遇を強いられたせいか、本当の親が殺された事も知らず、従順、無知、言われたもの、与えられたものに対して疑う事を知らない愚か者だ。
その境遇に相応しく、可憐で可愛い守ってやらねばならぬお姫様という感じだ。腰までまあるフワフワな金に近い明るい茶髪に青い瞳……美しいが……戦場では何の役にも立たぬな。
だが、どうやら神は見捨てなかったらしい。あの嵐の日、部屋のバルコニーにいたルイーザに落雷があった。
それを元に、どうやら私は失われていた前世の記憶を取り戻したようだ。
我こそが初代皇帝マルクス・セヴェルスと共に、かつてこの国に君臨した大魔法使いルドヴィカ様だ───────
「ルイーザ! ルイーザ!」
「………………」
ゆっくりと目を開けると、皇太子が私の手を握り、心配そうに私の顔を覗き込んでいた。
私は疑われないように、一呼吸おいてから、小さく殿下……と、言葉を発した。
「嗚呼、無事で良かった。何故、あの嵐の中を外に出たのだ!? 其方は雷に打たれて瀕死だったのだぞ」
この顔は、この目は、愛しい人の無事を安堵する表情ではない。
これから先の己の地位を盤石とする為の手駒を失わずにすんだ安堵の表情だ。
この体の持ち主……今世の私が、今まで優しい優しいと思っていた婚約者である皇太子は、実のところ、ルイーザを愛してなどいなかったのだ。
恐らく平民出身の手駒……否、己の為の奴隷とでも思っているのだろう。
優しく接しているのは、ルイーザが持つ力を何の疑問も持たせず、己と国に使わせる為なのだろう。その為に生まれた時より、長い時をかけて従順に無知に愚かに育てた……。
「……わたくし、雷の音が恐ろしくて……殿下に行かないでと伝えようと思い、バルコニーから声を掛けたかっただけなのです」
私は、ルイーザらしく振る舞い、皇太子にすり寄って見せた。皇太子は、恐ろしい思いをさせてすまぬと、私を強く抱きしめているが、実にくだらない。
心配しているかのように、そして私は皇太子の腕の中が一番安心できるかのように、お互い抱き合っているが…………。
実際のところは、お互い心は別にあり、打算しかないだろう。
だが、この皇太子……似ている。
マルクスの子孫なのだから、当たり前なのかもしれぬが、漆黒の髪に血のような赤い瞳、常に何かに飢えているような獰猛な雰囲気……、服を着ていると細身の優男なのに、服の下は筋肉質……185はあるであろう背丈も、全てがマルクスにそっくりだ。
だが、この皇太子はマルクスと違い、情には厚くはないようだ。残虐非道という言葉が似合いそうなくらい血の臭いをさせている。
恐らく、下々の命など、此奴の前では紙切れ同然なのだろう。
この男は恐らくルイーザの命だとて、己の気分次第だと思っていそうだな。
このようなイカれた男と共にいるつもりはない。私はマルクスの死後、魔法を権力争いに利用しようとするマルクスの子供たちに嫌気がさし、二度とマルクスの子供たちとは関わらぬと決めたのだ。
私は絶対にこのイカれた男から逃げてみせる……長居は無用だ。
……………。
そう思ったのだが、どうにも調子が狂う……。
目覚めたばかりだからだろうか……大した魔法が使えぬ……。魔法のレッスンだと言って、教師顔で教えてくる奴らも、初歩的な事を繰り返すばかりで役に立たぬ。
早く、こんなところから出て行ってやりたいのに……力がまともに使えぬ……。
せいぜい生活魔法や回復魔法のみだ。
攻撃魔法や転移魔法など、役に立つものが全て使えぬ……まるで、魔法を制限する結界でも張られているかのように……。
「そうか……結界……」
だが、どうやって?
この国で魔法を使えるのは私だけだった筈だ。
いや、そもそも、この国において魔法を使える者が生まれずとも、世界に目を向ければ魔法を使える者はいる。
私の生まれた国では王侯貴族ならば、誰しも魔法を使えた……まあ、そんな私もとあるお貴族様の私生児だ。
大きくなって世界をうろついていたら、マルクスと出会ったのだ。マルクスとの出会いは、私にとって良き変化を齎した。
私は過去を振り返り、ひとつ息を吐いた後、ある事を試してみることにした。
この部屋に結界が張られているのか……それとも、この城全体に張られているのか……。
この部屋のみならば、この部屋から出れば良い事だ。
私は試しにバルコニーから飛び出してみることにした。
「ルイーザ! 何をしているのだ!」
私がバルコニーに脚をかけた瞬間、皇太子が部屋に入ってきて、声を荒げた。私が、その声に振り返る事なく飛び降りると、皇太子は慌てて私を掴もうとしたが、髪一本すら掴めなかった。
ざまあみろだ。
私がバルコニーから飛び降り、姿を隠すと、上では慌てた皇太子が、私を助けに行けと命じている。
とりあえず、少しはマシなようだ。
結果としては、部屋にはとても強力な結界が張られており、城全体にはそれを少し緩めた結界が張られている。
つまり、大規模な攻撃魔法や転移魔法は使えぬと言うことになる。
だが、あの部屋から出たおかげで、私は己の魔力で姿形を変える事には成功したので、逃げる為にも、皇太子の弱みでも握っておこうと思う。
私は早速侍女に扮し、洗濯場にでも紛れ込んだ。どの国でも女官や侍女というものは、お喋りだからな。
「ちょっと、聞いた。殿下ったら、また気に入らない女官を斬り殺したらしいわよ」
「え? 今度は何があったの?」
「どうやら水を零して、殿下のお召し物を濡らしてしまったらしいの」
それだけ? それだけの事で人を殺めたのか、あやつは。
マルクスは強く、戦場では時に非情なところも垣間見えたが、それでも罪のない者を殺める事はなかった。
己に仕える者を恐怖で支配するような男ではなかった……。
マルクスが国を興して1200年……、その間にこの国は腐敗したようだ。
残虐無比な暴君が治める国となってしまったのだな……嘆かわしい事だ。
「早く探し出せ! 何としてでも私の下へ連れて来い! 然もなくば、其方らを全員火炙りにしてくれる」
門のほうで、皇太子の怒号を聞きながら、私はもう少し、侍女のお喋りを聞く事にした。
「殿下は一体何を探しているのかしら?」
「さあ、また粗相をした者を追いかけ回してるんでしょ。私たちも気をつけないと……」
「あの、殿下の婚約者ってどんな人なんですか?」
私がルイーザについて、皆に聞いてみようとすると、皆……婚約者? という顔で首を傾げている。
「殿下には、婚約者はいないのですか? じゃあ恋人とか?」
「さあ、いないと思うわ。聞いた事ないもの。夜の相手をさせる為の妾なら、沢山いるらしいけれど……。寝所でお気に召さないと、すぐ殺されてしまうらしいから、絶対に手を付けられたくない相手ね」
「そうそう。正室や側室を迎えてしまうと、相手の家の事もあって、簡単に殺せないじゃない? だからじゃない?」
驚いた……。ルイーザの存在は徹底的に隠されていたようだ。この様子では、所詮卑しい生まれのルイーザを本気で正妃にするつもりなどなかったと言うことか……。
恐らく……側室としてあの部屋に閉じ込め、都合の良い時にその魔力を使うつもりだったのだろうな。
はぁ、とことん不幸な娘だな……。
私は今何を見ているのだろうか?
………………。
どうやら、この体の持ち主であるルイーザ・ディ・ファビアーニが生まれた時、ある予言が下ったようだ。
ルイーザ・ディ・ファビアーニは、初代皇帝と共にいた魔女と同等の力を使う事が出来ると。
帝国の国境沿いの小さな村で生まれたルイーザは、その予言により、皇族によって探し出され、生みの親を殺され、公爵令嬢と皇太子の婚約者としての地位を与えられ、 "外" を教えずに後宮の奥でひっそりと育てられた。
ルイーザは赤ん坊の頃から、そういう境遇を強いられたせいか、本当の親が殺された事も知らず、従順、無知、言われたもの、与えられたものに対して疑う事を知らない愚か者だ。
その境遇に相応しく、可憐で可愛い守ってやらねばならぬお姫様という感じだ。腰までまあるフワフワな金に近い明るい茶髪に青い瞳……美しいが……戦場では何の役にも立たぬな。
だが、どうやら神は見捨てなかったらしい。あの嵐の日、部屋のバルコニーにいたルイーザに落雷があった。
それを元に、どうやら私は失われていた前世の記憶を取り戻したようだ。
我こそが初代皇帝マルクス・セヴェルスと共に、かつてこの国に君臨した大魔法使いルドヴィカ様だ───────
「ルイーザ! ルイーザ!」
「………………」
ゆっくりと目を開けると、皇太子が私の手を握り、心配そうに私の顔を覗き込んでいた。
私は疑われないように、一呼吸おいてから、小さく殿下……と、言葉を発した。
「嗚呼、無事で良かった。何故、あの嵐の中を外に出たのだ!? 其方は雷に打たれて瀕死だったのだぞ」
この顔は、この目は、愛しい人の無事を安堵する表情ではない。
これから先の己の地位を盤石とする為の手駒を失わずにすんだ安堵の表情だ。
この体の持ち主……今世の私が、今まで優しい優しいと思っていた婚約者である皇太子は、実のところ、ルイーザを愛してなどいなかったのだ。
恐らく平民出身の手駒……否、己の為の奴隷とでも思っているのだろう。
優しく接しているのは、ルイーザが持つ力を何の疑問も持たせず、己と国に使わせる為なのだろう。その為に生まれた時より、長い時をかけて従順に無知に愚かに育てた……。
「……わたくし、雷の音が恐ろしくて……殿下に行かないでと伝えようと思い、バルコニーから声を掛けたかっただけなのです」
私は、ルイーザらしく振る舞い、皇太子にすり寄って見せた。皇太子は、恐ろしい思いをさせてすまぬと、私を強く抱きしめているが、実にくだらない。
心配しているかのように、そして私は皇太子の腕の中が一番安心できるかのように、お互い抱き合っているが…………。
実際のところは、お互い心は別にあり、打算しかないだろう。
だが、この皇太子……似ている。
マルクスの子孫なのだから、当たり前なのかもしれぬが、漆黒の髪に血のような赤い瞳、常に何かに飢えているような獰猛な雰囲気……、服を着ていると細身の優男なのに、服の下は筋肉質……185はあるであろう背丈も、全てがマルクスにそっくりだ。
だが、この皇太子はマルクスと違い、情には厚くはないようだ。残虐非道という言葉が似合いそうなくらい血の臭いをさせている。
恐らく、下々の命など、此奴の前では紙切れ同然なのだろう。
この男は恐らくルイーザの命だとて、己の気分次第だと思っていそうだな。
このようなイカれた男と共にいるつもりはない。私はマルクスの死後、魔法を権力争いに利用しようとするマルクスの子供たちに嫌気がさし、二度とマルクスの子供たちとは関わらぬと決めたのだ。
私は絶対にこのイカれた男から逃げてみせる……長居は無用だ。
……………。
そう思ったのだが、どうにも調子が狂う……。
目覚めたばかりだからだろうか……大した魔法が使えぬ……。魔法のレッスンだと言って、教師顔で教えてくる奴らも、初歩的な事を繰り返すばかりで役に立たぬ。
早く、こんなところから出て行ってやりたいのに……力がまともに使えぬ……。
せいぜい生活魔法や回復魔法のみだ。
攻撃魔法や転移魔法など、役に立つものが全て使えぬ……まるで、魔法を制限する結界でも張られているかのように……。
「そうか……結界……」
だが、どうやって?
この国で魔法を使えるのは私だけだった筈だ。
いや、そもそも、この国において魔法を使える者が生まれずとも、世界に目を向ければ魔法を使える者はいる。
私の生まれた国では王侯貴族ならば、誰しも魔法を使えた……まあ、そんな私もとあるお貴族様の私生児だ。
大きくなって世界をうろついていたら、マルクスと出会ったのだ。マルクスとの出会いは、私にとって良き変化を齎した。
私は過去を振り返り、ひとつ息を吐いた後、ある事を試してみることにした。
この部屋に結界が張られているのか……それとも、この城全体に張られているのか……。
この部屋のみならば、この部屋から出れば良い事だ。
私は試しにバルコニーから飛び出してみることにした。
「ルイーザ! 何をしているのだ!」
私がバルコニーに脚をかけた瞬間、皇太子が部屋に入ってきて、声を荒げた。私が、その声に振り返る事なく飛び降りると、皇太子は慌てて私を掴もうとしたが、髪一本すら掴めなかった。
ざまあみろだ。
私がバルコニーから飛び降り、姿を隠すと、上では慌てた皇太子が、私を助けに行けと命じている。
とりあえず、少しはマシなようだ。
結果としては、部屋にはとても強力な結界が張られており、城全体にはそれを少し緩めた結界が張られている。
つまり、大規模な攻撃魔法や転移魔法は使えぬと言うことになる。
だが、あの部屋から出たおかげで、私は己の魔力で姿形を変える事には成功したので、逃げる為にも、皇太子の弱みでも握っておこうと思う。
私は早速侍女に扮し、洗濯場にでも紛れ込んだ。どの国でも女官や侍女というものは、お喋りだからな。
「ちょっと、聞いた。殿下ったら、また気に入らない女官を斬り殺したらしいわよ」
「え? 今度は何があったの?」
「どうやら水を零して、殿下のお召し物を濡らしてしまったらしいの」
それだけ? それだけの事で人を殺めたのか、あやつは。
マルクスは強く、戦場では時に非情なところも垣間見えたが、それでも罪のない者を殺める事はなかった。
己に仕える者を恐怖で支配するような男ではなかった……。
マルクスが国を興して1200年……、その間にこの国は腐敗したようだ。
残虐無比な暴君が治める国となってしまったのだな……嘆かわしい事だ。
「早く探し出せ! 何としてでも私の下へ連れて来い! 然もなくば、其方らを全員火炙りにしてくれる」
門のほうで、皇太子の怒号を聞きながら、私はもう少し、侍女のお喋りを聞く事にした。
「殿下は一体何を探しているのかしら?」
「さあ、また粗相をした者を追いかけ回してるんでしょ。私たちも気をつけないと……」
「あの、殿下の婚約者ってどんな人なんですか?」
私がルイーザについて、皆に聞いてみようとすると、皆……婚約者? という顔で首を傾げている。
「殿下には、婚約者はいないのですか? じゃあ恋人とか?」
「さあ、いないと思うわ。聞いた事ないもの。夜の相手をさせる為の妾なら、沢山いるらしいけれど……。寝所でお気に召さないと、すぐ殺されてしまうらしいから、絶対に手を付けられたくない相手ね」
「そうそう。正室や側室を迎えてしまうと、相手の家の事もあって、簡単に殺せないじゃない? だからじゃない?」
驚いた……。ルイーザの存在は徹底的に隠されていたようだ。この様子では、所詮卑しい生まれのルイーザを本気で正妃にするつもりなどなかったと言うことか……。
恐らく……側室としてあの部屋に閉じ込め、都合の良い時にその魔力を使うつもりだったのだろうな。
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