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ジョナサン ダグラス

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 暗い会議室に専務や幹部たち。全員で五名の役員が、コの字に並べた机に座っている。会議室の白い壁をスクリーン代わりにしており、そこに写し出された島を一同は眺めていた。

 青く綺麗な海の上に緑生い茂る無人島が寂しく浮かんでいる。どの大陸からも離れ、気づかれもしないような小さな島があった。この島を大企業バイオコープ社が20年を費やし探してきた。
 




 机の中心に座る腹の出た老齢の男が代表取締役、阿久津光太郎だ。彼は葉巻の先端をパイプカットで切り落とし、ジッポライターで火をつける。

「今日の午前10時。わが社所有の人工衛星からこの写真が送られてきました。名前も占有国もなしです。ただ、島の所有者が判明しました。名前はエイラ バベッジという女性です。」
「名前は違うがおおよそ…ジョナサン・ダグラスだ。」

   阿久津はそういい捨てると、葉巻を吸い上げて煙を吐いた。
  ジョナサン ダグラス。バイオコープ社に16歳でヘッドハンティングされた秀才。彼の研究テーマは一貫して脳を題材に取り上げたものばかり。驚異的な好奇心と彼の人生は全て脳を研究することに費やしていた。脳の能力拡張、開発、そして再生医学に至るまで多岐にわたる。その上、まるで臨床試験でもしたかのような正確な結果を弾き出し、富と名声をバイオコープにもたらした。
  だがしかし、社の研究費用を横領していることが発覚、加えて研究員を唆して、かの島に幽閉した疑いが浮上。その数日後に彼はタイミングよく首吊り自殺した。

  噂では、誰にもばれない場所にて私的に研究をしていたというがあくまでも噂。たが確かに基本的な内地での勤務状況や目撃情報はほとんどなかった。


「…何故わかるのでしょうか?」
「エイラは昔付き合ってた女の名前だ。そいつがかなりの尻軽でな、嫌みなんだろう。偽名でいつも使っている。」

また一服。至福の一瞬に眉が落ちると、まだ仄か赤みがさす葉巻を灰皿に置いた。

「わが社の研究費用を横領し、あまつさえ社員を騙してこんな島に隠すとは、中々に不届きな輩だよ。」
「その話は内務調査部より聞きましたが、偽名を使っていることは知りませんでした。」
「そうか?内務調査部には報告していたが。まぁいい、もしここにブレインの研究データがあればイメージダウンに繋がる。番犬部隊を送って全てを抹殺しろ。島ごと燃やしても構わん。もう島は買い取ってある。」

ブレインとは、バイオコープ社が世に送ったジョナサン氏の発明だ。
  損壊した脳を再構成する魔法の薬で、記憶は戻らないが知識は元に戻せるといった代物。実際の所、使用者の人格崩壊を招く結果になり、現在は製造禁止となっている。

「もし、原住民や生物がいた場合はどうすればよろしいでしょうか?」
「誰も気にはしない。不運な火事だからな。」

悪魔め。ゲスなやり方でのしあがったと聞くが、どうやら間違いなくゲスだと私は思う。

「6時間以内に作戦を始めろ。」

それを聞いて私はお辞儀をした後に、部屋を退室した。














「了解。首尾よく完遂するとデブに伝えてくれ。」

  顔に大きな傷を作ったオールバックの男が飛行機のカーゴ内でなにやら話していた。無線を切り放り投げると、armyと書かれた箱の上に置いていた瓶を取り、一口あおる。喉を鳴らせ、呑み込んでいく。

「飲み過ぎて吐かないでよ。ボスは自制がないんだから困るよほんと。」

  ボブショートの幼げな少女が、その背丈を越える長いライフルを整備しながら横目で男をみる。

「うるせぇなぁ!ガソリンがないと車は動かないだろ!それと一緒だ。」

空になった瓶を私に投げつけてきた。

「あんたも飲むかい?OLさんよ。」
「…入ってないわ。」
「そっか。なら捨てといてくれ。」

  怒りもわかない幼稚な挑発に、ため息がでる。
こいつらはバイオコープが抱える、ブラックオペレーションを専門にした私設部隊「ドーベルマン」。非合法な薬品と実験により、能力の拡張に強化を施した改造人間で構成されている。

 リーダーの名前はスカー。又ボスと呼ばれている。ドーピングにより怪力と、脳が受ける感覚の刺激をすぐに反射的な行動ができるようになっている。元傭兵であることから、作戦行動の要になっているようだ。
 そして一瞥をボスにくれた少女の名前はスコープ。狙撃担当で脳にある処理能力と視覚から得られる情報から予測するシュミレーション能力を活性化させられている。

「うるさいぞ。静かにするって言葉をママから習わなかったようだな。」

  カーゴの床に寝転がっていたのはドクターという大柄な男だ。
180以上ある巨躯。その全身を黒い防弾スーツを纏っており、肌色の部分は少なくしている。故に素顔を見ることはできないし、プロフィールデータに素顔はない。
彼は脳治療特効薬ブレインを投与されており、副作用による「脳が体を守るためのリミッター」が常に外れているらしい。その為人間性をなくしているようで、怪力と止まらない欲への衝動と常に戦っている。

「悪かったドクター。怒らないでくれよ、ここに美人さんがいて興奮しちまったのさ。」

   キザったらしく作った声を私に向け、まるで姫を迎えに着た王子のように振る舞う。膝を床について、手を差しのべる。それを見たスコープはうえっと舌をだして、今にも吐きそうな顔をしていた。ドクターに関しては無視を決めている。
   私は腕組みをして、スカーを見下ろす。もはや見下している。

「あら?紳士的な対応ね。」
「そうだろう?良ければ貴女の名前を教えて頂けると嬉しいな。」
「名乗るほどの名前はないわ、ウォッチドッグとでも呼んで。」
「ほー番犬か。名前負けしてそうだな。」

    スカーは不適に笑って立ち上がり、スコープから投げつけられた新しいビール瓶を見もせずキャッチした。

「それで、番犬ちゃんは何処まで協力してくれるんだ?」

スカーは親指で金属の蓋を弾きとばす。

「あら?協力なんてそんなそんな。」
「とぼけてんじゃねぇよ。いまからどんなにゆっくり進んでも、三時間以内には島に着く。お前がここに乗船するには早すぎるんだよ。クソ調査部の首輪が俺たちに何を期待している。」
「それを調べるのも、あなたたちの目的を調べるのも私の役目よ。あなたたちは何をするために急いでいるの?」
「そうだなぁ…もしかしたらサンタよろしく、プレゼントをお届けかもしれんぜ。」
「私は元CIAよ。はぐらかしても自力で見つけることになるわ。チンピラ」
「そうかよ。」

こめかみに青筋を立てたスカーはビールを一気に呑み、空いた瓶で床をたたいた。刺々しく割れた瓶を、私の急所に向けた突きを繰り出す。私はその突きを全て、右手で捌く。

「やるなぁ!姉さん!どこまでしのげるか試してやる!」

  呼吸とテンポが次第にズレて、大降りになったその瞬間を狙った。私は右の拳をスカーの顔に鋭く打ち込む。骨が軋む音がカーゴ内に反響して消える。
 自慢ではないがアマチュアボクサーなら一撃で沈められるジャブを、彼は避けることなく受け入れた。うめき声一つ上げない気持ち悪さは、この部隊の特徴だ。

「効いてないわね。」
「最近痛覚使ってないからな。壊れてるんだろ。」

手を引くと、スカー赤く晴れた左頬をなぞった。

「いいぜ。土産に教えてやる。あの島はジョナサンダグラスのオモチャ箱さ。いまだに公表していない商品にヤバい薬。そして横領した金が残っている。」

  不適に笑うこの男は、何を聞いてそんなことがあると思ったのだろうか。

「何故わかるの?」
「俺の本名ユーリス ダグラス。ジョナサンダグラスの孫だ。」

  スカーはポケットから紙を出し、私に向ける。その紙は遺書だった。今時珍しい手書きの文章が長ったらしく書いてあるが、要はジョナサンが息子とその孫に全てを譲ると書いてあった。

「知的財産は全て俺のものだ。」

















 夜になり、祭りという名の集会が終わった。今はモノの部屋にいて、長いソファーみたいな椅子で団らんしている。置いていたバナナを頬張っていると、モノが戻ってきて横に座った。クッションの沈み方が尋常じゃない。

「さっきペンタの使者がきた。コロシアムを作ったそうで、明日迎えにくるそうだ。」
「わかった。…てか、コロシアムとか作れるってほんと頭がいいんだな。」
「人間だってやってきたことだ。」
「やってできるなら世話ないって。」

 そうか、と呟いてモノはバナナを取って皮ごと齧った。
 ペンタとモノ。親子の2人は似ても似つかない性格をしているようだ。
 慈愛と優しさで全ての生き物を愛するモノ。彼の行動や動物との接し方を見れば、心内に持っている優しさがわかる。
 ペンタは仲間内には信頼を置いているようだが、それ以外の動物に対してはあまりに厳しく対応している。襲ってきた虎は群れごと殺し、はぐれゴリラのコミュニティは仲間にならなければ潰しているという。王政でのリーダーシップとしては正しいような気もするが、あまりに表裏一体な性格だ。
 特に、二人の人間への対応も雲泥の差だ。人間を殺す事への使命感をペンタはもっている。あの洞窟で浴びせられた「殺せ。」が、あまりに迷いなく冷たい一言で未だに耳に残っている。

「なぁ、なんであの時助けてくれたんだ?」
「スティックが教えてくれたんだ。見たことない猿がペンタに捕まってたとな。どちらにせよあいつには相談事があったし、ついでだついで。」
「ついでか。(ついでで助けれれたんだ!あぶねぇーー!世知辛ぇーー!)」

無言の冷や汗にモノは気づいていない。

「…まぁ、アイツの人間嫌いは凄まじいが、責任は私にもある。…少し話しておこう。」
「いいのか?そんな大事そうなこと。」
「ああ、とりあえず聞いておけ。愚痴みたいなものだ。」











 10年前の話だ。日課と公務の兼用ができる浜辺の散歩をしていた。つまらなくとも大切な王政の勤務に嫌気がさすと私はよく近隣を散歩していた。寧ろサボってるといっていい。
   その時の私は怠惰だったのだ、異種間同士の蟠りを取り除き、島一つの生き物をまとめあげた。コミュニティとして作り上げた大仕事が終わった達成感と外敵のいない状況に甘んじていたのだ。なにもしなくても大丈夫だと、怠惰だったんだ。

  白い砂浜が心地よい熱さを孕んでいた。静けさの中の潮騒を聞きながら歩くのが好きだったから、よく好んで砂浜を選んで散歩していた。

すると、急に嗅いだことのない生き物の匂いが、潮風が運んだきた。その匂いを嗅ぎながら歩いていくと、木や壊れた船と一緒に金髪の男が打ち上げられていた。

「お父さん。それはなに?」

後ろから着いてきていたペンタが好奇心を滾らせていた。この時は年若く、背丈もスティックより多少大きい程度で可愛らしかったのを覚えている。

「これは、人間と呼ばれる生き物だ。」
「にんげん?」
「そうだ。頭がよく、島の外で生きている者たちだ。」
「にんげん…」
「色んな要素が個体に備わり、それを孕んでいてもコミュニティとして成り立つ頭のいい生き物たちだ。島の外では彼が世界を占めている…の…だが…」
「…」

   まだ経験のすくないペンタは、あまりの情報量に脳ミソがとまってしまい、口を開けて私を見つめていた。
   私は思った。これから発達するコミュニティは、確実に行き当たる島外にいる人間との確執。武器、知恵、数を上回る彼等と相対した時、遅れを取らないようにするのも父親の役目だと。

「…まぁいい。こいつは助けてしまおう。」
「いいの?」
「あぁ。お前の後学のためだ。」
「でも、お母さんがゆるすかな?」
「当たり前さ。お前のため、みんなの為だと言えばわかってくれさ。」

毬栗頭をがしがしと撫でてやると、嬉しそうに目を細めた。
そうだ。我妻はきっと許してくれる、いつもの石頭もその寛容な考えと博識さで包み込むように。








「だめ!!」
「テトラ…」

我が家に帰ると、人間を抱えた私に一瞥をくれた後の一言。いつものおかえりとか、愛してるわとかそんな言葉はくれなかった。いつもテトラは正しくて、私を悩ませていた。

「わかってるの?人間なんて埒外が来れば、混乱から始まって恐怖から内戦とか…やっとまとまったコミュニティが!!あぁ!!こわい!人間が!あなたのかんがえが!!」

妻は泣き叫んで、地を揺るがすほどのドラミングをしていた。それに反応して、ペンタが両手を上げて慌てていた。

「お、落ち着けテトラ!話を聞いてくれ!!」
「うほほほほ!」

狂喜乱舞の様相で叫び狂う妻を見て、私も慌てたくなってきた。
テトラは妻でありながら、戦士としてさまざまな素養をもっている。単身で乗り込み、暴力によって敵陣営の半数を打ちのめす程だ。このコミュニティで背中を任せられるのは彼女だけだった。故に、人間を抱えたままでは止められ相手ではない。

「うわぁ!!なんだよこれぇ!!!」

地を揺らすドラミングで気がついたのか、腕の中にいた人間が起き上がり暴れだした。

「くそ!面倒くさい!みんなおちつきなさぁぁぁあい!!」

我慢の限界を越えた。私ともあろうものが、叫んでしまった。





長い椅子を二つ用意して、三人家族と一人の人間を交えてバナナを食べることにした。人間の方は腹をすかしていたようで、無性に貪っていた。
 
  人間はバナナを食い終わり、口元を拭っていた。視線を感じて向きなおる。

「俺は構わないぞ。そもそもこの島に用があったんでな、元々長居するつもりだったしな。寝食できる所をくれれば俺は構わない。」
「いいだろう。小屋も食べ物も用意しよう。ペンタの事を頼む。」
「わかった。…お前らに名前はあるんだな」
「そうだ。我ら三人だけだがな。」
「モノ…テトラ、ペンタか。名前をつけると言うことは、自己の感性と個別認識があるということか。感性があるんだな。だがこの規則性があるのはなんだ。」
「どうした?」
「あ、いや。なんでもない。」

男は取り繕うがどうやら私たちに興味があるようで、なめるようにペンタを見ている。だからそれを利用してやった。利害の一致、ということだ。

「私たちは君をなんて呼べばいい。」
「おれか?俺はマイケル ダグラスだ。マイケルでいい。」





そうして共同体が五年続いた。


 ある日の夜、海岸には額に穴を穿って血を流す、二つの死体が転がっていた。一つはテトラ、一つはマリア。我が同胞と妻の亡骸だ。そしてそを見下ろす影がいた。

「やっと見つけた!家族ほっポリだした親父の忘れ形見だらけだ、この島は!」

男は月光に陰ってしまい最初はわからなかったが、その輪郭から想像ができた。左手にカウンター、右手に拳銃を握っていたんだ。

「マイケル…どう言うことなんだ…」
「ポチッとな。」

私の言葉には耳も傾けないマイケルは、カウンターのボタンを押した。するとあの赤い数字が怪しく浮き上がる。

「まじか、可視化するのこれだけ時間がかかるのか。まぁいい。この島のくそザル共、全員殺して…はは!そうしたらこれで俺は一攫千金だ!」

下品に笑うマイケルが恨めしかった。ほとほと甘い自分も殺したかった。そんなことを頭で考える内に、ペンタが動いていた。
  牙をむき出し、爪を立て、蠢き嗤う影を切り裂く。千切る。数秒も待たずにバラバラにされて転がり、一目だけではマイケルとはわからないくらいにバラされている。

「うぉおおおおおおおお!!くそだ!人間はくそ以下だ!!」

  大きく育った我が息子。背丈も私と変わらず、力も知識も着いていた。人間を理解しようとマイケルと共に日々を積み重ね、兄弟のように慕っていた。楽しい思い出が頭をいっぱいにした。なのに全てが楽しかったになってしまった。

マイケルの行為が全てを狂わせてしまったのだ。

「この島に来た人間は全員殺す!外にいる人間も必ず殺す!親父のやり方は手緩すぎる!俺がやる!俺が全てを、従えてやる!!」

地面に転がったマイケルの頭が足元に転がった。ペンタは躊躇わずに踏み砕いた。









「そこから先は見ての通りだ。私の地位もさがり、ひねくれ坊主の出来上がりという訳だ。」

モノは悲しげな目を、瞬き一つで切り替えた。

「だから明日は頼むぞ。私たちの世界を変えるためにな。」

悲しげな背中を見せて立ち去ろうとする彼に疑問が湧いた。

「まて!お前は人間を嫌わないのか?」

気持ちはわかる。夢見た世界に思いを馳せて、尽力した結果だとしても。マイケルのやったことは非道だと思う。寧ろペンタの心持ちの方が理解できる。だからそれを許せるモノの気持ちが理解できない。

「言ったろう。人間の多様性は理解している。つまりだ、マイケルのような人間が全ての人間だと思わない。君みたいなやつだっている。…おやすみ。」
「…あぁ、お休み。」

モノは優しい王様だ。俺みたいなくそニートなんかよりよっぽど立派だよ。

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