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第一章
8 ピンクのランドセル
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月曜日の朝、朝一番の特急に乗ってそのまま工場に出勤した保坂を待ち受けていたのは相次ぐ製造機械のトラブルだった。
すでに出勤していた同僚におはよーと声をかけていると課長が出勤してきた。さっそく課長に挨拶をしに席まで行くと、部長のところに顔を出すように言われた。
「11時から会議室で部長と私と君とでミーティングだそうだ。でもその前に部長のところへ行くようにと言ってきてる」
「はい。わかりました。メールチェックをしたら早速行ってきます」
「うん、頼むよ」
そしてPCを立ち上げていると、誰かが「げっ、10号機動かないってよ」と叫んだ。
お知らせはメールで届く。朝一番は皆メールをチェックするのでトラブル発生の連絡が入ったようだ。
保坂のメールにも同じ連絡が入っていた。
他にも部長から、先ほど課長から聞いたのと同じ内容のメールが送信されていた。
本社の兄からも届いている。
朝東京のホテルでメールチェックをしたからそれ以後になって20件のメールが届いていた。
ざっと目を通してPCをスリープにし部長の部屋に急いだ。
「おはようございます。先ほど東京から直接出社しました」と言いながら入っていくと、部長が難しい顔をして電話で話していた。
手で、座ってろという合図があったのでソファーに座って待つことにする。どうやら先ほど知らせがあった機械トラブルのことらしい。
ほどなく電話を終えた部長が保坂の前に座った。
「深刻なんですか?」と保坂がトラブルのことを聞くと、「深刻でない故障などないよ」と部長が強く言い返した。
部長自信がその声に驚いたように一呼吸おいてから「修理部も電気部もついてるから、まぁ大丈夫だろう」と言い直し、「それよりも11時から会議室だ」と言葉を続けた。
「新プロジェクトの件があるから、近いうちに技術管理部の主任にする。それから、専務から聞いたが新プロジェクト以外の企画を持ってるそうだな。そのこともこの工場で考えることになった。そのために新しい部を作る。誰をひっぱるか決めておいてくれ」
「新しい部の名称は?」
「まだ決まってないが、プロジェクト管理部というのはどうだ?技術部も離れるし、企画部にまるまる入れるわけにもいかん。企画開発管理となると長くて舌噛みそうだし」
「名称を決めるのを副工場長の最初の仕事にしてください」
部長はそれには何も言わずに、「じゃ、11時に」と言っただけで電話をかけるためにデスクに戻った。先週の東京出張で東京本社に移動の打診をされたはずだが、長谷川部長は夫人がこの街の出身であること、そして新プロジェクトに関わっていたいからと本社移動を断ったそうだ。
では工場を頼むと言われて副工場長となる予定だ。
11時から会議室で部長、課長、そして保坂の3人でミーティングが始まった。案の定、課長は次々に報告される事柄と新プロジェクトの重大性に声もでないようだ。
一也が社長一族であるということに関してはそれほど驚いてないようだった。保坂という名前からなんとなくそう思ってたということだ。
「本社のほうで正式に新プロジェクトもまだ発足していないので、すべてが極秘になります。しかも私は他の新商品開発も手がけるつもりですから、新しい部屋が欲しいです」
「そうだな。どこか場所はあるか?」
考えていた場所は機械技術部の倉庫で、古い書類を他に移動すればかなり広い空間になる。そこを臨時で使わせてもらうことにした。
1時間の予定だったのでそこで打ち切って、翌日の朝一番でまた3人でミーティングをすることにした。
会議室を出て自分のデスクに戻ると、「まだトラブル修復してないらしいよ」と香川が話しかけてきた。
「いったいどんなトラブルなんだ」と聞いても肩をすくめるだけだ。
「昼はどうする?」
「お腹空いてないな」というと
「では、社食に行ってくるわ」と香川が立ち上がった。
香川の背中に「課長が4時にミーティングだって。薫にも言っといて」と投げおいた。
片手を挙げていたからちゃんと聞こえてはいるんだろう。
念のために二人にメールを送っておいた。
メールボックスには受信メールがたくさん届いてた。何事かなと開けてみると、10号機のほかにもトラブルがでているとのこと。
念のためにPCの電源を落とし、自分のノートPCを持って保坂は製造部にでかけた。
そして保坂が自宅に帰れたのは水曜日の夕方だった。
修理の合間に部長や課長との会議もあった。香川や早瀬とのミーティングもあった。
どれも最短で切り上げ、機械トラブルの修復に手を貸した。
時折会議室で携帯電話を握り締めて仮眠をとりながらすべてが一段落するまで工場に留まっていた。
香川と早瀬とは週末の金曜日にミーティングのやり直しをすることにした。
ようやく修復作業のメドがついた3日目の水曜日、「今日は早く帰れ」と課長が言ってくれたので、定時には少し早かったが帰宅できることになった。
工場からでて駅から向かうのは同じ道だというのに違う風景のような気がした。
電車も学生が多かった。
マンションの最寄り駅は1週間ぶりだったことに気がつき、懐かしい気がした。
駅の改札やファーストショップには学生が多い。
いつもスーパーを右折して顔を正面に向けるとピンク色のランドセルが目に入った。
黒い板塀に手を突いて扉を開けようとするのだろうか。
と、その子は手を離して扉の前にたたずんだままだ。もういちど手を上げたが扉を押さずにくるりと扉に背を向け塀にもたれかかった。
少女がほぉっとため息をついた時、保坂がその正面を通るところだった。
保坂に気がついた少女は強い目で下から睨んだ。
後姿は優しそうな女の子と想像していたのに、意外に気が強そうだ。
一瞬目が合ったものの、保坂は表情を消したまま女の子を残して通り過ぎた。
部屋に戻った保坂はむっとする部屋の空気を入れ替えるため窓を全開にした。
エアコンも点ける。シャワーからあがるころには空気も入れ替わっていることだろう。
洗濯物をほおりこみ、熱いシャワーを浴びると眠気もあるが元気もでてきた。
食べるものは冷凍庫に入ってる。でも冷たくてシャキシャキした生野菜が食べたい気分だ。
角のスーパーまでサラダとビールでも買いに行くかとお金をいくらかポケットに入れてでかけることにした。
マンションの前に小さな公園がある。すぐ正面ということはないので子供の声は聞こえないが確か児童公園と書いてあったような気がする。
そこからひとりの女の子が走って出てきた。
あれ?と思ったのはピンク色のランドセルだったからだ。
髪の長い女の子。あの板塀にもたれて保坂を睨んだ子だ。
まだ帰ってなかったんだと思いながらその背中を見送った。
保坂がゆっくり歩いてもほどなくピンクのランドセルに追いついてしまった。
女の子が板塀の前でまた扉を見ていたからだ。
やがて肩落とした少女は扉を押して中に入っていった。
すでに出勤していた同僚におはよーと声をかけていると課長が出勤してきた。さっそく課長に挨拶をしに席まで行くと、部長のところに顔を出すように言われた。
「11時から会議室で部長と私と君とでミーティングだそうだ。でもその前に部長のところへ行くようにと言ってきてる」
「はい。わかりました。メールチェックをしたら早速行ってきます」
「うん、頼むよ」
そしてPCを立ち上げていると、誰かが「げっ、10号機動かないってよ」と叫んだ。
お知らせはメールで届く。朝一番は皆メールをチェックするのでトラブル発生の連絡が入ったようだ。
保坂のメールにも同じ連絡が入っていた。
他にも部長から、先ほど課長から聞いたのと同じ内容のメールが送信されていた。
本社の兄からも届いている。
朝東京のホテルでメールチェックをしたからそれ以後になって20件のメールが届いていた。
ざっと目を通してPCをスリープにし部長の部屋に急いだ。
「おはようございます。先ほど東京から直接出社しました」と言いながら入っていくと、部長が難しい顔をして電話で話していた。
手で、座ってろという合図があったのでソファーに座って待つことにする。どうやら先ほど知らせがあった機械トラブルのことらしい。
ほどなく電話を終えた部長が保坂の前に座った。
「深刻なんですか?」と保坂がトラブルのことを聞くと、「深刻でない故障などないよ」と部長が強く言い返した。
部長自信がその声に驚いたように一呼吸おいてから「修理部も電気部もついてるから、まぁ大丈夫だろう」と言い直し、「それよりも11時から会議室だ」と言葉を続けた。
「新プロジェクトの件があるから、近いうちに技術管理部の主任にする。それから、専務から聞いたが新プロジェクト以外の企画を持ってるそうだな。そのこともこの工場で考えることになった。そのために新しい部を作る。誰をひっぱるか決めておいてくれ」
「新しい部の名称は?」
「まだ決まってないが、プロジェクト管理部というのはどうだ?技術部も離れるし、企画部にまるまる入れるわけにもいかん。企画開発管理となると長くて舌噛みそうだし」
「名称を決めるのを副工場長の最初の仕事にしてください」
部長はそれには何も言わずに、「じゃ、11時に」と言っただけで電話をかけるためにデスクに戻った。先週の東京出張で東京本社に移動の打診をされたはずだが、長谷川部長は夫人がこの街の出身であること、そして新プロジェクトに関わっていたいからと本社移動を断ったそうだ。
では工場を頼むと言われて副工場長となる予定だ。
11時から会議室で部長、課長、そして保坂の3人でミーティングが始まった。案の定、課長は次々に報告される事柄と新プロジェクトの重大性に声もでないようだ。
一也が社長一族であるということに関してはそれほど驚いてないようだった。保坂という名前からなんとなくそう思ってたということだ。
「本社のほうで正式に新プロジェクトもまだ発足していないので、すべてが極秘になります。しかも私は他の新商品開発も手がけるつもりですから、新しい部屋が欲しいです」
「そうだな。どこか場所はあるか?」
考えていた場所は機械技術部の倉庫で、古い書類を他に移動すればかなり広い空間になる。そこを臨時で使わせてもらうことにした。
1時間の予定だったのでそこで打ち切って、翌日の朝一番でまた3人でミーティングをすることにした。
会議室を出て自分のデスクに戻ると、「まだトラブル修復してないらしいよ」と香川が話しかけてきた。
「いったいどんなトラブルなんだ」と聞いても肩をすくめるだけだ。
「昼はどうする?」
「お腹空いてないな」というと
「では、社食に行ってくるわ」と香川が立ち上がった。
香川の背中に「課長が4時にミーティングだって。薫にも言っといて」と投げおいた。
片手を挙げていたからちゃんと聞こえてはいるんだろう。
念のために二人にメールを送っておいた。
メールボックスには受信メールがたくさん届いてた。何事かなと開けてみると、10号機のほかにもトラブルがでているとのこと。
念のためにPCの電源を落とし、自分のノートPCを持って保坂は製造部にでかけた。
そして保坂が自宅に帰れたのは水曜日の夕方だった。
修理の合間に部長や課長との会議もあった。香川や早瀬とのミーティングもあった。
どれも最短で切り上げ、機械トラブルの修復に手を貸した。
時折会議室で携帯電話を握り締めて仮眠をとりながらすべてが一段落するまで工場に留まっていた。
香川と早瀬とは週末の金曜日にミーティングのやり直しをすることにした。
ようやく修復作業のメドがついた3日目の水曜日、「今日は早く帰れ」と課長が言ってくれたので、定時には少し早かったが帰宅できることになった。
工場からでて駅から向かうのは同じ道だというのに違う風景のような気がした。
電車も学生が多かった。
マンションの最寄り駅は1週間ぶりだったことに気がつき、懐かしい気がした。
駅の改札やファーストショップには学生が多い。
いつもスーパーを右折して顔を正面に向けるとピンク色のランドセルが目に入った。
黒い板塀に手を突いて扉を開けようとするのだろうか。
と、その子は手を離して扉の前にたたずんだままだ。もういちど手を上げたが扉を押さずにくるりと扉に背を向け塀にもたれかかった。
少女がほぉっとため息をついた時、保坂がその正面を通るところだった。
保坂に気がついた少女は強い目で下から睨んだ。
後姿は優しそうな女の子と想像していたのに、意外に気が強そうだ。
一瞬目が合ったものの、保坂は表情を消したまま女の子を残して通り過ぎた。
部屋に戻った保坂はむっとする部屋の空気を入れ替えるため窓を全開にした。
エアコンも点ける。シャワーからあがるころには空気も入れ替わっていることだろう。
洗濯物をほおりこみ、熱いシャワーを浴びると眠気もあるが元気もでてきた。
食べるものは冷凍庫に入ってる。でも冷たくてシャキシャキした生野菜が食べたい気分だ。
角のスーパーまでサラダとビールでも買いに行くかとお金をいくらかポケットに入れてでかけることにした。
マンションの前に小さな公園がある。すぐ正面ということはないので子供の声は聞こえないが確か児童公園と書いてあったような気がする。
そこからひとりの女の子が走って出てきた。
あれ?と思ったのはピンク色のランドセルだったからだ。
髪の長い女の子。あの板塀にもたれて保坂を睨んだ子だ。
まだ帰ってなかったんだと思いながらその背中を見送った。
保坂がゆっくり歩いてもほどなくピンクのランドセルに追いついてしまった。
女の子が板塀の前でまた扉を見ていたからだ。
やがて肩落とした少女は扉を押して中に入っていった。
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