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村を出て直ぐ監禁されました
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次の朝、私とクリスは村の皆や領主様達よ盛大なお見送りを受けた…。
私はとりあえずクリスの作ったと言う防御力が異常に高い、悪意を持った者が触ると死ぬ呪いの服を着させられている。
見た目は普通だった。と言うか…何この服…。まるで、前世のアイドルの衣装みたい!!可愛らしくフリルのついたスカートに上は若干軍服っぽいけど袖口はやはりフリルが付いている。
色は白生地に青をあしらっていた。
「エレア!とても似合っているよ!」
「あ、ありがとう…クリス」
「エレア!本当に可愛いわ!クリスくん、うちの娘をよろしくね」
とお母さんが言うてクリスは
「お任せください!お義母様!
エレアのことは心配しなくていいです。
俺がいる限り傷一つ付けませんから!」
となんか使命感に燃えていた。
私はクリス暗殺計画やら脱走計画も一応考えて昨日はあまりよく眠れなかった。
クリスは私の手を握り
「では、皆!行ってきます!」
と言い、魔法を使い転移した!!
*
転移した先は綺麗な花が咲く庭に小さいけど立派な館が立っている!!
「クリス…ここは?」
「僕とエレアの…新しい生活場所だよ!」
とにこにことクリスは言う!!
「ええっ!?ど、どう言うことなの!?私達は魔王討伐の旅に出ないといけないのよ!?」
と言うとクリスは
「ああ…もちろん出るさ。ただし…そっちは僕の分身が行うことになっている」
「え!、ぶ、分身のクリスを魔王討伐に向かわせたの!?」
「うん、昨日の夜のうちにこっそりとね!だからエレアは旅に出なくていいんだ!
ここで僕と分身が魔王達を倒すまでのんびり暮らしていればいい!」
と恐ろしい事を言った!!
な、何考えてるのクリス!!
「もちろん中からも外からも結界を張ってるからどこにも逃げられないよエレア」
とクリスは笑う。怖い。
もうクリスを殺さないと私がここから出られない!!
「どうかな?気に入った?エレアの気にいるまで直すよ?」
「あの…私何のために聖書の力とか貰ったかわからないんだけど?」
と言うとクリスは
「エレアは危険な旅に出なくていいんだ!ここで僕と暮らしてればいずれ分身が魔王を倒して来てくれる!」
「そんな…」
「エレア…僕のお願いを覚えてる?旅に出たらエレアを束縛溺愛したいって言う…」
確かにそんなこと言っていたけど!
「た、旅に出てないじゃない!嘘つき!」
と言うとクリスは
「いや、村から出た時点でもう旅してここにきたから」
「転移しただけよ!」
爆速で旅終了じゃないの!!
「じゃあ村に戻るかい?」
「え…そ、それはちょっと…」
旅に出たばかりなのにもう戻ったとなれば流石に皆から引かれる!!
最低数ヶ月は必要だろう。
「ね?どうせ僕達は結婚するんだし、新婚だと思ってここで暮らそうよ」
とクリスは赤くなってもじもじしている!
「クリス…私結婚を承諾してないわ!!全部クリスが勝手に決めたの!」
「だからエレアが僕のこと好きになってもらえるまでここに居よう!」
とクリスは束縛する気満々だ!
どうしよう!
「そんな…好きにならなかったらどうするつもりなの?」
と恐る恐る聞いてみると
「なら、一生ここに居よう!」
とにこりとした。怖い。
私はもう覚悟を決めた。
「クリス…私の言う事なら何でも聞いてくれるのよね?…なら…もう…死んでくれない?」
「え?どういうこと?」
とクリスはキョトンとしている。
「こんな所に私を閉じ込めるって言うならクリスとは一緒にいられないってことよ!」
「??どうして?エレアは僕といて楽しくない?そんなことあるの?」
と言う。
「逆にどうして楽しいと思うのよ?私から自由を奪っておいて楽しいとでも思うわけ!?私にだって感情はあるわ!クリスの思い通りに動く人形だとでも思ってるの!?」
実際、中身は作者だしクリスはある程度はこの世界が思い通りになると思っている。それはきっと自分の作った話だから、そう思い込んでいるのだ。
「……だって…そんな…エレアは…僕の…り、理想の女の子なんだ…。そうじゃなきゃならないのに…」
とクリスは私を魔法の鎖で引き寄せた!
「きゃあ!!」
引っ張られた私はベッドに連れられて鎖で縛られてしまった!
ひ!
どうしよう!?怒らせた!?私これからクリスに無理矢理…。
と怖がっているとクリスはジーっと私を見てボソリと
「上級鑑定魔法」
と呟きいくつものステータス画面みたいなものが見えた!!
なっ!!こんな魔法まで使えたの!?
クリスの目が虹色に変わり私を鑑定している!!いくつものステータス画面が爆速で現れる!
そしてついに…
「魂…。戸部冬海…。前世日本人女子高生…」
とクリスは喋り愕然とした!!
ああああ!女神様、レギオン王ごめんなさい!!バレました!!
クリスは膝をついて私を見た。
「お前は…一体…誰だ?何でエレアの中にいる!?」
と言う。
私はため息をついた。
「何でって…そんなの…貴方と同じよ…」
と言うとクリスは…
「なんて事だ…まさか、僕が作り上げた完璧な理想のエレアに他の魂が転生してるなんて!!
なんてなんて…穢らわしい!!」
とクリスは立ち上がるとフラフラと出て行った。
え?
いや、待って!鎖!!鎖解いてよおおおお!!
私はとりあえずクリスの作ったと言う防御力が異常に高い、悪意を持った者が触ると死ぬ呪いの服を着させられている。
見た目は普通だった。と言うか…何この服…。まるで、前世のアイドルの衣装みたい!!可愛らしくフリルのついたスカートに上は若干軍服っぽいけど袖口はやはりフリルが付いている。
色は白生地に青をあしらっていた。
「エレア!とても似合っているよ!」
「あ、ありがとう…クリス」
「エレア!本当に可愛いわ!クリスくん、うちの娘をよろしくね」
とお母さんが言うてクリスは
「お任せください!お義母様!
エレアのことは心配しなくていいです。
俺がいる限り傷一つ付けませんから!」
となんか使命感に燃えていた。
私はクリス暗殺計画やら脱走計画も一応考えて昨日はあまりよく眠れなかった。
クリスは私の手を握り
「では、皆!行ってきます!」
と言い、魔法を使い転移した!!
*
転移した先は綺麗な花が咲く庭に小さいけど立派な館が立っている!!
「クリス…ここは?」
「僕とエレアの…新しい生活場所だよ!」
とにこにことクリスは言う!!
「ええっ!?ど、どう言うことなの!?私達は魔王討伐の旅に出ないといけないのよ!?」
と言うとクリスは
「ああ…もちろん出るさ。ただし…そっちは僕の分身が行うことになっている」
「え!、ぶ、分身のクリスを魔王討伐に向かわせたの!?」
「うん、昨日の夜のうちにこっそりとね!だからエレアは旅に出なくていいんだ!
ここで僕と分身が魔王達を倒すまでのんびり暮らしていればいい!」
と恐ろしい事を言った!!
な、何考えてるのクリス!!
「もちろん中からも外からも結界を張ってるからどこにも逃げられないよエレア」
とクリスは笑う。怖い。
もうクリスを殺さないと私がここから出られない!!
「どうかな?気に入った?エレアの気にいるまで直すよ?」
「あの…私何のために聖書の力とか貰ったかわからないんだけど?」
と言うとクリスは
「エレアは危険な旅に出なくていいんだ!ここで僕と暮らしてればいずれ分身が魔王を倒して来てくれる!」
「そんな…」
「エレア…僕のお願いを覚えてる?旅に出たらエレアを束縛溺愛したいって言う…」
確かにそんなこと言っていたけど!
「た、旅に出てないじゃない!嘘つき!」
と言うとクリスは
「いや、村から出た時点でもう旅してここにきたから」
「転移しただけよ!」
爆速で旅終了じゃないの!!
「じゃあ村に戻るかい?」
「え…そ、それはちょっと…」
旅に出たばかりなのにもう戻ったとなれば流石に皆から引かれる!!
最低数ヶ月は必要だろう。
「ね?どうせ僕達は結婚するんだし、新婚だと思ってここで暮らそうよ」
とクリスは赤くなってもじもじしている!
「クリス…私結婚を承諾してないわ!!全部クリスが勝手に決めたの!」
「だからエレアが僕のこと好きになってもらえるまでここに居よう!」
とクリスは束縛する気満々だ!
どうしよう!
「そんな…好きにならなかったらどうするつもりなの?」
と恐る恐る聞いてみると
「なら、一生ここに居よう!」
とにこりとした。怖い。
私はもう覚悟を決めた。
「クリス…私の言う事なら何でも聞いてくれるのよね?…なら…もう…死んでくれない?」
「え?どういうこと?」
とクリスはキョトンとしている。
「こんな所に私を閉じ込めるって言うならクリスとは一緒にいられないってことよ!」
「??どうして?エレアは僕といて楽しくない?そんなことあるの?」
と言う。
「逆にどうして楽しいと思うのよ?私から自由を奪っておいて楽しいとでも思うわけ!?私にだって感情はあるわ!クリスの思い通りに動く人形だとでも思ってるの!?」
実際、中身は作者だしクリスはある程度はこの世界が思い通りになると思っている。それはきっと自分の作った話だから、そう思い込んでいるのだ。
「……だって…そんな…エレアは…僕の…り、理想の女の子なんだ…。そうじゃなきゃならないのに…」
とクリスは私を魔法の鎖で引き寄せた!
「きゃあ!!」
引っ張られた私はベッドに連れられて鎖で縛られてしまった!
ひ!
どうしよう!?怒らせた!?私これからクリスに無理矢理…。
と怖がっているとクリスはジーっと私を見てボソリと
「上級鑑定魔法」
と呟きいくつものステータス画面みたいなものが見えた!!
なっ!!こんな魔法まで使えたの!?
クリスの目が虹色に変わり私を鑑定している!!いくつものステータス画面が爆速で現れる!
そしてついに…
「魂…。戸部冬海…。前世日本人女子高生…」
とクリスは喋り愕然とした!!
ああああ!女神様、レギオン王ごめんなさい!!バレました!!
クリスは膝をついて私を見た。
「お前は…一体…誰だ?何でエレアの中にいる!?」
と言う。
私はため息をついた。
「何でって…そんなの…貴方と同じよ…」
と言うとクリスは…
「なんて事だ…まさか、僕が作り上げた完璧な理想のエレアに他の魂が転生してるなんて!!
なんてなんて…穢らわしい!!」
とクリスは立ち上がるとフラフラと出て行った。
え?
いや、待って!鎖!!鎖解いてよおおおお!!
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