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第6話
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部活を終えて自宅にもどってくる。
「遼河さん、おかえりなさい」
靴を脱いで家に上がると、リビングから月が顔を出す。月はこの家の人じゃないし、月が来ることも聞かされていない。故に月が俺の家にいることに疑問を抱かずにはいられなかった。
(あっ、まさか!?)
月は小さいころに両親を亡くしているため、義理の両親とともに暮らしている。にもかかわらず家に帰っている時間に他人の家にいる理由と言ったら、1つしか浮かばない。家出だ。
「……月」
「はい?」
「なにかあったなら、相談に乗るぞ?」
「え?」
月が“なに言ってるのこの人?”と言いたげな感じで首を傾げる。まさか……違うのか?
「家出、してきたんじゃないのか……?」
「え? なんで私が家出するんですか?」
「じゃあ、なんで俺の家にいるんだ?」
「……実は」
月はここに来た事情を話した。なんでも両親に急な出張が入り、家に帰ってこれないらしい。それで月は1人で家にいることを余儀なくされたため、俺の家に泊まりに来たはいいものの、その時俺は部活中で家にいなかった。だから家にいた親父に事情を説明して、家で俺が帰ってくるのを待つことにして、現在に至る、とのこと。
(そういうことなら、連絡しといてくれよ……親父)
まあ、過ぎたことを言ってもしかたない。幸いウチには使ってない部屋も結構ある。それも1人1部屋提供できるできるくらいに。
「月、親父はいるか?」
「 雄雅さんは用があるとかで出かけましたよ」
「そうか」
親父は家にいないのはいつものことなので、気にはしない。それより風呂だ。風呂に入って汗を流したい。
「お風呂もうわかしてあるので、入ってきてください。夕飯は作ってる最中ですが、あがった時にはできてると思います」
月は予言者なのだろうか。この用意周到さはそうとしか考えられないが、今の俺にはありがたい。
「ありがとう。ちなみに夕飯はなんだ?」
「シチューです。ありあわせのもので作ったものですが……」
月は普段から料理をしているため、そのスキルはとても高い。故に月がありあわせのものでシチューを作れても不思議じゃないのだ。
「そうか。それは楽しみだ」
「はい、楽しみにしていてください」
にこっと笑う月につられて、口角が上がる。人妻だ。ウチに人妻がいるよ親父……。
「じゃあ、風呂に入ってくるよ」
「はい、いってらっしゃい」
仕事へ向かう父親ってこんな感じなんだろうな、と思いながら、浴場に向かう。
そこで身体を良く洗った後、湯船に肩まで浸かる。お風呂は最高だ。湯のぬくもりが身体に染み渡り、疲れが癒えていくのを感じる。お風呂を開発した人は本当に天才だと思う。
(そういえば、誰かにメシ作ってもらうの、ひさしぶりだな……)
料理ができるようになってからというのもの、俺は自分が食べるものは自分で作っている。だから、誰かに料理を作ってもらうのはとても新鮮味だ。仕事帰りの旦那って、こういう感じなのか?
「遼河さん」
外から聞こえてきた月の声に“なんだ?”と返す。
「着替えの服、置いときますね?」
「ああ、悪いな」
「いいえ。泊まらせてもらう以上、これぐらいは」
月の足音がだんだん遠ざかっていく。リビングにもどったのだろう。
ここまで気遣いができるなんて、月は将来いい嫁になるよなぁ……。そんな思ってたら、自然と顔がにやけてくる。今の俺、絶対だらしない顔してるな。
「……上がるか」
これ以上はのぼせそうなので、湯船から出て、髪を乾かす。それから月が用意してくれた服に着替え、彼女の待つリビングに向かう。
夕飯は入浴前に言ったとおり、できており、机に人数分並べられていた。しかし……。
「あれ?」
今日月が泊まるなら、3人分必要なはずだが、机には2人分しかなかった。
(そういえば……)
出かけた親父がまだ帰ってきていない。ということは……。
「月、親父は……」
「さっき雄雅さんから連絡があって、夕飯は外で済ませるからいらないそうです」
「そうか」
納得して、椅子に腰かける。鼻でシチューの匂いを吸いこむと、甘く、優しい匂いが食欲を煽り、俺の腹に潜む虫を唸らせた。
人前で腹を鳴らすなんて恥ずかしいことこのうえないが、月は“お腹空いてたんですね”と言って、ほほ笑んだ。控えめに言って、天使です。
「さあ、どうぞ召し上がってください」
「ああ、いただきます」
手を合わせ、シチューを口に運ぶ。口いっぱいに広がる優しい味。しっかり煮込まれた野菜も肉も食べやすいサイズに切られていて、最高と言わざるを得ない出来だ。そのせいで、さっきからスプーンを持つ手が止まらない。
「ふふっ、すごい勢いで食べますね」
「最高の出来ならスプーンも進むさ」
「ありがとうございます。たくさん作ったので、どんどん食べてくださいね」
「遠慮なくそうさせてもらうよ」
次々とよそってくれるシチューを平らげていく。月は俺が大食いなのを知って、(自分が食べる分を合わせて)10人分作ったようだが、そんな量、俺にとっては一般人の1人分と変わらない。
というか、シチューは飲み物と変わらないので、月の分を除いた9人分くらいなら30分あれば余裕で食べられる量だ。
「流石遼河さん、9人分を30分で食べちゃうなんて……」
「月のシチューがおいしいおかげだよ。腹も心も満腹だよ、俺は」
帰宅直後のお出迎え。用意された風呂と替えの服。あたたかいシチュー。
これだけのことをしてもらって満足しないヤツっているのか? いるとしたら、そいつは相当の欲張りだな。
「遼河さんが喜んでくれて、私もうれしいです」
顔を朱色に染めながら、もじもじしだす月。よっぽどはずかしいお願いなんだろうが、言わなければ願いは伝わらない。
「ここまで尽くしてくれたんだ。多少のわがままを言っても、文句は言わないよ」
「そ、それじゃあ……」
俺の後押しが効いたのか、月はお願いを口にした。
「寝る前に、遼河さんと……シたいです……」
はずかしがりながらのエッチのおねだり。こいつ、やっぱ天使だわ。
「それくらいなら、お安い御用だ。いや、むしろ大歓迎だ」
「じゃあ、着替えたら遼河さんの部屋、行きますね……?」
「ああ、待ってるよ」
―――――
【コンコン】
部屋で本を読んでいると、ノックが聞こえてきた。俺は本を棚にもどしながら、“どうぞ”と言って、月を中に入れる。
「おジャマします……」
これからエッチをするからか、月の顔が赤い。うん、かわいい。
「初めてじゃなくてもやっぱり、ドキドキします……」
「そういうキモチは大事だ。ほら、もっと近くに」
「はい♡」
手招きに月を引き寄せ、腕の中に閉じこめる。華奢な身体からたしかなぬくもりを感じながら、自身の唇に月の唇を重ねる。
「んっ……♡」
舌と舌を絡めあいながら、月のパジャマのボタンを上から外していく。月は俺が脱がそうとしてるのを察したのか、両腕を上げる。
「……これは」
パジャマを脱がして現れたもの。それは黒に派手なフリルが着いた下着という、月のイメージから大きくかけ離れたものだった。というか、これ……。
(勝負下着、だよな……?)
自分で買ったのだとしたら、その時の店員のリアクションを見てみたい。月みたいな子がこんな下着を買うとは思わないだろうから、きっと驚いたに違いない。
「どうですか……? やっぱり似合いませんかね……? 私にこんな下着は……」
たしかに背伸びした感はあるが、これはこれでかなりいい。ただ、親には見せないほうがいいだろうな。
「俺は好きだよ。こういう下着を着けた月も」
「本当、ですか……?」
「本当だ。だから……」
ふとももに手を置き、軽くなでる。
「下のほうも、見たいな」
「はい。見てください♡」
ズボンを脱ぎ、完全に下着姿になる。全体を見るとやっぱりすごい。でも、やっぱり親には見せるべきじゃないな。
「遼河さん……♡」
色気のある声を出しながら、月がくっついてくる。俺は月を受け止めると、ふとももとお尻をなで回した。
「ふふっ、ふとももとお尻だけでもうこんなに……♡」
ほほ笑みながら、ペニスを口に咥える。口内でペニスを|蹂躙され、俺の息はどんどん荒くなっていく。
「んっ……♡キモチよさそうな顔……♡」
「月にフェラされてるんだ。キモチよくないわけないだろ?」
月の頭を優しくなでながら言う。エッチにも献身的は月やっぱり将来、いい嫁になるな。
「じゃあ遼河さんのキモチよさそうな顔、もっと私に見せてください♡」
意地悪っぽく言って、先端を重点的に攻められていく。先端―――特に側面は俺のウィークポイント。
月は俺とヤるのは一度や二度じゃないとはいえ、そこを重点的に攻められるのはヤバい。え、なんでかって? キモチよくなるからにきまってるだろ!
「ふふっ♡なんか楽しくなってきちゃいました♡」
「月、もうヤバい……出そう……!」
「そうなんですか? いいですよ♡かけていいのでいっぱい、出してください♡」
そんな月の言葉に導かれるように、俺は月にかける。しかし、これはまだウォーミングアップ。本番はここからだ。
「まだ、イケますよね?」
「ああ、もちろんだ」
「じゃあ、次は―――」
月が俺を後ろに倒し、跨る。
「こっちで、シちゃいますね♡」
照準を定め、ピンと勃ったペニスをナカに収める。そうすると、月は身体を上下に動かし、子宮を自らの手で突いていった。
「遼河さんのが、コツコツ当たって、いい、ですっ♡」
「俺もっ、ナカで締めつけられてっ、すごく、キモチいいよっ」
「よかった♡じゃあ、もっと動いて、よくしてあげますねっ♡」
月の腰の動きが徐々に加速する。ペニスが子宮を突く頻度が高まり、肉壁にペニスがさらにこすられ、性的興奮はぐんぐん高まっていく。
「遼河さん腰がっ♡腰が止まりませんっ♡」
「月っ、月の動きが激しくてっ、またイキそうっ」
「じゃあいっしょにっ♡いっしょにイキましょうっ♡遼河さんっ♡」
「ああ、いっしょにっ―――くっ」
2度目の射精を迎え、精液が子宮に注がれる。その余韻に浸りながら乱れた息を整えていると、月が力尽きたように倒れこむ。俺はそんな彼女を受け止め、腕の中に収める。
「えへへ、幸せです♡」
「ああ、俺もだよ」
「ふふっ、よかった」
月はそう言って、満足そうにほほ笑んだ。
「遼河さん、おかえりなさい」
靴を脱いで家に上がると、リビングから月が顔を出す。月はこの家の人じゃないし、月が来ることも聞かされていない。故に月が俺の家にいることに疑問を抱かずにはいられなかった。
(あっ、まさか!?)
月は小さいころに両親を亡くしているため、義理の両親とともに暮らしている。にもかかわらず家に帰っている時間に他人の家にいる理由と言ったら、1つしか浮かばない。家出だ。
「……月」
「はい?」
「なにかあったなら、相談に乗るぞ?」
「え?」
月が“なに言ってるのこの人?”と言いたげな感じで首を傾げる。まさか……違うのか?
「家出、してきたんじゃないのか……?」
「え? なんで私が家出するんですか?」
「じゃあ、なんで俺の家にいるんだ?」
「……実は」
月はここに来た事情を話した。なんでも両親に急な出張が入り、家に帰ってこれないらしい。それで月は1人で家にいることを余儀なくされたため、俺の家に泊まりに来たはいいものの、その時俺は部活中で家にいなかった。だから家にいた親父に事情を説明して、家で俺が帰ってくるのを待つことにして、現在に至る、とのこと。
(そういうことなら、連絡しといてくれよ……親父)
まあ、過ぎたことを言ってもしかたない。幸いウチには使ってない部屋も結構ある。それも1人1部屋提供できるできるくらいに。
「月、親父はいるか?」
「 雄雅さんは用があるとかで出かけましたよ」
「そうか」
親父は家にいないのはいつものことなので、気にはしない。それより風呂だ。風呂に入って汗を流したい。
「お風呂もうわかしてあるので、入ってきてください。夕飯は作ってる最中ですが、あがった時にはできてると思います」
月は予言者なのだろうか。この用意周到さはそうとしか考えられないが、今の俺にはありがたい。
「ありがとう。ちなみに夕飯はなんだ?」
「シチューです。ありあわせのもので作ったものですが……」
月は普段から料理をしているため、そのスキルはとても高い。故に月がありあわせのものでシチューを作れても不思議じゃないのだ。
「そうか。それは楽しみだ」
「はい、楽しみにしていてください」
にこっと笑う月につられて、口角が上がる。人妻だ。ウチに人妻がいるよ親父……。
「じゃあ、風呂に入ってくるよ」
「はい、いってらっしゃい」
仕事へ向かう父親ってこんな感じなんだろうな、と思いながら、浴場に向かう。
そこで身体を良く洗った後、湯船に肩まで浸かる。お風呂は最高だ。湯のぬくもりが身体に染み渡り、疲れが癒えていくのを感じる。お風呂を開発した人は本当に天才だと思う。
(そういえば、誰かにメシ作ってもらうの、ひさしぶりだな……)
料理ができるようになってからというのもの、俺は自分が食べるものは自分で作っている。だから、誰かに料理を作ってもらうのはとても新鮮味だ。仕事帰りの旦那って、こういう感じなのか?
「遼河さん」
外から聞こえてきた月の声に“なんだ?”と返す。
「着替えの服、置いときますね?」
「ああ、悪いな」
「いいえ。泊まらせてもらう以上、これぐらいは」
月の足音がだんだん遠ざかっていく。リビングにもどったのだろう。
ここまで気遣いができるなんて、月は将来いい嫁になるよなぁ……。そんな思ってたら、自然と顔がにやけてくる。今の俺、絶対だらしない顔してるな。
「……上がるか」
これ以上はのぼせそうなので、湯船から出て、髪を乾かす。それから月が用意してくれた服に着替え、彼女の待つリビングに向かう。
夕飯は入浴前に言ったとおり、できており、机に人数分並べられていた。しかし……。
「あれ?」
今日月が泊まるなら、3人分必要なはずだが、机には2人分しかなかった。
(そういえば……)
出かけた親父がまだ帰ってきていない。ということは……。
「月、親父は……」
「さっき雄雅さんから連絡があって、夕飯は外で済ませるからいらないそうです」
「そうか」
納得して、椅子に腰かける。鼻でシチューの匂いを吸いこむと、甘く、優しい匂いが食欲を煽り、俺の腹に潜む虫を唸らせた。
人前で腹を鳴らすなんて恥ずかしいことこのうえないが、月は“お腹空いてたんですね”と言って、ほほ笑んだ。控えめに言って、天使です。
「さあ、どうぞ召し上がってください」
「ああ、いただきます」
手を合わせ、シチューを口に運ぶ。口いっぱいに広がる優しい味。しっかり煮込まれた野菜も肉も食べやすいサイズに切られていて、最高と言わざるを得ない出来だ。そのせいで、さっきからスプーンを持つ手が止まらない。
「ふふっ、すごい勢いで食べますね」
「最高の出来ならスプーンも進むさ」
「ありがとうございます。たくさん作ったので、どんどん食べてくださいね」
「遠慮なくそうさせてもらうよ」
次々とよそってくれるシチューを平らげていく。月は俺が大食いなのを知って、(自分が食べる分を合わせて)10人分作ったようだが、そんな量、俺にとっては一般人の1人分と変わらない。
というか、シチューは飲み物と変わらないので、月の分を除いた9人分くらいなら30分あれば余裕で食べられる量だ。
「流石遼河さん、9人分を30分で食べちゃうなんて……」
「月のシチューがおいしいおかげだよ。腹も心も満腹だよ、俺は」
帰宅直後のお出迎え。用意された風呂と替えの服。あたたかいシチュー。
これだけのことをしてもらって満足しないヤツっているのか? いるとしたら、そいつは相当の欲張りだな。
「遼河さんが喜んでくれて、私もうれしいです」
顔を朱色に染めながら、もじもじしだす月。よっぽどはずかしいお願いなんだろうが、言わなければ願いは伝わらない。
「ここまで尽くしてくれたんだ。多少のわがままを言っても、文句は言わないよ」
「そ、それじゃあ……」
俺の後押しが効いたのか、月はお願いを口にした。
「寝る前に、遼河さんと……シたいです……」
はずかしがりながらのエッチのおねだり。こいつ、やっぱ天使だわ。
「それくらいなら、お安い御用だ。いや、むしろ大歓迎だ」
「じゃあ、着替えたら遼河さんの部屋、行きますね……?」
「ああ、待ってるよ」
―――――
【コンコン】
部屋で本を読んでいると、ノックが聞こえてきた。俺は本を棚にもどしながら、“どうぞ”と言って、月を中に入れる。
「おジャマします……」
これからエッチをするからか、月の顔が赤い。うん、かわいい。
「初めてじゃなくてもやっぱり、ドキドキします……」
「そういうキモチは大事だ。ほら、もっと近くに」
「はい♡」
手招きに月を引き寄せ、腕の中に閉じこめる。華奢な身体からたしかなぬくもりを感じながら、自身の唇に月の唇を重ねる。
「んっ……♡」
舌と舌を絡めあいながら、月のパジャマのボタンを上から外していく。月は俺が脱がそうとしてるのを察したのか、両腕を上げる。
「……これは」
パジャマを脱がして現れたもの。それは黒に派手なフリルが着いた下着という、月のイメージから大きくかけ離れたものだった。というか、これ……。
(勝負下着、だよな……?)
自分で買ったのだとしたら、その時の店員のリアクションを見てみたい。月みたいな子がこんな下着を買うとは思わないだろうから、きっと驚いたに違いない。
「どうですか……? やっぱり似合いませんかね……? 私にこんな下着は……」
たしかに背伸びした感はあるが、これはこれでかなりいい。ただ、親には見せないほうがいいだろうな。
「俺は好きだよ。こういう下着を着けた月も」
「本当、ですか……?」
「本当だ。だから……」
ふとももに手を置き、軽くなでる。
「下のほうも、見たいな」
「はい。見てください♡」
ズボンを脱ぎ、完全に下着姿になる。全体を見るとやっぱりすごい。でも、やっぱり親には見せるべきじゃないな。
「遼河さん……♡」
色気のある声を出しながら、月がくっついてくる。俺は月を受け止めると、ふとももとお尻をなで回した。
「ふふっ、ふとももとお尻だけでもうこんなに……♡」
ほほ笑みながら、ペニスを口に咥える。口内でペニスを|蹂躙され、俺の息はどんどん荒くなっていく。
「んっ……♡キモチよさそうな顔……♡」
「月にフェラされてるんだ。キモチよくないわけないだろ?」
月の頭を優しくなでながら言う。エッチにも献身的は月やっぱり将来、いい嫁になるな。
「じゃあ遼河さんのキモチよさそうな顔、もっと私に見せてください♡」
意地悪っぽく言って、先端を重点的に攻められていく。先端―――特に側面は俺のウィークポイント。
月は俺とヤるのは一度や二度じゃないとはいえ、そこを重点的に攻められるのはヤバい。え、なんでかって? キモチよくなるからにきまってるだろ!
「ふふっ♡なんか楽しくなってきちゃいました♡」
「月、もうヤバい……出そう……!」
「そうなんですか? いいですよ♡かけていいのでいっぱい、出してください♡」
そんな月の言葉に導かれるように、俺は月にかける。しかし、これはまだウォーミングアップ。本番はここからだ。
「まだ、イケますよね?」
「ああ、もちろんだ」
「じゃあ、次は―――」
月が俺を後ろに倒し、跨る。
「こっちで、シちゃいますね♡」
照準を定め、ピンと勃ったペニスをナカに収める。そうすると、月は身体を上下に動かし、子宮を自らの手で突いていった。
「遼河さんのが、コツコツ当たって、いい、ですっ♡」
「俺もっ、ナカで締めつけられてっ、すごく、キモチいいよっ」
「よかった♡じゃあ、もっと動いて、よくしてあげますねっ♡」
月の腰の動きが徐々に加速する。ペニスが子宮を突く頻度が高まり、肉壁にペニスがさらにこすられ、性的興奮はぐんぐん高まっていく。
「遼河さん腰がっ♡腰が止まりませんっ♡」
「月っ、月の動きが激しくてっ、またイキそうっ」
「じゃあいっしょにっ♡いっしょにイキましょうっ♡遼河さんっ♡」
「ああ、いっしょにっ―――くっ」
2度目の射精を迎え、精液が子宮に注がれる。その余韻に浸りながら乱れた息を整えていると、月が力尽きたように倒れこむ。俺はそんな彼女を受け止め、腕の中に収める。
「えへへ、幸せです♡」
「ああ、俺もだよ」
「ふふっ、よかった」
月はそう言って、満足そうにほほ笑んだ。
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