(仮)その者は勇者では無いと思いますが！【櫻】

１章）ヘビーな内容；を見ても尚、読むとは。

（第六話）隣近所で話す凶兆

　ユラは薬草をどうにか、ポーションにしたいので、ギルドの図書に向かう為。
　雑貨屋に先に向かう事にした。
　
　ギルドに向かうと、職員が何事と言う感じでユラを見て居た。
　ギルド職員に話、ギルド図書で調べ物をしたいと言うと、図書の入出が出来た。
　リッツはその合間に、ギルド託児施設と呼ばれる場所で、小さな子供達の中に入って、遊んで居る。
　冒険者の中には、子供も居る家庭も多く、その為の託児施設が設けられていた、ギルドに行っている冒険者の親が、子供達を預けて、心配無く依頼等を受けれる様にと、ギルドでの配慮と成ってるが、冒険には保険が有り、例え親達が、其のことで倒された時や、不測の事態に、子供達の教育、福祉として、今のユラの父親で在る者が、其の様に色々施設や運営基金を作った。
　その為此処のギルドのみ、其の様に、冒険者達への色々と充実なギルドに成ってます。
　ユラは図書室から薬草の知識を勉学中、『シィーン』と静まり返る中、ひたすら勉学の勉強をしていた、すると何処から乏なく、声が聞こえた。
『ユラは薬学が向上致しました。
　ユラは薬草の知識を向上致しました。
　ユラは薬剤スキルを覚えました。
　ユラは薬剤師の称号を取得しました。
　ユラは単体魔法（ショートヒールちょこっと回復）を覚えました。
　ユラは単体魔法（ショートキュアちょこっと毒回復）
　ユラは単体魔法（ショートポイズンちょこっと毒）
　ユラは魔法を覚えました。
　ユラは単体魔術（エイミーヒュールちょこっと回復
　ユラは単体魔術（エイミーキュアルちょこっと毒回復）
　ユラは単体魔術（#エイミーベノム____#
　ユラは魔術を覚えました。
　ユラは単体呪術（ちょこっと回復）を覚えました
　ユラは単体呪術（ちょこっと毒回復）を覚えました
　ユラの単体呪術（ちょこっと毒）を覚えました
　ユラは呪術を覚えました。
　全ての統合に寄り、回復、解除、毒に寄り回復小・毒耐性小・敵毒を覚えました。
　その為詠唱無しで、これらを使用出来ますが、設定しますか？』
　と謎の声が聞こえて来た。
　ユラは考える。
（ん…楽なら詠唱無しでも良いんだけど、食事中に待ち構えて、毒とか言った時どうなるんだろう。
　そのまま毒が出無いとも思え無いんだが…。）
『大丈夫です、本当に敵対者に対してのみ、使用許可で使用します。
　で無詠唱で設定しますか？』
　（ん…なら大丈夫かなぁ）
　「無詠唱をする様に許可します！」
　虚空に向かいユラは声を出す。
　その為、隣の部屋から、ギルマスが来て周囲を、見てユラに目を止め言う。
「ユラ独り言は、もう少し静かに、頼むぞ。
『ユラに〇〇無〇〇〇〇で〇〇詠〇〇唱〇〇。』
　何か在るかと、驚いたからなぁ、まぁ勉学は良いが。
　勉強も程々に、しろよ、余り勉学だけでは、実践では役に絶てない、色々見て其れが役に経つ事も在るし、まだまだ若いので、簡単な依頼を熟す事も大事だからなぁ。
『の〇〇行〇〇使・〇〇と〇〇〇〇出〇〇来〇〇る〇〇様に〇〇し〇〇ま〇〇す。』
　あゝ、其れと別な話だが、そろそろユラもギルドランクを上げてやる、やる気が在る奴は、此方としては応援したいからなぁ、なので後で、ギルマスの部屋に来いよ。」
　と言い残し、ギルマスは部屋に向って行った。
　ユラは途中の会話に入った、其の言葉を聞き逃す事に成った。
（まぁ取り敢えず、無詠唱が出来るって、話だったよなぁ、それとランクアップかぁ、まぁＺがＸに成るだけだが、見た目余り変わらないなぁ～。）
　と心でユラが、ぶつぶつと言うのだった。
　　ユラはその後、複数の書物を見て、魔術・魔法・呪術を覚え薬剤師の称号を手に入れた。
　回復薬ならポーション～レア迄作れる、万能薬剤師と成りました。
　その為無詠唱で、普通に全回復迄出来る、様に耐性も成ってます。
　４時間経つ、そろそろお昼に成ってます。
　ユラのお腹も減って来たので、図書から、ギルマスの部屋に、向って行くユラで有った。
「♪コンコン」
「はーい。」
「ユラです、宜しいですか。」
「おゝ、遅かったなぁ～。」
　ギルマスの部屋に入って、中ではギルマスが食事中で有った。
「あっ、ちょっと其処に座って、待ってくれ。」
　　手前のソファーにユラは腰掛ける。 
　ギルマスが対面のソファーに腰掛け、ユラに言う。
「ユラ、手持ちに在る、ギルドカードを出してくれ。」
　ユラはギルドカードを出すとギルマスに手渡す。
　ギルマスは何か機械の様な、物を取り出すと、ユラのカードをセットした。
「これに入れて、カードにランクをアップを書き換えするんだ、本来なら受付でも出来る、だが此処に在る物は、ちょっと違ってなぁ～、」
　ギルマスが機械にカードを入れ、カードの色が変わる。
「良し此れが、新たなギルドカードだ。」
　とカードを取り出すと、ギルドカードをユラに手渡す。
　ユラが手にしたギルドカードは、黒色だったカードが、緑に成っていた。
　カードにはＸでは無く、Ｖに成っていました。
　ユラは驚き、ギルマスに言う。
「ぇ、ええ！、Ｖに成ってますが、何故です、その様にランクアップする様な事は、まだして無いんですが。」
　ギルマスが黙ってユラの方を見る。
　ユラは戸惑っている。
　ギルマスが笑いながら言う。
「あっはははは、大丈夫だ、そんなにビクビクするな、あっははは、お前だけなら既にＸでも、まぁ昇格はしていた、だが冥土、あれは多分だが、古代兵器だろう。」
　ユラは慌てる様に驚く。
（あっ、そう言えばフラウさんも知って居たなぁ～、そうかギルマスは知っていたんだ。）
「そうですが、何故今その事で、ランクアップ何ですか。」
「先ず始めに、言っておくが、最初みた時、既に王子と我は知って居たぞ、そして此の前来た時、冥土を見て、古代兵器と分かった。
　なら当然ランクで強い冒険者を増やす事は、当然の理に叶う。
　其処でユラに少しでも、高い冒険をして貰い、戦闘経験を積んで貰い、高い冒険者へと成って貰う事は、ギルドとしても、当然他の冒険者へも良いと、其の様に思ってなぁ～。
　戦闘経験だけなら、魔物相手でも大丈夫だと、ギルド副官と相談の結果、決めたのだよ。
　だがあの冥土はギルドの冒険者としては、ギルドでまだ当然登録は出来無い、其処でお前の召喚としては認められた。
　なので、召喚と登録する事を条件に、ランクアップを決めた。
　だが逸れをまだ決め兼ね、備えとして、ランクはアップさせず、今迄いたが、大丈夫と判断してのランクアップだよ。
　此の前北の場所に向って、レトレを倒しただろう、情報が上がっている、なので大丈夫と決めた。」
　ユラは少し考えるが。
（此の前のレトレって血を浴びた、あのレトレかぁ、でも誰にも見られて無い筈なのに、何故知ってるんだろう、まぁ取り敢えず今考えても仕方ない、取り敢えずリッツと同行ならって事だろうなぁ～。）
「あのギルマス、之はリッツ、あっ冥土ですが、同行でのランクアップだと、同行し無いと依頼出来無いって事でしょうか。」
「大丈夫だ、但しその時は他に冒険者とパーティーを組んで貰う事もお願いするが、単独で行く様な依頼だと、依頼内容にも依るが、その時は、ギルド受付が依頼を受け付け無いので、大丈夫だぞ。
　但し今後ランクアップすれば変わるがなぁ～。」
　と言う事で、ユラはランクＶに、アップしたのだった。
　ギルマスの部屋を出たユラは、そのまま託児施設からリッツを連れ出し、昼食をする為、ギルドを後にした。
　少し誇らいユラの、財布の紐が緩むのだった。
　リッツが食事の時、話掛けて来た。
「ユラ様おめでとう、ランクアップするとは、やったですね。」
　ユラは少し嬉しかったが、何か不安を覚えた。
　するとユラが大声で言う。
「わぁっ、し、執事の昼食を忘れてたよっ。」
　ユラは飛んでも無い事を、思い出す。
　昨日に続く、２日連続で執事に昼食を出し忘れた事、そして流石に執事の昼食をって事を。
　ユラは慌てて、昼食の持ち帰りを頼む。
　そして自身で持って帰る寄り、と、リッツに強引に頼んだ。
「リッツ、頼むから家に帰って、此の食事を執事に、持って行ってくれる。
　俺は此処に居るからお願い。」
　最初嫌な視線でユラを、見詰めて居たリッツだが、ユラの頼み事と言う事で、リッツは家に帰って行った。

　その頃ギャリーは家には居なかった、ギャリーは隣近所で、女性達を垂らし込み、昼食に預かって居たのだった。
「いゃぁ奥様、お若いまだまだその美貌の、お世話に成ります。
　私としては主人に見放され、途方に暮れる日々、昼食時間にも関わらず、主人は家を出たきり、帰っても来ません、貴方の様な目見美しいご婦人の、お手を煩わせ食事を、御招待頂けるとは、恐れ多い事慣れど、本当にありがとうございます。
　主人に成り代わり、貴方の事を感謝致します。」
　口先で女の人を、匠に誘導して、食事に有り付いたギャリーで有った。
　因みに前回は両隣で食事、今日も違う人の家で、昼食を取るのだった。