【BL】海空、朱く
時は昭和20年8月11日――かく世界大戦の激火の中、ふたりの青年は互いの「命」を愛し合っていた。敵弾の中、自身の恋人である柴田 陽が目の前で逝ってしまい、清水 海洋(しみず うみひろ)も被弾、撃墜―…。しかし意識が返った時に目にしたものは靖国ではなく、時は2020年8月11日に駆け上っていた。愛し合った青年ふたりの「命」が引き起こす、生命の輪廻の不可思議な「縁」の物語。
※この物語はフィクションです。
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