Ayuさん
わーん!ありがとうございます!もったいないお言葉!
ヴォルフはアネッサのこと(だけ)大好きです!
この話が日々のお役にたてているなら幸いです~!
矢口日さん
なぜ書き足してしまったのか……ストックないのに……。
ヴォルフの思考回路はどっちに転んでも成人指定が入ります……!
また没が出たら供養するのでその時はお願いします~!
黒モジャさん
供養の方も楽しんで読んでいただけて嬉しいです!
ヴォルフの頭の中はだいぶ成人指定なのですが、現実にはなかなか反映されませんね(哀れ)
でも、そろそろ壁が崩れるかも?ただし本編では書けませんが!!
妹ばかり~ 5章29話没話(2)
舌先に感じる鼓動と熱に、ますます心が浮足立つ。
理性も自制心も、濃くなっていく魔力の気配に遠のいていく。
「ま、待って、ヴォルフ様!」
痛みに身をよじり、腕の中の彼女がヴォルフに顔を向けた。
かすかに涙の滲む瞳が可愛くて、思わず手を伸ばしてしまう。
「どうした、アネッサ?」
目元に触れ、頬を包み、ヴォルフは目を細める。
ああ、この目――。
――抉り出したい。
愛しさを込めて見つめるヴォルフに、彼女は体を強張らせる。
本当に、彼女はすぐにヴォルフの変化に気が付く。
ヴォルフ自身ですら、気が付いていないことさえも。
「余計なことを考えるな」
ヴォルフは頬を撫でる。
ゆるゆると漏れる魔力が、無意識に彼女を溶かしている。
ヴォルフを酔わせるよりもずっと、強く、強く彼女の心を酔わせようとしている。
「俺だけを見ていればいいんだ」
本心だった。
それだけで彼女は幸せになれるし、幸せにするつもりでいた。
たとえ――どれほど、壊れたとしても。
酔いしれるように、ヴォルフは恋人に唇を寄せ――――。
二度目の震動と轟音に、再び邪魔をされる。
悲鳴が部屋まで響き渡り、はっとしたように目を覚ました彼女が顔を上げた、瞬間。
恍惚としていたヴォルフの額に、彼女の額がぶつかる。
ガチン、となかなかにいい音がして、痺れるような痛みが走った。
それでようやく、ヴォルフも我に返る。
――酔っていた…………。
恋しい相手を前にして、魔力に酔わされ気が逸り――我を忘れていた。
――初めて女を抱くわけでもあるまいに……!
不慣れな彼女を自分が導き、男の体と快感を教え込むつもりだったのに――まるきりこれでは逆である。
余裕もなく、飢えたように噛みついた自分自身に、ヴォルフは苦々しい気持ちを噛みしめた。
◆◆◆
供養ここまで
他視点が続いていたので没。
書き途中でアネッサ視点に変更したので、もともとは齧るところまでしかなく、それ以降は書き足しています。
没なのに書き足しとはいったい……。
供養ありがとうございました!
こちらもとても楽しんで読ませて頂きました!
猛獣さま、おさえきれなかったのですね!心の中では問題なし!現実は壁が崩れないしお預けくらってるから( ノД`)…
でもそんな公爵さまも素敵です(///ω///)♪
二度美味しいとはこの事!
ありがとうございます(*^ー^)ノ♪
書き足しありがとうございます!流石、ヴォルフ様視点はアネッサに対する15も18も含むRの欲求が激しいですね(笑)アネッサの気持ちを確認したからか、尚更、安定の猛獣ですね!
いつも更新ありがとうございます!供養も美味しいです~
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