こんにちは。

小説「一億の夏を超えて、僕たちは出逢った。」

を書いている、大橋東紀です。

いつも、ありがとうございます。

今日は、第一章に登場したエジプト第19王朝の3代目ファラオ、ラムセス二世について。

大変、有名な人で、ご存知の方も多いと思いますが、お話したいと思います。

ラムセス二世は、エジプトの勢力を広げた為か、ゲーム『 Fate/Grand Order 』ほか、映画『エクソダス：神と王』『プリンス・オブ・エジプト』等、フィクション作品によく登場します。

それらフィクションでは、モーゼの「出エジプト」の時のファラオとしてよく描かれてますが、史実では本当か、ハッキリしません。

また彼は、人類史に残る最初の戦争「カデシュの戦い」を体験した人物でもありました。

敵ヒッタイト王ムワタリの策略にはまり、危機に陥ったエジプト軍を、その超人的な活躍とカリスマ性で奮い立たせたと言われています。

その「超人的な活躍」が、何か、未知の力による物ではなかったのか？

そこに着目して、アイデアを練りました。

また今回、小説に出すに当たっては。

映画などで、よく語られる、モーゼとの関係には触れず。

ヒッタイトとの「カデシュの戦い」に絞りました。

ヒッタイト王国については、藤子・F・不二雄先生の超名作「T・ Pぼん」にも登場するので、話が似ない様に気をつけました。

藤子不二雄先生と同じ題材を扱うなんて、恐れ多すぎですね！

力不足を実感しましたが。

これからも、よろしくお願いします。