なろうでよく見られる展開、と触れ込んでいるものの、何から何まで同じでは私が書く意味がない。だったらこう来たらどうする？的な実験を多用する捻くれた作風でお送りしております。前回から視点をアイシャから変え、このまま第一章は終了予定。第二章から再びアイシャ視点に戻ります。

●リリオルザ＝ヴァリー
乙女ゲーヒロインの異世界転生者。見た目のイメージはチャン・ロンロンみたいな美人ですが、中身はだいぶぶっ飛んだ女オタク。口癖は「たはー」。
悪役令嬢ものでは役柄を引っ繰り返しただけの舞台装置っぽさが目に付いていたので、主人公に見られがちなあれやそれもネタとして入れてます。（転生トラック、ゲーム脳、キャラ同士をくっつけたがる等）
現実には「悪役令嬢が破滅に追い込まれる乙女ゲーム」は存在しないようですが、リリーの前世はそれが溢れかえっていて大人気な世界だと思っておいて下さい。乙女ゲーにBLは持ち込まれたくない派。

●ガヴたそ（ピュール）
現実の乙女ゲーっぽい要素を入れたくてのマスコットキャラ。「ピューって鳴くのいたら可愛いな。名前はピューロ…いやそれはサ〇リオｗ」とか考えて結局「ピュール（純粋）」にしました。まあデフォルト名の方なんですぐ変えられちゃいますがｗ
リリーが転生する際に色々やり取りもあったんですが、主役はアイシャだし本筋とは関係ないんでバッサリ切りました。リリーのピンチを救う事は特にしません。仕事は見守る事なので。