本日の投稿を持ちまして、「マキノのカフェで、ヒトヤスミ」を完結させていただきました。
ここまでお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。

この物語の中で起こったことは、わりと、私が経験したことが多いです。
本当のこと、もしくは、本当に考えていたことしか書けないからです。
小説家にあるべき想像力は、あまりありません（笑）

自分がカフェをやりたくてやりたくてやりたくて、その思いをぶつけて書いた開業奮闘記と、その物語の中で命を持ってしまったマキノと春樹が愛しくて愛しくて、登場人物みんなを幸せにしてあげたくて、このヒトヤスミを書きました。

私のお話には、悪い人は出てきません。基本、物分かりもよく、人に優しく、常識をわきまえた、良い人ばかりが出てきます。それに、主要な登場人物には一様にハッピーエンドが待っています。
こんなことは本当は実際の世の中ではありえないと思うんです。

こんな縛りは、物語そのものをとても狭めますが、私としてはもう、自分に心地いいお話でいいかな・・と、思ってました。（だって、私のお話なんですもん。）
とくに、マキノと春樹については、深く深く信頼しあって、愛し合って、大事にしあってる。そんな夫婦として、書きたかったです。

私も、マキノと春樹のように、「人間」を好きでありたいなと思ってます。
私のカフェも、もうすぐ工事に入ります！（ただいま絶賛お掃除中）
・・７月か、８月にはオープンできるかなぁ。
忙しくなるので、書くことは当分お休みいたしますが、
奈良県吉野にお越しの際は、是非　Ｃａｆｅ　Ｌｅ　Ｒｅｐｏｓ　にお立ち寄りくださいませ。
みなさんにヒトヤスミしていただくために、頑張りますので～。