>志之刖ソウ 様
初めまして。
継続的に作品を読んでくださるということでコメントをいただき、本当にありがとうございます。
作品に関する素敵な考察と、心に響く激励の言葉、大変感激いたしました。
志之刖様の感想を受けまして、
自分なりの試行錯誤が幾らかは形になって伝わっていると、安心すると同時に、日本語表現の魅力に改めて気づくことができました。
コメント内で触れられていたように、
「憐呪」という言葉に関しては、さまざまな捉え方のできるもので、実は僕自身も、それが孕む意味についてまだまだ思索している状態です。
詳しい方のお話や文献などを聞いていくと、“呪”というものの私のイメージは、
「強い思いが作り上げたもの」「(結果・物事を)引き寄せる力」という形になっていきました。
人を愛する気持ちや、何かを成し遂げようとする気持ち。
そういった一見純粋な、だけど時には泥臭く、決して美しいとは限らないような、大きなエネルギーを持った心の動き、その中に“呪い”というものの根元があるのではないかと、私は想いを巡らせています。
これから物語の登場人物たちの中に生じていくのが、どのような呪となるか、私自身も楽しみです。
これからの執筆活動について、自分自身がまず作品を愛し、より魅力的な表現で伝えていけるように努力していこうと思います。
これからもぜひ、作品にお付き合いいただければ幸いです。
多岐にわたる励まし、お気遣いを頂きましたこと、心から感謝いたします。
仲葉ケイ
執筆を開始しました。
今年度から小説を書きはじめました。
訳ありで理系の院を中退し、ニートをしている者でして、文学の勉強経験もとい執筆経験もありません。
しかしながら、昔から何かを表現すること、創作することが好きで、もし仕事にするなら……小説を書きたい。そうして思い切ってこの世界に飛び込みました。
正直ビビりまくりです。
みなさん文章うまいし、なにより発想がすごい。そんな人たちの中で私は小説を書けるのか……。
でも、だからこそ表現しなければならない。私が表現できる最高の文章を書けるように、日々精進していきたいと思います。
現在、「憐呪〆RENJU」という作品を執筆中です。
柔らかさとシリアスさ、そして甘さと苦さが引き立つファンタジー作品にしようと思っております。
軽快なギャグや都合のいい最強系は、おそらく書きません。真面目な文体を真面目に書き、その真面目さの中にしっかりと文章の面白さを散りばめていきたいと考えています。
みなさんの意見や感想もお待ちしています。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
…………
——以上、ご挨拶という呪いでした。
お初にお目にかかります。
知り合いから紹介され読ませていただきました。もちろん、これからも読むつもりで、こちらの近況にコメントさせていただきます。
”憐呪”という面白い言葉をお使いになっていますね、もともと違う漢字・意味合いのものをあえて”憐れみの呪い”とかけたのでしょうか。一個人の解釈ですが。
一昔前にはとある小説家がこちらの言葉を綴っていたとかいないとか。呪いとは不思議なことに多様な使用方法がありますね、”まじない”とも呼ばれるだけあって感じ方・使い方は人それぞれ。仲葉さんはどのように捉えられたのか非常に興味があります。
さて、まだ執筆を始めて間もないかと思われますが、独学にしては繊細で且つきちんとその説の勉学に努められてると見受けられます。読み手として情景が脳に過ぎることができており、処女作としては充分ではないかと。まだまだ課題はあるかと思われますが、人は人を羨みます。どんなに自分が劣っていると思っても誰かはあなたを羨んでます。何事も初めは誰もが手探りです。仲葉さんが伝えたいとおっしゃるものを上手く文学という枠で多くの方の目に止まることを期待しております。
お身体ご自愛ください。
それでは、また。
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