勇者「初代勇者はチヨコレイトという食べ物を作ろうと頑張ったらしいんだが結局作れなかったという話だ」
師匠「なんだそれは食い物か？」
勇者「甘くてトロっとしているらしい」
師匠「ほう？（蜂蜜かな？）」
勇者「どうもそれは好きな人からもらうと嬉しい菓子らしい」
師匠「ほう？（トロっとした甘い菓子？）」
勇者「師匠が前に食べさせてくれたトロっとした甘いものがあっただろ」
師匠「は？」
聖女「あ、あの、あの……」
モンク「ああ、あれね」
聖騎士「あれですね。お二人が魔物あたりで倒れたときの」
師匠「ああ（水飴ね）」
勇者「あれが初代勇者が探し求めたチヨコレイトではないかと思うんだ」
師匠「お前食い意地だけは一人前だな」
勇者「欲しい」
師匠「は？（威圧）」
勇者「……（耳打ち）」
ケモミミ巫女「え？　あ、はい。あ、あの、私も食べたいです。私だけ食べてない、ので……」
師匠「……あれは病気のときに食うもんだぞ（困惑）」
ケモミミ巫女「……だめ、ですか？」
師匠「う、ぬうっ……だめ、じゃないが」
鳥「ピュィ♪」
（みんなで美味しくいただきました）

ハッピーバレンタイン！
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こっちに移しておきました。