まいどこんにちわ。幸田蒼之助です。
「卑弥呼様が降臨してアレの証拠隠滅を頼まれちゃった～」の第111話をアップしました。

昨日は自転車で、（福岡県）春日市の岡本遺跡に行ってきました。
春日市岡本という地に、複数の遺跡が見つかっているそうです。それら遺跡群をまとめる形で「春日市奴国の丘歴史資料館」という施設があります。

な～んか奇妙なところでした。
いわゆる魏志倭人伝に記載されている、二万余戸規模の大国跡……という感じではありません。
青銅器やアクセサリー、それになんとガラス製品（!!）を生産していた、職人集団の集落跡、というイメージです。

時期も案の定、卑弥呼邪馬台国の時代（弥生後期～古墳時代前期）とはズレているっぽいです。弥生前期～中期の、もうちょっと前に栄えた感じがしますね。
また甕棺墓だとか方形周溝墓がメインです。古墳はほとんど無いっぽい。
それから展示品がショボいです。まあ大半は別の場所にあるのでしょうけど。

というわけで、良い取材にはなりました。宮崎の遺跡とはまるで趣が異なりました。
「魏志倭人伝記載の奴国は、ここじゃねえな。つか後漢書東夷伝記載の奴国ってのは、やっぱ虚構だな」
と感じさせられました。

先日行った「伊都国歴史博物館」より少し近いし、坂も断然少なかったんですけど、暑いせいかかなり疲れました。