幸田 蒼之助

幸田 蒼之助

零細企業代表取締役の毒身おっさん。政治経済、歴史など、いろいろなテーマで好き勝手書き散らす物書きライフを目指す。最近は無謀にも小説にまで手を出す(汗)

「卑弥呼様が降臨してアレの証拠隠滅を頼まれちゃった~」第76,77話をアップ

まいどこんにちわ。幸田蒼之助です。
「卑弥呼様が降臨してアレの証拠隠滅を頼まれちゃった~」の第76,77話をアップしました。
平成言文一致運動じゃ~~~!!(笑)

かつて日本が開国し、海外から入ってくる文物や思想を、何でもかんでも必要以上に有難がった時代がありました。
海外のクリエイティブな活動やその成果物に、仰々しくも「文学」と名付け、必要以上に高尚なモノと捉え有難がる……という風潮が生じました。

また、折から、
「文語と口語って、なんで別モノなの? 一致させるべきじゃね!?」
という考えが広まりました。この言文一致運動の担い手が、幸か不幸か文学者達でした。
これが日本における「文芸」をいびつなものにした……と幸田は想像します。

「文学」じゃないんですよ。
しょせん、その本質はエンターテインメントなんです。「文芸」なんです。
純文学だとか大衆文学(なんじゃそりゃ?)だとか、定義が根本的におかしいんです。

だからこそ多くの人々にそっぽ向かれ、文学本が全く売れず、その一方で自然発生的に「ライトノベル」なんてものが生まれてシェアを伸ばすわけです。
いびつな状況が生じていたからこそ、それを解消しようとする作用が起きたんでしょうね。

幸田は純文学だとか大衆小説だとか、ライトノベルだとかいった枠組みにとらわれず、平成の言文一致を主とする「自然な小説のカタチ」を模索します。
……アマチュアの癖に、なにエラそうなこと言ってんだか(滝汗)

なお告知ですが、明日の連載はお休みします。
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登録日 2018.04.22 09:41

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