この近況ボードにて、各話のあらすじや見どころを紹介します。
　プロローグに登場するキャラクターは、アルフレッドとエミリアといいます。アルフレッドは語り手として、エミリアはアルフレッドの前に現れた少女として描きました。アルフレッドは本屋に住み着くキャラクターで、名前こそ本編で名前こそ出ませんでしたが、重要な役割を担っています。


　語り手によって、厭世している様子が描かれます。この語り手であるアルフレッドは、俗世を呪いながらも、読書好きとして永遠の時間を持て余し、本を読んでいます。
　エミリアの好奇心で話しかけられたアルフレッドは、冷たい対応をとります。ふたりは本を読んで五時間ほど過ごします。閉館時間になると、エミリアはめげずにアルフレッドと対話しようとします。
　エミリアはあしたもここに来ると言い、名を渡します。アルフレッドは名乗りませんでしたが、窓から彼女を見守ってプロローグは終わります。